私的 昭和テレビ大全集
Google
Web全体から検索 当ブログ内 検索
総計
昨日  本日

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -



百万人の英語 (1959)

該当番組画像募集


只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版ライト 巻之弐』発売を記念し、
昭和三十年代の番組を特集しております。
その誌面で扱った番組に限らず、今ではあまり振り返られなくなってしまった、
テレビ黄金時代の幕開けを飾る、輝ける昭和30年代を、広く振り返ろうと思います。

この時代の番組実見談を語れる人は、ネット上では非常なる少数派です。
それがため、本当にテレビが熱気を持っていた時代の番組、
出演者に関する記述・記憶が、現今の劣化番組の情報再生産も有り、
どんどん掻き消されていってしまっております。
ぜひ奮って、皆さんのご記憶をお聞かせ下さい。
皆さんが楽しんだご記憶を、歴史の片隅に、ぜひ積み重ねて戴きたいと思います。

コメント欄も含め、全ての文責は当ブログ設置者が請け負っております。
どうか深く考えず、お気楽に書いてみて下さい。
記憶違い、不確かな話、今では表現規制されるような話、
昭和のテレビに関する話であれば、ここは、ほぼなんでも受け付けております。
往時を知る方の、一人でも多くのコメントでのご参加をお待ちしております。
今回は、英語教育番組の先駆けを振り返る、この番組です。





先のオバマ来日を影からプロデュースしたというケネディ駐日大使。
「失望」コメントで多数の日本人に失望された失地回復を図った感じでしょうか。
ところで昭和時代の駐日大使として多くが真っ先に名を挙げそうなのが、ライスシャワー。
いやいや。そりゃ結婚式の時の儀式。ライシャワーさんね。
実際に口にしたら、おそらく違いがわからないと思うけど(笑)。
そのライシャワー大使の娘が固定出演していたのが、この百万人の英語でした。

元々は文化放送のラジオ番組で、旺文社社長だった赤尾好夫が、
放送による英語教育の機会均等を図って始めたのだと言います。
http://allabout.co.jp/gm/gc/50369/
文化放送は、旺文社色が強い放送局でした。
ところがテレビでは、その文化放送が設立に加わったフジテレビよりも、
日本教育テレビ(NET)こそが、旺文社色の強い局だったのですね。
そんなわけで、少しだけ遅れて、NETテレビでも放送が始まりました。
提供は、勿の論で、旺文社。

昭和の人間であれば、見た事は無くともその題名はよく知る所で、
この題名の理由は、英語題で考えれば理解し易く、
「English for millions」の意味だそうです。
であれば、そもそも「百万人の~」というのが誤訳であって、
本当は「みんなの」とかの方が合っているのでしょうが。
でも、その頃は百万ドルの夜景だの百万ドル内野陣だの、
百万って言葉にも、「millions」と同じような意味も出来ていたんですね。
ちなみに「百万人の~」という用例は、『百万人のゴルフ』の方が早そうです。

ずっと見続けた人は少ないでしょうが、特に受験時などに見聞した人は多そうで、
隠れた人気番組であり、また、ここから多くのタレントも出てきました。
先のライシャワーアメリカ大使の娘の他に、フランク・スミス駐日カナダ大使の娘、
リー・スミスも、その流暢な日本語で人気が出てタレント活動でも活躍。
日本に馴染んでいただけに、父の転任での出国には未練が多かったようで、
自殺未遂までしたという話も有りますね。
アメリカ海兵隊大佐の娘、アン・ダウセットも人気者でした。

これら外人さんのお相手をしていたのが、五十嵐新次郎早大教授。
岩田教授の「英語に強くなる本」が百万部を突破した時には、
その印税収入が二千万円である事に触れ、「百万人の英語」が
ラジオ・テレビで地均ししておいたからだという自惚れが有ると表明。
今度は新しい層を開拓したら、他人様に走られる前に自分で走ってみたいとして、
どうにもやっかみ混じりの感じもしますが(苦笑)、
二千万はともかく、彼自身の稼ぎっぷりも、およそ大学教授の範疇を超えておりました。

TBSドラマ『円朝物語』では新聞記者の役で出演し、
さらには『百万人の漫画』という、『百万人の英語』漫画版にまで登場。
この番組こそが先の話に出ていた、新たな層を開拓する番組だったのでしょうか?
この時は、漫画家の杉浦幸雄が五十嵐先生よろしく講義を行い、
最後に御本家の五十嵐新次郎が、「百万人五十嵐流元祖」と背中に吊して登場という落ち。
構成は横山隆一でしたが、「百万人の英語」に対する五十嵐の気持ちが強く出ています。
その後も次から次と現れた、タレント教授の先駆けのような人でした。
関連記事


◆◆ 関連記事 ◆◆

Loading...

[猫カフェ]futaha



この記事を読んでくださった方へ

この記事を読んだよ~という方、できれば下のコメント欄からコメント下さい。
ご自身の想い出、この記事への感想、情報、なんでも結構です。
記事や最終コメントの日付は関係ありません。
あなたのコメントがこの記事に再びの息吹を下さるのです。
トラックバック受付アドレスは、コメント欄の下にあります。
コメント
この記事へ寄せられたコメント
ラジオで有名
「百万人の英語」というと、ラジオのイメージが強いですが、テレビでもやっていたんですね。

受験当時、旺文社のラジオ講座からの流れで、ハリス先生の「百万人の英語」を聴いてました。

ラジオで英語の勉強といえば、中学時代に、NHKの「基礎英語」と「続・基礎英語」を聴いて勉強していました。
2014/04/29(火) 04:37:37 | URL | 10000k
文化放送はJBハリス先生でしたね。
テレビにも出たとは思いますが。
放送で聞いてまで勉強とは素晴らしい。
ワタクシなんか鶴光のオールナイトとかですからね(苦笑)。
2014/05/07(水) 00:43:08 | URL | ごいんきょ
旺文社のCM
旺文社のCMといえば、百恵ちゃんの中○時代のCMを思い出す人が多いですが、同じくらい印象に残っているのが、「ABCは知ってても、それだけじゃ困ります」という、英会話教材のCMで、中学生の男女には、何とも刺激的なコピーが印象的でした(もちろん、当時はABCにあれの意味はなかったでしょうが)。

’70年代初頭は、英会話がブームで、とりわけ、当時流行ってたのが、LL式カセットレコーダーという、録音済みのテープに、さらに自分の声が吹き込めるというレコーダーでした(しかも、元の音は消えない)。

これで、先生の発音にどれだけ近いかが確認できるわけですが、音楽テープに、自分の歌を吹きこんでデュエットするという使い方が容易に想像できます。

2014/05/09(金) 00:28:02 | URL | 10000k
はいはい。
そこで上部中央検索窓から「カセットLL」を検索しますと、該当スレが表示されますです。
ワタクシらにとってカセットは、テレビの録音という用途だった訳です(笑)。
2014/05/09(金) 01:01:44 | URL | ごいんきょ
元英検3級資格持つミケネコ
旺文社って日本英語検定協会の親元らしいですね~(*^_^*)
これはミケネコが手話通訳の勉強(日本語文法や外来語表現を調べるために使っている。彼是高校生からずっと愛用)に使っている国語辞典が旺文社で巻末に会社案内らしきものがあって英検の主催をしている事が判明しました・・・(*^_^*)
「百万人の英語」ってラジオの方がよく知られているのでテレビ版あったとは知らなかったですね~(*^_^*)
本気で英語の勉強頑張った中学高校時代のミケネコにとってはこれは大学生の英語の印象が強かったかな?(*^_^*)
2014/10/22(水) 01:50:14 | URL | みけねこ
はあ、旺文社主催でしたっけ。
ワタクシも英検取れとは勧められましたがねえ。
今じゃ聞くだけで英会話できるようになるんですから(笑)。
2014/10/24(金) 00:07:02 | URL | ごいんきょ
記録映像について
はじめまして。英語教師をしている「たけおんど」というものです。

以前より、故五十嵐新次郎教授に興味があり、タレント教授として活躍されていた当時の映像や音声を探しておりましたが、なかなか見つけることができずにいます。

こちらでこのようなことを書くのは筋違いであったら申し訳ないのですが、映像や音声が記録されたものをお持ちだったりご存知でしょうか?
2015/08/26(水) 16:37:26 | URL | たけおんど
はじめまして。
この番組も、一本くらいは保存されてるのではないかと思うのですが、
なかなかこういう番組は振り返られないですからねえ。
音声は録音していた人がいそうな気もしますね。
YouTubeにアゲれば喜ぶ人も多そうですが。
2015/08/28(金) 01:05:22 | URL | ごいんきょ
ありがとうございます
ありがとうございます。

「五十嵐新次郎先生を偲んで」という文集に付属していた音声なら保存してあるのですが、できればCMや動画をみたいなぁと思っています。YouTubeなどに載っていたらうれしいのですが…
2015/08/29(土) 19:28:36 | URL | たけおんど
あの時代の動画となると、かなり難しいですねえ。
2015/09/09(水) 00:11:17 | URL | ごいんきょ
↑
コメントを投稿する
HP
アドレス:
コメント:
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック
↑
レンタルCGI
管理者用
ブログパーツ