私的 昭和テレビ大全集
Google
Web全体から検索 当ブログ内 検索
総計
昨日  本日

03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -



テレビ体操 (1957)

該当番組画像募集


只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版ライト 巻之弐』発売を記念し、
昭和三十年代の番組を特集しております。
その誌面で扱った番組に限らず、今ではあまり振り返られなくなってしまった、
テレビ黄金時代の幕開けを飾る、輝ける昭和30年代を、広く振り返ろうと思います。

この時代の番組実見談を語れる人は、ネット上では非常なる少数派です。
それがため、本当にテレビが熱気を持っていた時代の番組、
出演者に関する記述・記憶が、現今の劣化番組の情報再生産も有り、
どんどん掻き消されていってしまっております。
ぜひ奮って、皆さんのご記憶をお聞かせ下さい。
皆さんが楽しんだご記憶を、歴史の片隅に、ぜひ積み重ねて戴きたいと思います。

コメント欄も含め、全ての文責は当ブログ設置者が請け負っております。
どうか深く考えず、お気楽に書いてみて下さい。
記憶違い、不確かな話、今では表現規制されるような話、
昭和のテレビに関する話であれば、ここは、ほぼなんでも受け付けております。
往時を知る方の、一人でも多くのコメントでのご参加をお待ちしております。
今回は、テレビでの朝の生活を振り返る、この番組です。





ずーっと長年、朝早くNHKにチャンネルを合わせるとやっていた、
朝の風物誌とも言える番組でしたが、今でもやってるんですかね。
朝一番6時のニュースを見た後、一転してのどかなピアノ音楽に乗せた、
女性三人組による気品の有る動きによる体操が披露される。
そして、その優雅な時間が終わると、明るい農村が始まる。
日の丸はためく始まりから、長年ずっと日本人の朝と馴染んできた一連の流れ。
その一つを占める番組ではありました。

ところが意外な事に、この『テレビ体操』というものは、
そもそもNHKが始めたわけではなかったのでした。
朝の幼児教育番組の元祖然とした『おかあさんといっしょ』に
『テレビのおばちゃま』という先行番組が有ったように、
この『テレビ体操』も、実は日本テレビが最初に始めたものだったのです。
昭和31年8月19日、日本テレビが初めて朝の時間帯を開拓。
昼休み前後と夕方から22時台までしか放送していなかった、昭和三十年代初頭で、
日本テレビが朝の6時台から9時台までに放送番組を設置したのでした。

この際、朝7時前の時間でテレビ体操を放送。提供は資生堂。
これが一般的な朝のテレビ体操としては、初の試みとなるのでした。
なんだか持って回った書き方なのには理由が有りまして、
NHKアーカイブスによれば、昭和29年に既に、『テレビ美容体操』が始まっているのです。
こちらはこちらでまた、別の機会に扱えればいいなと思っておりますが、
それはその名の通りの「美容体操」であって、子供から老人までが出来る体操ではなく、
朝の「ラジオ体操」にあたる「テレビ体操」という事で言えば、
やはり日本テレビが最初だったという事で間違い無いでしょう。

昭和32年10月7日、日本テレビよりも一年以上も遅れる形ですが、
NHKも朝の時間帯である7時から8時の枠を新設し、日本テレビと同様に、
その枠でテレビ体操を始めたのでありました。
既にラジオ体操は誰もが知る国民番組でありましたが、
テレビ体操は独自性を持たせ、ラジオ体操のような決まった歌にはしませんでした。
それでも、指導の紅林武男と音楽の丹正健夫というラジオ体操と同じ組合せで、
初期には体操学校の女生徒たちが実技を見せておりました。

彼女らが、ラジオ体操と違い都度違った体操を、それに沿ったピアノに合わせて、
伸び伸びと披露するという形で、大体3人くらいでやってましたかね。
お堅いNHKで女性の躍動美が見られる数少ない番組として、
目の保養といった視点で見ていた殿方も少なくなかった事でしょう。
本当の初期には、最初の3分間ラジオ体操もやっていたという話も有ります。
テレビ体操は、テレビの前で見ながらやる体操という前提のためか、
ラジオ体操と違って膝をついたり、寝たような姿勢のものも有ったかと思います。

歴代のお姉さん達にはけっこう本格的な人々も多く、
オリンピック選手として名を挙げた小野清子や、シンクロの草分け西沢苔子、
昭和40年代中頃には、ミュンヘン五輪の羽生和永、平島栄子なども担当していたのですね。
最初期の日曜は、スポーツ関係の有名人家族を招き、和やかな雰囲気で送っておりました。
すぐ後にKR(TBS)もテレビ体操を流して3局競合となりましたが、
NHKの服装が一番野暮ったいという評も有りました。
足も腕も完全秘匿の上下長ジャージ姿だったかと思いますが、
それでもNHKとしては屈指の目の保養とされていたのです(笑)。

そうした評も気になったのか、人気獲得のためか(笑)、
時代なりになったと言いますかね、昭和も40年代には、腕はほぼ完全に出して、
足もホットパンツのような形態になっていたのではないかと思いますが。
そのようにして、ラジオ体操ほどではなくも、日本人の朝の情景に馴染んでいたのですが、
昭和59年4月で、一旦終了という事になったのですね。
当然?、これには非難が殺到。
「朝の生活の一部になっている」「生活のリズムが狂う」等の、
充分予想されたであろう非難と要望を受け、教育テレビでの放送へと移行したのでした。
関連記事


◆◆ 関連記事 ◆◆

Loading...

[猫カフェ]futaha



この記事を読んでくださった方へ

この記事を読んだよ~という方、できれば下のコメント欄からコメント下さい。
ご自身の想い出、この記事への感想、情報、なんでも結構です。
記事や最終コメントの日付は関係ありません。
あなたのコメントがこの記事に再びの息吹を下さるのです。
トラックバック受付アドレスは、コメント欄の下にあります。
コメント
この記事へ寄せられたコメント
安田伸さんの奥様、竹腰美代子さんはやられてはなかったのですか
2014/05/29(木) 14:24:42 | URL | かむい
それは『美容体操』の方なんですね。
いずれ遠からずやりたいなとは思っているのですが。
2014/05/29(木) 22:16:16 | URL | ごいんきょ
♪新しい朝が来た~
この藤山氏の歌はこの番組では1回も流れなかったのであろうか
戦後間もないころの体操と言えばこの歌という概念があるもんで

そうした感覚は古いかずれてるんかな
2014/05/31(土) 13:24:11 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
歌は・・・
 やっぱりラジオだけのような気がします。
テレビ体操では第1、第2を1日おきにやっていたんじゃないかしら。
 ラジオ体操が戦後、民放ラジオ開局とともに誕生していたら「かんぽ体操」というタイトルで放送していたんじゃないでしょうか。
 もちろん簡易保険のCMも流れていて。
 もしTBSでやっていたら、テレビとの同時放送の可能性も無きにしも非ず…、と妄想してみました。
 文化放送やニッポン放送よりもTBSのほうがしっくりきそうな気が…。
2014/06/01(日) 00:13:15 | URL | 北国の人
脱線ついでに
 80年代前半、HBCテレビで「どさんこ体操」という番組が平日朝6時台に放送されていました。
 道教委の企画によるもので、考案者である学校の先生夫妻が指導役、札幌市内の女子短大生、高校生が体
操のお姉さん(3人1組)として出演されていました。
「ドサンコ(馬)が大地を駆け巡る」
「クラーク博士のポーズ」
「風に揺れるスズランの花」
「地引き網漁」
「太鼓をたたいて「ヤッ!」と掛け声をかける」
 といった、北海道の自然や風土、生活を題材にした体操でした。
 ワンポイントレッスンコーナーもあったような。
 しかし今一つ普及せず、短命で終わりました。
 このような「ご当地体操」、結構ありますよね。千葉の「なのはな体操」とか。
2014/06/01(日) 00:28:44 | URL | 北国の人
● ガッツさん
その歌は一度も使ってないでしょうね。
あくまでもラジオ体操の主題歌ですから。
戦後間もないというか、ワタクシが子供の頃もその歌でしたよ。


● 北国さん
テレビでラジオ体操やっていた頃は、あまり覚えてないんですよね。
でも、そう言えばやっていたような気もしますし、第二も見たかと思います。
隔日でやってたんですか。

なぜTBSがそんなに買い被られているのか、よくわからないです(笑)。
NHKでいいと思うんですがね。

ほー。どさんこ体操の話、面白いですね。
各地方地方で朝の体操が有ったのでしょうか。
他に例が有ったら書き込んで戴きたいですね。
2014/06/01(日) 08:06:35 | URL | ごいんきょ
↑
コメントを投稿する
HP
アドレス:
コメント:
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック
↑
レンタルCGI
管理者用
ブログパーツ