私的 昭和テレビ大全集
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少年航路 (1958)

該当番組画像募集


只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版ライト 巻之弐』発売を記念し、
昭和三十年代の番組を特集しております。
その誌面で扱った番組に限らず、今ではあまり振り返られなくなってしまった、
テレビ黄金時代の幕開けを飾る、輝ける昭和30年代を、広く振り返ろうと思います。

この時代の番組実見談を語れる人は、ネット上では非常なる少数派です。
それがため、本当にテレビが熱気を持っていた時代の番組、
出演者に関する記述・記憶が、現今の劣化番組の情報再生産も有り、
どんどん掻き消されていってしまっております。
ぜひ奮って、皆さんのご記憶をお聞かせ下さい。
皆さんが楽しんだご記憶を、歴史の片隅に、ぜひ積み重ねて戴きたいと思います。

コメント欄も含め、全ての文責は当ブログ設置者が請け負っております。
どうか深く考えず、お気楽に書いてみて下さい。
記憶違い、不確かな話、今では表現規制されるような話、
昭和のテレビに関する話であれば、ここは、ほぼなんでも受け付けております。
往時を知る方の、一人でも多くのコメントでのご参加をお待ちしております。
今回は、番組タイアップの原点を振り返る、この番組です。





ドラマで海外ロケが出来たらというのは、テレビ発足以来の関係者の夢でした。
しかし、本編と呼ばれる映画界ですら、当時そうは無かった事であって、
まだまだ脆弱だった昭和30年代前半のテレビには、あまりに荷の重い要望でした。
それが初めて実現したのは、昭和34年の日本テレビ『SOSパリ』だと言われます。
これに関してもいつか扱えたら良いなと思っておりますが、
実はそれ以前にも、いよいよ海外ロケ実現かと言われた番組が有りました。

それが昭和33年9月26日から始まった『少年航路』というドラマでした。
これは明治製菓が、2~3年の期間も辞さずと臨んだ、雄大な構想の連続ものでした。
物語としては、隆三(露口茂)、武二(山本学)、圭吉(鈴木美邦)、次郎(梅岡純義)
という4人の少年が社会に出て雄飛していく姿を描く、青年立志もの。
彼らは漁師、トラック運転手、船員、飛行士という違った道を歩み、
そうした陸海空に別れた社会生活を描こうという、意義あるドラマでした。

このドラマではおそらくテレビ初かと思われる、本格的なタイアップを実現。
全日本空輸、日本郵船、日本通運という陸海空の大手企業の協力を仰ぎ、
彼らが使う飛行機や船、トラックの姿を、経費を使わずに、
縦横無尽に撮影する事に成功していたようです。
しかも、当初の予定としては海外に雄飛する姿をも描こうとしていたようで、
これら三企業とのタイアップ実現により、ついに思う存分の海外ロケが実現できると、
当初は非常に期待を抱かせる報道がされていたものですが。

が、現実には初の海外ロケは、その後の『SOSパリ』で実現しているようですし、
それだけ大々的に海外ロケが実現していたら、社史でも扱わないわけ無いはずです。
要するに、企画の段階ではそうした動きも視野に入れていたものの、
種々の事情によりポシャってしまったのでしょうね。
その辺の事情は報じられていませんが、ワタクシの推測では、
きっと提供会社の明治製菓が、あまり良い顔をしなかったのでしょう。

タイアップというのは、制作側としてみれば経費節減に非常に有効ですが、
一方で大枚はたいて番組提供している側からすれば、余計な動きなんですね。
なにしろテレビ番組を提供するという事は、その番組の制作費を出し、
尚且つその他に「電波料」という正体不明の大金をふんだくられるのです(笑)。
ところかタイアップ企業は、まったく現金を出さず、ちょっと協力するだけで、
画面いっぱいに自分たちの商品、この場合ですと飛行機や船、車ですが、
それらが映り、大いなる宣伝効果をもたらされる訳ですから。

例えば、制作者が実際に書き残している例ですと、
『アテンションプリーズ』などは日本航空の全面協力で制作され、
視聴率も大成功だったわけですけど、見ている側にしても、
完全に日航のドラマとして認識していたと思いますし(笑)、
提供していた不二家とすれば、軒を貸して母屋取られたの思いで、
けっこうな不快感を表していたというのですね。
その頃には既に、一社提供番組では大々的なタイアップは歓迎されてなかったのです。

もっとも、今では素人でも知っている事柄として、テレビ制作から
タイアップを取ったらほとんど成り立たないくらいのタカリ体質になってますし、
一社提供番組そのものが潰滅状態ですから、それに不快感を持つ存在もおりません。
持っていたとしても、そんな意見を出せるほど番組に対して存在感も有りません。
もっとも、この番組に関して言えば、視聴率が苦戦していたというのも有るのでしょう。
当初、二三年の長期も辞さずとしていた抱負もものかは、
3クール(9ヶ月)ほどで終了という、凡庸な様子で終わりました。

楽しく見ているうちに、青少年が陸海空の輸送に関する科学知識を吸収できるという、
今では無い高邁な視点で制作された、意欲だけは非常に高かった番組でしたが。
結果的にはテレビ史に残すものも特に無いドラマとなってしまいましたが、
わずかに出演陣には、特記すべきものがございます。
主演格の4人は公募で決まった新人。
その中には既にご紹介のように、『太陽にほえろ!』のヤマさんがハマっていた露口茂、
そして、山本三兄弟の長兄・山本学。
特に山本学は、これがデビュー作であると自身が公表しております。
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