私的 昭和テレビ大全集
Google
Web全体から検索 当ブログ内 検索
総計
昨日  本日

01 | 2017/02 | 03
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 - - - -



台所太平記 (1963)

該当番組画像募集


只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版ライト 巻之弐』発売を記念し、
昭和三十年代の番組を特集しております。
その誌面で扱った番組に限らず、今ではあまり振り返られなくなってしまった、
テレビ黄金時代の幕開けを飾る、輝ける昭和30年代を、広く振り返ろうと思います。

この時代の番組実見談を語れる人は、ネット上では非常なる少数派です。
それがため、本当にテレビが熱気を持っていた時代の番組、
出演者に関する記述・記憶が、現今の劣化番組の情報再生産も有り、
どんどん掻き消されていってしまっております。
ぜひ奮って、皆さんのご記憶をお聞かせ下さい。
皆さんが楽しんだご記憶を、歴史の片隅に、ぜひ積み重ねて戴きたいと思います。

コメント欄も含め、全ての文責は当ブログ設置者が請け負っております。
どうか深く考えず、お気楽に書いてみて下さい。
記憶違い、不確かな話、今では表現規制されるような話、
昭和のテレビに関する話であれば、ここは、ほぼなんでも受け付けております。
往時を知る方の、一人でも多くのコメントでのご参加をお待ちしております。
今回は、谷崎潤一郎作品のドラマを振り返る、この番組です。





原作は、昭和37年10月から谷崎潤一郎がサンデー毎日で始めた小説でした。
昭和38年4月に単行本化された頃には既にTBSでラジオ化されており、
5月には新橋演舞場で新派・花柳章太郎が舞台化。
6月には東宝が映画公開、更には松竹新喜劇も上演と、
全ての媒体で次々とドラマ化された作品です。
よほど面白い題材と感じられていたのでしょう。
TVドラマの方はそれらが一段落してからといった感じの、
11月9日から、日本テレビで武田薬品の提供で始まりました。

内容は、谷崎を模したと思われる作家・千倉磊吉の家を舞台に、
そこにやって来る歴代の女中さんたちが繰り広げる騒動記。
主人と女中といった明確な主従関係から、
お手伝いさんという雇用関係へと変遷していく中、
婿取りを世話したりと、様々な人生模様が綴られるわけです。
テレビ化に当たって、制作陣はオープニングの絵面を思案。
大家には大家を、それも、女中さんの生涯を描くという事で
感じが良いという事から、武者小路実篤の絵が使われたのでした。

主役の千倉磊吉は柳永二郎でしたが、妻の讃子は映画版と同じ淡島千景の配役に成功。
柳はまず小道具から凝って意気を示し、花柳章太郎の助言を受けて
谷崎がメガネを誂えていたという銀座の店に注文して、
当時の金で数千円というものを作ったのでした。
更にはチャンチャンコも、花柳が舞台で使っていた谷崎使用の実物を元にして特注。
谷崎がいつもしていたという手袋は、柳夫人が一週間都内を探し求めるなど、
当時の金で数万円也の投資をして臨んだものです。

原作では戦前から描かれていたようですが、テレビ版は戦後から。
最初にやってきたお手伝いさんの初は、映画版にも出演した乙羽信子。
11月30日放送は、この初がお見合いする回だったのですが、
相手は殿山泰司の演じる化粧品店店主。
先立たれた女房以外の女は知らず、酒も飲めない堅物。
初もウブな女で、二人は一言も言えず傍がヤキモキするという話でした。

この舞台である千倉家、すなわち文豪・谷崎家は食べ物も贅沢で、
初も料理上手という設定ですので、この時に使われた料理は、
当時の金で一人前三千円という高級品を揃えたというのですね。
勿論、器もそれなりの物を用意して。
無事にお見合いも終えて料理に口を付けた殿山と乙羽も、
本番でこんなに美味い料理を食べたのは初めてだというほどでした。

12月21日放送には中村賀津雄が、初の弟・安吉として出演。
安吉は、中村メイコの演じる初の後輩女中・梅と幼馴染みという事で、
船員である安吉が、俺に任せておけと梅から包丁を取り上げて、
ブリを料理するという場面が有りました。
賀津雄がブリを料理したという小咄として、当時報じられております(笑)。
続いて1月25日から千倉家にやって来たのは、小夜と節という二人のお手伝いさんで、
小夜を池内淳子、節を青山京子が演じておりました。
関連記事


◆◆ 関連記事 ◆◆

Loading...

[猫カフェ]futaha



この記事を読んでくださった方へ

この記事を読んだよ~という方、できれば下のコメント欄からコメント下さい。
ご自身の想い出、この記事への感想、情報、なんでも結構です。
記事や最終コメントの日付は関係ありません。
あなたのコメントがこの記事に再びの息吹を下さるのです。
トラックバック受付アドレスは、コメント欄の下にあります。
コメント
この記事へ寄せられたコメント
↑
コメントを投稿する
HP
アドレス:
コメント:
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック
↑
レンタルCGI
管理者用
ブログパーツ