私的 昭和テレビ大全集
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短い短い物語 (1961)

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只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版ライト 巻之弐』発売を記念し、
昭和三十年代の番組を特集しております。
その誌面で扱った番組に限らず、今ではあまり振り返られなくなってしまった、
テレビ黄金時代の幕開けを飾る、輝ける昭和30年代を、広く振り返ろうと思います。

この時代の番組実見談を語れる人は、ネット上では非常なる少数派です。
それがため、本当にテレビが熱気を持っていた時代の番組、
出演者に関する記述・記憶が、現今の劣化番組の情報再生産も有り、
どんどん掻き消されていってしまっております。
ぜひ奮って、皆さんのご記憶をお聞かせ下さい。
皆さんが楽しんだご記憶を、歴史の片隅に、ぜひ積み重ねて戴きたいと思います。

コメント欄も含め、全ての文責は当ブログ設置者が請け負っております。
どうか深く考えず、お気楽に書いてみて下さい。
記憶違い、不確かな話、今では表現規制されるような話、
昭和のテレビに関する話であれば、ここは、ほぼなんでも受け付けております。
往時を知る方の、一人でも多くのコメントでのご参加をお待ちしております。
今回はショートショートの勃興を振り返る、この番組です。





昭和34年10月、星新一という作者による「生命のふしぎ」という新刊が、
少国民の科学シリーズの一冊として新潮社から出されました。
少国民という言葉が、この頃まで普通に使われていたのです。
中学生向けの科学的な生命解説書で、著者は小説も書く新進生物学者と紹介されました。
昭和36年1月、この名が第四十四回直木賞の候補者として発表されます。
対象作品名は、「ショート・ショート」。
この名で作品を探した当時の人たちは、見つからずに難儀したのでしょう(笑)。
「ショート・ショート」とは何の事だ?という疑問が、この頃には有ったようです。

これにより一躍脚光を浴びた、星新一言う所の「短い短編小説」。
そこから着想を得て昭和36年8月4日に始まったドラマ枠が、この『短い短い物語』でした。
内容は文字通り、テレビドラマのショートショート。
ただ、あまり一般向けではないSFのようなものではなくて、
ちょっと異質な感じの心理劇というものが多かったようです。
例えば第42回「みんな狂っていた」は、契約によって殺人を請け負う男の話。
この男の所に或る時、少年が「殺人光線の研究をしている小父さんを殺して」と依頼。
男は任務を遂行するも、精神病院に入れられてしまうという話でした。

もう今ではまず放送不可能な話ですが(苦笑)、昭和も40年代までは、
精神病とか精神病院を話の下げに持ってくるというのが非常に多かったですね。
夢オチは昔から作家の恥とされてましたが、精神病オチは当たり前のように多用されてました。
で、この物語は「俺はキチガイじゃない!」と叫ぶ主人公に同室の男が語りかけるのです。
その男は、核実験を嫌だと言って収容された科学者だと言い、
実は世の中の方が狂っているのです、というオチでした。
秘密保護法の上に、解釈改憲で日本人の命をアメリカ様に差し出し、
せっかく地道に盛り上がり始めていた日本人の改憲意欲を打ち砕いてしまった
暴走国賊野郎をいまだに懸命に擁護し続ける、所謂ネトサポ連中の跋扈を見ていると、
ワタクシもそんな気持ちになります(笑)。

第39回「初めての月給日」は、母一人で育てられた男が、
初月給の日に封を開けずに自宅へ直行し、母親を喜ばせる。
ところが一方で、先輩達の歓迎会で梯子し、ついには給料袋を開けてしまうその男。
最初の男が布団に入って寝ている所に、へべれけのその男が帰ってきて、母親はビックリ。
そこへ亡くなっている父親が現れて、どちらの息子が好きかね、
私は秀才コースを通って早死にしたから、こちらかなと、へべれけの息子を気遣うという、
サイエンスフィクションではないけれども、「少し不思議」のSFものでした。
O・ヘンリーや、当の星新一の原作を使用した回も有ったようです。

昭和38年6月27日放送「誰かが涙を流している」は、第100回を記念しての、なんと三本立て。
普段でも実質12分という短編ドラマなのに、一話あたり5分も無いわけです。
しかも、それぞれ須田雄二、若井田久、北代博という別々のディレクターが演出。
15分ドラマというのは実は、昭和30年代前半には珍しいものではなかったのですが、
さすがに5分ドラマというのは、あまり例が無いように思います。
放送は生放送で行われ、音楽だけは事前に録音されたものが使われていました。
音楽担当者も毎回違うという贅沢な作りで、山本直純なども担当しております。
短い番組ですので主題歌のようなものは無く、ブリッジ音楽が題字や最後にかかるくらいでした。

途中から、冒頭10秒CMで始まるようになります。
「冬です。今から車の冬支度をしましょう。
 シェルの不凍液で車は幸せです」などと局アナが読み上げる。
続いてフィルムでのオープニングCMが約一分挟まり、ようやく本編。
そして本編が終わると30秒のCMフィルムが流され、タイトルが表示された後に、
「貝のマークのシェル石油の提供でお送りしました」という10秒告知。
その後に5秒ほど字幕での次回予告が読み上げられ、
「短い短い物語 終」「制作 NET」と表示されて終了しておりました。
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