昭和テレビ大全集 私的昭和テレビ大全集
昭和のテレビについてなんでも語るブログ

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魔法のけん銃 (1963)

該当番組画像募集FOUR FEATHER FALLS


只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版ライト 巻之弐』発売を記念し、
昭和三十年代の番組を特集しております。
その誌面で扱った番組に限らず、今ではあまり振り返られなくなってしまった、
テレビ黄金時代の幕開けを飾る、輝ける昭和30年代を、広く振り返ろうと思います。

この時代の番組実見談を語れる人は、ネット上では非常なる少数派です。
それがため、本当にテレビが熱気を持っていた時代の番組、
出演者に関する記述・記憶が、現今の劣化番組の情報再生産も有り、
どんどん掻き消されていってしまっております。
ぜひ奮って、皆さんのご記憶をお聞かせ下さい。
皆さんが楽しんだご記憶を、歴史の片隅に、ぜひ積み重ねて戴きたいと思います。

コメント欄も含め、全ての文責は当ブログ設置者が請け負っております。
どうか深く考えず、お気楽に書いてみて下さい。
記憶違い、不確かな話、今では表現規制されるような話、
昭和のテレビに関する話であれば、ここは、ほぼなんでも受け付けております。
往時を知る方の、一人でも多くのコメントでのご参加をお待ちしております。
今回は、珍しい人形西部劇を振り返る、この番組です。






ウエスタン・マリオネットという触れ込みで登場した人形劇でした。
『サンダーバード』で有名なジェリー・アンダーソンの作品であるにも関わらず、
日本での放送がわずか13回だった上に再放送もほとんど無く、
しかも昭和40年代以降は再放送すらされていない感じのため、
知っている人間すら非常に少なく、顧みられる事がまず有りません。
けれども、その映像技術、美術創作の出来は今見ても古さを感じさせぬ質の高さ。
当時見ていた人がいたなら、きっと記憶に残っているはずなのですが。

既に日本でのジェリー物は、日本テレビの『スーパーカー』を皮切りに、
フジテレビで『宇宙船XL-5 → 谷啓の宇宙冒険』などが放送済みでした。
この『魔法のけん銃』は、TBS初のアンダーソン作品となるわけで、
日本での順番は先の二作の後になってしまいましたが、
本国イギリスではそれらよりも先の、本当にごく初期に作られた作品となります。
土曜夜7時からの30分で、元は15分物なのを2回ずつ放映。
続く19時半からは、あの『名犬ラッシー』でした。

主人公のテックス・タッカーが馬で砂漠を歩いているとインディアンの少年がおり、
彼を救って父親である酋長の所へ届けてあげるというのが事の発端。
この酋長、魔術師の如く不思議な能力を用い、テックスが水を欲すると
たちまち雷を起こして山脈に滝の如く水を迸らせる。
その不思議な羽の力を使い、テックスの愛犬ダスティと、
愛馬ロッキーも人語を話せるようになって、道中が賑やかになるのでした。
更に、腰の二丁拳銃も魔法の力を得て、手も触れずに撃てるように。

テックスが悪人に言われ両手を挙げていても、
腰の拳銃が勝手に動いて上向き、相手の帽子を吹き飛ばしたりするのです。
但し、子供向け番組を意識したのか、相手の命は絶対に奪わないのですが。
日本版での話題は、声の出演を中村メイコが完全に一人で請け負うという事でした。
「七色の声」と謳われた彼女にして、その数を上回る9人もの声も担当。
主役、犬、馬、インディアン、悪人、町の人、更にはナレーションまで。
とうとう声も出尽くして、しまいには鼻をつまんだり頬を抑えたりと、
物理的な工夫まで施しての熱演でありました。

更に更にそれだけに止まらず、日本語主題歌も担当。
勿論、この日本版主題歌の作曲は、夫君の神津善行でした。
当時はもうアフレコだったと思うので、このメイコの熱演や
日本版主題歌なども残っていてもおかしくはないのですが、
現在の所、絶望的な話しか聞こえてきません。
歌詞もまったく扱われてきてませんね。
どなたか、ご記憶の方はいらっしゃいませんか。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
七色の声
チャンネルを回して、たまたま観た番組でしたが、一緒にいた姉が「この声は全部中村メイコさんだよ」と言うので、そんなはずはないと言い返すと、じゃあ最後の声の出演を確認しようということになり(笑)、内容を楽しむより、どきどきしてエンディングを待ちました。
テックスや馬たちが映ったエンディング画面に、声の出演は中村メイコさんのお名前だけでした。
勿論姉は鼻高々でしたが、その後二人で、何種類の声を出せるかを数え合いました(笑)。
2014/07/26(土) 13:23:54 | URL | モデラート
お姉さんはなんで知ったんでしょうね。
新聞記事かな。
しかし、聞いていて判らないほど見事なものだったのですね。
伊達に七色の声と称されなかった訳です。
モデラートさん達は何色出せたのでしょう(笑)。
2014/07/27(日) 08:13:12 | URL | ごいんきょ
忘却の彼方から
この町を守るのはテックスタッカー保安官・・・・・・お伴のダスティ慌て者鳴き声間違えてニヤー・・
・・・・魔法の拳銃だ。。。だったかなー 3.11生きてました、避難しました。
2014/08/17(日) 00:24:34 | URL | 武内文平
お。主題歌歌詞の一部でしょうか。
ダスティは喋れるようになって、ニャーとか言ってたことも有るんですね。

鉄道公安36号の鉄人さんですよね。
東北の方だったのでしょうか。
ご無事で何よりです。
こんな場所にまた参加して下さったのが本当に嬉しいです。
2014/08/19(火) 23:08:57 | URL | ごいんきょ
主題歌
一部覚えています

この町を守るのはテックスタッカー保安官
その腰にゃいつの日も魔法のけん銃さ
お伴のダスティ慌て者鳴き声間違えニヤンニャン
違うぞダスティ犬ならば上手に鳴くんだワンワン
(ここまであとは覚えていない)
2015/08/17(月) 21:00:27 | URL | さざんくろす
お。
これは貴重な歌詞をありがとうございます。
音盤化されたり楽譜になっているものは、
著作権の問題もあって、あまり歌詞全編を書いてほしくないものですが、
このような、見ていた人の記憶だけが頼りのものは、大いに書き残していただきたいです。
2015/08/24(月) 03:59:45 | URL | ごいんきょ
これだ!
https://www.youtube.com/watch?v=Xbfd5uvxZvQ

https://www.youtube.com/watch?v=uViYAk92GBw

https://www.youtube.com/watch?v=UjHCk7ZD9TA

英語版ですが曲は同じですね。
とすると神津善行氏は作曲ではなく日本語版の作詞でしょうか・・・
2017/01/05(木) 12:52:35 | URL | どんぐり
武内さんやさざんくろすさんが覚えている歌詞の歌も、
これと同じ旋律だったんでしょうか?

日本版はまったく違う歌を作る場合が昔は多かったですが、
どんぐりさんの記憶では、旋律が同じという事ですか?
もしそうだとすれば、神津さんは編曲という事になると思います。
2017/01/05(木) 20:46:17 | URL | ごいんきょ
感激です
「この町を守るのはテックスタッカー保安官
その腰にゃいつの日も魔法のけん銃さ
お伴のダスティ慌て者鳴き声間違えニヤーニャーニャー」
私がいつも鼻歌で歌ってます。
NHKの人形劇の主題歌だったという記憶しかありませんでしたが‥。
このHPを見つけて感激です。

「オロップ牧場」は知ってますか?
2017/09/07(木) 23:15:37 | URL | マシンガンダンディ
そうそう
私もこの曲歌ってました。オモチャのピカピカ魔法拳銃ピースメーカーを買ってもらいました。しかし大きくて子供の手には上手く回したり出来ませんでしたが、大事にずっと持ってました。タイムリーに買ってもらいテレビを見ながら楽しかったです。今考えるとテックスタッカー保安官の拳銃に似てただけかも知れませんが。ただこの歌は今でも歌えます。中村メイコさんが一人で声を出してたのは知ってます。
それと実写版の忍者ハットリくんは誰?ケムマキケンゾウは誰?笛吹童子は誰?子供過ぎて当時の名前が分かりません。
2017/09/12(火) 03:54:12 | URL | (ハンドル未記入)
魔法の拳銃
見てましたよ。
♪この町を守るのはテックスタッカー保安官!魔法の拳銃さー♪
2017/12/27(水) 17:20:20 | URL | 川崎
日本語版主題歌
憶えているのは、「この町を 守るのは ●●●●保安官」の歌詞と、この部分のメロディだけという情けなさなので、本来なら発言権はありませんが、「この町は・・・」のメロディは、You-tubeにアップされている放送第一回のフル・ヴァージョン(https://www.youtube.com/watch?v=a1kCf4zvU1c)を見ると、オープニング曲とエンディング曲から採ったのではなく、オープニングの最初に酒場からピアノのハイテンポで聞えるメロディ及び、本番開始直後の、子供がジェネラル・ストアのドアを開けて入ってくるシーンで流れる、ギターとバンジョーのゆったりしたカントリー風のBGMがまさにそれですね。♫ミッドラド、ミッドラド、ソラドレミ、ソ、レー、#レ、ミッドラド、ミッドラド、ラ、ソラドレミドレ、ドー でほぼ同じですが、記憶にある日本語版では、最初をかなりテンポアップして♫ミレドラドー、ミレドラドー、ソレドレミーソーレー と微妙に調子を変えていたように思います。


2017/12/28(木) 16:40:49 | URL | 権兵衛
蛇足 海外ドラマの日本版テーマ曲について
拝啓 よろしくお願いいたします。
権兵衛様より極めて重要な情報を頂き感謝すると共に、自分が知っている極僅かな事をお話いたします。

かなり以前、ごいんきょ様もご存知の「某お金持ちのマニア氏よりかなり大量の「現地録画バージョン」を購入した際解った事ですが、「ほとんどの場合でオリジナル原語バージョンとは異なった日本語版テーマ曲」がつくられていた様子です。この先駆者と言うかパイオニアは間違いなく「三木トリロー氏」で、解っているだけでも極初期の原語吹き替え版の日本語バージョンのかなりを造っておられました。

此処で気付くのは「サンダーバード、わんぱくフリッパー、ローンレンジャー、バットマン、名犬ロンドン物語」等は、全く新しいテーマ曲と言うよりも「オリジナルのメロディーはほとんどそのまま使用して、歌詞とアレンジを新たに創りなおした」作品も多いのですね。「わんぱくフリッパー」等は後に小森明宏さんの造られたとってもポップな曲もありますかが、雰囲気的には前者の方が似合いそうです。「ローンレンジャー」は、基本的にはウィリアムテル序曲なのですが、オリジナルはもっと全体がテンポアップしていて日本語版の約3倍以上も長いのです。「名犬ロンドン物語」は、どういう訳か複数の日本語版テーマ曲の存在が確認され、キーもテンポもアレンジも、音符ひとつの微妙な相違すら確認できます(基本的にはメロディーは同一でした)
「バットマン」も基本のメロディーは同一ながらも、オリジナル版はメインのメロディーのみですが、日本語版は途中のサビに「銀のベルトをきりりと締めて、とってもイカス青色の靴」と言う部分がとてもセンス良く、日本人の器用なところでしょうね。「突撃マッキーバー」等は記憶と資料では全く同一と考えて良いと思います。解らないのは「名犬ラッシー」で、このオリジナルの日本語版主題歌の「カバーでは無く当時の完全オリジナル」が聴けません。

この傾向は「日本の作品が海外でオンエアされる場合」も、まずほとんどの場合で現地オリジナル版が造られる様子で、中にはBGMすら全く別の曲が差し替えられている例 「スーパージャイアンツ鋼鉄の巨人」等もあります。また「ウルトラセブンの海外 ハワイ版テーマ曲」等を聴きますと、明らかに日本版より「ド派手、大げさ、相手先を意識した音質」等に変えられていて、アレンジ等も音符一つ一つが微妙に違っていたり、何か非常に興味深いです。 権兵衛様の貴重に証言に感謝を。   敬具
2017/12/29(金) 12:16:39 | URL | よしたかくん
Re.
「よしたかくん」様ご指摘の通り、「魔法の拳銃」日本語版主題歌は、BGMに歌詞(作詞者不明、原語版はインストゥルメンタルのみ)をくっつけた、当時よくある形で、神津氏はご隠居さんの推定通り、事実上編曲者ということでほぼ間違いなさそうですな。なお、これも遠い曖昧おぼろな記憶で心許ないのですが、歌っていたのは中村メイコではなく、混声コーラスだったような…。この点は記憶違いかも知れませんので、はっきりと覚えておられる方にぜひご教示を賜りたいのですが。何せ、ニッポンではたったの3か月足らずしかやっていなかった幻の番組ですので、記憶している人がおられるだけで奇跡的といえるかも知れません。

因みに、例によってどうも「嫌な」予感がしたので、前投稿の後Wikipediaを検索してみたところ、案の定やっぱりアップされていました。で、内容を見ると、このご仁、オリジナルのアメリカ版はやたら詳しいようなれど、どうやら日本語版はほとんど知らないらしく、具体的な主題歌、キャストその他については「資料が少ない」であっさり片づけていました。別に根拠とてないただの憶測ですが、思うに、これを書いたのはジェリー・アンダーソンつながりの海外特撮オタクで、恐らく当時をまったく知らない(中村メイコも知らないらしい)ヘーセー君と見ました。なぜか、ちょっと安心した次第です(笑)。

ところで、「よしたかくん」様の言われるラッシーの日本語版オリジナルは、あの宮崎博史/富田勲/ひばり児童の「ラッシーラッシーワンワンワン」ではない別版ということでしょうか。

2017/12/29(金) 21:50:08 | URL | 権兵衛
権兵衛様へ 名犬ラッシーテーマ曲について
拝啓 権兵衛様には早速の有意義なコメント感謝いたします。ご指摘の「ようつべで限定公開? されているテーマ曲」 これは自分の記憶に間違いが無ければ「1970年頃のキングレコードより発売されその後CDにもなっているカバーバージョン=ステレオ録音」と思われます。これは「小川寛興先生のアレンジで、弦無しのブラスとフルート、ビブラフォンをからめたアレンジ」で、それなりに良く出来てはいますが、何せ完全オリジナル=つまりラッシー放映当時に使われた音源と同一?とは思えないのです。冨田勲先生であれば、まず御自分の作品はご自身でアレンジされるでしょうし、当時小川先生はキングの専属でした。不思議と情報が無いので困っておりました。ご意見情報をお待ちいたします。

此処で、せっかくの機会ですのでぜひぜひ権兵衛様、ご訪問の皆様に申し上げたいのは、「海外ドラマの本当の意味でのオリジナルとは? 日本語版主題歌である」と。実はかなり以前もう25年以上前に「旧CBSソニーより、外国ドラマオリジナルテーマ集」と言うなんともまぁ派手なタイトルのLPが出ましてね、直ぐに買ったのですが、、、案の定「全て外人の手による外人の為のオリジナル主題歌の、完全コピーのリメイク版」と言うとんでもねぇ似非LPでした。早速に旧CBSソニーに問いただした際相手の慇懃無礼な態度と会話は(録音あり)=日本語が入ってると嫌がるから」とか何とか、、、馬鹿かお前等は、、、その解説書には「おそらくは、まぁ自分らの様なオタクマニアが集まって、当時の音から忠実にコピー採譜して作った。中にはオリジナルが既に無かったり洪水でテープが流されたり?まぁ何かと言い訳が書きなぐられて」おりましたが。結局は「新しいものを作りたかった」のだと推測します。正直こんなLPは何の役にも立たなかった。権兵衛様もご訪問の皆様もご存知の通り、やはり「耳に残るのは日本語版主題歌」であり、その当時「海外版オリジナル主題歌なんてぇくそとんでもないものを知っていた、なんてぇ奴らはどれ程居たと思われますか? そこをあほなレコード屋は全然解っていないのです。当時はネットどころかパソコン通信も無かった様な時代でありましたから。例えばネット時代になり様々なド珍しい映像や音を聴けて正直「狂気乱舞感涙にむせび泣いた」事は確かです、しかし、、、相変わらず海外ドラマやアニメは日本語版がなかなか出ない、、、、「ディックトレーシーも全然違いますし、遊星坊やドドなんかも、おそらく声の感じから天知ふさこさん?のとても良い感じのポップな曲」がありましたのに。つまり、日本人にとっての本来の意味でのオリジナルとは?何処までいっても日本語版主題歌であると信じて疑いません。 
ご意見をお待ちいたします。 敬具
2017/12/30(土) 17:35:27 | URL | よしたかくん
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