私的 昭和テレビ大全集
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恐怖のミイラ (1961)

該当番組画像募集


只今、個人誌『昭和テレビ大全集レコード版ライト 巻之弐』発売を記念し、
昭和三十年代の番組を特集しております。
その誌面で扱った番組に限らず、今ではあまり振り返られなくなってしまった、
テレビ黄金時代の幕開けを飾る、輝ける昭和30年代を、広く振り返ろうと思います。

この時代の番組実見談を語れる人は、ネット上では非常なる少数派です。
それがため、本当にテレビが熱気を持っていた時代の番組、
出演者に関する記述・記憶が、現今の劣化番組の情報再生産も有り、
どんどん掻き消されていってしまっております。
ぜひ奮って、皆さんのご記憶をお聞かせ下さい。
皆さんが楽しんだご記憶を、歴史の片隅に、ぜひ積み重ねて戴きたいと思います。

コメント欄も含め、全ての文責は当ブログ設置者が請け負っております。
どうか深く考えず、お気楽に書いてみて下さい。
記憶違い、不確かな話、今では表現規制されるような話、
昭和のテレビに関する話であれば、ここは、ほぼなんでも受け付けております。
往時を知る方の、一人でも多くのコメントでのご参加をお待ちしております。
今回は、日本初の本格TV怪奇物とも称される作品を振り返る、この番組です。






快傑ハリマオ終了後の昭和36年7月4日、日本テレビ史上でも画期的なスリラードラマである、
この『恐怖のミイラ』が始まり、多くの人を震撼させたのであります。
提供はハリマオから引き続き、森下仁丹。
今回は当ブログとしては非常に珍しい、画像のオマケを載せてみます。
恐怖のミイラ
この当時、自動車ガムというのを出していたんですね。

エジプトからミイラを持ち帰った考古学者が殺され、ミイラも姿を消していた。
実は博士はミイラを生き返らせる研究をしていて、それが成功したのです。
がしかし、ミイラは博士を手に掛け、夜の街を徘徊しだすのでした。
凶暴なミイラは、次々と手当たり次第に殺しまくる。
そうこうするうちに博士が調べていた事が判ってきました。
不老不死の研究を女王に命じられた古代エジプトの学者が、自分の倅を実験材料とした。
ところがその薬、使った人間の顔を醜く変形させてしまったために、
女王の勘気を蒙り、回復薬を与えられずそのまま埋葬されたのがミイラの正体でした。

博士はそうした記述から、回復薬を調合すればミイラを蘇らせる事が可能だと踏み、
実際に回復薬の調合に成功したというわけなのです。
このミイラ、薬が効いている時は普通の顔で、一見してもミイラとはわからない。
だから、殺した相手から奪い取ったコートなどを身に纏い、
博士の娘である汀(なぎさ)を捜し求めて徘徊するのですね。
汀は、その古代エジプト女王と似ているという設定ですが、
何千年ぶりかで女性を見たミイラが彼女に引き込まれ、
そのように記憶を刷り込まれてしまったという事なんでしょう。

だから、薬が切れて顔が醜くなると凶暴になるミイラも、
汀にだけは常に紳士的に接するため、汀はミイラを庇うのですね。
きっとミイラは、顔が醜くなると憧れの女王に会わせる顔が無くなる事も有って、
凶暴性が増していたのではないでしょうかね。
不気味な顔のミイラが、不具合な歩き方で静寂の街並みを徘徊する図は非常に怖く、
白黒画面を計算に入れた演出が巧みで、とにかくテレビの枠を越えたスリラーでした。
また、汀役の三条魔子も、新東宝の女優という事で華やかさを添えました。
実際、スリラーではあるものの、恋愛悲劇的な要素も盛り込んであるんですよね。

汀への憧憬を抱き続けながら、なかなか逢えずに暴れるしか術の無いミイラ。
最終回、やっと巡り会った汀に説得され、ミイラは朽ち果てる事を承諾。
塵芥へと風化して、風に乗って消えてしまう最後だったかと思います。
醜男が美女に憧れを抱くも当然叶わず、自ら消えていく事を選ぶという、
核としてはよく有る話ではあるものの、恐怖感が際立っているので効果的でした。
たった1クール、夏季3ヶ月ほどの放送に過ぎず、再放送もほとんど無いのに、
この番組が振りまいた衝撃は相当のものが有ったと思われ、
ミイラが恐怖の対象である時代がその後も長かったと思います。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
あっ! 自動車ガム
本題のドラマは見たことがないのですが(タイトルだけは知っている)。
広告の端に載っているジンタン自動車ガムは食べたことがあります。
包装の中にガムと同じサイズの厚紙のカードが1枚入っており,
1枚に1車種,外国車を中心に写真と解説が印刷されていました。
ガムの味は何だったが覚えていませんが,日本では見られない車種もあり,
カードのことはよく覚えています。
2014/08/03(日) 16:28:37 | URL | 元朗
「景品がいっぱい」と書いてありますが、
それがそのカードだったのですね。
自動車がまだまだ憧れの対象だった時代ですよね。
2014/08/03(日) 23:09:11 | URL | ごいんきょ
この音楽が非常に不気味
冒頭の音楽が非常に怖かった。
だけど怖い物見たさで見たが寝る前に一人でトイレに行く時、急いでいたのを思い出す。
2014/10/07(火) 21:50:41 | URL | 懐古中年
音楽も怖いですが、あの画面もまた怖いですよね。
白黒テレビ当時、よくみんな、あれでチャンネル替えなかったものです(笑)。
2014/10/08(水) 07:09:06 | URL | ごいんきょ
恐怖のミイラ
あの頃は小学校ころで、おそらく
都会でも深夜は街灯も無いところもあって路地など真っ暗で怖いでしょうね、始まりでは都会の路地を徘徊するバサバサバサとゆっくり確実な恐怖
が来る足音と合わせて女性の高い
ハーモニーとあって神秘と恐怖を
増してます。
 他にも吸血鬼で美女が全身毛むくじゃらの怪物になって人を襲う映画もあったが題名もわからない。

2016/12/29(木) 22:08:51 | URL | iuenov
そうそう。
当時は夜道も今とは比較にならないくらいに暗いですから、都会でも。
店も開いてませんしね。
2016/12/31(土) 08:44:27 | URL | ごいんきょ
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