私的 昭和テレビ大全集
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チコちゃん日記 (1965)

該当番組画像募集


♪ あなただって 若い時が あったはず あるはずゥ
  今は黙って私のことを認めて欲しいの
  振り返らない 立ち止まらない
  迷わない 私を~~~
  あなただって 若い時が あったはず あるはずゥ
  今は黙って私のことを見つめて欲しいの
  
  あなただって 甘えた事が あったはず あるはずゥ
  今はそっと私のことを支えて欲しいの
  大人になれない 子供でもない
  夢見がちな 私を~~~
  あなただって 若い時が あったはず あるはずゥ
  今は黙って私のことを見つめて欲しいの
  
  あなただって 悔しい事が あったはず あるはずゥ
  今はじっと私のことを見つめて欲しいの
  負けてはいない 言い訳しない
  こらえている 私を~~~
  あなただって 若い時が あったはず あるはずゥ
  今は黙って私のことを見つめて欲しいの
  見つめて欲しいの 見つめて欲しいの 見つめて欲しいの~~



昭和40年代前半までは、夕方6時台というのは完全に子供の時間で、
新作の子供向け番組が色々と各局で毎日放送されていたものです。
しかし、子供が塾に行くようになったからなんでしょうかねえ、
段々と6時台にはニュース番組が侵食してきて、子供の時間ではなくなっていくのです。
それでもNHKはわりと長く頑張っていた方で、
昭和50年代前半までは、人形劇とかやっておりました。
そんな夕方の子供の時間を大切にしていたNHKが、昭和40年前後には、
突如として趣向の変わったドラマを放送しだしていたのですな。

この『チコちゃん日記』の主人公・チコこと清水知栄子は、
大阪製薬という会社に勤めながら定時制高校に通う女の子でした。
言ってみれば、NHKとしては珍しい青春ドラマ。
それも、それまでもそれからも、子供番組ばかりを放送していた時間にです。
どういう事情だったのかは、よくわかりませんが。
二階建ての長屋に住む清水家は、おかあさんの久乃と、妹の雅子、
それにチコちゃんの三人暮らしで、お父さんは二年前に病気で亡くなっています。
貧しい母子家庭を支えるため、働きながら学ぶチコちゃんの健気な姿を明るく描きました。

お姉さんの絹子は、ベアリングの問屋さんに嫁いで出ておりまして、
その姉夫婦の問題とか、会社の同僚の恋愛問題、妹の進学、社内の対立など、
およそ他のこの時間の番組では扱わないような事を描きましたが、
中でも特に違和感というか、場違い感が強かったのが、恋愛問題。
子供向けの時間に、それもNHKが、恋愛を扱うというのはかなり特別でした。
チコの特殊な事情から、描かれる舞台は主に3つ有って、
家庭と、学校・新聞部と、それに職場との人間関係が、それぞれ描かれてました。

チコは庶務課なのですが、開発課の人間がわりと頻繁に絡んでいて、
特に土岐課長の舟橋元と依田の蜷川幸雄は、ほとんど固定出演。
それから、清水家の知人・山形たかねとしてよく絡んでいたのが土田早苗でした。
チコちゃんは製薬会社に勤めながら、薬剤師を目指して勉強しているのでした。
舞台が大阪だけに、関西弁も普通に使われており、
特にチコちゃんはバリバリの(品の良い)関西弁でした。
その辺もこの時間帯のNHKとしては珍しかったかも。
制作は勿論、NHK大阪でした。

先にも言ったように、社内での恋愛問題とかを描いたりしておりましたが、
勿論ドロドロしたものではなく(笑)、言ってみればお堅いものでしたし、
チコちゃん自身はまだまだ子供といった感じで、そんなものは微塵も無し。
よく出ていた蜷川幸雄の依田くんにしても、ズッコケたり失恋したりと、
特にチコちゃんとどうこうなりそうな気配も無く。
流石に高校生の恋愛までは描けなかったのでしょう。

そんな話を、毎日、帯で放送していたのですが、ワタクシが思いますに、
きっとBKことNHK大阪の演出陣が熱を入れていたのだろうと思います。
そして、月曜から土曜までの6回で一応の1話完結として、
放送は丸々一年間続きました。
冒頭の主題歌は、若かりし奥村チヨが甘ったるい声で歌い、
鼻の頭にかわいいシワが出来ている笑顔のチコちゃんが、
丸囲みの中に映っているという映像でした。

内容からすれば子供向けという感じでもないのですが、
それでも子供からも結構な支持を受けていたようです。
ちょっと背伸びをした感じで見られていたのかもしれません。
チコを演じていたのは、柴田美保子。
その後に、名脚本家の誉れ高い市川森一夫人となっている事は、
テレビマニアにはけっこう有名な話ですが。
蜷川幸雄は、このドラマに出て俳優を諦められたので良かったという事です(笑)。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
見ていました。
主題歌、今も歌えます。歌詞を全部アップしてくださって、ありがとうございます。

その後、「あねいもうと」「素顔の青春」と続きますが、ちょうど自分の青春入口と時期が重なったため、好きなドラマシリーズでした。

どのドラマもそんなに詳しく覚えていないのですが、主人公たち、特にチコちゃんの明るさはとても印象的でした。
2014/09/14(日) 13:50:46 | URL | たかちゃん
BK、NHK大阪が何を思ったか、この時間帯で青春ドラマっぽい年代の作品を続けてますね。
こうした時間帯でこの手の内容のドラマは稀少ですから、貴重な体験だったかもしれません。
チコちゃんはお下げが可愛くて、当時の女学生らしいですね。
2014/09/15(月) 09:05:17 | URL | ごいんきょ
蜷川幸雄のイメージ
演出家としていろんなエピソードを聞いた時にこの番組に出演していた時を覚えてドジばかりしている依田くんのイメージがあり偉そうにしている蜷川さんとまったく違うので他のひとに聞けなかったので、これを見て胸のつかえがおりました。ありがとうございました。
私も15才で会社に入り定時制高校に通いました。
学校に通っているときはチコちゃんのように職場では目立たないでいましたが、その会社に定年になるまで45年勤めました。
2016/02/08(月) 21:36:10 | URL | hossy
中卒で働くのが当たり前の時代でしたからね。
それだけでなく、hossyさんのように夜間高校に通ったり、
うちの親父のように、安い賃金で赤ん坊育てるために、朝は新聞配達したり。
そんな世代を「老害」とかいう、若い連中は若者・バカ者なのでやや仕方無いにしても、
その若者にくだらない先入観を植え付けるマスコミやその周辺連中には反吐が出る思いです。
お前らが今、そんな暮らしが出来てるのはお前らの力だけではないのだという事が理解できない屑。

蜷川さんは、他にもちょくちょくドラマに出ておりまして、
そのいずれもが、今から見たらおや~って感じです(笑)。
2016/02/11(木) 21:19:20 | URL | ごいんきょ
懐かしい歌声
とにかくこの主題歌が懐かしい。昭和40年というと小生は小学2年生。この頃は(というか、高校3年までずっと)この時間帯は習っていたピアノの練習時間だったので、残念ながらドラマそのものは観ていなかったのですが、夕食を終えて練習を始める時に必ず聞こえていたあの歌が大好きでした。可愛らしいけど、一方でしっかりした芯のある声だな、誰が歌ってるんだろう等と子供心に思っていましたが、時が経つうちにすっかり忘れていました。
何十年も経って、ある時FMで奥村チヨさんの歌声を聴いて、ほとんど歌える自分にも驚きましたが、それ以来すっかりハマってしまい、いろいろアルバムを集めているうち「チコの唄」というタイトルが見えました。大した期待もせずに聞き出したら、ナ・ナントあの懐かしい主題歌ではありませんか!感動して軽いめまいがしました(笑)。同時に長年の疑問が解消してスッキリしたのを覚えています。
肝心のドラマの内容についてはコメントできる立場にはありませんが、一言だけ申し上げるなら、小生の学生時分までは、定時制高校はまだその正しい存在意義を保っていたように思います。現在の、偏差値で輪切りにされた結果としてのものとはワケが違っていて、通われている方々は皆それこそ「昼働き夜勉強する」という天晴れな生活態度を体現されていました。小生の中学からも数名行かれ、よく知った方もいましたが、きちんと卒業してその後立派に社会で活躍されました。芯のある人が多かったと思いますね。
その意味でまたこの主題歌に戻ってみると、歌詞の内容も実にいいですね。早くに社会に出ざるを得なかったけれども、まだまだ子供のチコちゃん。だけど世間はなかなか厳しいところもある。その荒波の中で自分の足で立とうと模索する姿が映し出されている秀逸な内容だと思います。永六輔さんはさすがに上手いですね。
2016/02/16(火) 03:07:27 | URL | ヒグマひろちゃん
蜷川幸雄さん、やすらかに
今日、蜷川幸雄さんが亡くなられたという記事を見て、チコちゃん日記で三流サラリーマンをしていたのを思い出しました。うだつの上がらない役を演じておられ、のちにあんなに立派な演出家になられるとは想像もできませんでした。もう一人同僚のサラリーマンがいましたね。誰だったか思い出せなませんが、チコちゃんの先輩役の顔も綺麗、声も綺麗なお姉さんがいましたよね。もう50年前になるんですね。
コメントを見ていると今年に書いたものがあって、みなさんよく覚えているなと感心しました。ちょっと懐かしくて書いてみました。
2016/05/12(木) 19:02:11 | URL | gentlebear
● ヒグマひろちゃんさん
歌声しっかりしてますもんね~。
日常に主題歌が溶け込んでくる風景、いいですねー。
きっとピアノ練習も懐かしく思い出されるでしょう。
ワタクシが通っていた高校は夜学と共有で、机や壁の落書きで会話したりしました(笑)。
永さんの詞なのですか。


● gentlebearさん
ん? 同じ方なのでしょうか、それともただ偶然のクマ繋がりでしょうか(笑)。

蜷川さんは他のドラマでも、やはりそんなような事を言われてますね(笑)。
演じる才能と演出する才能は違うのでしょうね。
2016/05/19(木) 22:36:33 | URL | ごいんきょ
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