私的 昭和テレビ大全集
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ビート・ポップス (1966)

該当番組画像募集


愈々ビートルズ来日を目前と控えた昭和41年4月、日本のテレビに
本格的な洋楽情報を初めてもたらした番組が登場しました。
そんな画期的な番組が、まだウィキペディアに項目が無いという。
それまでも、日本人歌手が日本語や、せいぜい怪しげな英語で歌う
ポップス番組は有ったと言えましょうが、本場の洋楽情報を流す番組は、
ラジオでは有ったのでしょうが、テレビでは、おそらくこれが初めてのはず。
司会はご存知、ウッシッシの大橋巨泉。
脇を固めたのが、女優の槇杏子。
更にはミュージック・ライフ誌の星加ルミ子編集長に、音楽評論家・木崎義二。

主題曲「ひとりぼっちの子猫チャン」がかかる中、
応募してきた視聴者らしき若者たちが群れを成して踊り狂う。
土曜午後二時、大橋巨泉がビルボードやキャッシュボックスといった
アチラのチャート誌の順位を解説するというのが目新しく、
まだオリコン登場前の日本人に、本格音楽チャートの出現願望を植え付けたでしょう。
初期はまだ、ロックだフォークだというものが認知されておらず、
ハワイアン入門なる企画をやるなど、ゴッタ煮状態。
森サカエがフラダンスを解説したといいますね。

そうかと思えば映画の一コマを映したり、みんなで歌ったりと、
なにしろ一時間番組なので盛り沢山。
当時の若者の憧れだった車情報も扱っていて、その当時にしてベンツなど紹介。
そちらの方は、式場荘吉が担当していたようです。
水森亜土ちゃんが透明ボードに絵を描いたのも、この番組が始めでしょうか。
後に海外音楽人たちがクリップというものを制作し始めると、
それも紹介し、おそらく日本初のMTV番組になるでしょう。

この番組自体も斬新な映像演出を狙っていたようで、
白黒反転だの後に言うストロボアクションのような演出も見せていたようです。
この番組でもリクエスト順位を発表していたのですが、
例によって不透明な選考基準が、度々指摘されております。
なにしろ得票数は発表しないのですし。
また、同じフジテレビの『ザ・ヒットパレード』での順位と違い過ぎる事も。
ただ、ヒットパレードは夜で家族対象、こちらは完全な若者向けなので、
これは仕方の無い結果だったかと思います。

実は発表されていたベスト20の順位は、投票と売り上げだけで決めた訳ではなく、
視聴者に知らせたい曲、伸びそうな曲などを局側で或る程度加味したものでした。
昭和43年春頃から、第一位の歌などで英語歌詞を表示する試みが有り、
これなどは今に至るまで、なかなか無い試みだったろうと思います。
ただ、何故か数ヶ月でやらなくなったようですが。
秋頃からは、それまで完全に聞かせていた一位の曲も、
途中までという形になったようで、苦情が出ました。

初期にはモンキー・ダンスと称されていた若者の踊りが、
いつの間にやらゴーゴーという名称のものへと変貌。
そして、「日本唯一のゴーゴーダンス振り付け師」という名目で、
藤村俊二が注目を浴びました。
バレエを基礎に、日劇ダンシング、パントマイムなど広く取り入れた芸達者。
藤村俊二は少し前の『サンデー志ん朝』でまず注目され、
この番組で名を挙げた頃には、『ゲバゲバ90分』や『田宮二郎ショー』等こなし、
売れっ子とも言える状態になっておりました。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
カウシルズ
この番組で一度、カウシルズというバンドがランク入りしたことがあったのですが、その時の巨泉氏のコメントは今でも忘れられません。
「何たって、牛でも知ってるカウシルズ、ウッシッシ」
2014/09/20(土) 20:59:07 | URL | うみがめ
あまりに有名な逸話なので外したのですが(笑)、やはりこの番組というとそれになりますよね。
他にどんな紹介が有ったんだろう。
2014/09/23(火) 23:36:08 | URL | ごいんきょ
コマーシャル刺激的
中学生時代,毎週土曜に帰宅して昼食を終えたころに始まりました。
1966年スタートでしたか? そうするとスタートして1~2年後くらいから見ていたことになります。
印象的だったのは,巨泉,軽妙に振付を披露していた藤村俊二氏,個性的なお顔の星加ルミ子さんでした。
洋楽は当時ラジオでよくやっていましたが,原語の曲をテレビでやるのは非常に珍しいことだったと思います。

スポンサーは何社か付いていましたが,そのひとつ,ランジェリーのトリンプのCMは,モデルが刺激的な姿のままで縄跳びをするというもの。
はっきり言って超刺激的でした。
学校で好きな女の子が自らその話題を口にするに及んで,ますます刺激が増したことを覚えています。
それはともかく,ヤング720よりもアダルトで,大人の世界を感じさせた
番組でした。
2014/10/11(土) 23:48:33 | URL | 元朗
星加ルミ子さんって芸能人みたいな名前ですが、個性的な顔?だったのですか。
個性的な顔…(笑)。
洋楽そのままテレビで流す事を目的とした最初の番組ですかね。

トリンプがCMやってましたか。
ワタクシが子供の頃もトリンプのCMは刺激的だったなあ。
♪ トリンプ エクストラ トリンプ エクストラ エクストラ フィット!
とかいうCMソングのものをよく覚えてますが。
ブラジャーそのまま映すのが凄いと思いましたけど、その時代で既にやってましたか。
2014/10/13(月) 11:57:01 | URL | ごいんきょ
テレビ局主導のポップス音楽番組
大橋巨泉の自伝的書籍によるとビートポップス」はスタジオをダンス「スポットに見立てて、プロポーション抜群のハーフやシティ派の女性を踊らせ、ベストヒットをラジオDJスタイルで紹介する(当時としては)新形式の画期的番組だそうな??確か土曜日の午後に放送され、まだ若手世代だった音楽ジャーナリスト・星加ルミ子と新進気鋭の音楽評論家・木崎義二が脇を固めるという念の入れ様。司会業としては売り出し中の巨泉は、それまでジャズ評論家というキャリアで起用されたのではないかと考えますが、扱う曲目はジャズとはかけ離れ、流行を追った最新のポップスで、まだ中学生だった自分には興味が持てないものばかりだった。フジテレビという局は、「一億総白痴時代」と称されたテレビ時代に自前でヒットチャートまで“創作”するような新興勢力だったので、現在でも横行するいわゆるヤラセを当時から公共の電波に乗せて確信犯的に行っていた、良くも悪くも日本的コネ社会に巣食う非実力主義=アイドル路線を確立させたマスメディアと言えるのでは…と思います。
僕的には個性やルックスよりも歌唱力や演技力に優れた芸人・アーティストが実力を発揮できるエンターテイメント界になるべきと考えるので、上記のような嫌味な表現となりました。悪しからず…!?
2015/11/06(金) 16:05:49 | URL | 建半
アイドル路線を日本に定着させたのは、やはり日本テレビのスター誕生!でしょう。
企画者の阿久悠さんは晩年、大人の歌が聴けなくなってしまった現状を嘆いてか、
俺たちのやった事は間違いだったと痛切に後悔していたそうです。
それでも、自責の念に駆られるだけ、まだ良心が有ると言えますけど、
今の仕掛人たちは、何十年経ってもそんなものこれっぽっちも感じないでしょうね。
2015/11/15(日) 20:06:07 | URL | ごいんきょ
ビートポップス---音源です
「テレビ番組 ビートポップス」のキーワードで検索し、こちらのサイトを知りました。
放送当時は中学生だった私ですが、テープレコーダーで録音したテープが残っています。
先日、YouTubeにアップロードしましたので、よろしければ聴いてください。
なおレコード音源部分は、そのまま流すと差し支えるようなので、残念ながらフェイドしています。

1969年12月27日放送分
https://www.youtube.com/watch?v=L_BT1Puy8Ys

1970年1月31日 最終回
https://www.youtube.com/watch?v=Df0vq1D_r34

2016/02/10(水) 19:16:05 | URL | tonehender
いやー、伝説の番組を、音声だけでも聞けるとは非常にありがたいです。
巨泉さんは、まだこの頃ビデオ持ってなかったのかなあ。
2016/02/11(木) 21:04:49 | URL | ごいんきょ
ビートポップス音源----追加です。
こんにちは、おじゃまいたします。
先日に続き、ビートポップスの録音テープを追加発掘しましたので、
お知らせさせていただきます。
1970年1月10日放送分で、巨泉さんに代わりピンチヒッターとして
オヒョイさんがMCを務めた回です。
新作映画として「イージーライダー」を紹介したり、
スタジオでゴールデンカップスが生演奏したりと、
それなりに貴重な音源?(自己満足)
お楽しみいただければ幸いです。
https://youtu.be/aBcgQLaJ0CE

なお、同時に発掘した「今仁哲夫のオールナイトニッポン」も
短いですがアップロードしましたので、よろしければこちらもどうぞ。
https://youtu.be/oGu6oYLa2xs
2016/02/27(土) 10:03:23 | URL | tonehender
いやー、これは貴重な回ですなあ。
まさか藤村さんが司会をしていたなんて。
これ以外だと、まず無いんじゃないですか? 語りの仕事。

今仁さんのオールナイトは初めて聞きました。
オールナイトも初期は、いかにもアナウンサーって並びだったんですよねえ。
2016/02/28(日) 22:31:43 | URL | ごいんきょ
巨泉さん逝去
巨泉さんと言えばこの番組!と仰る方も多い程の番組ですが、土曜午後の関東ローカルだった様で、1960年代後期且つ大阪生まれの私には何も語る事が出来ないのが実に残念!
私にとっては文字通りの伝説的番組ですね・・。
2016/07/23(土) 19:08:27 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
土曜午後ですからね。
関西だと喜劇とかやっていた感じでしょうか(笑)。
2016/07/25(月) 07:11:25 | URL | ごいんきょ
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