私的 昭和テレビ大全集
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四つの目 (1966)

該当番組画像募集


NHK木曜の18時台に放送された科学的娯楽番組でした。
時間の伸縮や停止、物質の拡大や縮小、透視、それに通常の視点と、
4つのレンズから様々な物や現象を捉えていくもの。
この装置は、この番組の為にNHKに新設されました。
更に、時にクイズなども盛り込んで、子供達に解り易いように演出しました。
何年かすると、野山、或いは博物館や遊園地まで出掛け、
その場で直接観察をするという形式が月一程度で登場。
更には、4つの目のうち一つだけの視点での特集などもされるようになりました。

鈴木泰雄アナウンサーが進行するのですが、解説をしていたのが草下英明。
元五島プラネタリウム解説員だけに、これはハマリ役だったでしょう。
昭和41年4月14日「バイオリン」の回では、中学生がバイオリンを弾いた時、
司会者が「ノコギリよりはマシだ」と笑いを誘う発言(笑)。
当時のNHKとしては、ちょっと珍しい顰蹙発言でした。
5月5日「ホームラン」では、読売ジャイアンツの王貞治選手が登場。
一本足打法の様子や、投手の投球などを四つの目で捉えました。

昭和42年9月7日放送「カニ」では、様々な検証を実施。
産卵、幼虫、脱皮、更には縦に歩くのかまで(笑)、科学の目で捉えました。
昭和42年11月30日には、また読売ジャイアンツから、今度は金田正一投手が登場。
「ピッチング」を主題にして、どうしたら速く投げられるのかや、
何故カーブは曲がるのか等を科学的に検証しました。
多摩川グラウンドで金田投手に投げてもらい、投手から捕手までの間に黒幕を張り、
球筋がよく見えるようにした上で、様々な角度から投球を撮影。

子供達の科学的な物の見方を育んだこの番組は、各所で絶賛され、
第五回テレビ記者会賞の社会報道教育番組部門で、奨励賞を受賞。
早くからカラー化の要望が強かったものの、X線を利用した透視は白黒だし、
時間の目で使われる高速度カメラも、カラー映像では大量の露出が必要なため、
技術的にはなかなか難しいものが有って、しばらく白黒番組として放送されました。
昭和45年の3月時点での再放送以外の白黒番組というと、かなり少なくなっていた時分です。

大阪万博の年、昭和45年はワタクシの規定したカラー化元年で、
ほぼ全番組のカラー化が達成された年。
その新年度となる4月2日放送分より、この番組もカラー化されました。
しかし、既にその頃から種切れが指摘されたりもしており、
前述の通り、特殊撮影のカラー化は難しかったりと、
番組も転換期を迎えつつ有ったかもしれず、昭和46年度いっぱいで終了となりました。
しかし、この番組で培われた物は、更に技術が進んでから『ウルトラアイ』で蘇り、
そちらの方は大人も巻き込む時間帯で絶賛、人気を獲得しました。
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この記事へ寄せられたコメント
うろ覚えですが・・・
四つの目とは「肉眼の目」「時間の目」「拡大の目」「透視の目」だったのですね。
前の二つはよく出てきましたが、後の二つは、それほど出てこなかったと思います。私自身、当初は「肉眼」「時間」あと二つの目とは一体何なのだろうと、疑問に思っていました。
草下英明さん、出ていらっしゃいましたね。この方は「なぜなに理科の学校」という小学生の学年別の本の執筆者の一人でもありました。まず質問があり、それに答えるという形でした。
2014/09/21(日) 19:45:27 | URL | ワン太郎
後続番組は
 レンズはさぐる、に題が変わったんでしたっけ。内容というか観察の方法は同じだったような気がします。
2014/09/22(月) 12:48:23 | URL | あぶもんもん
番組の構成
 『四つの目』と『レンズはさぐる』のどちらか片方はスタジオの階段席に視聴者の子供たちが坐って一緒に考えていたと思います。ごいんきょさんの記事から考えて、これは『四つの目』の方でしょうか。『レンズはさぐる』になったら観客との対話が消えて一方的な解説調になり、「あれ? 内容を濃くするためには観客がいると邪魔なのかな?」と感じた記憶があります。あります、と言っても、これが逆だったら記憶の捏造なんですが。いい加減ですみません。
 高速度撮影と微速度撮影、どっちがどっちだったか今でも答えられるのは、この番組のおかげです。高速で動いてる物を同じぐらい高速で撮影して、低速で再生するから例えば水がはねる瞬間がじっくり見られる。低速の物を低速で撮影して早回しで再生するから、花が咲く様子が十秒ぐらいで見られるんですね。
2014/09/22(月) 22:41:21 | URL | あぶもんもん
● ワン太郎さん
拡大もけっこう使われた方だと思いますけどね。
スタジオの子供達が質問していたという事ですね。


● あぶさん
有りました。
草下さんも引き続き出てたんですね。
2014/09/25(木) 06:56:35 | URL | ごいんきょ
はじめまして(^-^)
今のNHKからは想像もできないいかにもNHKというダサさが香る番組でした。
大柄の人と小柄な人がいつでも意見が衝突していたて、ご本尊の草下英明氏が登場する・・・というパターンでしたが、ヘッドホーンをつけた髪の長いきれいなお姉さんがかっこよくて憧れたものでした。
四つの目というとそのタイトルだけを見ると妖怪や怪獣彷彿させましたが、そうではなく正統古典的な教育科学番組でした。そんなこともありウチのクラスではこの四つの目を見ているとダサいと揶揄される事があったものでした。
2017/10/29(日) 11:55:47 | URL | メイプルシロップ
NHKらしい、学習番組っぽい作りではありましたね。
今のNHKは民放ズレし過ぎている気もしますが。
2017/10/29(日) 16:58:58 | URL | ごいんきょ
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