私的 昭和テレビ大全集
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あなた出番です! (1966)

該当番組画像募集


「ワン、ツー、スリー、フォー」
「シャープのマークでお馴染みの早川電機が、32局を通じて日本全国の皆様にお送りします!
 レッツ・ゴー・シャープ!」

♪ あなたの 村から町から
  あなたの友達の中から
  明日のスターを探そう
  みんな楽しく みんな楽しく
  それはタレント スカウトショ~~~


冒頭の提供紹介は、山田康雄のようにも聞こえますねえ。
YouTubeで当時音声を大量にアゲてくれている奇特な方がいらっしゃるので、
テレビ屋が殺しまくったテレビ番組の音声だけでも聞けるのがありがたいです。
もっともテレビ屋連中は、完全なる殺戮、絶滅を目的としているので、
そういう動画を見つけると、片端から削除しまくるのですが。
この辺は、音楽文化の絶滅を目論むJASRACと同根の感性でしょう。
ワタクシが抽出した日本歌謡曲の動画頁 ↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLRdQANNS0xI74fS6ssNb6UxOAYmckMQMA
そして、黄金ポップスを抽出した動画頁 ↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PLRdQANNS0xI5KBdBJimg-1FnRZd4oOv95
いやあ、日本側のここまで徹底した殺戮ぶりには笑いしか出ません。
おそらくこうなるだろうという、こちらの狙い通りの帰結となりました。

因みに、これまで洋楽版の方で削除されたものは2本ですが、
それはソニーが版権を持っているもので、ソニーは世界中でこの殺戮をしております。
そりゃ、往時の充実している歌唱力とか豊かなメロディーとか聞かせられないですよね。
今のジャニーズだのAKBだのEXILEだのが売れなくなったら困るでしょうから(笑)。
それをもってして、日本文化衰退・絶滅勢力だと称している訳です。
テレビ屋連中とJASRACの連合体はね。
上記の方も何度か消したり工夫しながら残して下さっているので、
再生回数やコメントが或る時期で消えてしまうのが本当に勿体ないんですよね。
アイツら文化の殺戮者に鉄槌を下す良い方法は何か無いのでしょうか。

ちょっと話が逸れましたが(笑)、そんな訳で、なんとかこの番組の主題歌も判りました。
歌っていたのは、おそらく司会の伊東ゆかりでしょう。
脇を固めていたのが、まだ人気が出る前のザ・ドリフターズと、デビュー前のザ・ワイルドワンズ。
第一回のゲストはザ・サベージで、ヒット中の「いつまでもいつまでも」を歌い、
第二回ではジャニーズがゲストに出て、第三回ではザ・スパイダースが出演。
ワイルドワンズの加瀬邦彦は元スパイダースで、両者複雑な思いが有ったようですが。
ワイルドワンズはこの番組で顔と名前を売り、満を持して発売したデビュー曲
『想い出の渚』が大ヒットとなったのでした。

一方のドリフターズの方は、ヒットまでもう少しだけ時を要します。
女の子三人組のスカーレットというのも出ており、その中に高橋真梨子もいたという事です。
彼女は当時渡辺プロ所属で、スクールメイツだったのですね。
肝心の伊東ゆかりは、サンレモ音楽祭で二位になるなど通ウケする部分は有ったものの、
今ひとつ容姿に華やかさが無かったために、これもヒットまでもう少しだけ要しました。
審査員は、音楽評論家いソノてルヲ、三保敬太郎、渡辺美佐、宮川泰と、
固定出演者同様、これまた渡辺プロと関係の深すぎる面々で占められておりました。
美佐は渡辺プロそのものですがね(笑)。
初期には、『11PM』を皮切りに昭和41年秋のテレビを席巻したトッポ・ジージョが、
冒頭部分に少しだけ出演して場を和ませました。

この番組では、歌えるスター、マナーの良いスター、メーキャップを心得たスターを発掘する
という事で、毎回三人の出場者が、歌と態度を審査されました。
そして一人が勝ち抜き、チャンピオンとなって、ナベプロ家中の東京音楽学院に送り込まれ、
更に山野愛子のサロン・オブ・ビューティーで磨かれていたようです。
そして年一度の進級テストで合格した者は、一流プロダクションに所属できたのですね。
受験者が歌い終わると、覆面記者という謎の存在がインタビューを敢行。
「もし、あなたが大スターになったら誰とキッス(昭和語)したいですか?」
「採用になったら整形手術をしますか?」等、あまり実にならない質問がされていたようです(笑)。

昭和42年4月3日から、内容が少し変わりました。
まず、その日のタレント志願者が顔を出す。更に受験した三人が、二週間後に当落の発表を受ける。
更に「あな番コーナー」と称し、一次に合格した9人の、
プロ一年生としての近況や、デビュー紹介などを行うという具合でした。
審査の方も、それまで視聴者の葉書に頼っていたものを、
会場の五百人にも投票権を与える形にしました。
一年経った時点で、水戸浩二と泉アキをデビューさせ、その後も滝まさる、小川一彦、
麻理エチ子といったところが続くのですが、どうも歌で売れた人はいませんね。

この番組の最後の関門であるプロ・オーディションは、麹町スタジオでの非公開で、
日本テレビとレコード会社、各プロダクション二十社余りが集まる場で各自二曲歌い、
プロ側から容赦の無い質問を浴びて、審査を受けていたのでした。
先に書いたようなメーキャップ等を磨く3ヶ月ほどの費用は7、8万とされ、日本テレビ持ち。
従って、この場は局主導で事前交渉なども許さず、希望社がぶつかった場合は
本人の意思を優先したという事で、この辺は『スター誕生!』と同じ方式なのですが。
こうした部分は原則として非公開でしたが、ほんの一、二分だけフィルムで紹介されました。

昭和44年4月には更に制度改革され、日本テレビはオーディション制を採用。
局主導の新しいタレント発掘へと、大きく舵を切り出したのでした。
この制度では、全歌謡番組のディレクター、プロデューサー、そして局次長が審査員となり、
プロ歌手の卵で、翌月にデビューが決定している者に限定して、
毎月一回開くオーディションに参加させ、中から一組だけを合格として、
『あなた出番です』を始めとする日本テレビの音楽番組に月最低8回出演させるというものでした。
第一回オーディションは13組で競われ、キングからデビューの親分&子分ズの三人が合格しました。
ウィキペディアでは彼らがこの番組出身と書かれておりますが、厳密にはこのような事情です。
こうした日本テレビの姿勢が、すぐ後の『スター誕生!』誕生へと繋がるのですね。
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ザ・スカーレット
ザ・スカーレットは「ザ・ヒットパレード」のコーラス用にスクールメイツから選抜された4人組です。
ポップス番組出身という事もあってか、弘田三枝子と同じコロムビアのJPSレーベルからシングルを出してたりします。
高橋真梨子さんもいましたが、ザ・スカーレットの活動の後にソロデビューした恒川めぐみなんて人もいました。おそらく売れてないので知名度はありませんが…

そういえば同時期に槇みちるのバックをやってたフォー・メイツも確か同じくスクールメイツから選抜された4人組でしたね。
2014/09/22(月) 02:18:36 | URL | 鳥飼
いかりやさんがドリフターズのメンバーを集めるのに、舞台の上で「全員集合!」と発すると、それだけで面白かったです。
遠足の時、担任の先生が私たちに
2014/09/22(月) 19:26:40 | URL | モデラート
全員集合
あらっ、送信してしまったみたいです。失礼しました。
遠足の時、先生が「全員集合!」と声をかけたら、クラス全員大笑いをした記憶があるので、その頃にギャグとして流行っていたのかしら。
いかりやさんが病気か何かで出演できなかったときに、加藤茶さんが代わりに仕切ったのですが、やはり難しかったみたいで、なんだかグダグダになっているようでした。観ていた母が「やっぱり長さんがいないとダメねぇ」と呟いたので、私は母がしっかり観ていることに驚きました。

この番組で、渡辺茂樹さんがザ・ワイルドワンズの新メンバーとして紹介されたと思います。チャッピーという愛称がぴったりの甘いマスクでした。

番組の終わりで投票のハガキを送ってくださいとお知らせするのですが、加藤茶さんが「組織票はやめてくださいね」と言っていました。
ソシキヒョウとは何だろう?と気になりました。

響かおるさんもこの番組で合格し、デビューされたと思うのですが。

2014/09/22(月) 19:51:10 | URL | モデラート
● 鳥飼さん
ヒットパレードがデビューだったのですか。
若い頃の真梨子さん、見てみたいですが、映像は残ってないだろうなあ。


● モデラートさん
「全員集合!」は、ドリフ初期から使っていた言葉だったんですね。
それなりに認知されていたんですねえ。
加藤さんはボケ役ですから、引っ張る役では難しいですね。
当時のボケ役は、本当に馬鹿のように見せてないと成立させづらかったし。
荒井注さんあたりにやらせた方が良かったような。
そうそう。組織票がけっこう問題になった番組なんですよ。
2014/09/25(木) 07:18:35 | URL | ごいんきょ
トワ・エ・モアのお二人
泉アキさんがデビューしましたと紹介された回を少し覚えています。
客席の通路で歌われたと思います。

トワ・エ・モアさんもデビューの紹介があり「ある日突然」を歌ったのを記憶しているのですが。確かこの番組だと思います。
オーディションに出ていたのでしょうか、それともただゲストだったのでしょうか。
新人という紹介がありました。
舞台の上にブランコが置いてあり、山室さんがブランコに座って歌っていました。芥川さんは傍に立って。
まぁ、なんて綺麗な声なのでしょう!と聴き惚れました。が、二人で何故ハモらないのかが本当に不思議で、勿体ないなぁと思った記憶があります。
2014/10/12(日) 19:49:45 | URL | モデラート
客席通路で歌う、『スター誕生!』とやはり同じ感じですねえ。
トワ・エ・モアさんは改革後のデビューですから、日テレオーディションを通ったのだと思います。
渡辺プロで、白鳥さんはスクールメイツだったようですし、
おそらく満場一致って感じで通ったのでしょうが。
2014/10/13(月) 12:16:34 | URL | ごいんきょ
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