私的 昭和テレビ大全集
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東京バイパス指令 (1968)

該当番組画像募集


トヨタサスペンス劇場という、日本テレビ系金曜夜9時からの一時間枠でした。
その名の通り、トヨタ自動車工業、トヨタ自動車販売、トヨタグループの提供。
主演に頂くは夏木陽介と竜雷太の二枚看板。
彼らは言わずもがな、『青春とはなんだ!』『これが青春だ!』という、
日本テレビの金看板となる青春ドラマ初期二作を主演し、押し上げた二人。
こうくれば勿論、プロデューサーは青春の大家、岡田晋吉その人なのであります。
しかし、日本テレビプロデューサーとして名前が出てるのは銀谷精一だけのようですね?

岡田は一年で終わらせざるを得ない学園ドラマに飽き足らず、
長寿番組を自分の手で作りたいと企画するのです。
環状八号線の道路脇に有るスナック、ポロの二階は「東京マスコミ研究所」という正体不明の事務所。
宮口精二による椎名所長以下、レポーターが三名。
夏木の南郷健介、竜の槇竜次、そして成川哲夫の演じる並木。
夏木の役名が健介なのは、『青春とはなんだ』の野々村健介を思い起こさせるサービスなのでしょう。
しかし彼らはレポーターとは名ばかりで、その実体は、国家公安委員長直属の特例捜査班なのでした。

特例捜査班とは、拳銃も手錠も持つ事を許されず、逮捕も出来ない、密命を帯びた特命刑事。
その正体を知るのは白川由美が演じるママの今野とき だけで、
藤木悠による出入りのトップ屋・中谷にもまだ気付かれておりません。
特命刑事として現場に潜入して活躍するのが夏木と竜で、
この形式は後に、『俺たちの勲章』や『あぶない刑事』等に繋がります。
言ってみれば、二人組刑事モノの走りとなるでしょう。

第一回は、ピストル密売を押さえるべく二人が暴力組織に潜入。
岡田晋吉に拠れば話作りは困難を極めたようで、何しろ逮捕できないというのが大きく、
最後の場面も締めようが無いとかありながら、青春ドラマの二枚看板共演が利いたか、
少しずつ視聴率が上がっていき、同系統の怪物番組『ザ・ガードマン』に肉薄。
昭和43年11月に始まった番組が、44年早々には20%に乗るまでなりました。
当初26回の予定も、52回まで延長される事となります。

昭和44年5月2日放送より、新加入の特命刑事として永井譲滋が参加。
彼は『おはよう!こどもショー』体操のお兄さんで、竜雷太の推薦により加入となりました。
昭和44年7月11日『地獄特急』、18日『ライフル魔』は、それぞれ
前年に起きた横須賀線爆破事件、金嬉老事件を題材としたもの。
『地獄特急』の方は電車を長距離バスに、『ライフル魔』は在日朝鮮人を黒人混血児に替えて、
早撮りの土居監督が6月下旬に突貫撮影したもので、タフな主演二人も流石にバテたとか。

好評は続き、更に13回の延長となって、最終的な放送回数は65回となりました。
この時に、宮口精二の所長は本庁勤務になったという設定で姿を消し、
西田佐知子が女特命刑事として新参加する事になりました。
西田は新しい挿入歌「きのうの涙」も歌い、これはB面ながらレコードにもなりました。
それまで華が無かったかと言えば、ポロにはママの妹ウエイトレスとして、
柏木由紀子が出ていたのですね。彼女も『青春とはなんだ!』に出ておりました。

岡田晋吉はこの番組で、拳銃が無いとやはり迫力が出ず、逮捕場面が無いと締まらず、
そして主役をこなせるような俳優がもっと人数いないと俳優の日程調整も大変だとか、
幾つかの反省点を見つけ、そこから『太陽にほえろ!』へと繋がるのでした。
結局、この番組は話作りも難しかったために最後の13回は四苦八苦だったといい、
主演二人の調整も大変で、長期放送は実現できなかったのですが、
反省点を活かした『太陽にほえろ!』で、念願の長寿番組を実現する事になるのですね。
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この番組は
本放送時はまだ赤ん坊で知る由もなく、北海道は北見時代の73年に夕方4時台の日テレ系列局(札幌テレビ)での再放送で見ました。
竜さんが出ていたので、当時「太陽にほえろ」を見ていた僕は前身番組と直感しましたが、プロデューサーがプロデューサーだけに案の定でしたね。
その後YouTubeやWikipediaで夏木さんと藤木さんも出ていたと知り、ご両人には「Gメン'75」出演の布石にもなったのではと思いました。

当時の札幌テレビの4時台は、本番組再放送前と終了後に、夏木さんや竜さんも出演していた「青春学園シリーズ」の再放送をしていました。その頃は時期からして夏木さん竜さんの番組でなく「おれは男だ!」「飛び出せ!青春」でした。
2014/10/17(金) 11:35:52 | URL | リオ
その時期に再放送やっていたなんて。
飛び出せ青春とわれら青春は、こちらでもよく再放送してましたね。
関東ではとっくにやらなくなってたなあ。
ああ。Gメンの二人でも有りますな、そう言えば。
2014/10/18(土) 07:04:06 | URL | ごいんきょ
テーマ曲が
とても軽快でしたね。20年位前にファミ劇でやっていた頃に見てました。当時のファミ劇は特撮、各種ドラマ等バランスの取れた編成だったんですが最近は偏ってますね。
2015/07/02(木) 20:52:43 | URL | とらお
ファミリー劇場開局の時は、かなり興奮しました。
宝塚映画の三十七階の男だの、太陽のあいつだの、
絶対に再放送もソフト化も有り得ない作品がゴロゴロ放送されてて。
あんなに興奮した事は無いし、ついに待ち焦がれていた局が出来たーと大感激でした。
まだまだ発掘されていない番組は多いし、その頃のもので再放送されてないものも多いし、
もっと編成にはマニア受けで頑張って欲しいですが、無理でしょうね(笑)。
2015/07/19(日) 15:07:44 | URL | ごいんきょ
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