私的 昭和テレビ大全集
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炎の犬 (1981)

該当番組画像募集

「雄大な自然がそこに広がっていた。
 少年と少女の吹く犬笛が、その中に吸い込まれていく。
 突然、二匹の白い犬が現れた。
 母犬をラン、子犬をリュウという。
 リュウは走ランを必死に追った。
 やがて、ランは姿を消し、リュウは一人取り残された。
 リュウは母を求めて悲しそうに吠えた。
 一瞬、鮮烈な太陽の炎が光と化し、リュウを真っ赤に染めた。
 少年と少女は、そこに炎の犬を見た。
 今、あの黄金の犬が蘇ったのである」


間奏の部分で繰り広げられる矢島正明の語り。
更に二番がこの後に歌われるので、延々3分近いOPというのも、
もうこの時代では珍しいものとなっていたかと思います。
そこで言われている「あの」黄金の犬というのは、
日本テレビで断続的に続いていた犬ものドラマ路線が有った故の言い回しでしょう。
最初は昭和53年の『犬笛』、そして55年の『黄金の犬』。
どちらも西村寿行の小説を元にしており、ワタクシも映画『黄金の犬』は見ました。
島田陽子にばかり目が行って、犬が出てたかどうかとんと覚えていません(笑)。

テレビの方では、映画版よりも犬の活躍が多くなっていたのではないでしょうか。
その第三弾とも言えるこの作品でも、西村原案という事になっています。
要するに、前番組『警視K』打ち切りに伴い、急ごしらえで用意された番組で、
そこそこの視聴率を弾いた犬ドラマの制作法を把握した作り手側が、
そんじゃまた犬もので行こうよ、動物もの強いから、と考えたんだと思いますがね。
で、これは西村原作は無いようですけど、それまでの二作から散々参考にしているので、
原案として名前だけは出したという感じなんでしょうね。

これも犬の帰巣能力から描かれたドラマで、猟に行った時に母犬や
飼い主一家とはぐれてしまった子犬が、元の家を目指して放浪するというもの。
つまり簡単に言えば、主役は犬なのです(笑)。
子犬が雪の中など大自然を走り回る姿だけで、好きな人は堪らないわけですよ。
この番組と同じ昭和56年、あのサントリーによる「雨の中の子犬」CMも作られました。
言ってみれば、犬映像が持て囃された時期だったのです。
日テレ犬もの路線も、このあと、『パパと呼ばれたかった犬』『太陽の犬』という、
西村寿行ものとは完全に訣別したものが、間を置いて作られております。

ただ、それだけだと本当に犬しか出ないドラマになってしまうので(笑)、
飼い主一家の方も事件に巻き込まれてしまい、その無実を証明する鍵が、
いなくなった子犬に託されていたという、少々強引な展開を絡めてました。
でもまあ、そちらの話はどうしても付け足しっぽい感じは免れず、
どうしたってお犬様の演技に打ちのめされる訳ですね、見ている方は。
主役母子犬だけでなく、様々な犬が大量に登場して、皆さんご苦労な演技ぶりなのですが、
表面的な行為はともかく、心情の方はどうしても語りに頼らざるを得ない。

そこで、犬の心中は全て矢島正明の語りによって表現されておりました。
と言っても、本当に悲しそうな表情とかに見えるんですけどね。
そら、犬好きな人は泣くでしょう(笑)。
世間一般としては、主題歌の「サンセット・メモリー」に尽きますけどね。
ザ・ベストテンにも毎週出てたなあ、この頃。杉村尚美ですか。
歌は大いに売れたけど、あまりドラマと関係無く歌の力で売れたのでしょう。
後番組は『プロハンター』でしたけど、そちらの主題歌「ロンリー・ハート」も
かなり売れたものですが、視聴率は散々だったようですからね。
そういう枠でしたが、この番組は中では健闘したようで、動物ものの強さを見せつけました。
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この記事へ寄せられたコメント
本番組は
全く見たことなく、主題歌の「サンセットメモリー」が強烈に印象に残っていました。
ちょうど小学校卒業を控えたころで、札幌に住んでいた当時毎日夕方に聴いていたHBCの歌謡ランキング番組「ベストテンほっかいどう」にランキングされて頻繁に流れていました。

それから23年が過ぎた2004年2月、嫌な思いをした前職をやめて現職に移るのを控えていた時に、前年の日本テレビ開局50周年記念の番組主題歌集の4枚組CDをなけなしの金をはたいて買い、他の曲と共に「サンセットメモリー」を聴いて、小学校時代の心を思い出し、前職の嫌な思いがいやされました。
2014/12/09(火) 01:39:55 | URL | リオ
『ベストテンほっかいどう』なんて有ったのですか。
多分、レコードをかけるだけだったのかなと思いますけど(笑)。
2014/12/10(水) 19:51:59 | URL | ごいんきょ
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