私的 昭和テレビ大全集
Google
Web全体から検索 当ブログ内 検索
総計
昨日  本日

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



泣いてたまるか (1966)

泣いてたまるか(1966)
空が泣いたら雨になる
山が泣く時ゃ水が出る
俺が泣いてもなんにも出ない


ペーソス溢れる曲を渥美清が味わいある歌声で切々と綴る敗残した庶民の怨歌。
高度成長で右肩上がりに暮らし向きが良くなっていく一方、
まだまだその恩恵が回ってこない人々も巷に溢れていた頃で、
そうした人々の涙と希望を『泣いてたまるか』という言葉に込めて、
当時まだ新進気鋭だった渥美清が見事に演じあげました。
日本が無節操一億総中流家庭になるのは、やはり大阪万博の頃でしょう。
時はまさに1970年。70年代こそ日本のひとつの分岐点であり、
シンクロするように、テレビは一気にカラーの時代となるのですが。
ワタクシ以上の世代がモノクロ画面に郷愁を覚えるのは、
そういう時代背景的なものも無意識に想起してしまうからなんでしょう。

モノクロ画面の渥美清というと、ワタクシは ♪ パンシロンでパンパンパン
と歌ってるCMを思い出してしまうのですけどもね。
なんで『男はつらいよ』をやったばかりなのに『泣いてたまるか』なんだ
と言えば、昨日ちょうど書店で、隔週刊DVDを見つけたからです。
これは良い企画ですね。なんとか成功して、いろんな番組が出て欲しい。
創刊号は第1回を含む2話収録なのに、なんと790円!
CSのTBSチャンネルでも放送してますけどね。ファミ劇でも放送済みだし。
しかし渥美清や番組、その当時の世相などの解説もあってこの値段じゃあ、
昭和テレビマニアは買うしかないのです(笑)。
今後は1890円になるようですが、それでも廉価でしょう。
ちなみにWebは、http://www.de-club.net/ であります。


初回放送時の裏番組は、絶対的存在であったNHK大河ドラマの『源義経』、
更には学園青春テレビドラマを開拓したとも言える『青春とはなんだ』。
この『泣いてたまるか』は第三の男的に存在し続け、派手な視聴率は稼がずに
地道に足かけ3年もの長きにわたって放送されました。
まるで渥美清その人そのままのような番組です。
毎回毎回シチュエーションが違い、渥美以外の出演者も、脚本監督も違うという、
東芝日曜劇場のような贅沢な作りをしてました。
脚本には、野村芳太郎、橋田寿賀子、早坂暁、そして山田洋次といった面々が。
共演者には、左幸子、小山明子、京塚昌子、黒柳徹子、四方晴美、栗原小巻……
毎回毎回、昭和テレビマニアがニヤリとする面々が続々登場したのでありました。
最終回は、かの山田洋次が脚本を手がけ、そのタイトルも『男はつらい』でした。
フジテレビによる渥美主演ドラマ『男はつらいよ』スタートの、約半年前の事でした。

毎回毎回の話、主人公の職業が違うという事で、まさにカラー時代直前の、
モノクロ日本末期の世相がそこかしこにふんだんに盛り込まれている、
大仰に言えば民俗学的な資料とすらなりうるシリーズですね。
例えば第一回『ラッパの善さん』。
山形から出稼ぎに来てそのまま東京に居着いてしまった、いわゆる出稼ぎ蒸発者。
『巨人の星』の一徹親父が飛雄馬を青雲高校に通わすため、
昼夜ツルハシを振るえるほど東京が激変したオリンピック前夜。
東京に出ればいくらでも仕事はあり、しかも収入も格段に増え、
家族を置いて一人で生活し始めてしまう人間が出てきました。
地方から東京へ、民族大移動とも言える人口流入期です。
住居も懐かしいですね。木造アパートなんて、もう東京では壊滅状態でしょう。
炊事場やトイレは共同が当たり前だったんですから。
勿論、風呂なんかあるわけない。隔日で風呂屋に行くって感じでしたかね。
あとは行水。ウチだけだったのかな?(笑)
部屋の中で大きなたらいに水を入れ、そこで洗ってましたよね。
行水って言葉自体、もう知らない人も多いでしょう。
うん。なんだか、またしみじみしてきてしまったよ(苦笑)。

劇中で流れる歌謡曲もまた涙がチョチョ切れるんだな。
『骨まで愛して』城卓矢。もう、タイトルの勝利でしたよね。
骨まで愛してってフレーズだけで、ものすごいインパクトがあった。
もちろん曲も良かったし、あの歌唱も良かったのですが。
『逢いたくて逢いたくて』園まり。
丸いタヌキ顔がなんとも言えずワタクシ好みなのです。
甘ったるい声で「愛した人はあなただけ わかっているのに~」。
わかってはいるけど、会えない人間ってとっても悲しいじゃん(笑)。
歌謡曲が一番輝いていた時代でもあったと思いますね。
メロディー枯渇は遙か先。旋律が活き活きしていたから器楽は控えめで良かった。
アレンジで誤魔化したりせずとも、つい口ずさんでしまう曲が目白押し。
ああ。DVD一巻目だけでこれだけ昭和を語れる作品も、そうはあるまい(笑)。
ちなみに青島幸男バージョンもありまして、こちら↓で本人が語っております。
http://teletan.blog3.fc2.com/blog-entry-7.html
関連記事


◆◆ 関連記事 ◆◆

Loading...

[猫カフェ]futaha



この記事を読んでくださった方へ

この記事を読んだよ~という方、できれば下のコメント欄からコメント下さい。
ご自身の想い出、この記事への感想、情報、なんでも結構です。
記事や最終コメントの日付は関係ありません。
あなたのコメントがこの記事に再びの息吹を下さるのです。
トラックバック受付アドレスは、コメント欄の下にあります。
コメント
この記事へ寄せられたコメント
逢いたくて
こんばんは!今夜、夜桜を見に行ったとき、「愛した人はあなただけ~♪」って曲をくちづさんでしまったんですが、何と言う曲か忘れてしまって検索していたら、こちらにたどり着きました。懐かしいテレビのお話が沢山ですね!また、じっくり読みにこさせていただきます<(_ _)>
2005/04/10(日) 23:20:09 | URL | miro
逢いたくて逢いたくて
そうですかそうですか。それはそれはようこそ。

昭和歌謡曲が大好きなワタクシも、『逢いたくて逢いたくて』は特に大好きですね。
なんと言うか、気持ちも重なる部分があるのかもしれません(笑)。

またコメント、TBくださると嬉しいです。
2005/04/11(月) 00:06:51 | URL | ごいんきょ
またよませてもらいます
なんだかとても居心地がよくて、ずっといました・・・
2005/04/20(水) 09:13:30 | URL | dry-mon
ありがとうございます
いやー。なんと嬉しいお言葉なんでしょう。
これからも、基本的には自分の見解をストレートに書きつつ、
その番組を作った人や好きだった人の気持ちに配慮しながらやっていきたいです。
共通の話題で楽しんで頂ければ嬉しいですね。
2005/04/20(水) 19:49:41 | URL | ごいんきょ
甦る若き無名戦士たち
DVDを定期的に購入しています。現在17巻まで揃いました。各作品に登場するゲストには現在は地位を確立しているが、当時ほとんどOR全く無名の俳優、女優が数多く出演していました。たとえば、佐藤友美は社長秘書役で、台詞も二言、三言。蟹江敬三は町工場の工員。一緒に出演していた原田芳雄の後塵を拝しています。小学校の教師役の栗原小巻は「三姉妹」に出演する一年前で、魅力的ではあるが、まだ原石という感じ。今とは全くイメージの違う、ダメ刑事役の石橋蓮司。虚無的な浪人生役の津坂匡章(秋野太作)。そして、よく見なければ出演していたとは全く気づかない石井愃一。ケンちゃんシリーズのママ役だった岸久美子などなど。今後も西田敏行などが登場します。今では名優といわれる人たちの若かりし日の姿が見られるだけでも必見の作品です。
2005/10/21(金) 09:45:10 | URL | kozu
ドラマのTBSだった
このドラマはいろんな意味で、底が深い作品ですね。
テレビ史的に言えばそれほど重要な作品でもないんですが、
その潤沢な制作体制は、当作品の総体客観評価を
遙かに超える生命力を吹き込んだと言えるでしょう。
出演者もスタッフも、迸っておりますですね。

TBSが騒動の渦中ですけど、放送というものを今一度考え直す
いいきっかけだとワタクシは思うのですね。
2005/11/03(木) 22:32:00 | URL | ごいんきょ
「男はつらいよ」以前
この番組は、今、CSのTBSチャンネルでやってますので、毎回観ていますが、今見ても充分楽しめますね。懐かしい昭和40年代初期のほのぼの感が伝わってきます。

初回放送時は、観ていたか覚えていないんですが、、40年台の半ば頃、再放送を夕方にやっていたような気がします。この主題歌は、頭に染み付いてますね。なんとなく、ウエットな番組だったような気がしていたんですが、わりと明るい話も多いですね。そうはいっても、最後は、主人公の報われぬ恋心だとか、死んじゃったりとか、悲しい結末が多いです。やはり、渥美清あっての番組でしょう。いい意味、これしかできないというか。他の人では、できないですね。私は、映画の「男はつらいよ」は苦手ですが、これは、納得できます。渥美さんは、ちょっと「男はつらいよ」に縛られすぎたんじゃないでしょうか。

先日の回では、アメリカに行って成功した俳優のマコ岩松さん(先日亡くなった)が精悍なアメリカ帰りの英語教師役で出ていましたが、良くありがちなストーリーなのですが、非常に見ごたえがありました。別の回では、高校生の秋野太作や、細身の西田敏行(ちょっと見、わからない)なども出ていて、笑っちゃいました。

この番組は、青島幸男版もあり、交
互に放送されていたと思いますが、そちらは、当人のお許しがでないのでしょうか、放送されないですね。
2006/09/23(土) 01:10:18 | URL | ブロンソン
青島幸男の泣いてたまるか
主題歌のペーソス感がいいですね。
たしかに渥美さんの世界って感じです。
前田武彦さんが書いてたんですけど、無名時代でも、
渥美さんは画面に出てるだけでおかしかったと言いますが、
本当に画面を支配してしまう「味」がありました。

たしかに男はつらいよにこだわりすぎたと思います。
ご本人もそれだけ愛着があったんでしょうが、単に契約の問題としたら残念ですけどね。
映画を盛り上げようという意識があったんだろうと思いますけど、
ほかの作品に貪欲に挑んでも良かったと思うし、
それが俳優っていうものの有り様とも思うんですけど。
寅さんを演じるというよりも、一体化してしまっていたのかもしれません。

秋野さんも長いんですね。
西やん、出てましたか。それは観てみたい(笑)。

青島版は、本人の許諾という問題なんですかね?
そう言えば、意地悪ばあさんもぜんぜん放送されないですね。
日テレ版は勿論、フジ版も。
まあ、ワタクシはフジ版はどうでもいいんですけど、
日テレ版は早く観たいですねえ。
2006/09/23(土) 08:42:22 | URL | ごいんきょ
私にとっては渥美清は寅さんじゃなくて、なんといっても(茶碗なべなべおさらさら~、と「よいしょ」以外は)泣いてたまるかです。
ウルトラマンを見た後、必然的に見ていたと思います。歌詞も当時3番まで書き写して覚えていました。40年代半ばの再放送は、ゲゲゲの鬼太郎の再放送とセットで見ていました。
一時、エスピーオーという会社からビデオが3本、その後別の会社から10本出て、今度はDVD。全作品は無理としても、なるべくたくさん見たいものです。一番印象に残っている話は、渥美清演じる主役が死神と会ったか何かで、死ぬ日時が決まり、そのときまでは不死身になる、という話です。実は最後まで見ていません。どなたかご存知の方いるでしょうか。
2008/02/13(水) 21:57:25 | URL | あぶもんもん
主題歌に味があるんで、本編見てなかった人でも知ってたりしますね。
これは日曜8時ですか。
青春とはなんだの裏だからそうなりますね。
ウルトラマン→オバQ→泣いてたまるかですか。
2008/02/14(木) 01:45:15 | URL | ごいんきょ
貧しくとも強く生きる
「泣いてたまるか」には「寅さん型」のキャラも登場しましたが、一介の市民が真面目にコツコツと努力する、そんなエピソードも多かったですね。
「ビフテキ子守唄」「あゝ高砂や」「お家がほしいの」「恋をつまびく」「僕もガードマン」「兄と妹」「吹けよ春風」「おゝ怪獣日本一」「男はつらい」・・・。
そういうお話の方が好きでした。
2008/02/15(金) 22:35:59 | URL | 石毛零号
>石毛零号さん

私は本放送も再放送も当時まだ子供でしたから、「面白い」としか覚えていませんでした。その後ビデオなどで見て、しみじみ噛みしめるのは、やはりまじめに生きる市民の姿です。監督も家城巳代治とか、そういうドラマ作りのうまい人たちがそろっていたのではないでしょうか。
登場人物全員が、実にまじめに悩むんですよね。まじめに悩むことが当たり前という感じで。
「兄と妹」妹のかわいいこと。その恋人の原田芳雄もまだ若いですね。
私が好きなのはあと「ああ軍歌」(ビデオは実家にあるのでタイトルうろ覚えです) クライマックスで涙が流れて止まりませんでした。あと賀原夏子が若くて、一瞬見せる目つきにドキッとしてしまいます。
「男はつらい」 国道246号線をご存知の方は今と全然違う景色に驚かれると思います。今や高級住宅街と化した国道沿いに何も無くて、あるのはトンカツ屋「わらじ」ですから。しかも便所は店の外のポットン便所。いまさら私などが言うまでもないですが、only yesterday なんですよね。昭和40年代の姿を残す映像としても貴重だと思います。

2008/02/15(金) 23:20:46 | URL | あぶもんもん
● 石毛さん
馬鹿話か色恋沙汰しかドラマにならない昨今は、ちょっと物足りないですね。

● あぶもんもんさん
監督も実に多彩なんですよね。
やはり渥美さんの味なんだろうと思います。
資料映像としての価値もかなりあるシリーズですよね。
2008/02/16(土) 01:50:50 | URL | ごいんきょ
貴重映像資料
「兄と妹」の妹役は寺田路恵ですね。今でも現役の女優として舞台などで活躍されているようです。メジャー作品への出演は、これもずいぶん前になりますが、'95年放送の「3年B組金八先生」で広島美香(小嶺麗奈)の母親・広島沙耶を演じています。

自分はロケ地巡りが好きなのですが、10年前に「藤が丘ドライブイン(わらじ)」を見に行きました。すでにわらじはマンションに変わっていて、周辺では横浜青葉ICが建設中でした。今はもっと変貌しているのでしょうね。

「お家がほしいの」では小田急江ノ島線の湘南台駅が使われていますが、現在では沿線随一の繁華街の同駅が、当時は駅前になんにも(本当になんにも)ないですね。これも貴重な映像資料だと思います。
2008/02/16(土) 10:59:47 | URL | 石毛零号
あの場所が、こうなった
言い忘れましたが「男はつらい」で、一年ぶりに「わらじ」を訪れた源吉(渥美)が一郎(小坂)と高台で話をするシーンがありますが、その時に後方(246の向こう側)に見える畑、空地、丘陵が、現在は横浜青葉ICがある場所です。
2008/02/16(土) 11:19:09 | URL | 石毛零号
へえ。そんな趣味がお有りとは。
写真に撮ってブログ等で比較公開すれば、かなり需要が有りそうですが。
2008/02/17(日) 07:19:49 | URL | ごいんきょ
マニア番組てんこ盛り
4月1日から東京MXテレビで「泣いてたまるか」の放送が始まっています(月~木12:00~)。
40余年も前の白黒作品が当たり前にテレビ放送されるなんて、全くいい時代になったもんです。って言うか、MXが「地上波のスカパー」化しているのですが。
2009/04/03(金) 13:01:41 | URL | 石毛零号
そうですねえ。
昭和50年代には、白黒映像は絶滅状態でしたから。
MXもいいですが、やはり有料放送には勝てませんけどね。
映る地域の方にはお得な局かも。
2009/04/03(金) 23:04:45 | URL | ごいんきょ
大失態です!
「泣いてたまるか」は全話DVDを持っているから放送をチェックしていなかったんですが、今日になって、先月末から渥美版と青島版の交互放送が始まっている事に気がつきました。本放送時にも青島版は途中からの放送開始だったらしいにですが、どうやらMXではそれと同じ放映パターンを再現したらしいです。
その凝りようはうれしいけど、最初から「いついつから青島版を放映する」と告知しといてほしいよ。そのせいで「かわいい怪獣ナキラ」、見逃しちまったよ(涙)
2009/05/14(木) 14:36:58 | URL | 石毛零号
いやー。青島版が放送されていたなんて。
まあ、一度発掘されてしまえば、そのうちまたどこかで見られるでしょう。
2009/05/23(土) 06:57:46 | URL | ごいんきょ
泣いてたまるか
渥美清さんが
泣いてたまるかやってたのは
知ってる。

あと、しばらくして
西田敏行が泣いてたまるか
やってたんだよね。
TBSテレビで見たことある。 
 
2009/05/26(火) 23:38:34 | URL | 梅吉
BGM
 この番組のだったかどうか確かではないんですが、
♪レ、ファ、ラ、ファレ♯ド、レ、ミ、
 ソッファソッファ ファッミファッミレ~~ら(下のラ)
というBGMを、その昔よく聞いた記憶があります。
 時代劇ではなかったと思います。石井ふく子か橋田壽賀子のホームドラマか、石立鉄男の出たドラマか、青春ものか、もしやテレビ漫画だったか?・・と色々考えた揚げ句、「泣いてたまるか」が一番近いような気がするので、ここに書くことにしました。どなたかメロディーに心あたりはないでしょうか。
2012/01/11(水) 20:57:02 | URL | あぶもんもん
● 梅吉さん
西田さんもかなり後年にリメイク版でやってましたね。
釣りバカといい、渥美さんの後釜役って感じです。


● あぶさん
わかる方待ちですね。
2012/01/28(土) 06:38:18 | URL | ごいんきょ
新参者から失礼致します。
拝啓 よろしくお願いいたします。
当時は小学生でしたが再放送を見て、何か非常に印象に残るドラマでした。記憶では現在はとても放映等出来ませんが「韓国人の人の残飯回収業者と日本の子連れ新参回収業者の話」は妙に印象に残ります。主演は渥美清さんで、何か当時韓国の人に対する現在とは真逆な感情=うちは韓国人にしか仕事出さないとか、、、いわば半官贔屓の様な感情があったのか?渥美清扮する新参業者が子連れで周囲とぶつかり奮闘する姿は忘れられない。「青島版」では、九重由美子さん主演のバスガイドに惚れた青島が、バスの車内で彼女を口説くシーンが忘れられない。思い起こせば幾らでもありますね。かなり以前、音楽担当された「木下忠司先生に取材」させて頂き、ご自分専属のコレクターをご紹介頂きお世話になった時に初めて、「中村嘉津雄版」が存在することを知ったのです。
この各自主演のテーマ曲をよくよく聴いて分析しますと非常に興味深いです。まず「渥美清バージョンと中村嘉津雄バージョンは、アレンジ、キー共にほぼ同じ」です。中村さんの歌を初めて聴きましたがかなり上手い、びっくりしましたね。「青島バージョン」は、全くアレンジもキーも異なっておりました。まず「スリーリズムとブラス、ウィンド、アコーディオン?ハモニカ親玉?」のみですが、全編をセットドラムスの「タムタムとバスタムがリズムを刻んで」おり、「渥美&中村バージョンで使われていた、生ギター、オカリナ(リコーダー?)バイブ等は全く使われていません。青島バージョンはかなりハイテンポで前へ前へと進みますが、渥美&中村バージョンは最初から最後までペーソスを大切にしんみりと行きます。此処に木下忠司先生の偉大な処があるのです。つまり「名曲とは?アレンジの方法によりどういう姿にも化けるが、化けた形がどうであれ、やはり名曲は名曲」と。なお「青島バージョンは未調査ですが、渥美中村バージョンは国際放映製作。此処はネガポジ共に保存されている」確認が取れております。
2017/04/24(月) 12:04:27 | URL | よしたかくん
何故か渥美版しか出て来ないのですが、早く全話解放して欲しいですね。
青島さんの映像も一部紹介された事は有りますから、残っていますね。
2017/05/06(土) 00:48:26 | URL | ごいんきょ
↑
コメントを投稿する
HP
アドレス:
コメント:
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック
夜桜散歩していたら、   愛した人はあなたでけ 分かっているのに~♪ 心の  &%( 心の  #$% こころの #”!  って歌詞がどうも思い出せない!  ええ~い!飛ばして  ~~~ ふたりは恋人 好きなのに好きなのに 口づけをして欲しかった なのに .
2005/04/10(日) 23:46:24 | ひかり荘の中高年のmiro です。
高度成長時代幕開けの昭和41年、当時6歳だった日曜日のゴールデンタイムのお楽しみは、7時から『ウルトラQ』、7時半から『おばけのQ太郎』であった。もちろんカラー放送ではなく、ご覧のとおりの白黒である。おばけのQ太郎が終わると、『週刊新潮はただいま発売中で
2005/05/14(土) 14:26:48 | GT4フォトブログ
というわけで ギャグ、コント、コメディー、ユーモア、駄洒落…… いったい人間にと...
2005/06/06(月) 15:05:22 | 仙台インターネットマガジン ★仙台のフリーネット雑誌
今年2006年は、&#39;&#39;&#39;渥美清&#39;&#39;&#39;さんの没後10年目となるそうです。先だっても、NHK-BSと総合で記念番組が放送されました。プライベートをあまり語らなかった渥美さんが、わずかにのこした本やインタビューの言葉から、彼の生涯をあとづけようというドキ
2006/09/20(水) 06:18:04 | とんねるず主義
↑
レンタルCGI
管理者用
ブログパーツ