私的 昭和テレビ大全集
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もーれつア太郎 (1969)

スレ建て依頼スレにお気付きの方はいらっしゃいますかね。
当ブログも、ワタクシ以外の人間がスレ主でもいいのになとは、前から思っていたんですがね。
なにしろワタクシにしても、全期間全局全時間テレビを見ていたわけではありませんから(笑)、
詳しくない番組やまったく知らない番組も多いのです。
誰も知らないような番組の場合、よそではなかなか話せないがここなら…
というような、数少ない場所だと自負しているんですよね、ワタクシ。
しかし、誰も知らないような番組は、ワタクシだって知らないわけです、通常(笑)。
でも、そういう番組が誰にも語られないままで終わるのは避けたいと、前から考えていたのです。
という事で、開放というほどには自由度は無いと思いますが、
ワタクシ以外の人間によるスレ建ても受け付けてみました。
どうしてもっと早く思いつかなかったのかなと、些か無念です。


さて、その前に以前リクエストっぽい事を言われたので、それを書いておきますかという事で、
このア太郎をやっておきましょうかという事なのです。
赤塚不二夫原作漫画のテレビ化で、おそ松くん、アッコちゃん、天才バカボンは、
新作のおそ松くん… おそ松さんの事じゃないよ(笑)、昭和末期のやつね、
以外は全て記事にしてきていると思います。
何故だかア太郎が遅れてしまったのですが、これはたまたまであって、
ワタクシはこのア太郎も、第一回から本放送で見ておりました。
最初の頃は白黒放送だったのですが、ワタクシが見ていたテレビも
お下がりの白黒でしたから、色はまったく意識して見ていませんでした。
この頃は白黒の番組やCMもまだまだ多かったので、
カラーでなくともなんの違和感も無かったですね。

実際、白黒テレビで見ていた人も、まだまだ結構な数がいたはずです。
うちもそうでしたが、カラーテレビがこの頃から家庭には入り始めていましたが、
だからといって白黒テレビを捨ててしまう家も少なかったでしょう。
うちのように、子供や奥さんが見るための二台目となった場合が殆どでしょうね。
てな事で昭和43年頃からワタクシには白黒テレビがお下がりになって、
夜の7時台は見たい番組を好き放題見られたのです。
金曜の7時は親が見ている赤白パネルマッチを一緒に見ましたが、
不思議なものでそれがカラー映像だったかは覚えていません。
白黒だった気はしないので、カラーだったのでしょう。

で、7時半になると親はフジテレビで3000万円クイズだのスター千一夜だのを
見ていたのだと思いますが、ワタクシはすぐに白黒テレビを見始めたので、
彼らが何を見ていたかの記憶は一切ありません。
子供の集中力は物凄いもので、自分が見ている画面以外の音も映像も、
まったく意識の中に入ってきておりませんでした。
どうしてア太郎を第一回から見たかというと、きっと前番組が河童の三平だったから。
既に記事にしているように、ワタクシは三平も本放送で見てましたからね。
その割りに最終回を覚えていないのですが、ア太郎の最初の頃は覚えています。

第一回は記憶が怪しいのですが、第二回は父ちゃんが死んでしまう回なので、
非常に印象に残ってますね。
小さな女の子が風船を離してしまって、高い木の枝に引っ掛かって泣いている。
それを×五郎(ばつごろう)が取ってあげようとしたら、枝が折れて転落死という。
ところが泣きじゃくるア太郎の前に、父ちゃんが現れるんですな。
これが、天国から帰って来た父ちゃんで、透明なためにア太郎以外には見えず、
お客さんの主婦連は見えない父ちゃんと話すア太郎が一層不憫になるという(笑)。

ああそうそう。ア太郎は八百屋なんですね。
×五郎が開いていた八百×(やおばつ)という八百屋を、否応なく継がざるを得なくなって。
でも、子供でありながらザルの中のお金を自由に扱うア太郎は、憧れで羨ましかった。
あの辺、子供心がよくわかっていたんだなあと思いますね。
ただア太郎は、ワタクシのような浪費家と違い(苦笑)、ガッチリ屋のしっかり者。
毎晩ぱちぱちソロバンを弾いて店を切り盛りしている姿も凛々しかったな。
そうそう。八百屋のザルね。ゴムで吊してある。
小銭がそこに入っていて、お釣りはそこから取ってくれる。
いやあ、昭和の風景だな。次の余所のブログネタも出来た(笑)。

続いて、デコっ八(ぱち)という押しかけ子分がやって来ます。
元々はスキー場で働いていて、遊びに来たア太郎を馬鹿にしていたのですが、
幽霊父ちゃんが手を貸して逆滑りを見せたものだから尊敬しちゃって、
或る朝、いきなり店にやって来て掃除とか始めてるんですよね。
ア太郎を「親分」と呼び絶対的に尊敬するという、
奇妙な子供二人組での経営となりました。

その夏、ワタクシはテレビCMでやっていた「空飛ぶゆうれい船」が見たくて、
東映まんがまつりに初めて連れて行ってもらったのです。
ワタクシがどこそこ連れて行ってとおねだりしたのは、
おそらく最初で最後だったかと思います。とにかく、ねだらない子でした。
今の凄まじい浪費ぶり、きちんと子供の頃にそういう段階を踏まなかったからか(苦笑)。
そんなワタクシでしたから、母親もすんなり連れて行ってくれましたね。

たしか新聞紙上でだったかな、そのゆうれい船の名前を付けて下さいなんて事をやっていて、
ワタクシは駅までの道すがら高揚する気持ちのまま深く考えずに、
「『ゆうれいぶね』ってしたらいいんじゃない?」と画期的な提案を母親に披露しました。
「『ゆうれいぶね』じゃ『ゆうれいせん』と同じ事じゃない」と言われ、
ああ、そうなのかなあとしぶしぶ引き下がり…
人間の知性とは摩訶不思議なものです。
こんな馬鹿が今のワタクシと同一の脳味噌だなんて、とても信じられません(笑)。

そのまんがまつりは凄くて、他に「赤影」もやっていたんですね。
しかも、映像が飛び出すと謳っていたんです。
でも、まったく飛び出して見えなくて、なんなんだ?と思いました。
で、時々赤影が、指を見せて合図みたいな事をするのですが、
その意味もまったく飲み込めず。
実は、赤青のセロファンが貼られた専用の眼鏡を掛けないと立体に見えないんですね。
ま、今にして思えばそれをかけても飛び出しては見えなかったと思いますが(笑)、
でも、きちんと人数分のメガネを用意してなかった映画館も酷い。

それだけあの頃は子供がゴロゴロいて、その映画館もア太郎じゃないけど
正に芋を洗うような状態でごった返していて、メガネも品切れになったんでしょうな。
その辺も本当に隔世の感が有ります。
その赤影は蝦蟇法師が大蝦蟇を操る例の回で、基本、テレビで見た場面ばかりでした。
そしてア太郎が始まったのですが、それがデコっ八がやってきた回で、
それもテレビで見たなあと思いましたっけ。
とは言えそれが不満というほどでもなくて、それなりに楽しんでました。

そのうちにテレビ放送はカラーとなったのですが、ワタクシはその前に
本放送の方は見なくなっていたのだろうと思います。
なんか、開始曲画面が変わった印象が残っていないので。
そう言えば、いま聞くと所謂アニソンとしては風変わりというか、
それまでとは一線を画した純和風っぽい曲調なのですが、
初めて聞いた時に、違和感のようなものは無かったように思います。
子供の柔軟性って、結構なものが有るのでしょう。
そんなカラー版ですが、再放送で間違い無く見ました。

ま、ほとんどの回は覚えているので、特定の回について詳しくは書きませんが、
特に覚えているのが、ニャロメが無実の罪を着せられた回だったのかな、
相手が金持ちなのでニャロメが誰にも信じてもらえず、
見ているワタクシまでなんだか悔しくて泣けてきてしまいました。
あとは酒ブログでも書いた、『北京亭の朝から夜まで』ですね。
題名まで覚えているもの(笑)。
北京亭の親父もいい味してたなー。
ア太郎と言えばニャロメ、べし、ケムンパス、ブタ松、ココロのボスなんだけど、
ワタクシは北京亭の親父に一票入れたいアルヨ(笑)。

この番組は物凄い大人気という訳ではなかったけれど、
地道に20%近い視聴率は稼いでいて、後発NETテレビとしては合格だったのでしょう。
放送延長されて、カラーにもなり、終了主題歌も都合3曲も出来ました。
最初のスキャットがかなり印象強いですけどね。ニャロメの歌も良かった。
そんな番組の提供は、大正製薬と河田でした。
河田ってだけで判ったあなたはなかなか凄い。
そう。ダイヤブロックの、河田です。
なんだかきらびやかで、綺麗な物をいっぱい組み立ててたCMだったなあ。
自分がやると、どうしてゴツゴツした不細工な物しか出来ないのか不思議でした(笑)。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
セリフの違和感
 原作は、父と私が好きで毎週読んでいました。テレビまんが版は父は見ませんで、私だけ見ていました。覚えている回はないんですが。
 この漫画には脇役の決め台詞が豊富で、ニャロメをはじめ〜やんす、〜べし、そして〜のココロと極めつけは「クーダラナイ クーダラナイ」。
 アニメで見たとき、頭の中にあるのと違う抑揚で言われていたので、新鮮というか違和感がありました。特にクーダラナイ クーダラナイ」。バカボンのレレレのレもそうでしたけど。
 ア太郎の父ちゃんって、八百屋だったんですね。易者が本業だったような気がしましたが、よく考えたら幽霊になったからア太郎が八百屋を継いだという筋だったのを思い出しました。父ちゃんの服装はもろに易者でしたが。
2016/05/03(火) 05:29:13 | URL | あぶもんもん
うちの親は学が無いので、漫画なんか含めて本を読んでいた記憶が有りません。
ま、世代的なものも大きいのでしょうが、あぶさんのお父さんは随分と適応能力が高い。
赤塚ギャグについて来れたとは(笑)。

ワタクシは殆どテレビだけでしたので、純粋に楽しんでました。
ただ、不思議と真似する気にはならなかったですね、あれ。

ああそうそう。
父ちゃんは占いにかぶれていて、いつも商売ほったらかしなのでア太郎に怒られてました。
よく拡大鏡を手にして手相占いをしてました。
ア太郎に怒られた照れ隠しに自分の手相を占って、あなたは長生きですなとか言っていた、
そのすぐ後に墜落して死んじゃうんですよね。
それでア太郎が、「長生きするって言ってたのに」って泣くのですが。

本文で書き忘れてしまいましたが、父ちゃんが天国から帰ってくるあたりは、
社会的ヒット曲だった『帰って来たヨッパライ』が下敷きになってますね。
当時はウルトラ大ヒット曲で、猫も杓子も真似して意識化に入っていたので、
そういう事も空気のように認識していたので意識はしてませんでしたが。
神様やお付きの者も人間の姿で地上に来たりしました。
2016/05/04(水) 04:59:37 | URL | ごいんきょ
江戸っ子かたぎ
 ついて来るどころか、父は当時ア太郎のギャグが大好きで、日常ばんばん使っていました。むしろ私の方が、バカボンまではついて行けましたが、ア太郎では今の言葉でいうと「ちょっと引いて」いました。
 アニメ化はア太郎の方がバカボンより早かったんですね。演歌調の主題歌というのは珍しいんじゃないでしょうか。ハクション大魔王はこぶしが利いていましたが。当時、江戸っ子「カタギ」というのが分からなかったのを思い出しました。花山大吉の「腕もキップも」と並ぶ、難解語でした。
2016/05/05(木) 01:03:22 | URL | あぶもんもん
兄弟だとばかり思ってました
ア太郎とデコッ八は兄弟だと思ってました。当時一緒に見ていた母親が「終戦直後はこれに近い人が沢山いたよ。」と、ギャグアニメなのにエピソードによっては、しんみり見ていました。あと、「べし」ってキャラ名にもなってませんでしたか?のちに(昭和の終わり頃)職場で赤塚作品の話題になったとき、誰もビジュアルとキャラ名が一致しなかったんですが、リアルで見ていた世代の先輩が絵を描いて詳しく教えてくれました。カエルをデフォルメした感じだったような?諸兄のご意見お待ちしてます。
2016/05/08(日) 09:24:21 | URL | とらお
まってたザンスッ!
ゴールデンウィーク仕事だったからごいんきょの所に遊びにこられなくて、今日やっと拝見できて”もーれつア太郎”見つけて「ニャロメーっ!」てな感じで嬉しくなりました。"おそ松くん”の欄でお願いしてみて良かった。いや~10年て早いもんですねー!・・・。
アニメのア太郎で印象的なのはケムンパスが「ケム~ンパスパスパス・・・」とひたすら叫んでいると毛虫がいっぱい集まってくるという
場面。気持ち悪かった。
ココロのボスが「オーマイパパ!」と言って狸の置物にキスをする。
「野草のごとき君ニャリき~!」とニャロメがブタ松を馬鹿にする。
ストーリーより断片的にセリフと場面ばかりが印象深いアニメでした。
2016/05/09(月) 16:55:25 | URL | hey
ココロのボス
おそ松くん、天才バカボンと比べると、若干、人気、知名度ともに見劣りしてる気がしますが、
サブキャラクターの魅力は一番かも知れません。
あぶもんもんさんが触れていた「く〜だらない、く〜だらない」に加え、
「はー、ボックン、ボックン」を思い起こしてみたら、八奈見乗児氏の声でしかなくて笑えました。

しかし、「ゆうれい船」の思い出話はいいですね。
ごいんきょ母子がおめかしして街中を楽しそうに歩いている姿を勝手に思い描いてしまいます。
ぼくも、初めて見た映画は同じく東映まんがまつりの「長靴をはいた猫」でした。
ストーリーはほとんど記憶にないけれど、兄だけは一人違う劇場で、
「ガメラ対ギロン」を見てたのを覚えています。

「べし」「ニャロメ」「ケムンパス」は今でも赤塚不二夫並みに描けると自負しているので、
とらおさんの要望(?)に応えるべく描いて送りたいところですが・・・
「べし」と検索すれば簡単に見つかります。

ネコに毛虫にカエルにフタが違和感なく登場していると、
ココロのボスが、タヌキだろうと人間だろうとどちらでもよくなってしまいます。
2016/05/10(火) 12:07:06 | URL | naokiman
● あぶさん
そう言えばバカボンより早いですね、テレビ化。
まあバカボンは、題名からしてテレビ向きではないですからね。
最初のテレビ化では内容もかなり弄られましたし。
そうそう。江戸っ子かたぎの意味はわかりませんでしたね。


● とらおさん
なるほどー。
途中から見たうちの大人なんかには、戦災孤児のように見ていた人もいるのかも。
べしはカエルでケムンパスが毛虫ですが、ニャロメと併せてよくワタクシら子供達が真似して地面に描いたりしましたね。
単純な線で描いているので、みんな子供でも描けるのです。
よく考えてあると思います。


● heyさん
いやあ、お仕事ご苦労様です(笑)。
ありましたねー、ケムンパスが仲間を呼ぶ回。
ケムンパスとかはかなり漫画化されているので、ワタクシは気持ち悪さは感じませんでしたけどね。
なんで仲間集めたんだっけな。
ボスもニャロメも有った気はしますが、細部が思い出せませんね。
ココロのボスは尻尾まで有るのに、ニャロメと違って人間なんですよね。
あの世界でも不思議な存在でした。


● naokimanさん
あれ。ボスの口癖は「ポックンポックン」ではないですかね。

長猫をはいた靴ですか。あれも注目されましたね(笑)。

ブタ松までは完全な人間体なのですが、ココロのボスはとうとう完全なるタヌキの擬人化に。
ボスは人気が有ったのか、独自のテーマソングまで作られて、
登場場面ではそのインスト音楽が流されました。
今でもありありと思い起こされる、ボスに良く合った音楽でした。
2016/05/18(水) 07:14:03 | URL | ごいんきょ
誤字でした
ごいんきょさんは何のことを言っているのだろうと、自分のコメントをコピーして他のアプリで拡大して見てみたら、「ボックンボックン」になってました。「ブタ」も「フタ」になっているし。極度の近視に老眼が加わり、校正もままならずです。失礼しました。
2016/05/18(水) 10:02:20 | URL | naokiman
フタはいくらなんでも書き間違いとわかったのですが、
ボックンの方は、そういう風に聞いていたのかなと思ってしまいました(笑)。
2016/05/20(金) 00:23:58 | URL | ごいんきょ
すきやきばし
 「君の名は」のパロディーで「すきやばし」をもじるところがおもしろい。このストーリーで印象に残ったシーンは受験に失敗した主人公をニャロメが命がけで説得するところです。よく放送されるのは地上げ屋のドラマです。
2017/02/09(木) 12:01:42 | URL | クッキーモンスター
何かで有ったかも、すきやきばし。この漫画でしたっけ。
ニャロメが受験生を励ます話、ありましたかねー?
2017/02/09(木) 23:40:30 | URL | ごいんきょ
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