私的 昭和テレビ大全集
Google
Web全体から検索 当ブログ内 検索
総計
昨日  本日

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



真田十勇士 (1975)

今回は、すーぱーぺるるさんの依頼によるスレ建てです。



太閤さまの後継に楯突く徳川の多勢を、数では圧倒的に劣る布陣で大いに苦戦たらしめた、
真田幸村とその側近の活躍は、元禄時代には巷間で語られていたようですが、
維新後の立川文庫によって子供達の血潮も大いに滾らせる大人気物語となったのですね。

それを柴田錬三郎が独自に小説化したものを原作とした人形劇でした。
だから、長年親しまれていた十勇士と少しだけ顔触れが違います。
その顔触れとは次の十人。

猿飛佐助、霧隠才蔵、三好清海(入道)、筧十蔵、穴山小助、由利鎌之助。
これら6人は、例えば霧隠才蔵が本名キーリー・サイゾというイギリス海賊の子とか、
細かい設定は独自であったりするものの、名前は従来からの十勇士と同じです。

しかし、従来の十勇士のうち、三好伊三(入道)は為三(いさ)となりました。
恐らく、清海入道との混同を避けたのでしょう。
海野六郎、望月六郎は、それぞれ高野小天狗、真田大助に替えられました。
恐らく、六郎が二人だと子供が混同するという事だったのでしょう。

そして根津甚八が、呉羽自然坊となっていますが、これは言わずと知れた、某俳優との混同を避けたのですね。
ま、十勇士と言えば殆ど猿飛佐助と霧隠才蔵、せいぜい三好清海入道くらいが有名どこですから、
こういう翻案も出来たのでしょう。例えば猿飛佐助を替えてしまったら、真田十勇士をやる意味も無いですしね。
実際、この番組でも佐助が中心だったのだろうと思います。

声を担当したのが、かなり渋い俳優ばかりだったというのも、人形劇としては出色でした。
松山省二、名古屋章、三谷昇、岸田森、河内桃子等々。
ED主題歌に重鎮・村田英雄御大を据えたのもNHK子供番組としては異色。

前番組が『新八犬伝』だったので、多分、数字被りで歴史物被りという流れで真田十勇士となったのでしょう。
丸二年、全445回も続いたのだから、人気もそれなりに有ったのでしょうが、
なんと残存回はわずか4回だけというのです。もう家庭用ビデオもとっくに出ていた時期に。
関連記事


◆◆ 関連記事 ◆◆

Loading...

[猫カフェ]futaha



この記事を読んでくださった方へ

この記事を読んだよ~という方、できれば下のコメント欄からコメント下さい。
ご自身の想い出、この記事への感想、情報、なんでも結構です。
記事や最終コメントの日付は関係ありません。
あなたのコメントがこの記事に再びの息吹を下さるのです。
トラックバック受付アドレスは、コメント欄の下にあります。
コメント
この記事へ寄せられたコメント
すがやみつるサンのコミカライズを読んだ記憶があります。学研だったかな?猿飛ブーメランとかの必殺技を繰り出してましたが…本編もこんな感じ?
2016/09/20(火) 18:04:23 | URL | lc1gr6
「真田十勇士」取り上げてくださってありがとうございました。

特撮の人形劇と言いますと大英帝国の「サンダーバード」「キャプテンスカーレット」などアンダーソン作品、ダイナミックプロの「✕ボンバー」などがありますが、「新八犬伝」から続く歴史大河ロマンとは。その後、「笛吹童子」「新諸国物語 紅孔雀」「三国志」「平家物語」「新三銃士」と歴史大河ロマン人形劇路線が作られましたね。

12年ぐらい前に、「新八犬伝」とセットで残存エピソードがDVD化されていたものの、「新八犬伝」と同じく、全エピソードの鑑賞ができないだけに、残念です。
2016/09/21(水) 10:03:55 | URL | すーぱーぺるる
bs11では
「サンダーボルトファンタジー」という比較的ヴィジュアル的な造形の人形劇も最近というか9月末までオンエアされている
歴女狙いなのかもしれないものの男子目線の萌えもあるのかなという造形

bspでならリピートもあるのかもしれないしそのついでにパクるというのも1厘ぐらいならなくはないかも?
2016/09/22(木) 13:11:27 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
>「サンダーボルトファンタジー」

HDDに録画して拝見しましたが、よくできているものの、アンダーソン作品などにはない味わいがありました。

 特撮の人形劇で歴史大河ロマン路線って今リメイクしたら面白そうだけど、どうかな?

私は「新八犬伝」と「三国志」「真田十勇士」をリメイクしてほしいが、いかがだろうか?
2016/09/23(金) 10:08:52 | URL | すーぱーぺるる
『新八犬伝』『真田十勇士』はビデオが残ってないので、リメイクは必至でしょうが、『三国志』は映像が全編健在なので再放送の方がありがたい。
2016/09/24(土) 15:11:34 | URL | カースケ
> カースケさん

サンダーバードのようにデジタルリマスター化はお約束でしょう。
2016/09/26(月) 09:32:58 | URL | すーぱーぺるる
● lc1gr6さん
劇の方でもブーメランの名手ではありました。
まさか漫画でも棒を描いてたなんて事は無いですよね(笑)。



それにしても残存本数が少なすぎです。

2016/09/27(火) 06:42:21 | URL | ごいんきょ
ゆめかげ
久々に来てみました。

ゆめかげという美しい女忍者が好きでした。

番組の最後に視聴者から送られて来たイラストを紹介していて、
ゆめかげの絵があったのを覚えています。

送りはしませんでしたが、自分でもゆめかげを描いてみたりして。
懐かしいなあ。
八犬伝も十勇士も、ジュサブローの人形が素晴らしかった。

それにしても、見たくても原版が残っていない作品が多過ぎますね。
本当に、残念過ぎる。
2016/10/15(土) 01:09:59 | URL | はやみ
あー、視聴者の子供達が送ってくれるイラストの紹介、よくNHKの子供番組でやってましたね。

NHKは公共放送という事で、経営効率が重視されていたんでしょうね。
『雲のじゅうたん』を他局に販売するようになったあたりから、番販意識も出て来て、保存も考えるようになったのでしょうけど。
それが昭和51年なので、この番組は本当にギリギリで、削除される運命となってしまいました。
2016/10/15(土) 04:25:09 | URL | ごいんきょ
成長しない佐助
放映開始前後、NHKの関連番組等では「従来の忍者装束の猿飛佐助像を打ち破るもの」として短髪・半裸のマッチョな佐助人形が紹介されていました。
おそらくストーリーが進行し佐助の成長後、幼少時の佐助人形からあれに交代(あるいは声優も?)する予定だったのでしょうが、少年佐助の人形が好評だったのか、急にキャラのイメージが変わってしまう違和感を危惧したものか、ずっと同じ人形で通してしまいましたね。
番組内のコーナーで、視聴者の子供の投稿による「真田大助を象徴する星は地球なのに、地上から見えるのは変ではないか?」というツッコミに、原作者の柴田錬三郎が「あれは心の星なのだ」と回答していたのを憶えています。
高野小天狗の名は柴田錬三郎の創作ではなく、望月六郎の別名に高野小天狗というのがあったような?(ただ、「高野」の読みは「たかの」ではなく「こうや」だったかも?)
2016/10/20(木) 23:33:51 | URL | esme
猿飛佐助って、名前からしても若年の感じですしね。

象徴する星を地球にしたのがそもそも失敗ですよねえ。
それじゃ主人公でしょう(笑)。

高野小天狗の話、ありがとうございます。
高野山の小天狗という事なんでしょうかね。
2016/10/22(土) 07:55:52 | URL | ごいんきょ
>高野小天狗の話
それが、よく判らないのです。
柴錬作品だけでなく、作品によって十勇士のメンバーが一部異なっている例があるようです。
人形劇放映当時、高野小天狗の名をどこかで読むか聞くかした時、テレビの「たかのこてんぐ」ではなく、「こうやこてんぐ」となっていた記憶があるのですが、あまりにおぼろげな記憶で…
ネットで調べても、ヒットするのは高野小天狗と言ったら柴錬による改変という記事ばかりですが、↓こちらのサイトでは、望月六郎は何度か改名していて、その中の一つに「望月高野小天狗」というのが挙げられていますね。
http://senjp.com/mochi/
「高野」の読み方は不明ですが。
2016/10/22(土) 22:30:48 | URL | esme
真田十勇士に関しては調べた事が有りませんでしたが、ちょっと調べてみようかな。
2016/10/26(水) 05:33:40 | URL | ごいんきょ
↑
コメントを投稿する
HP
アドレス:
コメント:
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック
↑
レンタルCGI
管理者用
ブログパーツ