私的 昭和テレビ大全集
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1・2・3と4・5・ロク (1972)

今回は、呑田暮之介さんのコメントを利用させて戴いてのスレ建てです。


この番組は1972年4月~9月、毎週木曜日、19:00から放送されたTBSお得意の子供向け30分ドラマです。原作はちばてつやが1962年に少女誌に連載していたもので「ハリスの旋風」より前の作品です。姉につられて観ていたのですが当時小学校低学年だったため朧気な記憶、及びWikiその他資料を後追いで確認しての記述となります。ご了承下さい。

放送時間が「ケーキ屋ケンちゃん」の前、「タイムショック」の裏となりますが、一言で言うと玉川家の五人兄弟を主人公にしたホームドラマです。

登場人物は玉川家の父親は山内明で職業は刑事、母親が草笛光子。子供向けドラマにしては渋い配役です。父親役については、ああそう言えばそうだったと思い出しましたが、母親役についてはそうは思いませんでした。理由は後述。


長女の女子大生(原作では高校生)、一枝は梅田智子。配役順位ではトップで主演という形だったと思います。彼女はこの2年前に「金メダルへのターン」でヒロインを演じていました。当時流行っていたスポ根ドラマの水泳版で、これもまた姉につられて観ていたつもりですが、私は当時就学前でおまけにまだ泳げなかったので全く記憶にございません。さらに彼女は7年後、「3年B組金八先生」に田原俊彦の姉(ホステス)役で出演しています。なにげなく「金八」を観ていた往年の梅田ファンは突然の登場に歓喜したのではないかと思われ・・・。

以下、中学生の長男次郎、小4の次女三枝(「さんし」じゃありません。みつえと読みます)、小2の次男四郎、そして三女の五子(いつこ)が幼稚園児となります。失礼ながらその後目立った活動をした役者ではないのでお名前は割愛させていただきます。ただ三枝役の女の子は「レインボーマン」でヤマトタケシの妹役を演じていました。ロクというのは犬。これも後述。

次郎の印象が殆んど残っていなくて、三枝がお転婆、四郎がちょっと気弱な男の子、五子がマスコット的キャラだったと思います。三枝、四郎が話の中心になりそれに一枝が絡んでくるというパターンが多かったかな・・。サブタイトルからして大体小学生ネタだし。

ドラマの第1話は引っ越しから始まります。父親が埼玉県警から警視庁に異動になり浦和から東京へと移ります。キャリアでない限り警察官の都道府県を跨がる異動はないはずですが、それは言いっこなし。それと私は埼玉県出身なので浦和からの引っ越しというのは覚えています。しかし浦和での住まいは一戸建てだったのですが東京では団地住まいになるため、犬のロクを置き去りにしてしまいます。(だと思いました) この記憶が正しければ今思うとちょっとひどいなと。知り合いに預けるとかしなかったのかなと。(そうしたかも知れません。記憶がアヤフヤです)

ところがタロとジロに代表されるように昭和の犬は根性が違います。なんと自力で玉川家の新居までたどりつきます。第1話のサブタイトルは「ロクが現れた」
喜ぶ三枝以下の子供たち。しかし団地では犬は飼えない。ひょんなことから知り合った寺の住職(演ずるは多分藤木悠)に預かってもらうことになり一件落着。

このロク、人間の声で時折モノローグを発しますがその声を演じるのは名優三木のり平。なぜならこの番組の提供が桃屋だから。説明不要ですね。

さて唐突の第3話。お母さんが亡くなってしまいます。第2話の予告編でそのことが告げられ姉が「来週、お母さん死んじゃうんだって!絶対観ようね!」と騒いでいました。

確か、家の中で頭が痛いと倒れだし病院に運ばれ治療を受けるも息を引き取るという話だったと思います。
草笛光子の印象が少なかったのは3話で退場してしまったからなのです。次郎以下の子供たちは母親の遺体にすがりついて泣きます。しかし一枝は父親に詰め寄ります。「お父さん、知っていたんでしょ?お母さんの体のこと!」覚えてるのはここまでです。

第4話からは一枝が母親代わりとなり大学に通いながら水泳の練習にも精をだし(嘘!)、ホステスのバイトをしながらトシちゃんを育て(やかまし!)弟、妹たちの面倒を見ます。

ただ本放送1回きりしか観ていないため各話のエピソードは殆んど覚えていません。考えてみれば当時はこの手のドラマにアニメ、特撮、バラエティと毎日のようにテレビを観ていたのだから当たり前です。それでも覚えているシーンをいくつか・・。

父親が刑事ということもあり子供たちが事件に巻き込まれ(そうになり?)クライマックスで父親が犯人と格闘の末、逮捕というシーンがありました。子供たちは当然「お父さん、やったあ!」。考えてみれば10歳以下の子供にとっては理想の父親像って経済力や社会的地位より強い父親ですからね。

もうひとつ丸々覚えているエピソードとしては夏休み前の通知表の話。亡き母が子供たちの通知表を熱心に見ていたのを思い出し一枝は弟 、妹たちの通知表のチェックに気合いを入れます。そして三枝の成績を見て「なあに、この成績は?」と呆れます。その夜、父親と二人きりになり通知表を見せ 一枝「見てよ!三枝のこの成績!」
父「(見て)ふむ。(通知表の所見欄を示し)ここを見てごらん。(読む)明るく活発で正義感の強い友達思いの子です」
(というようなことが書いてあったと思います。)
父「母さんはね、成績よりもこの欄をいつも気にしていたんだよ」
当時の私でも何が言いたいかわかるエピソードでした。この頃には教育ママゴンなんて言葉も出始めていてそれに対するメッセージだったのでしょうか。

後半になると三枝の担任の長島先生と一枝がいい雰囲気になります。学校の先生って生徒の兄、姉をターゲットにするって手があるんだね。クソー!俺も大学でちゃんと勉強して教員免許を取ってればヨリドリミドリで・・・。あ、すいません。話が脇道どころか歩道に乗り上げちゃったみたいで・・。

で、この長島先生を演じているのが沖雅也(!)。沖氏のプロフィールによると1952年生まれだからこの時20歳(!)。いや誕生日前なら19歳(!!)。彼の場合、10代で日活映画でデビューしたから大人びた役が回って来ちゃったみたいですね。この後の「必殺仕置人」棺桶の錠が21歳、スコッチ刑事が24歳ですから。貫禄のある20代前半であること。同じようなタイプで関根(現高橋)恵子も中学卒業後にデビューしたため「太陽にほえろ」初登場時は17歳でした。早熟俳優とでも言いましょうか。閑話休題。

「1・2・3・・・」は同日放送されていたケンちゃんシリーズと同じ国際放映の制作なのですが「ケンちゃん」は父母、祖父母が揃っていて自営業。二人兄弟でさらに家族同然の従業員までいる。一方「1・2・3・・・」は母親がいなく父親は勤め人で団地住まいの五人兄弟。対称的な家族です。TBSは意識的にこんなユニークな番組編成をしたのでしょうか?
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
これは、非常なる力作コメントをありがとうございます。

ワタクシは本放送当時、番組そのものは見ていませんでした。
流し見のように部分部分が目に入るくらいで、終了主題歌で
♪ 人間はー神様じゃ ないんーだーよ~
とか歌っていて、なんか固そうな番組だなと思いましたね(笑)。

ずっと後年、CS放送で全話見たのですが、殆ど忘れてしまいました。
犬がのり平さんの声だったなんて、何故か全く記憶に無いです。
しかし、本放送の提供が桃屋だったというのは貴重な情報でした。

三女は三枝と書いて、「みえ」と呼んでいたんじゃないかと思うのですが。
そう言えばお母さんが亡くなるんだっけな。
お父さんが刑事だったていうのも覚えてない(笑)。
お話も、言われてもあまりピンと来ないですねー。
基本的に、あまり面白いと思って見てはいなかったんだろうな(苦笑)。

お姉ちゃんと先生が良い雰囲気だったような気はします。
これも国際放映ですか。
国際放映には埋もれている作品がいっぱい有るなあ。
セールスしたらいいのに。余計なお世話だけど(笑)。
2017/01/22(日) 17:27:24 | URL | ごいんきょ
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