私的 昭和テレビ大全集
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一休さん(1975)

 何回かに渡り、え?これ今までやってなかったの?なんで???という番組を続けて扱って参ろうかと思います。
 ここを始める時、恐らく1000回くらいでは番組は尽きないだろうと思ってましたが、実際に、有名作品に限っても、まだまだ扱っていない番組がごまんと有ります。
 しかし、それも2000回になる頃には尽きてくるのではと予想してますが、そこまでの道中、期末棚卸しでありませんが(笑)、ここらで扱ってない有名作を少し解放していきたいと思います。


 この番組も、ワタクシが子供の頃に大人気で、ワタクシらの世代から十年くらいは、知らない人はいないだろうってくらいの人気作ですが。
 でも、やっぱりワタクシは見てなかったんですよね~。ロボットものでもないのに。で、これまたAmazonプライムで初めて見たという次第。
 この時期、ワタクシは子供と言っても反抗期に差し掛かる頃で、とにかく子供番組が全般的に馬鹿馬鹿しくて仕方無かった。
 子供番組と言っても、ピンポンパンとかポンキッキは見てたんですが、テレビまんがとかヒーロー物なんかが駄目でね。
 でも、紙漫画は半端でなくノメリ込んでいくのですが。当時の漫画週刊誌は、子供のものというよりは学生さんとかのお兄さん向けって感じでしたから、そちらがワタクシの受け皿となりました。

 ですが、この番組のような人気作は、周りで話題となるわけです。だから、なんとなくの空気感は持っているわけですけど。
 「ソモサン!」「セッパ!」というのが、或る頃に流行り始めました。聞けば、一休さんでとんち問答をする時の合い言葉だという。
 最初の頃に流し見した感じだと、一休さんが頭の周りでグルグル円を描いて、ポクポク木魚の音をさせながら考えるという形で、その真似もたまにやる奴はいたのですが、ソモサン・セッパは、もっと流行りやすい形ですからね。まあ我々の年代で返せない者はおりますまい。

 あと流行ったのは、「慌てない慌てない。一休み一休み」ですね。これは応用範囲が広かった。
 番組の中程のCMの時間になると、登場人物たちの声で「一休!」「一休!」と呼び声がかかり、それに応えて一休さんが、寝そべりながら先の言葉を言うものでした。
 和尚さんが考えている最中にCMに入る時が有って、その時は「和尚様!」「和尚様!」と一休らが声を掛け、和尚さんが「慌てない慌てない。一休み一休み」と寝そべりながら応えるという遊びが見られました。
 御仏に使える者がなんというふしだらな(笑)。

 今はどうか知りませんが、この頃の日本人は、彦一とか一休さんのとんち話というのは必ず子供の頃に耳目にしていまして、「このはしわたるべからず」とか、屏風の虎退治の話とかは、誰でも、子供でも知っていました。
 ただ、それをテレビまんがにしたという事には、ワタクシは少々驚きまして、あれってそんなに話あったっけ?と疑問に思ったんですね。
 そんなに毎週毎週とんち話を出せるのかなと、それが気になって、ちょっと見たい気にはなったんですよね。でも、年頃の格好付けの方が上回って、子供の漫画は見たくないという思いの方が上回ったのでした。

 提供は、笹川良一御大健在の頃の日本船舶振興会。年老いた母を背負い、遥かな石段を登る笹川御大の写真が目に焼き付いた世代です(苦笑)。
 ところが、これに天敵・共産党が噛み付いた(笑)。曰く、売名行為だという事でしたっけ。なにしろ当時のCMでは、最後に必ず「会長 笹川良一」のご尊名が映し出される仕様でしたからねえ。
 そんなわけで、少しすると会長の名は表示されなくなり、画面にも目立っては登場しなくなります。
 そうなってからの戸締まり用心の歌は、これまた、当時世代は今でも歌える事でしょう。山本直純、最後期の好仕事でありました。
 番組の最後期には、ハウスが提供を請け負ったらしいですけど、なんとなくしか覚えていません。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
一休さんのとんち
「このはし」「屏風の虎」以外では「お供え物のぼたもち」の話は傑作でした。
ぼたもちを食べたのは誰だ?の疑問、一休は仏像を釜茹でにすると「ほーら、くったくった(食った食った)って言ってるでしょ」と答えるのですが、すべてを御見通しの和尚、「うそつけ!食べたのは一休だろ」と一喝したのがオチでしたね。

和尚役の声優さん、アルプスの少女ハイジのおんじやドラゴンボールの亀仙人でおなじみの宮内幸平さんでしたね。
2017/03/20(月) 07:16:54 | URL | TSUSHIMA
長寿番組でしたね
一休さん、ふだんの話は桔梗屋さんと娘の弥生さんのイジワルをとんちで懲らしめるのが殆どで、印象に残ってるのが、「流行り病の熱を下げる方法、絶対他人に言ってはなりませぬ」と言われて、看板に書いて教えた話や、探させた宝箱の中にタヌキの絵が描かれていて、「タヌキの宝箱だから、から箱じゃ」と言われて「タヌキの宝物なら『唐物』ですよ!」と返した話でしょうか。
たまに、母上さまに会いたくなって屋敷の前に来ると「お前は修行の身!来てはなりませぬ!」と母上さまに追い返される可哀想な回もありましたね。 そう言えばCM前のアイキャッチ、初期はタイトルを指差し「あわてない、あわてない、ワタシは一休!一休み一休み。」と言ってました。
2017/03/21(火) 11:11:37 | URL | bean。
● TSUSHIMAさん
ぼたもちの話、一休が仏像を煮込んだのには魂消ました(苦笑)。


● bean。さん
弥生さんが苛め役なんだけど、一休にとんちでやられるという、
子供版どてらい男!と言える内容でした。
こんな解説するの、世界中でワタクシだけでしょうが(笑)。
2017/03/23(木) 07:02:13 | URL | ごいんきょ
なぜ一休さんは仏門に入ったか?
こんばんは。
一休さんはどっかの武家の息子さんでしたっけ?お家の事情で出家していた?なんか悲しいストーリーがあったような?エンディングテーマは、〽母上様、お元気でーすーか?なんて悲しい感じの歌でしたね。
2017/05/20(土) 21:25:16 | URL | とらお
天皇の子供という事ではなかったですかね。
詳しい背景は語られてないと思いますが。
歴史的には、お母さんが政敵に追い落とされた感じのようですね。

あの終了主題歌は、『タイガーマスク』と並んで終了主題歌の哀しさを印象づけました。
2017/06/11(日) 19:15:15 | URL | ごいんきょ
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