私的 昭和テレビ大全集
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秘密戦隊ゴレンジャー(1975)

 何回かに渡り、え?これ今までやってなかったの?なんで???という番組を続けて扱って参ろうかと思います。
 ここを始める時、恐らく1000回くらいでは番組は尽きないだろうと思ってましたが、実際に、有名作品に限っても、まだまだ扱っていない番組がごまんと有ります。
 しかし、それも2000回になる頃には尽きてくるのではと予想してますが、そこまでの道中、期末棚卸しでありませんが(笑)、ここらで扱ってない有名作を少し解放していきたいと思います。


 さて、この番組ですが、例によってワタクシは既に子供番組を卒業し始めた時期だったので、一度も見たことが有りませんでした。
 でも、これまではそういう理由でこの時期からこの手の番組を見なくなっていたんだろうと、我が事ながら勝手に思い込んでおりましたが、Amazonプライムで実際に見てみて思う事は、ああ、内容としても(ワタクシにとっては)見る価値が無くなってたんだなという事を再確認してます。

 ウルトラマンタロウの時にも書きましたが、この時期の制作者は恐らく、次から次と子供番組を作っていて、一種の慣れが生じていたのではないのかな。肝心の導入部が物凄く貧弱で、どうしてそういう立場になったのかとか、そういう設定描写が非常に雑なんですね。
 このゴレンジャーにしても然りで、黒十字軍に襲われた人間の中から奇跡的に生き残った者をゴレンジャーにしたというのはいいとしても、どのような処置を施してああいう超人的な力を身に付けたのかと、そういう力の源泉の説明が無い。
 これって、かつてのワタクシのようなこまっしゃくれたガキには致命傷でね。絶対に、見てもノメリ込んでないと思う。
 しかも、変身の理論も何も無く、いきなり変身してしまうし。或る意味、視聴者をナメて作ってるなと。

 でも、当時ワタクシが一番感じていたのは、1人の怪人に対して5人が組んで戦うって事でね。
 ワタクシにとってヒーローって、巨大な相手でも単身、孤独を背負いながら戦うってところに惹かれていたわけで。このほんの少し前のキカイダー辺りまでは、そこら辺はきちんと守られていたのに。
 キャプテンウルトラとか赤影とかはチームワークも使ったけど、あれは相手が巨大だったり、数が多かったりしたわけで、一人の敵を5人で打ち負かすなんて卑怯な真似、仮にも正義の側がやるのかよという違和感は、当時から拭えないものが有りました。
 この手の集団ヒーロー物の元祖は、やはり同じ石森章太郎原作のサイボーグ009なんでしょうけど、あれだってブラックゴーストの組織力の前では非力な存在でしたしね。テレビ版では9対1なんて戦いはしてないはずだし。
 ま、戦闘員まで入れればゴレンジャーの相手も多数って事にはなりますが(苦笑)。

 いずれにしても、鼻祖・月光仮面以来の「正義の味方は孤独に戦う」という伝統を打ち崩したという意味では新機軸で、これ以後は集団ヒーローものも定着する事になります。
 でも、この数年後から、いじめという事が社会問題化するのですね。それは現在までも消えずに言われ続けてますけど。
 ワタクシは集団で一人を苛めるという状況に一度も遭遇せずに子供時代を過ごしましたが、たまたまワタクシが暮らしていた地域の子供が、みんなそういう価値観を共有していたという事なんでしょうか。
 そんなワタクシは、これって子供時代に集団ヒーロー物を見て育ってるからじゃないの?なんて思ったりもしましたね。それはワタクシ個人の経験と自身を鑑みて感じた事なので、万人に当て嵌まるわけでもないのでしょうが。

 とまあ、この企画を始めて再確認しましたけど、どれほど有名でもこの年になってまで一度も見ないような番組って、基本的に好きではない何かが有るからなんですな。
 だから書き出すと、大体が辛口なものになってしまう(苦笑)。
 本当に小さい時に見ていればまた違うんでしょうが、大きくなってから子供番組を一から見たところで、制作側が意図していた面白さをそのまま感じられるはずもないし。
 尤も、何か意図していたのか、ただ視聴率を上げたかっただけじゃないのか、だって番組作りが視聴率と提供会社優先の構成になってるぞ、なんてとこまで見えてしまいますしね(笑)。

 番組も後半になってギャグ調路線が出てくるわけですが、そういうものはワタクシのように穢れてしまった視線でも面白いものが有るかもしれませんね。
 ただ、それはヒーロー物としては穢れてしまったって事だとも思うのですが。とにかく作り手に或る種の飽きが来ていたとしか思えないです。
 ワタクシはこんな穢れた感想になってしまいますが(笑)、そういう番組では、純粋に楽しんで見ていた方々のコメントで、是非この毒を薄めて戴ければと思うのですよ。


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ゴレンジャー
『ゴレンジャー』は視聴していた世代とは多少離れていたので、あまり“真剣には”視ていなかったから、ストーリーとしては記憶に残っていない。ただ当時は自分が思春期真っ只中で、出演者のうちモモレンジャー役の小牧リサと、隊員役(?)だった鹿沼エリの2名の存在は週刊誌グラビアで見事なヌードを披露していたから、割合ハッキリと覚えている。後者の鹿沼エリは映画にも出演作があって、もっとも印象的だったのは本宮ひろ志・作の劇画『俺の空』の映画版で、劇中、主人公・安田一平の初体験相手となる女教師・川村先生に扮し、艶めかしいベッドシーンを展開していたのは脳裏に焼き付いてしまい、夜な夜な、彼女の伸びやかでセクシーな肢体には悩まされ続けていた。その後、鹿沼エリは武闘派で鳴らした個性的な男優・古尾谷雅人と結婚引退したのも悔しかった。あのまま川村先生のイメージを残しながら他の映画・テレビ作品でも色っぽいシーンを演じ、(当時の俺の様な)独身男性を歓ばせて貰いたいものだったが…。
2017/06/08(木) 16:34:35 | URL | 建半
大阪ABCでは先行放送!
NETテレビでは関西ネットチェンジの影響でTBS系に去った仮面ライダーシリーズの後を受けて、土曜夜7:30からの放送でしたけど、大阪ABCでは土曜夕方6:00からの先行放送(勿論、当該時間に「アクチュアルドラマ 部長刑事」がデーンと構えていたから)でしたので、6:30からのフジテレビのタイムボカンとセットで視聴というイメージでしたね。
なので仮面ライダーシリーズの後継と言うよりは、タイムボカンと共にコミカル色が強い新規のヒーロー物(のパロディ)という感覚で最終回まで笑って楽しむ事が出来ました。
逆に仮面ライダーファンから、仮面ライダーシリーズの(NET系列に於ける)後番組と聞かされ、「え?そうだったの!」と目が点に。

だって、どう見てもタイムボカンほどでは無いけど、従来のヒーロー物を茶化しているとしか思えなかったし、又それが笑いのツボ且つ作品のツボと思っていたんですけどね〜(笑)。
野球仮面に代表される様に、登場してくる怪人やそれらの怪人のやられっぷりも、どう見てもタイムボカンの三悪トリオが(懲りもせずに)繰り出すおふざけ巨大メカと、それらのあまりにも間抜けなやられっぷりと張りあっているとしか思えなかったもんなー(笑)。
これが仮面ライダーシリーズの後継だと思って観ていたら、ひょっとしたら「なんじゃこりゃあ?」と呆れ怒り出していたかもしれませんね。

とまあそんな調子だったので、俄然シリアス路線に傾いた次作ジャッカー電撃隊なんて、それこそ「なんだこりゃ?全然オモロくないわ。」と早々に観なくなってしまい、後期加わった宮内洋ビックワンの暴走独り舞台を全く視聴しなかったのは今思うと少々残念な様な。
2017/06/10(土) 07:50:26 | URL | (ハンドル未記入)
ハンドル未記入の訂正の序でに
以上、爆笑ゴレンジャー劇場として楽しんだ(笑)私の感想でした。
言わばゴレンジャーが「本筋はお涙頂戴の人情劇ながら笑いどころもたっぷり」な松竹新喜劇、タイムボカンが「最初から最後までギャグ満載で筋書きなんて誰も覚えていない(笑)」吉本新喜劇ってところかと。
2017/06/10(土) 08:52:34 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
補足
後期になってギャグ調路線になったとの記述ですけど、当初からカレーに対する執着が常軌を逸していて、戦闘中に戦闘員になぞなぞを吹っかけたりとおよそヒーローに似つかわしくないキレンジャーが居たり、どう見ても安直に作られたとしか思えない怪人が登場したり(恐らくオイルショックやローカル枠扱いに格下げられての開始(ABCのみならず、KBCやメ〜テレでも時差ネットだったそう)だった事で低予算を強いられたが故と思われる)と、突っ込みどころが満載の作品でしたよ!
2017/06/10(土) 09:16:01 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
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