私的 昭和テレビ大全集
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歌のアルバム (1958)

歌のアルバム(1958)
一週間のご無沙汰でした

そんなお決まりの挨拶で始まっていた、玉置宏の名司会。
『司会者』というタレントの代名詞のような人ですね。
まさに司会者として登場し、司会者以外はやらなかった人です。
もう、こういう人も絶滅状態ですなあ。
彼ら『司会者』は、関西漫才師や関東コント人のように、
出演者をいじくって自分達を活かすというさもしいマネはしない。

あくまでも活かすのは出演者であり、自分達は出演者と視聴者の媒介にすぎない
というスタンスを、職業意識として発揮し続けました。
特に玉置宏の場合には、それが『タマオキくん』という漫画にパロられたほど。
タマオキくんは、少年のくせにお世辞ばっかり言ってる子です。
1970年代日本でこんなパロられ方をするくらい、玉置のゲスト持ち上げぶりは
突出していたんでしょうなあ。しかし、それもまた芸であります。

『歌謡曲ベストテン』の項でも書いたように、
だからこの頃までの歌番組って、あまりオリジナリティが無いんですよね。
ただゲストが出て歌を羅列するっていう構成ばかり。
しかも当時は酷い事に、生歌を歌う事すら稀でしたね。
レコードをバックに、子供でもわかる口パクばかりでした。
無論、全部が全部ではありませんが、今よりもはるかに多かったのは確かです。

この『ロッテ 歌のアルバム』は公開放送ですから、
口パクは少なかったんじゃないかな?
毎週毎週新聞広告で、その日の出演者を発表してましたね、ロッテ。
子供番組でもそうでしたが、この歌のアルバムでも広告展開は凄まじかったです。
日本芸能界に在日と呼ばれる人は数多くおりますけど、
そういう人たちをプッシュする役割を担っていた番組でもあったでしょう。
テレビ誕生前から、そういう人たちは芸能で活躍してたんですけどね。

ついでの話ですが、テレビの登場は芸能というものへの概念を根本から変えてしまいました。
そも虚業を生業とする者、その昔は堅気の人に遠慮していたものです。
落語家ですら、銭湯では一番下手で体を洗って、
自分の体を洗った汚い水が堅気の人にかからないように、つましくしていました。
現今の芸能人は、その辺を完全に勘違いしておりますな。
ああ、また小言になってしまった(苦笑)。
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この記事へ寄せられたコメント
実際問題、音楽番組の在り方が大きく変容していったのは、1968年の秋にスタートした「夜のヒットスタジオ」(フジ)の影響が相当強いようです。この番組のコンセプトはなんといっても「歌手だって自宅に帰れば一人の普通の人間なんだがら、それをテレビの前でやってしまおう!」という、当時のスター歌手の概念(よく言われる「しゃべらない・動かない・表情を変えない」とかいうもの)からすれば相当大胆なコンセプトでしたからねえ・・・。

最初は視聴者や局内からは「ヒットスタジオ」も結構冷遇された感じだったそうですけど、例の「泣きの夜ヒット事件」で一気に世の中の関心を集めて、その後は歌謡バラエティー→いろんなジャンルを出し、降るコーラスを歌わせる正統音楽番組へと、新しい音楽番組のモデル的存在へと成長していった、という感がします。
それと比例するように「歌のアルバム」も1977年に玉置宏さんが1000回で勇退してから一気に勢いがなくなって、わずか2年足らずで番組は終了してしまいましたね・・。

あと、ちょうどこの頃に同じくTBSで情報番組の要素を歌番に持ち込んだ「ザ・ベストテン」がスタートしており、音楽番組の在り方や、はやっている歌のサイクルが目まぐるしく変わっていく中で、「歌のアルバム」の路線はもう受け入れられなくなっていたという見向きもできるかもしれないですが・・・。

ただ、一つだけいえることは、新しい形態の歌番としてスタートした「夜ヒット」・「ベストテン」も、玉置さんのスタイルとはまったく違いますが、司会者があくまでも歌手を際立たせる存在であることを認識して司会を務めていた、というのが、今のトーク主流の音楽番組とは大きく違うところではないでしょうかね。なので、当時の歌番組で流れていた歌は何故か今も印象強く残っている曲が個人的にはかなり多いです。

一時歌番の"女帝"とさえ揶揄されていた芳村真理さんや黒柳徹子さんも、衣装そのものだけ見れば相当「奇抜」で歌手を食っているという感がありますけど、それを歌手を引き出させる司会でうまく中和させ、番組に絶妙な「品のよさ」みたいのを作りだしていたなあ、と関心させられますねえ・・・。

逆に今の歌はというと・・・・正直印象がどれもこれも薄く、大ヒットしたSMAPの「世界に一つだけの花」とか平井堅の「瞳をとじて」もあれだけ凄いセールスを記憶している割には、自分の中では印象がどうも薄くて仕方がない。

やはり、歌番組として必要最小限守るべき事柄はあくまでも歌番組は歌手、そしてその歌手が歌う曲が主役である、という認識を司会者が持ち、そして製作者が持つことではないでしょうか・・・。この部分が今の歌番では希薄であるが故に印象に残る歌がなくなってきている、という感じがしてなりません。
2006/04/27(木) 02:47:33 | URL | blue
力作どうもです
この稿のワタクシはかなり旧世代っぽい意見となってますが(笑)、
いちばん言いたかった事は現今のテレビ人の思い上がりなんです。
玉置さんらの世代には、そういうものが全くなく、
学ぶべき点ばかりだったんですよ。
その辺が言いたかったんですが、ちょっとまとまってない文章ですね、いま見直すと。

先日、歌のアルバムのイベントがあって、玉置さんが司会されたそうです。
映像観ましたが、さすがに全盛期のままの調子とは言えずとも、
矍鑠としておられてさすがでありました。

当時の歌が当時の世代にこびりついているのは、
メロディーがまだ枯渇しておらず、
純粋にいい曲が多かったというのが大きいとは思いますが、
おっしゃるように、歌が中心でない番組作りも影響はあるでしょうね。
かろうじてNHKとかMステが踏ん張ってる感じですが、
ミュージックフェアですらもコメディー畑から司会を起用したり、
ワタクシはちょっと違和感ありますです。
2006/04/30(日) 12:03:03 | URL | ごいんきょ
歌い終わった
歌手の方に、玉置さんが小さなバスケットに入ったロッテの商品を渡していましたね。
「爽やかな歌声の○○さんには、爽やかなロッテクールミントを・・」みたいな感じのコメントつきで。
ガムの時には何とも感じなかったのですが、チョコレートの時は本当に羨ましかったです。チョコレートなんてめったに買ってもらえませんでしたから・・
2006/10/03(火) 13:48:12 | URL | モデラート
こりゃまた懐かしいな(笑)
今日は懐かしいコメントが多くて嬉しいなあ(笑)。
しかし、モデラートさんの記憶力には毎度脱帽です。
言ってましたね!
爽やかな歌声の○○さんには、爽やかなロッテクールミントを(笑)。
しかし、司会者という司会者全員が無難な事しか言えなかった時代に
『ゴマスリ司会者』と異名を取ったんだから、玉置さんも隅に置けないです(笑)。
キャラ有るモンが勝ちますわね、テレビ世界。
2006/10/04(水) 00:11:18 | URL | ごいんきょ
ロッテの流れ
あの、後に「歌のアルバムNOW」ってのもありませんでした?
 それと、TBS系日曜昼というと懐かしいのが「クイズ列車出発進行!」と続く「日本縦断クイズ合戦」ですが(これってウルトラクイズのパクリ?)、こちらもスポンサーがロッテでした。これって「歌のアルバム」からの流れですかねぇ?
 15年ほど前「勇者特急マイトガイン」というアニメがありました。このアニメ、ロボット戦闘ものでありながら、かつての映画・渡り鳥シリーズをモチーフとしたもので、番組CDのひとつまで何と「歌のアルバム」と名づけられてました。やれやれ。
2006/12/15(金) 10:47:19 | URL | かじか
それと、以前「クイズ!タモリの音楽は世界だ」で玉置さんの司会ぶりが紹介されたことがありました。ちゃんと事前に勉強しておくのですが、自分の全く知らない歌手が出てくるなど予定外の展開になったときにも、曲調にあわせてちゃんとコメントを用意している、というくだりにはただただ敬服しました。
2006/12/15(金) 10:49:19 | URL | かじか
玉置宏さん
有りましたよ、NOW。
平成の番組って感じですか。
クイズ番組の方は初耳でした。
昭和の番組なら、いつかは扱わなければなりますまい(笑)。
アニメ、それも平成のはお手上げです。

玉置さんはテレビ探偵団で極意を語ってましたけど、
歌詞の二番をイントロ紹介に持ってくると嵌るとか言ってました。
それで三宅さんが、実際にやってみてくださいと水を向けると、
「オレはプロなんだからそれじゃ駄目なの(笑)」と言って、
即興でカラオケイントロ紹介をいくつかやってました。
こういう職人がテレビの世界から激減しましたね。
2006/12/15(金) 19:40:19 | URL | ごいんきょ
話芸の巧みな人
玉置さんや小金治さん、芥川隆行さんetc.(誤字があったら御免なさい。)昔は話芸でゼニの取れる人が沢山いましたね。玉置さんはこの番組以外に日曜日に象印提供の歌番組の司会をなさっていませんでしたか?「象印賞~ッ!」が耳に残ってます。あと玉置さんとは関係ないですがパロマ一社提供の歌番組があったような?日曜は朝から晩まで様々な歌番組をやっていた記憶があります。いつものごとく脱線失礼しました。
2012/10/28(日) 09:29:56 | URL | とらお
ご指摘の二番組とも既述です。
最初のは『スターものまね大合戦』、次のは『家族そろって歌合戦』。
いずれも上部中央検索窓をご利用下さい。
2012/10/30(火) 22:29:29 | URL | ごいんきょ
クラシカドロップ
80年代後半に、出演歌手をアイドル中心になったのを知っています。
2017/06/10(土) 03:22:01 | URL | (ハンドル未記入)
Reクラシカドロップ
ロッテ歌のアルバムNOWですね。故・松宮一彦アナがMCでしたね。
2017/06/10(土) 07:26:25 | URL | TSUSHIMA
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