私的 昭和テレビ大全集
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インベーダー (1967)

インベーダー(1967)THE INVADERS
UFOという言葉を日本人に知らしめたのは、既に扱い済みの外国ドラマ
『謎の円盤UFO』でありますが、UFOが乗り物だとしたら搭乗してるのは
彼らではないか、と夢想する人もいるのが、今回の『インベーダー』。
これまた、米国テレビドラマタイトルから一般化されていったのであります。

これはね、こわい。半端じゃなくコワイよ(笑)。
子供の頃に見たら間違いなくトラウマになる。
ワタクシも子供の頃は無邪気に宇宙人とか来てるんじゃないかと思ってましたが(笑)、
だから風呂帰りの夜道なんか、向こうから人が来ると怖かったです。
宇宙人じゃないか。連れて行かれてしまうんじゃないか。
脳内で恐怖感はどんどん広がり、相手がこう来たらこうするとか、
逐一シミュレートしながら歩いてましたね。落ち着かない子だ(笑)。

このドラマはまさしくそういうドラマ。
主人公デビッド・ビンセントは、ドライブ中にインベーダーを目撃してしまう。
ただ一人、異星人の地球侵略プログラムを知ったビンセントは、
当然あらん限りの努力でインベーダーの存在を訴えるのですが、誰も信じてはくれない。
まあ、それだけならいい。それは当然と言えば当然。
恐ろしいのは、そうやって訴えている相手が、敵かもしれないのだよ。
孤立無援であるばかりか、日常の至る所に敵が潜んでいて、
しかも、それを見分けるのは不可能ではないが、一目ではわからないという恐怖。
味方になってくれたかと思うと、実は変身したインベーダーだったり、
たまに信じてもらえる人間を作れても、敵の手に墜ちてしまったり…。
たった一人、誰にも信じてもらえずに、真実を訴える努力をしていかなければならない。
諦める事は、彼の破滅のみならず、地球の破滅にも等しい。
油断は即、命取り。インベーダー<侵略者>は、そういう連中なのだから。

どうです。説明だけで相当コワイでしょ(苦笑)。
なぜかと言えば、これに似たような状況って、けっこう身近に起こりうるからですね。
本当はそうではないのに、誰にも信じてもらえず、真実を訴える努力をする気にもならない。
日常の人間はインベーダーと違って、余程の事が無ければ取って食ったりしませんが、
社会的には破滅させられてしまうという例は、実は割とあるような気もします。
本当の恐怖とは絵空事ではなく、実感できるものであって、
このインベーダーはそこいらにも通底した怖さがありました。
もちろん単純に、画面とか音響も怖いんですよ(苦笑)。
あの設定、あの画面に流れる、あの切羽詰まったテーマがたまらなく怖くて、
ワタクシはまともに60分見られた事がありません(笑)。

しかし、こうやって設定を書いていると、つくづく『逃亡者』に似てますね。
しかも主人公の名前、デビッド・ビンセントってのも聞いた事あるなーと思ったら、
『逃亡者』の主人公リチャード・キンブルを演じたのは、デビッド・ジャンセンでした。
英語発音だと、更に似た名前になりますから、おそらく確信的な遊びでしょう。
制作会社は、同じQMプロダクションですしね。
日本での初回放送時のスポンサーは、ライオン歯磨とサントリーでした。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
緑魔のまち
The Invaders によく似た設定で、筒井康隆の小説に「緑魔のまち」というものがありました。
 昭和42年頃に少年マガジン(?)で連載されて、後に文庫本になりました。
 怖かったのは、閉じこめられている間に周りの人が宇宙人に入れ替わっていたことです。
 一度、ごらんになるとあの時代の流行かと思います。
2005/05/15(日) 21:24:57 | URL | time traveler
宇宙人もの
そうですか。情報ありがとうございます。
ワタクシはSF方面はまるで疎いんで気の利いた返しもできませんが、
藤子・F・不二雄チックな妄想は、小さい頃によくしてましたね。
自分が目覚めたら周りの人がまったくいなくなってるんではないか、とかね。
だから、目が覚めて最初に人に会うまでなんとなく不安だったり。
そういう人間だから、こういうドラマは本当に怖いですね。

宇宙人もの始めSF関係は、もうあらかた題材も出尽くして、
革新的に新しいネタというのも難しいでしょうね。
でもやはり、宇宙人モノってのの元祖はアメリカさんなんでしょうが。
その昔のSF映画、『宇宙戦争』も、このドラマと似た配色の画面で、なんか怖かったです。
2005/05/15(日) 21:45:10 | URL | ごいんきょ
本当に怖かった。
 自分は今43歳なのですが、この番組は当時父と一緒に見ていました。宇宙人の存在も信じていたし、いつか攫われるのではなどと空想してました。宇宙戦争のように大暴れする宇宙人よりもインベーダーのように人知れず侵略してくる方が恐ろしいです。
2005/06/19(日) 10:09:04 | URL | SUE
宇宙人
スーさんとお読みするんですかね。
そう言えば、三国連太郎出演だった赤い運命もリメイクが決まったようで、
こちらもそのうちにやるとしましょう。
お陰様で赤い疑惑の方は目論み通りの集客効果(笑)。
初日は1000近いアクセスがありました。
それとも、シューさん? 普通にローマ字読みでスエさんですかね。
すみませんね、わりとそういうの気にする質なんです(笑)。

木曜スペシャル・矢追版も、当初の頃はなかなか迫真的でしたからね。
しかし後年になってどんどん演出過多になり、アメリカは宇宙人をかくまっているだの、
基地の中で宇宙人と撃ち合いがあったのだの放送するようになると、
「基地の中? お前らは基地外だろ!?」
とツッコミを入れながら見てましたね。イヤ、個人的事実として(笑)。
ま。考えてみれば、そのくらいやってくれた方が勘違いが無くていいんでしょうけど。
キワドイ方が娯楽としては面白いのですが、嘘を嘘と見抜けない人も世の中には多いので問題がありますし、
特に子供には悪影響も多いと思われますので、難しいとこですね、ああいう番組は。

で、我々が子供だった頃は南山宏さんだったっけな?
ああいう人らがノンフィクションのようにUFO話を流布させてたんで、子供の身としてはかなり信じてましたね。
今にして思えば、全て軍事機密でUFO扱いされてたんだろという話ですが。
宇宙人に関しては、流布された写真に信憑性が感じられるものが当時から一つも無かったんで、
かなり懐疑的ではあったものの、この番組の影響で夜道が怖かったですね。

『宇宙戦争』はなぜ怖いかというと、宇宙人の姿を決して映さないんですよ、たしか。
最後の最後で、一部分だけ映って死んだのかな?
それが怖さを演出してました。
『インベーダー』はそれを更に押し進めた感じですね。
真の恐怖とはジワジワ忍び寄ってくるもので、
今の日本で鋭敏な人は、わりとそれを感じられるんじゃないでしょうか(笑)。

2005/06/19(日) 17:22:49 | URL | ごいんきょ
毎週観ていた
「逃亡者」が終わってしまって、次に「インベーダー」が始まったという朧気な記憶です。当然のように観始めました。
とにかく恐かったです。
指か手の特徴で、インベーダーかどうかが分かったような気がするのですが・・
2006/08/20(日) 11:57:18 | URL | モデラート
逃亡者→インベーダー
の流れは間違いなくあると思いますが、
日本での放送については、いま手元に資料がありません。
探せばありますけど、探してまで資料的にフォローするのが目的のブログでもないのですみません(苦笑)。
ここではご記憶を拝聴しておくにとどめます。

指で判別できるんですよね。
でもこれも、後期になるとアテにならなくなったような?
2006/08/20(日) 20:43:16 | URL | ごいんきょ
小指の先が曲らない。人類に成形される時にマシンに不具合があってね。
あの円盤ゎトンデモUFO研究家の偽写真に流用された。
2007/04/17(火) 16:33:06 | URL | ろんろん
小指
小指で見分けが付くんですよね。
マシンの不具合だったんですか。
2007/04/17(火) 23:13:25 | URL | ごいんきょ
ちょっと時間があったりするので、古いエントリーとかを見てコメントしてます。
放送に関してですが、関東では「逃亡者」はTBS、「インベーダー」はNET(現テレビ朝日)の放送だったので逃亡者のあと番組と言うことはないと思いますが(地方だと可能性はありますね)

インベーダーのコンセプトは逃亡者ですね。逃亡者SF版とでも行っていいのかも。

わたしは無理に抵抗しないで宇宙人の仲間になればいいの(あるいは存在を知らん振り)にと思ったりしました。
・・・と言う弱虫です
2007/06/09(土) 09:24:51 | URL | Marrrsan
ん? ああ、後番組という事ではなくてですね、
逃亡する緊迫感という描かれ方が近いと。

周り全員が吸血鬼なのに、なぜかたくなに
人間としての存在を守ろうとするか。
意外といま現在の日本でもこんな格闘があるかもしれませんよ(?)。
2007/06/09(土) 10:18:20 | URL | ごいんきょ
QMプロつながりと言う点。同感です!
QMプロつながりと言う点。同感です! 絵柄のタッチ,何とも言えない厭世観がそっくり。ただ「逃亡者」のほうが脚本がよく練られていて今見ても鑑賞に耐えうる力感がある。撮影も実に丁寧。しかしどちらもアメリカTV史上に残る「何とも言えない暗さ」があり、よくアメリカ人に好まれたものだ、とも思える。「インベーダー」は割と早く終ってしまった印象があります。
2010/04/26(月) 06:09:39 | URL | プリズナーNo.6
● プリズナーNo.6さん
逃亡者は、あんなにわかりきっている話を、
毎週毎週、手に汗握らせていたのだから、
演出の力量も半端ではないと思うんですよ。
インベーダーは、所詮は、空想モノですしね。
2013/11/04(月) 21:50:46 | URL | ごいんきょ
DVDついに来年発売
DVD がアマゾンから、来年発売されます。待ちに待った発売です!
2015/12/16(水) 13:54:31 | URL | パンセ
あら。
今までDVD化されてなかったなんて。
アマゾンからではなくて(笑)、ビクターからですね。
楽天でもヨドバシでも買えます。
2015/12/20(日) 10:53:03 | URL | ごいんきょ
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