私的 昭和テレビ大全集
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青春ド真ん中! (1978)

青春ド真ん中!(1978)
高校学園ドラマから、学生・新社会人の日常を描く感じの『俺たちシリーズ』へと
変質した日本テレビの青春ドラマシリーズ、原点回帰とも言える作品です。
先生役は『俺たちシリーズ』にほぼ出ずっぱりだった中村雅俊がそのまま請け負い、
中村が教師役をやっていた『われら!青春』以来となる原点回帰を自ら担ったのでした。
結果的には、わずか1クールでの終了となるこの作品ですが、
再放送などで見た人には、わりとインパクトを残した作品だろうと思います。

以前の学園青春ドラマでは、教師はほぼ万能でした。
ただスポーツを掲げて体ごとぶつかっていけば、大抵の問題が意味もなく解決。
しかし、この番組では、もう少しだけ合理的な展開が追求されます。
例えば「落ちこぼれ」の問題がこの頃から騒がれたと思いますが、
この番組では、小学校の勉強からもう一度教え直すという解決策が提示されました。
落ちこぼれとは言え高校生。小学生の問題ならすらすらできると自信を取り戻し、
そして内容が進んでいくうちに、どこでつまずいたかがわかるわけです。
そのつまずいた部分を、中村演じる産休補助教師・バクダンが懇切に教えていく。

これでもそりゃ、現実からは乖離した話かもしれませんが、
それまでの合理的理由なしに物事が1話で解決してしまうばかりだった
青春ドラマ路線を見てきた人間にすれば、非常に斬新に映りました。
この問題だけでなく、当初バクダンは、様々な新しい切り口を提示してくれ、
それは一種痛快でもありました。が…
中盤になると、そんな破竹のバクダンもとうとう行き詰まります。
それは、落差があっただけに見ている側としてもとてもショッキングでした。
そして、その行き詰まりは解決されないのです。
ここいらも、以前の青春ドラマ路線からの脱却点でした。
とは言え、フィクションとしては残念な脱却であった事も、また確かでしょう。
良くも悪くも、この作品は『日テレ学園青春ドラマ』の総決算と言えました。

出演者は非常に魅力的な面々でした。
主役の中村の後輩、ボーヤと女生徒からからかわれる神田正輝。
同じく仲間の教師に、秋野太作。マドンナ的な女教師に、あべ静江。
生徒役は更に輝いた面々で、神田をいつもからかう藤谷美和子。
優等生の女の子・斉藤とも子。やや不良として人気を博した井上純一。
これら配役を並べると、あれ?と違和感をもたれる方もいらっしゃるでしょう。

そう。ほとんど次作の『ゆうひが丘の総理大臣』とかぶってるんですね。
1クールで終わったこの作品は、次作のパイロット的作品だったのかもしれません。
この番組で学園ドラマにリアリズムを取り入れるべきかの実験を行った結果、
それはやるべきではないという結論になったんでしょう。
と言って、もう万能教師を描ける世相でもなくなっておりましたから、
『ゆうひが丘』では、教師は完全に生徒達の友達として描かれました。

本放送時の提供は、大正製薬、明治製菓という旧路線からのご両所に加え、
SSKスポーツ品、キャノン、キリンビール、コーセー化粧品でした。
ナイターとの絡みで本放送時には第12話が放送されず、再放送で初めて披露さましたが、
なんともアバウトな時代ではありますね(苦笑)。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
青春もの!
こちらもスレッド立てられてからずいぶん経過してからのリアクションにて失礼致します。
実は、私、日テレ青春ものも良く見てました。とは言え、最初は森田健作の「男だ」シリーズが最初だったような…。で青春ものの中でも“学園”ものとも言われるのは、「飛び出せ!青春」がリアルタイムの一発目でした。
ごいんきょさまはその方面のオーソリティでいらっしゃるので、私がコメントするのもおこがましいのですが。(汗)

この学園青春ものの最後の王道とも言えるのがこの「青春ド真ん中!」~「ゆうひが丘の総理大臣」(加えて、中村雅俊・主演というのも)だったと思っております。
当時、なぜこの番組がすぐ終わり、ミニマム・リニューアルで「ゆうひが丘の~」になったのか疑問(ま、コミックで当時「ゆうひが丘の~」はヒットしてたので、なんとなくは理解してた気でした)でしたが、ごいんきょさまの推察に深く頷いておりました。

熱い気持ちだけでは夢が見れなくなり始めた時代に突入するのですね、この辺から。。。

ps)ご存知でしたらすみません。こんなサイトあるんです。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/8067/page001.html

2005/06/03(金) 00:46:38 | URL | 1963
オーソリティじゃないです(苦笑)
オーソリティとは? 「権威」ですか?
ワタクシは権威と対極にある人間のつもりなんですけどねぇ。
単純に「詳しい人」という意味でも、ジャンルジャンルではもっと詳しい人がたくさんおられるでしょう。
ここは、そういう方々にいろいろ教えて戴きたいという意味でもやってます。
ごいんきょ「さま」というのも、あまり好きじゃないんです。
昔から言ってる事なんですが、「よ! ごいんきょ」てな感じで呼んで戴く方が性に合ってます。
ま、これらはあくまで当方の感覚なんですがね。

ご指摘のサイトは流し見した事はありますが、本格的には読んでいません。
今回の記事も、あくまでもワタクシの個人的な感覚であります。
日テレは、金八路線には行かなかったという事ですね。
現実の学園を多少なりともリアルに描こうとすると、どうしても殺伐とした描写が出てくる。
それはやりたくなかったんじゃないでしょうか。

しかし、森田健作がよく言ってましたが、
リアルな物もあって良いし、絵空事に徹した学園ドラマがあっても一向に構わない気がします。
2005/06/03(金) 07:00:52 | URL | ごいんきょ
中村雅俊もの
嬉しいですね。私もここに属する一人です。「俺たちの旅」、「青春ド真ん中」、「ゆうひが丘の総理大臣」等々に出てくるお決まりの同じロケ地ありますよね、アパート(旅)、定食屋(総理)とか、あの橋のある風景に行った事があります。総理なんかだと海に近く描かれていますが、海とは程遠い全然関係ないとこでガッカリしたり、なるほどと思ったり。。しかし、なんであそこばっかりだったんだろう?
2005/11/21(月) 01:26:29 | URL | サモハン
俺たちロケ地
井の頭公園でしたっけ? あれはあまりにも有名だと思いますが。
コアなファンの方で、ロケ地巡りをされる方も多いんでしょうね。
定食屋については、後年、なんかの番組でレポートしてた気もしますが。

テレビ番組の撮影って、いろいろ制約が多いでしょ。
だから同じところが多くなっちゃうんでしょうね、きっと。
2005/11/24(木) 01:11:28 | URL | ごいんきょ
このドラマは、
最初、秋から「ゆうひが丘の総理大臣」の放送が先に決まっていたのですが、「俺たちの祭り」の視聴率が
ずっこけてしまい、急遽穴埋め番組として作成されたことが、さるDVDソフトのリーフレットで当時の関係者が語っていました。
その話を聞いて納得した次第であります。
以上、情報のご提供まで。
ビックリマークとか、
ゲシュタポとか面白いネーミング
でしたね。
ゲシュタポさんは、
確かパパと呼ばないででは、
遠足に同行していた純な先生だったと記憶していますが。
俺たちの旅あたりから芸風が変わりましたね。
2006/07/01(土) 06:00:53 | URL | 藤四郎
暗い祭(苦笑)
祭りってのはピーヒャラテンツク明るいもんなんですよ日本人にとって。
だのに、俺たちの祭は暗かったよなあ。
ATGがゴールデンのTVドラマに殴り込んできたのかと思いました(笑)。

穴埋め番組ですかあ。
それで反響が上々で、基本的な部分は変えないで次作に活かしたって事ですかね。
DVDのリーフも貴重な情報が多いから読みたいです。
お金があったら昭和テレビDVD全部買うんですけどね、勿論…。

芸風云々は、ドラマですから台本・演出通りなんでしょうからねえ。
しかし、当時の記憶では思い出せないです。
そのうち見返した際に気を付けて観てみようと思います。
いろいろ情報をわざわざ有り難う御座いました。
2006/07/01(土) 17:44:51 | URL | ごいんきょ
ど真ん中
小学生の夏休みの夕方にこの青春ド真ん中をみるのがいつもたのしみでした、あと楽しみなドラマは山田太一の男たちの旅路だったのでかなり渋い小学3年生だったと思います。スカパーで再放送してもらいたい作品です。あのころは高校時代とはこんなにも輝かしく楽しいものだろうと思いえがいていましたが、実際には退屈な学生時代をおくりました。
2006/07/19(水) 18:15:22 | URL | merci
シブイなあ
小3で『男たちの旅路』はシブ過ぎますね。
BSでは放送したし、たしかNHK総合でもやった気がしますが。
そのうちにスカパーにも来るでしょうね。

青春ドラマのような高校生活を送りたいというのは、
この頃までの子供の夢みたいなものでしたね(笑)。
2006/07/20(木) 00:11:12 | URL | ごいんきょ
青春ド真ん中は大好きでした。八王子に住んでいたので、多摩御陵の橋とかに行って藤谷美和子ちゃんのサインとかもらいました。
後に始まったゆうひが丘の総理大臣は、なんとかく生徒の話よりも下宿のある定食屋での話とか多かったような気がするし、なんとなくギャグ的な感じの場面が多く、中村雅俊もふざけすぎって感じがして馴染めなかったです。青春ど真ん中はなんとなくストーリーも登場人物も真面目な純粋な感じがしてよかったです。俺たちの旅に似た空気がありました。草川雄馬もよかったなー。ゆうひが丘の総理大臣の最初のほうは出てたと思ったけど途中で消えちゃったのはなんでだろう。やっぱり青春ド真ん中は切ない青春って感じがとってもよかったです。
2008/05/20(火) 19:19:24 | URL | ガク
はっはあ。あの辺で収録してたんですか。
藤谷美和子さんは可愛かったですよね。
ポテトチップスCMの頃は垢抜けませんでしたが。

ゆうひが丘の頃には、往年の日テレ青春ものは時代遅れって感じでしたからね。
この番組がそういう路線の無くなる記念碑的作品だと思います。
草川祐馬さんも懐かしいですね。
往年の石橋正次さんと同じ雰囲気。
2008/05/22(木) 07:07:03 | URL | ごいんきょ
あべ静江きれい
お久しぶりです。ごぶさた過ぎて、自分のWebネームを思い出すのに時間がかかりました(苦笑)。 某有名動画サイト(笑)で、青春ド真ん中!全13話を初めて見ました。あべ静江が綺麗なのに驚きました。。。昔の女優さんてどうしてこんなに綺麗なのでしょうか? 今の女優さんの綺麗さとは何かが違うような気がします。 しかし、ドラマだからでしょうか、昔の女性の言葉遣いって上品でいいですね。しみじみそう思いました。
2009/03/11(水) 02:39:59 | URL | ハリーは詩人
お久しぶりです。ごぶさた過ぎて、あなたのWebネームを思い出すのに時間がかかりました(笑)。
あべ静江さんはデビュー当時、あまりの美人ぶりにみんな驚いたものです。
今世紀最高の美女だったかな? なんかそんな呼ばれ方もしましたね。
今は言葉も含めて、ああいう憧れを抱ける女優なんていないんじゃないかな。
2009/03/24(火) 07:26:54 | URL | (ハンドル未記入)
おもしろい!
このごいんきょさんの「昭和テレビ大全集」はおもしろいです。

実にいい気分転換になりますね。

今の時代に「青春ど真ん中!」について語れるなんてウソみたいです。

ごいんきょさん!ありがとうございます!


「青春ど真ん中!」は「俺たちの祭」の最終回が終了して、次回作の予告を見たときの感動!今も思い出します。

「コレ!コレ!」

こんなのが次は見たかった!


ごいんきょさんは中村雅俊主演のドラマで「青春ど真ん中!」がベストワンとお書きでしたね。

私は「われら!青春」と「俺たちの勲章」(松田優作とW主演)とこの「青春ど真ん中!」は同列1位です。

考えましたが、甲乙つけがたい!


「青春ど真ん中!」と「ゆうひが丘の総理大臣」は青春ドラマ定番のスポーツがでてこないですね。

「ゆうひが丘の総理大臣」の原作が少年チャンピオン連載の漫画で、それに出てこないからなんでしょう。

コメントに「ゆうひが丘の総理大」が先に決まっていて、「俺たちの祭」が低視聴率だったため「青春ど真ん中!」が製作されたとありましたね。

「青春ど真ん中!」にスポーツがなかったのは「ゆうひが丘の総理大臣」を後に放送するので、その為だったのでしょうかね?

こいんきょさんもお書きでしたが、この「青春だ真ん中!」は「ゆうひが丘の総理大臣」のパイロット的作品だったのでしょう。


「青春ど真ん中!」の主題歌は「青春試行」という曲です。

この曲は中村雅俊のヒット曲「いつか街で会ったなら」と同じ吉田拓郎が作曲していますが、この曲も好きな曲のひとつです。

中村雅俊の曲はみんな好きですけれど、でも好んで聴く曲とそうでない曲はありますね。

私の中村雅俊ベストワンの曲はというか、よく聴く曲は、なんと「俺たちの祭」なんですよね~。

何でなんでしょうかね。大ヒットした「俺たちの旅」より聴いています。なぜか心が落着くのですよね~。

それと「青春ど真ん中!」は俺たちシリーズとともにBGMがすばらしいです。











2013/02/06(水) 18:30:54 | URL | Pico  
そうなんですよ。
面白くてねえ、何度も読み返しては笑って、
コイツ面白ぇなあと言っております(笑)。
で、気がつくと1時間2時間は簡単に過ぎてて、物凄い時間の無駄に愕然とするのです。
自分の記事で時間を潰しても、何も得る物は無く、ただの時間の浪費に過ぎません(苦笑)。

とまあ、かように面白いとはワタクシも思うのですが(笑)、
チラホラつまらない稿や、なんじゃこりゃと言いたくなる稿も有りますね。
まあ、そんなのは早く通り過ぎて、面白い稿を探せば、全て解決です(笑)。

ワタクシは、「われら」のジメジメ感はあまり好きではなかったです。
この番組が好きなのも、ジメジメ要素が少ないからですね。
ゆうひが丘くらいアッチ行っちゃうと、またそれはそれでアレですが(笑)。

結局、意味も無く連帯感を演出して解決を助ける役割としても、スポーツでも荷が重くなってきたんでしょうね。
丁度いま、世間でもスポーツ、日本に於けるスポーツというものの捉え方の節目ですが。

そうそう。主題歌もかなり好きで、よく口ずさんだものです。
日テレ青春ドラマの主題歌では、ゆうひが丘のエンディング、青春とはなんだのオープニング、そして青春試行が甲乙つけがたく好きですね。

俺たちシリーズ音楽担当はトランザムですか。
彼らの演奏がPicoさんの指向にハマるんじゃないですか。
2013/02/06(水) 22:47:24 | URL | ごいんきょ
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