私的 昭和テレビ大全集
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赤い疑惑 (1975)

赤い疑惑
石原さとみでリメイクされるとの事で、扱ってみます。
前作『赤い迷路』では、百恵の血脈関係が週刊誌的に騒がれたのを上手く利用し、
山口百恵はアイドル歌手としてはおよそ類例の無い、本格女優への扉を開きました。
それを受けて血・血脈を連想させる「赤」をキーワードとした作品がシリーズ化されました。
本作はその第二弾で、白血病に冒された少女の話です。
そもそも『日曜劇場・愛と死を見つめて』『サインはV』など、こうした闘病悲劇が
国民的ドラマとなってしまう前例は既にありまして、この作品もそんな感じになります。
しかし、どれもTBS作品ですね。まあ、昔はドラマのTBSっつ事でしたけど。

ワタクシは実は、闘病ものってあまり好きじゃないんです。
人間、生きていれば誰だって何かと格闘しながら生きているわけですし、
病気と格闘されている方はお気の毒ではありますが、それを見せ物にして
商売として成立している構図が、本質的に受け入れられない質なんでしょう。
ましてや、今でこそ人並み以上に健康な我が母は、ワタクシの幼少時は始終大病をして、
病院に見舞いに行くとかはほぼ日常だったりもしましたしね。
だから通常この手の作品は見ないんですが、当時は多少百恵を贔屓目に見ていたのと、
『ザ・ガードマン』以来、金曜のこの時間はこの枠という視聴習慣がありましたからね。
たしかこのドラマ当時は、神山繁が和服姿でサントリーのCMやってなかったかな?

映画『伊豆の踊子』で大オーディションの末に相手役に選ばれた三浦友和が、堂々
テレビドラマでも相手役に登場し、名実ともにゴールデン・カップルとなった作品ですね。
しかし三浦は、同じTBSの『シークレット部隊』というドラマで、
このシリーズでずっと百恵の父親役だった宇津井健と、上司と部下として共演済みでした。
百恵・友和の結婚では、宇津井が当然のように仲人を務めましたが、
いま考えてみると、どうも出来すぎですらありますね。
三浦友和が映画の相手役に選ばれたのは、よくある仕込みだったとも思えますけど、
さすがにそれは穿ちすぎかな(笑)。
まあそう考えれば、落選した三宅裕司らにも或る程度慰みになるでしょう(笑)。

相手が不治の病で余命いくばくもないのに、変わらぬ愛で恋人としての言動を貫く友和。
それを嬉しくも感じるけど、本当にそれで良いのかとも思い詰め、
と言って、彼の愛無しではとても正常に生きていけないであろうヒロイン。
彼を心配させまいと、なるべく気丈に、明るく、普通に生きていこうとする痛々しさ。
そうしたそれぞれの葛藤が延々と2クール続くわけですし、
当然、百恵演じるヒロインが助かるはずもなく、
いつかは死によって番組が終わるのは明々白々という、
なんの救いも無いドラマのようで、ワタクシはあまり好きじゃなかったです。
こういうドラマが楽しめる人って、やはり現実的には恵まれてるのかな?
人間って、無いものねだりだったりしますからね。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
フクザツ・・
オリジナルを見てたクチですので。
それなりの年齢で。
藤原くん、個人的に好きなんですが
う~ん、どうなんでしょ?
30年前の設定まんまにすると意外にもファッションと同じで新しいものに見えるそうですが・・・。
なんでもテレビリメイクの昨今、
百恵ちゃんまで手をだすのかなと。
「セカチュー」しかり、「いまあい」しかり
今度はこれですか・・・。
TBS多くないですかこういうの。
2005/06/15(水) 16:19:28 | URL | ペパーミントの魔術師
リメイク物
ワタクシもしばしば書いているんですが、リメイク物は好きではありません。
これの新作も絶対に見ないと思います(笑)。
しかし、世代を越えて楽しめるという利点もあり、気にしない人にはいいんじゃないでしょうかね。
リメイクされていく事によって、どんどん国民的作品となるというのもあるでしょうし。
本当は、オリジナルの再放送で充分なんですけどね。
それじゃあ新しい人が食べていけませんし(笑)。
2005/06/15(水) 18:59:00 | URL | ごいんきょ
実は岸辺のアルバムもその前の赤いシリーズも大好きだった30年前の少女(今はただの負け犬の女)ですこのドラマはフィクシヨンであって白血病が不治の病として恐れられた時代の話ですとエンデイング部分でかきこまれていたのを見て絶句した私はそんな恐ろしくむかしの時代にこのドラマを見たんだなあ(苦笑)
2005/06/24(金) 09:15:32 | URL | 赤い岸辺のアルバム
白血病
負け犬って、独身というだけの話ですよね?
ワタクシは、あまり好きな言葉ではないですね。
負け犬とか、勝ち組、負け組って言葉がね。
そこに於ける「勝ち」というのが何を意味しているのかまで考えれば、
とてもこんな言葉が流行するはずもないし、実際に流行り言葉となっている現今の日本は、
他者を虐げる事が美徳となりつつある、狂った国家です。
べつに赤い岸辺のアルバムさんに怒ってるわけではないですよ(笑)。
あくまでも国を動かしている連中に憤っているだけなんですけどね。

「このドラマはフィクシヨンであって白血病が不治の病として恐れられた時代の話です」
これは今の新作のエンディングに出ている言葉なのかな?
たしかに、当時に比べれば白血病のイメージもかなり変わりました。
渡辺謙さんなんかを見ていると、隔世の感が有ります。
本田美奈子さんもそうだったかな?
完治されると良いですね。

>そんな恐ろしくむかしの時代にこのドラマを見たんだなあ(苦笑)
いやホント。
どんだけ昔の話だっていうんだというテロップですね(笑)。
2005/06/25(土) 06:41:06 | URL | ごいんきょ
白は?
私的には田宮二郎の『白い滑走路』ですね。
少し前に、唐沢寿明の『白い巨塔』で思い出し、DVDボックス前後編買ってしまいました。
当時、小学生だった私は、番組冒頭の『フラップ ツーゼロ ギヤダウン! ラジャー ギヤダウン!』って飛行機用語が理解できませんでした。
前で操縦する二人(当時、航空機関士なる三人目もコクピットに居ましたね)がジャンボから降りる際、シートとセンターコンソールの間に通路を確保する為、シートが外側にスライドするシステムがバネ式で『ガコッ!』だったのに対し、グッドラックのキムタクの時代になると『ウィーン』って電動式にバージョンアップしてました。
2006/08/11(金) 21:34:50 | URL | W.B.
白い疑惑
そうそう。田宮二郎の白シリーズもありました。
やはり一般的には白い巨塔なんでしょうけどね。
飛行機やメカ好きには、白い滑走路も魅力的だったんでしょうね。

>フラップ ツーゼロ ギヤダウン! ラジャー ギヤダウン!
こういうの、憧れて真似しますよね(笑)。

赤は血の連想だとわかるのですが、
白は確かによく考えると解りづらい。
白い巨塔は、単純に病院だからでしょうけど。
おそらく他の作品は、これのヒットにあやかっただけじゃないかなあ(笑)。
2006/08/11(金) 22:21:47 | URL | ごいんきょ
222
医大合格に喜ぶ幸子の受験番号である。んな事はどーでもいいとして、幸子の母親、「奥さまは魔女」のダーリンよろしく途中で配役がかわったのであります。当初八千草薫さんが演じていたのだがドラマ開始早々渡辺美佐子さんに代わったのでした。ダーリンの時より違和感ありましたね~。またAB型とO型の両親からはAB型の子供は生まれないというのもこの番組で学びました。
2014/09/02(火) 15:50:39 | URL | hey
222ですか。今だと猫の鳴き声って事なんでしょうけど(笑)。
八千草さんも、吹き替え俳優相手に演技させられたり、冗談じゃないって感じだったんでしょう。
血液型に関する蘊蓄も、昔のドラマでは定番だったなあ。
2014/09/04(木) 07:08:13 | URL | ごいんきょ
大映ドラマの心地良さ
この2作目で赤いシリーズの人気を決定付けたと言われてますが、ごいんきょさんは好みじゃなかったんですね。

しかし「赤い疑惑」「赤い衝撃」で百恵友和の主演で高視聴率を記録し大人気となり、映画の共演も含めてファンの人たちから百恵友和の共演じゃないと不満みたいなクレームが沢山入ったらしいけど、その割には大映テレビでの共演は少ないですね。

確か橋田壽賀子も中間この赤い疑惑の脚本を書いてたようでしたが。

「赤い疑惑」は結局救われず死に終り、堀ちえみの「スタア誕生」も同じようにヒロインが死によって終ったけど、そういうドロドロした所が大映ドラマの特徴なんでは?
2014/12/03(水) 22:06:01 | URL | TaMoKo
まあ毎週見てはおりましたけどね。
毎週毎週鬱々としていて、あまり好きではなかったですね。
毎回毎回百恵友和だと、飽きられると懸念したんでしょう。
テレビは毎週の放送ですからね。
橋田さんが書いてますか。『愛と死を見つめて』やってたからかな。
ワタクシは能天気な方の大映ドラマの方が好きですね。
2014/12/04(木) 07:14:17 | URL | ごいんきょ
死と向き合う真剣なドラマ、悲しいけどすばらしかったです。
2017/06/19(月) 23:04:17 | URL | 師子乃
山口百恵の人気を決定づけた作品
昌子、淳子の後ろのイメージだった百恵の人気を決定づけ、彼女がアイドルの枠を超え、時代の寵児にまで上り詰める切っ掛けとなった作品ですね!
ザ・ガードマン以来の視聴世帯だった我が家でも毎週欠かさず観ていた・・・・筈で、当時とにかくドラマと野球中継が嫌いだった私でも、題名も「要は百恵が白血病で死ぬドラマ」と内容も知っているんですけど、何故か当時観ていた記憶が欠落していて、次作赤い運命以降なら鮮明に憶えている主題歌についても歌を聴いてもドラマのOPを観ても全く思い出せないです(失笑)。その前の白い滑走路は観ていたなあって程度の記憶はあるのに(内容は憶えていないですけど)。

只でさえ私が嫌いな暗〜い内容のドラマで、且つ当時大っ嫌いだった百恵が出ているって事で、画面すら見ずに完全に横向いていたんでしょうね。
寝ていたかも、とも思いましたけど、金曜10時うわさのチャンネルは毎週ゲラゲラ笑っていたから、それは無いか(笑)。

私自身はそれ程でも無い積もりでしたけど、両親によると「とにかく百恵が大っ嫌い」だったそうなので、そんな両親の話を重ね合わせる限り、この作品で私の百恵嫌いがピークに達したとは言えそうです(笑)。

「その時去来した思いは「なんで百恵ばっかり!」だったのか「ああこれで淳子は百恵に追い抜かれるな・・・」だったのか、「あんな暗い顔で暗い内容のドラマなんて俺大っ嫌いだわ。」だったのか、今の私にとっては知るよしも無い」(芥川隆行調の寝レーションで)ですけど、恐らく3番目辺りが当時の私の心境だったのでは無いかと。
2017/06/20(火) 21:37:18 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
韓流・華流ドラマの原点とも
そんな私の忌まわしき思い出はともかく、さて、このドラマについて冷静に見つめると、赤いシリーズに共通と言える「実の親子では無い家庭環境」や「恋人が異母兄」という縦糸に、往年の「愛と死をみつめて(つい先日もTwellV(多分)で放送されていました)」辺りからヒントを得たと思われる「主人公が難病で早世する」という横糸を絡ませた事で、とにかく毎週毎週、いや分秒刻みの場面の度に主人公に大小様々な不幸・ピンチが訪れる(で最大の不幸・ピンチが訪れたところで「つづく」のクレジット(笑))と不幸・ピンチの無限連鎖で、ハマった人にとってはドラマ中は1秒たりとも目が離せず、終わると必ず来週も観てしまうと連続ドラマとしては非常に良く出来た作りだとは言えますけど、どうにも肌合いに合わない人(例・幼少時の私)にとってはドラマアレルギーすら起し兼ねない作りとも言えるかと。
私が長らくドラマ嫌いで、今の年齢になっても未だに時折ドラマの盛り上げどころで逃げ出したくなる衝動がはしるのは、多分に赤いシリーズの影響も大きいかもと(笑)。

そんなこのドラマですけど、中国や韓国等でも放送されて日本以上に絶大な人気を博し、特に中国では日本を代表する大スター扱いされ、今現在も往年の日本の大スターとして中国人民に認知されている程で、後の韓流並びに華流ドラマに多大なる影響を与えたであろう事は疑いない所ですけど、日本ではこの手のドラマがほぼ作られなくなったのが、今思うに残念な様な・・・・、堀ちえみのスチュワーデス物語辺りまでと思われるこの手のドラマの隆盛期の時分は本当嫌いだったんですけどね(笑)。

ちなみに華流ドラマの本場且つ大量に韓流ドラマが放送されている中国人の知り合いでドラマときくと虫酸が走るって人がいるんですけど、私が陥ったドラマアレルギーってのも万国共通なんだな!と思いました。
2017/06/20(火) 23:01:13 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
新参者から失礼致します。
拝啓 よろしくお願いいたします。この一連のスレッドを読ませていただき感じたのは、ごいんきょ様の下に集まられる方々はやはり只者では無いと。実はかなり以前から、韓国ドラマの起源は何なのか?とうすらぼんやり考えておりましたが、「大映テレビドラマ」が間違いなく強い影響を与えていたと言う確証?が持てました。まず自分の私見では、これら大映ドラマの更に奥には間違い無く「愛染桂や旧君の名は」が存在していたはずです。つまりは純愛物のはしり、祖先、基本はこの辺りか?と思われます。当然これらの更に前にも、例えば映画等にはならなくても、小節や読み物等であったのかもしれませんが。此処で思い出されたのはもう40近く前、ある特集番組で「ビデオ違法業者の実態」等の特番が放映されましたが、記録では既にこの当時から国内には「録画屋」が居て、こっそり日本のテレビドラマを録画し更にカセットを分解しテープだけの形にし、海外旅行者に小遣い銭渡して韓国台湾等に密輸し、現地でカセットに組み直して海賊版工場で現地字幕いれて完成品とし、日本国内よりもせいぜい3、4日遅れで同じ番組を視聴出来ていたと言う確かな証拠があります。こういう事実も含む、韓国台湾含めアジア各国では、ある種の日本ドラマによる「洗脳?」の様なことがあったのかもしれません。それが数十年後にこうして韓国ドラマと言う形で現れてきたのだろうと。此処で韓国ドラマに何故日本の暇持て余したおばはん連中がハマるのか?これは当時の大映ドラマも同様で、純愛物と病気物?
が生理的におばはん連中にマッチしたものと考えられます。例えば「山口百恵」と言う自分より一つ年下の大スターは、デビュー当時「てんつくてん、顔で笑って」等のコメディードラマによく出ていました。デビュー曲「としごろ」も実に良く出来ていたナンバーだったので、当然この路線で行くものと。しかし当時から何となく思ったのは「山口百恵には軽すぎるかな?」と。案の定2曲以降はご承知の通りとんでもねぇ曲を歌い始め、やがては大映ドラマのシリアス路線を飾り、ゆくゆくは自ら作詞作曲家まで指名し、都倉から離れて宇崎夫婦に乗り換えると。まさらドラマを地で行くと言う感じでした。ごいんきょ様も言われた通り「何かこういった病気物は何某、、、」と。どうも今日韓国ドラマを男たちが嫌うのも、なんとなくわかる様な気がいたします。生理的に相容れない部分が多く、受け入れられない部分が多いと。どうもそこらへんが「上記大映ドラマと韓国ドラマの類聚点」の様な気がしてなりません。ご存知の通り「日本のドラマの手本は全てアメリカドラマ」でした。あの洪水の様な予算を使って絢爛豪華な舞台は未だに追いつけない部分もあり、それを何とか消化して国内ドラマを作ったのが日本です。更にそのよくない部分をパクリ、巧妙な作戦で世界を洗脳しようとして自爆したのが韓国ドラマと言えます。いわば上記の大映ドラマ路線はその基本とも言えるでしょうね。此処が「アメリカンナイズされた思考と日本になお残る演歌的体質」の相違です。今回、正解なのかどうは解りませんが、実はクラシック音楽でもこういうことが感じられるのです。それは「ワーグナーの楽劇とヴェルディのオペラ」の相違です。ほとんど同時代を生きた二人の大天才は「北欧の巨人ワーグナーが歴史史実を基にした芸術的楽劇」ヴェルディが「世間一般の自称や事件を元にした庶民的オペラ」では今日、どちらが日本で受けるのか?と言えば僅差でヴェルディと言えます。例えば「リゴレット」などの題材は、もろにメロドラマであり非常に演歌っぽい。歌われる曲もまさにカンツォーネであり「女を口説く歌」そのものです。まさに何となく「上記の大映テレビドラマの最も初期の根幹」を成す様な内容です。これが「極めて芸術的に昇華されて我々の前に立ちはだかるのか」「日本人やアジア人の完成に合う様にさ
2017/06/21(水) 11:28:33 | URL | よしたかくん
ご無礼 未完成お詫びです。
ある意味変換されてたちはだかるのか」の相違しか無いでしょうね。
正直自分としたら「大映ドラマの魅力」とは、少なくても上記の様なシリアスで粘っこいドラマでは無く、明るく楽しくある意味ノーテンキなドラマが好きなのです。ある意味の血の韓国ドラマなどに計り知れぬ影響を与えた悪い意味での見本?なのかもしれませんね。此処は幅広く皆様のご議論があれば幸いです。 敬具
2017/06/21(水) 11:35:01 | URL | よしたかくん
比較文化論(?)の観点からの考察
私からも比較文化論(?)の観点からの考察を一つ。
私なりに得た結論で「生み出された文化・文明は、生み出した本国よりもその周辺諸国の方が(本国では忘れ去られても尚)強い影響を受ける」というのがありまして、例えばアメリカではエルビス・プレスリー周辺の一過性のブームで終わらせる筈だったロックンロールがイギリスで熟成されロックという一音楽ジャンルとして完全に確立した例や、幕末〜明治初期の日本では弁当等の包み紙代わりにすらされる様な二束三文に過ぎなかった浮世絵が西洋からの超絶評価より日本でもようやく文化として見直される様になった例や、もっと言えば中国「四千年の歴史」の中で生み出され、そして忘れ去られていった諸文化が、隣国日本では絶えず蓄積され、今や日本固有と思われている文化の骨格として息づいていたり(元号もそうですし、意外な例としては現在の落語も元となったのは、明時代の中国の「笑話」に代表される民衆の笑い話の文化だったり)と、挙げると数限りない訳ですが、そんな意味では、日本では「「顔も地味なら歌も地味」な百恵(※淳子ファンだった私個人の感想です(笑))を売り出す」という課題に迫られての試行錯誤の中で生み出された感も大いにある赤いシリーズ並びに大映テレビドラマの作劇手法が、放映されたアジア周辺諸国ではアジア産テレビドラマの特徴的な文化として確立したという事なのかも、とも思えますね。

実はアメリカで一過性のブームとして終わらせる積もりだったロックンロールでも然りで、33 1/3回転レコードを開発したCBSと、45回転を開発したRCAとの規格競争の最中で、長時間収録が出来る33 1/3回転規格が優位となり、RCAと契約していたクラシック方面からも33 1/3回転規格を強く推す声が大きくなってきた中、「安価で手軽な若者向けレコード」としての45回転規格の生き残りを掛け、「罪深い音楽」として放送禁止に遭いながらも若者白人達にも徐々に人気を集めていた黒人系音楽をも歌いこなせ且つ風貌やスタイルも良いエルビスと契約した・・・・・、
てな推移で、33 1/3規格と45規格の両立の流れとなって以降は、レコード業界全体でもニール・セダカやポール・アンカの様なポピュラー・クラシック系音楽への造詣も深い歌手・アーチストを推し出したりと、とにかく元は「男女のまぐわい」を指す隠語ともされるロックンロールの撲滅に躍起になっていたって具合で、その辺、「浮世絵=春画」的なイメージもあって、浮世絵をガラクタ扱いしていた幕末〜明治初期の日本とどことなく似通っている様な感じでもありまして、その例で行くと、日本では終いには「クドイ筋書きにくっさい演技」として笑い者にされ下火となってしまった大映ドラマ的な作劇手法が、アジアの周辺諸国では(熟成度という面ではともかく)アジアのテレビドラマの作劇手法として今現在に至るまで息づいていたという事なのかもしれないなあとも。
とっくに忘れ去られてしまった日本のドラマ界が不幸なのか、未だに呪縛から抜け出せない韓流・華流ドラマの方が不幸なのかはどうにも判断し兼ねるところではありますが。
2017/06/25(日) 14:34:51 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
久々血の逆流する様な文化論に参加感謝
拝啓 ごいんきょ様も果報者ですね。このサイトは本当に素晴らしいし凄い。この中で感じ取れますのは「偶然の成り行きによって主役が交代したのか?」否「何かの極めて巧妙な細工により主役が交代したのか?」ですね。おっしゃる通りに「CBS&RCA方式対決」の他にも、既に廃規格ですが「カーオーディオ用途のカートリッジテープの4T/8T争い」更には「B&VHSの規格争い」等が記憶に在ります。此処で「何かの目的の為に意図的に操作された事象」により、例えば「カラヤンとまぶダチだったソニーの大賀がCDの収録時間をべト9に合わせた」なんてぇのも極めて意図的ですね。vHSの開発意図も実は、長時間番組への対応と聞いております。つまりこれらの極めて意図的に規格された事象により、「それを利用した長時間映像等も登場し売れるようになった」等は好例です。この韓国ドラマやシナドラマ等は、おっしゃられる通り「日本ドラマが過去に持っていたであろうその臭さを、自国なりに消化し噛み砕きでっち上げた物」なのでしょう。(あえて創ると言う字は絶対に使いません) しかし此処に韓ドラやシナドラは、あえて極めて意図的に「自国ドラマによる世界制覇」なんてぇ出来もしねぇおよそとんでもねぇ野望を描いた事がそもそも自滅の始まりでしたね。おっしゃる通り「浮世絵も落語も確かに日本で昇華されて此処まで来た」わけですが、日本人にはこういったものを使っての世界制覇だ屁だ糞だと言う「自惚れや傲慢さ、思い上がりやいけずうずうしさ」は無かった。これが良いとか悪いの問題では無く、それを判断するのは他所であると。決して押し付ける事は無かったのです。其処がシナ朝鮮とは違いますね。大体において「韓国ドラマ程度の安手純愛路線?程度で世界の女の涙を絞り、虜にしよう」等とは、神仏恐れぬ大罪で片腹痛い。それほど世の中は甘く無いでしょう。言われた通り「それらをとっくに忘れ(意図的にか?)放棄した日本ドラマがはたして本当に良かったのか?は解りません。しかし最近のドラマを見ておりますと、例えば過去の「6羽のかもめ」の様な、在る意味強烈なインパクトを持つドラマは無い。いやそれ以上に韓ドラシナドラは何も無いが、、、、(何を血迷っているのか、歴史物を銭金かけ放題してこさえれば迷作?と思うその知恵の無さ) まぁこうしたレベルの低い「単なる外貨稼ぎ用途の出稼ぎドラマ」なんぞはシナ朝鮮にまかせ、もそっと日本にはまともなドラマを創ってほしいですね。此処でつっこまれそうなのは「何をもってまともか?否か?」ですが、シナ朝鮮ごときに出来ないドラマ創ればよろしいんじゃあないですか? そう思います。この締めくくりに「TXの無いテレビなんて、、様」が言われた「大映テレビ作品一時代を飾った 顔も声も地味な百恵」ですが、淳子ファンだったとか、、、実は何を隠そう自分も「百恵、淳子、昌子」の中では絶対に淳子でしたね。何よりミニスカが一番似合い、その可愛い女の子の中には、実は途方も無い夢や野望が秘められていたのが淳子でした。この3人の中では一番早熟であり何かと噂も多かった。ドラマでは割と明るくノーテンキな作品に出ていましたが、復帰して欲しいですね。そして出来れば「大映ドラマでは無く、東映ドラマに出て」欲しい。願わくばこのスレッドを見て頂きたいですね。今回「大映ドラマからの大幅脱線転覆、心よりお詫び」申し上げます。敬具

2017/06/26(月) 12:15:05 | URL | よしたかくん
> CDの収録時間
↑これについては諸説紛々でよくわかんないみたいですね。

 本当のところCDはなぜ74分なの?(ギズモード・ジャパン)
 http://www.gizmodo.jp/2011/01/why-the-cd-is-74-minutes-long.html

コンパクトカセットにもフィリップス案の他に、
コンペで敗れたグルンディッヒ案というのがあったり、
それ以前に1/4インチテープをカートリッジ化したRCAのもの
(後にエルカセットが規格の要素を引き継ぐ)があったりしましたっけ。
レコードのステレオ収録の方式も複数の規格がありました。

'70年代以降のメディア規格で言えるのは、
特にコンシューマー向け映像・音声メディア規格に関しては、
昔の規格や設備、知財権を延命する目的のあったものは
大抵敗れているということだと思います。

エルカセットもそうですが、レーザーディスクに敗れたVHDや
CDに敗れたAHD(いずれもレコードの生産設備を流用できる)然り、
MDに敗れたDCC(コンパクトカセットの規格延命)然り、
ブルーレイディスクに敗れたHD DVD(東芝が持っている
DVDの基本特許を延命する目的があったと言われる)然り。
生産設備にも更新時期がありますから、更新のタイミングで
全く新しいものに乗り換えたほうが得策、と考えられやすい面もあるんでしょうね。

さっきNHKの番組で百恵さんの息子という人が「プレイバックPART2」歌ってましたが、
しかし百恵・淳子・昌子の三人娘のうち、森昌子さんしか実質残らなかったとは。
百恵さんから陰の要素を抜いたのが上戸彩という
感じが個人的にするんですがいかがでしょう?
そういえばドラマデビュー作では陰のある役柄だったし
(金八先生の生徒役で性同一性障害を抱えているという設定)、
なんか意識してなかったか?とも思えます。
2017/06/26(月) 21:30:26 | URL | くろねき
陰が無い百恵と元気が無い淳子(いや郁恵か?)
何よりもニコニコ笑顔が似合う上戸が百恵的な、何処か引っ込み思案な雰囲気の石原さとみが淳子的な(いやホリプロ的には郁恵的と言うべきか?)売り出し方をされたって感じなのは、如何にもホリプロ的なマネージメントの上手さですよね。
上戸が陰が無い百恵、石原が元気が無い淳子?郁恵?って感じで。
普通なら上戸が淳子・郁恵的、さとみが百恵的とみえますけどね。

只、「無駄に元気」が最大且つ唯一の売りの郁恵(※個人の感想です(笑)。只、それが「元気の押し売り」にみえないのは、彼女自身に備わっていた資質であろうと。)から元気を取ったら、何も残らない様な・・・・やっぱり淳子なのかな?と(笑)。
2017/07/01(土) 19:33:21 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
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