私的 昭和テレビ大全集
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愛と誠 (1974)

愛と誠(1974)
あけましておめでとうございます。

ちょっと遅いですかね。ちょっとだけ(苦笑)。
まるでほっぽらかしでしたがコメントはちょくちょく戴けて恐縮です。
路線的にどうしようか長いこと思案しておりましたが、
この度ようやく骨子が固まりましたので、
今後は少しずつボチボチと更新していこうと思います。
また、よそ様にちょっとだけ路線の異なるブログ…
ブログって言うのかな? も、開く予定ですので、
両方共々、昭和テレビ大全集、今後とも宜しくお願い致します。


愛は平和ではない
愛は戦いである
武器のかわりが
誠実(まこと)であるだけで
それは地上における
もっともはげしい きびしい
みずからをすてて
かからねばならない
戦いである──

わが子よ
このことを
覚えておきなさい


原作の漫画もこのネール元インド首相の娘への手紙の言葉から始まったのですが、
TV版では毎回のOP冒頭で、北村総一朗の朗読で読み上げられてました。
しかし本当にネール元首相がこんな手紙を書いたんでしょうかね。
空手バカ一代への取り組みを見る限り、梶原一騎に全幅の信頼は置けません(苦笑)。
それはともかく、原作の漫画の方は、梶原最後のヒット作と言って良いかもしれません。
「君のためなら死ねる」は、漫画マニアの間では定番ギャグになってます。
巨人の星もそうだけど、クソ真面目なものというのは
前後を切り離して一部分だけ切り取って提示すると非常に滑稽なもので、
そうした真理故に、梶原一騎の根性物の類は、ギャグとしても不滅の生命を得てたりします。

一応は恋愛物の範疇なんでしょうねぇ?
梶原は愛3部作を当初より予定していて、巨人の星で親子愛、
あしたのジョーで師弟愛を描いたと言います。
残る男女愛を描くべく満を持して始まったのが、この愛と誠という事になるわけで、
そこそこヒットしましたし、映画にもなりました。
しかし、恋愛ものと言うにはあまりに違和感の有りすぎるその世界(苦笑)。
むしろバイオレンスが主体となっていて、梶原実弟の真樹日佐夫なども言ってますが、
この頃より梶原一騎は精神的な荒みが作品に出てきてしまい、
だんだんと本来の魅力を失っていくわけですね。

でもまあ初期の頃はそれでもかろうじて作品としての体裁を保っていて、
ながやす巧の絵の上手さもあって人気もあり、このTV化となったわけです。
で、当時一流の漫画マニアだったワタクシは(笑)、
このドラマも第1回からちゃんとチェックしました。
しかしテレビ東京ですからね。東京12チャンネル(苦笑)。
始めから期待してなかったし、人気も出ないだろうとタカを括ってましたが、
ネット局の少なさもあってか、見事なぐらいマイナーな存在で終わってると思います。
原作の方はいかにも長編となりそうな気配なのに、
TVドラマはおそらく26回で終わるはずだから、最後をどうするんだろう?
そんな興味と、要所要所に散りばめられたエロ描写の映像化が楽しみで見てました。
いや、芸術としてね(笑)。
で、当初から覚悟していた通り、いかにも12チャンネルらしきチープな味わい。
この少し後にやはり梶原原作の『天下一大物伝』も12chでドラマ化されましたけど、
やはり同じような印象だったなあ。なんかチープ。
ま。12チャンネルの番組は見慣れていたんで、覚悟していたと言えば覚悟してたし、
でもこれだけの大河漫画をこんだけチープに作られてもなあという、
率直な軽い失望があったのも否定できませんけどね。
それもあり、ほとんどが原作通りの進行という事もあり、
内容についてはそれほどは覚えてません。

やはり池上季実子ですよね。この番組と言えば。
たしかマガジン誌上でもテレビ化のニュースをやってたのか、彼女が新人とは言え
歌舞伎役者の娘というサラブレッドであることも、放送前から知っていました。
12チャンネルのドラマのわりには、きちんと作る気なのかな?と、
少しだけ淡い期待も抱いたもんです(笑)。
しかし毛並みは良くとも新人は新人で、演技の方も良く言えば初々しかったです。
悪くは言わないでおこう(笑)。
OPテーマも彼女が歌ってましたが、あんま上手くはなかったですね。

夕陽を見ている彼の横顔が
怒っているとは限らないのよ
私を水着固いから蹴って
石ころ蹴ったりしているけれど

なんのこっちゃ?
よく聞こえないんですよ、3行目の所が。
こう聞こえるけど、どう考えても意味がおかしい(笑)。
だもんで、なんとかきちんとした歌詞を聞き分けようと、
カセットテープに録音して、何回も聞いてみたりしたけど、やはりこう聞こえる。
まだまだ彼女も発声滑舌が甘かったという事でしょう?が、
カセットも英会話学習用に買った安物だったのもあります。
しかしこの度、CSのチャンネルNECOが数十年ぶりに放映中。
今度は音声も良いので、何度か聞いてみてハッキリわかりました。

私を見ずに肩いからせて

おお!
これなら意味も通じるし、いかにも誠のことを歌っている!
お陰様で数十年間の謎が、このたび解決した次第です(笑)。
しかしこの歌、歌ってるうちに
♪ そして~私は~レースを編むのよ~
と歌いたくなってしまうんですよね。
ああ。当時大ヒットした小坂明子の『あなた』をパクッてたんだな、
こんな事も気付いてしまうお利口さんに、無事なりました(笑)。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
テレ東制作とは思わなんだ
いやはや俺っちの東海エリアでは土曜午後6時のcbcであっててっきりこのハードさが年月を経てガンダムシードやホラーへ受け継がれていたと勘違いしていた(^^;)
にしてもやはりオープニングが印象的な作品やったね

でもこの作品が純愛で星が親子愛ジョーが師弟愛ならタイガーマスクとかはプロレス愛って事か??
PS御存知かも知れんがCBCは東海エリアのTBS系
2006/03/26(日) 15:56:47 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
ローカル事情
東京12チャンネルの作品は、メガTONネットワークと呼ばれる物ができる前は、
かなり滅茶苦茶な感じで地方局に買われていたと思いますね。
だからCBCで放送されていた事自体はそれほど驚かないんですが、
あの番組がそちらでも放送されていたこと自体は驚きです(笑)。

タイガーマスクは強いて言えば、血縁関係ない子供への愛情でしょうかね。
大人であれば種の本能として本来的に持っているもの。
昨今の日本ではそれもかなり怪しげですけどね。
2006/03/28(火) 07:06:03 | URL | ごいんきょ
以外と・・・
私の中では結構なヒット作のようにかんじたのですが、以外とマイナーだったんだな~     あ~そうか!私自身原作(少年マガジン連載)の印象がものすごく強く残っていてそれとドラマがかぶっていたんですね・・・(実際ドラマの印象がほとんど残っていない・・・)でも原作のほうは、結構なヒット作になって単行本の売れ行きはかなりいっていたような記憶が・・・?    やはり映画化もされたくらいですから・・・   映画化といえば西城 秀樹(こんな字だった?)&早乙女 愛ですよね?早乙女 愛に関していえばこのお方この映画でデビューして役名をそのまま芸名にしたんでしたよね?そういえば江口 洋介(またまたこんな字?)もそのひとりで彼の場合はこれまた映画化された”湘南爆走族”のリーダーである役名を芸名にしたくちでしたね。{この映画には織田 裕二(さらにまたこんな字?)も出演してました}早乙女 愛はそのあとかなりな路線ずれをしましたが、江口 洋介の方は今やおしもおされもしない大スターになりましたね。スタートが同じでもこんなにも・・・当然といえば当然のことなんだけれど人生とゆうものは・・・(イヤハヤ)
2007/05/11(金) 08:47:14 | URL | ゾロ
ごちゃごちゃで…
「愛と誠」は私にはニッポン放送のラジオドラマが一番印象にあるんですよね。で、ドラマやら映画やら、「愛」をやった人も何人もいるし、ラジオの主題歌?を歌ったいたのが「あいとまこと」だったし、ごちゃごちゃしていてよくわからなくなってます。

でも、テレビのは見てませんでした…。
2007/05/11(金) 12:53:49 | URL | ダイアナ・シールズ
● ゾロさん
東京12チャンネル制作ですからね。
マイナーもマイナー。どマイナーです(笑)。
漫画の方は知名度高いですけどね。
君のためなら死ねるはギャグにもなったし。
そう言えばそんな左翼的映画も最近作られたっけ。

早乙女愛さんは役名をそのまま芸名にしましたが、
その後ヌードになったりして作中人物のイメージに傷が付くという事で、
梶原氏は、もうその手の事をやるまいと誓ったようですが(苦笑)。
江口洋介というのは湘南爆走族の役名だったんですか。


● ダイアナさん
はいはい。ラジオドラマもやりましたね。
梶原さんの講談社発表作品は、結構いろんなメディアで展開してましたっけ。
2007/05/12(土) 06:30:26 | URL | ごいんきょ
純愛山河
最近ケーブルテレビで観てました。
池上季実子さん主演のです。
お相手は夏夕介さんでした。。
池上季実子さんは当時まだ15歳くらいだったのでしょうか?
演技は別として清楚な愛お嬢様の役がぴったりでした。
なぜだか最終回をきちんと見たことがないのですが原作ではやっと愛と誠が愛を確かめ合った瞬間誠が力尽きるシーンで終わっていますが「あしたのジョー」の最終回に通じるものがあるような気がします。
2人が結ばれればいいのに・・と少女心としては思ったものでした。
映画では、西城秀樹さん、南条弘二さん、加納竜さんが誠役を熱演され早乙女愛さんはそのまま芸名にもされていましたが高原由紀役が多岐川裕美さんとは今思うとすご配役だったと思います。
まさに純愛山河といドラマでした。
2007/05/12(土) 19:39:03 | URL | もも
ドラマの最終回は、たしか、河原での投石に愛が身を投げ出す回じゃなかったかな。
あ。でも、その後に悪の花園に行くわけだから違うか。
やはりわからないですね。
原作は、背中を刺された誠が血を流しながらも海岸へ行き、
愛と初めて抱き合うシーンで終わりますね。
「ずっとこうしたかった」とか誠が言って、
「これからずっとできるじゃないの」とか愛が言って。
岩清水君もそんな二人を微笑ましく眺めて終わるんですね。
一方、刺した方は自首していて、取り調べの刑事に
「今頃死んでいるだろう。エライ事をしたな」と言われて頭を抱えているという。
梶原作品らしい、主人公に幸福を味わわせない漫画でした。
2007/05/13(日) 07:42:05 | URL | ごいんきょ
最終回は「波濤に消えて」
冒頭に、夏夕介さんの御逝去の報に接し、謹んでお悔やみを申し上げます。

さて、東京12ch版『愛と誠』で覚えているのは、最終回が1975年3月28日だったこと、最終回のタイトルが「波濤に消えて」ということ、神戸のサンテレビでは約2週遅れで放映されていたこと…です。

そこで、「波濤に消え」たのは誰か?ですが、それは“影の大番長”こと高原由紀で、彼女が入水自殺を図り(砂浜に足跡だけが残っていた)、探しに来た愛と誠がその砂浜にたたずんでいるシーンで物語は終り…ではなかったか、と思います。
要するに、原作とは少々異なる展開だったということでしょうか。
なお、約1年後に12chで再放送されています。
2010/01/29(金) 00:34:46 | URL | 甚六
まだまだかなりお若かったので、衝撃的なニュースでした。
しかし、そんな中途半端な終わり方だったんですか。
なんか視聴率も芳しくなくて投げやりだったんでしょうかね(苦笑)。
2010/02/05(金) 07:02:12 | URL | ごいんきょ
見るには見たが
いやらしさが排除された、気高き恋愛ものが好きだった(完璧にいやらしいのも好きでしたが)ので、見るには見たんですが、マンガのイメージが強すぎて、いけませんでしたね。映画も当時人気最高調の秀樹に、新人の早乙女愛をもってきても、イマイチだったのに、テレビでわね。でも、夏さん、早乙女さんがお亡くなりになり、西條さんも度重なる脳梗塞をわずらい、お元気なのは池上さんだけとは・・ アラシックステイー、まだまだ活躍してほしい方々でしたね。
2014/12/29(月) 00:35:14 | URL | みのモンタナ
早乙女愛さんも亡くなったのですか。
池上さんは、やはり毛並みの良さからか、
この手の番組出身者としては珍しい類の成功者となりました。
2014/12/29(月) 07:20:42 | URL | ごいんきょ
怖かった
このドラマを見ていたのは中学1年生、悪の花園の生徒さんときたらチンピラややくざのような男子生徒に、ケバイ化粧のスケ番たち、高校ってなんて恐ろしい場所なの、私行きたくないわと一時本気で思っていました。

一生懸命見ていたはずなのに後半何話か記憶がないので、数年前に撮って放置していたDVD を久々に見ました。
最終回までの3、4話は2時間ドラマかというぐらい四国の観光地とタイアップしていて、高原由紀を追う大賀誠またそれを追う早乙女愛とスリリングな展開になるはずが、ホテルの名前は大写し、タヒチアンダンスを見ながらの夕食、はりまや橋や高知城やなんとか鍾乳洞とてんこ盛り


いろいろとトラブルがありこのようになってしまったみたいですけど、続編があるような雰囲気の終わり方でしたね( 実際にはなっかたわけですが)

とにかくつっこみどころ満載で、ある意味とても楽しませてもらいました
2015/07/28(火) 23:42:20 | URL | あんみつ
えー。なんと純真な少女だったのでしょう(笑)。
ワタクシなんか、作りの安っぽさと出ている役者の取って付け感で、
もの悲しい可笑しさを感じてましたけど(笑)。

やはり予算がかなり苦しかったでしょうから、
タイアップは仕方無いところなんでしょうけどねえ。
せめて、テレビでございって感じの横柄な態度だけは取らないで頂きたいですが。
2015/08/02(日) 18:01:42 | URL | ごいんきょ
ガム子
さすがごいんきょさん当時から鋭い目をもっていらっしゃったんですね
純真な少女だった私は今では純愛山河はどこへやら、長い年月って恐ろしいですね

ところで、花園スケ番グループはめいめいにあだ名があって、リズ・鳩子・エラ・デビ・ガム子・サザエ・ぺぺ・ケメ子・メグ(昭和臭プンプンです)となんとも言えない名前がついてますよね。
そのなかの 3階?から大賀誠に逆さ吊りにされたガム子ちゃんはその後グループから抜け誠をかくまったり情報をリークしたり告白めいたことを言ったりと最初のイメージとは違い、いじらしくて涙が出そうになりました。

それにしてもあの逆さ吊りは衝撃でした。
毎週喧嘩だリンチだと7時台にやっていたんです。信じられないですよね
2015/08/06(木) 23:07:58 | URL | あんみつ
ま、既に中高生になっておりましたからね。
んー。
純愛の概念規定にも拠りますが、中年過ぎたら純愛山河でない女性の法がいいかも(笑)。

ガム子以外は覚えてないなあ(苦笑)。
逆さづりは漫画で堪能しておりましたので、実写はほとんど、
それだけを楽しみにしておりましたが(笑)。
たしか、さすがにモロパン映しではなかった記憶です。

女性相手にこんなあけすけな男のスケベ心丸出しの語り(苦笑)。
いやいや。
当時の視聴者目線を記録するという、滅私の大儀が有るのです。
2015/08/23(日) 21:13:37 | URL | ごいんきょ
はじめまして
はじめまして。

原作漫画のファンです。ドラマはオンタイムで観ていません。中年になってCS放送で観ました。太賀誠役の夏夕介は当時20代前半でしたが原作の誠のイメージに最も近かったですね。ルックスでは高原由紀役の人も。

原作はもう一組の愛と誠、高原由紀と座王権太の描き方に惹かれたのですが、ドラマでは権太は登場せず、物足りませんでした。原作の権太のキャラクター設定、軽い知的障害がある純情で粗暴な怪力男という描写が、まだ自主規制が緩かった当時のテレビ業界でも忌避されたのかもしれません。制作現場の担当者への給料遅配なども短期間で終了した理由のようですね。
2016/11/14(月) 22:24:13 | URL | 太賀権太
はじめまして。

そうですね。夏さん、合ってました。
権太は、あの手の人材を俳優から探すのは至難でしょう。
ワタクシの身近に、物凄くピッタリの奴が居ますけどね(笑)。
横幅はあそこまでないけど、体のデカさ、頭の少し弱い感じ、ピッタリなんだが。
再映画化で一般募集したら推薦しようかな(笑)。
2016/11/15(火) 06:55:11 | URL | ごいんきょ
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