私的 昭和テレビ大全集
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お好み演芸会 (1973)

大正テレビ寄席の威光も消え去りし昭和50年代の日曜昼。
お笑いマニア、わけても演芸好きは、この番組へと流れました。
NHKが送る、より寄席番組らしい寄席番組。
テレビ寄席ではあまり… と言うか、ほとんど観られなかった
落語家が、ここでは寄席そのままに主役でした。
前半は、ゲストの落語家や色物による演芸コーナー。
ハッキリ言って、当時既にお仕着せの笑いは古くなりつつありましたので、
この前半はどちらかと言えば退屈なのです。
この番組のメインは、後半の『花の落語家六人衆』でありました。
左から立川談志、三遊亭円楽、桂枝雀、月の家円鏡、春風亭小朝、林家三平。
この六人が、それぞれ笑点の司会席を舞台に向けた感じで座り、
最左には司会の三國一朗がドデンと控えておりました。

それでお決まりの大喜利をやるかというとそうじゃない。
三國一朗は、このメンバーに向かってクイズを出すのです。それも、
生半可なクイズ番組のようにワタクシなどがすらすら答えられるもんじゃない。
まず通常は知らないような生活の知恵とか、古い記録などから出てきます。
それにメンバーが挙手して指名されるのは大喜利と同じですが、
設定がクイズなので笑いの要素は非常に少ないものでした。
いわば落語家の知識比べ。ご隠居とクマさんに於ける、ご隠居役ですな。
とは言え、そこはバラエティー番組ですからそれぞれに役割分担があります。
最初に指名されるのは大抵円鏡か三平。彼らはまず当たりません(笑)。
大体はおばかな回答で軽く笑いを取って露払いしてくれます。
いや、二人ともふざけて回答しているのではなく、それが可笑しいのです。

次に指名されるのはは小朝や枝雀。
小朝は若いですから当然ほとんど古典・江戸の世界などはわかりません。
枝雀もなんとなく頭良さそうなイメージありますけど、
創作系の人なので古典の知識はそれほどでもなく、
この番組の問題ではほとんど正解はできませんでした。
で、二人とも笑いと真面目とどちらとも取れるような、
中途半端な回答が多かったですね。この二人はそういう位置(笑)。

で、満を持した感じで談志が指名されるのですが、
これが見かけ倒しというか(笑)、上手く正解する事もありましたけど、
これも不正解の方がはるかに多かったです。
でも、不動のNo.2ではありました。
そして談志の不正解を見届けるや、それまで黙って皆に任せていた円楽が、
おもむろに手を挙げ、視聴者もホッとひと安心するのです(笑)。
まずほとんどの問題を最終的に片付けてくれました。
その知識量たるや、正に落語の中のご隠居。

一応書いておこうかな。
ワタクシのハンドルは落語のご隠居とは関係ありません。
その由来についてこのブログで語ってもしようが無いので書きませんが(笑)。
閑話休題。

そんな円楽でも本当にたま~に正解できない時があって、
そんな時はしばらく待って三國が正解を言ってしまうのですが、
これもごくたま~~~に、円鏡あたりが当てずっぽうで
ポロッと言った事が正解だったりもしました。
円楽がわからない問題を円鏡が当てた回を観るのは、
ロト6で3等を当てるよりも難しいかも?
ビミョーな例えですみません(笑)。

途中で林家三平が亡くなって、後には若手の桂三木助が加入。
更には、枝雀が抜けて五人衆になりましたっけね?
三平はじめ、今は亡き人が多いですけど…
ああ、それほど多くはないか。勝手にみんな殺しちゃいけない(笑)。
中でも三木助の死は、あまりに早すぎたので驚きでした。
談志、円楽… まだ生きてますね。うん、生きてる、まだ(笑)。
彼らの次の世代となると、どうにも秀でた落語家を見かけなくなった昨今。
テレビでも活躍し、芸も感じさせ、古典もやる。
そんなパワーある落語家は、もう出ないんでしょうか。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
花の落語家六人衆
は楽しかったです。三國一朗さんをはじめ、出演者の噺家さんも皆さん番組を楽しんでいらっしゃったような雰囲気でした。
何といっても、円楽さんの博識は毎回感動ものでした。
「笑点」引退の時の円楽さんをテレビで拝見して、時の流れをつくづく感じました。
私は、枝雀さんの回答がいつもちょっととぼけていておちゃめで好きでした。物体の「体積」を解説した回答が忘れられません。とっても可笑しかったのです。
2006/09/01(金) 21:59:57 | URL | モデラート
円楽さん
いま笑点の大喜利メンバーで古参は木久蔵さんと歌丸さんだけですか?
あの二人がいなくなっちゃったら笑点も終わらせて欲しいなというぐらいなもんで。
円楽さんについては、しばらく抜けていた時期がありますけど、
やはり創立メンバーですし、活躍した人でしたからね。
引退は本当に残念ですが、そのうちに機会はいろいろあるでしょう。

花の落語家六人衆は、たしか談志さんが抜けて五人衆になったんですね。
あれじゃあ円楽さんの引き立て役だったもんなあ(笑)。
よく談志出てるなあ。円楽とは同志だからかなあ。
なんて、不思議に思って観てましたけど(笑)。

枝雀さんや小朝さんは、馬鹿馬鹿しい回答をなんかそれらしく言うのが多かったですね。
2006/09/02(土) 00:01:44 | URL | ごいんきょ
なぜか…
記憶があります。三國一郎さんの折り目正しい司会っぷりが、「締めるところは締める」という感じで「大人の演芸番組」という印象があります(それを小学生の分際で見ていたアタシは何とも小生意気w)。私も圧倒的に後半の「六人衆」のコーナーが大好きでした。この番組もその後内容を変更しながら、いつのまにか現在の「笑いがいちばん」になってしまいましたね。

落語界も歌舞伎界よろしく「襲名」ブームか?と感じてしまう今日この頃ですが、九代目正蔵の次は三語楼さんの「六代目小さん」襲名が控えています(息子だからって…どんなもんなんでしょうね)。名跡を残すことよりも人気と実力を兼ね備えた人が出ないものか・・なぁ~んて、小生意気でしたw
2006/09/02(土) 20:24:05 | URL | おやじバンザイ
落伍した落語
べつに駄洒落じゃないんですが。って駄洒落だな(笑)。

演芸番組、特に落語って、そもそも大人の笑いっていう感じでしたね。
比べて、色物が強いと、どうしても低い年齢層が取り込まれてきて、
味な部分、通な部分がどんどん消えていくというか。

昔の落語家名跡っちゅうのは、べつに子供が継ぐってもんじゃなかったんでげしょ?
落語ってのはもう、笑って戴くもんではなく、
伝統芸能として接するべきものとなったんでしょうなあ。
と言って、こぶ平が正蔵、それよりはまだましとは言え、
三語楼が小さんですかあ。
あれだけの芸と知識でも志ん生を継がなかった人もいたんだけどなあ。
名前さえ替えればいいのかと。

おっと。拙も小生意気でやんした。
粋じゃない粋じゃない(笑)。
2006/09/02(土) 20:42:26 | URL | ごいんきょ
鹿とする
中学生日記の後に流れで見ていました。
花の落語家六人衆、私も楽しみにしていました。三國一郎の出題で覚えているのが、
「最近若い人が『鹿とする』という言葉を使うそうですが、どんな意味でしょうか」
これは談志が正解を答えていました。花札で鹿がプイッと横を向いているところから、芸人仲間の符牒で「無視する」ことだと。
当時はまだ私は「シカトする」という言葉を知らず、この番組で覚えました。三國一郎は正しい日本語のアクセントで、「カ」だけ高く発音していましたが、今の人は「シ」以外を全部高くしますよね。私はわざと三國式に発音しています。
談志が「だいたい俺ァここに円楽が坐ってンのが気に喰わねんだよ」と語気荒く言って、みんな「困ったな」という雰囲気になったことがありました。円楽は笑っていなしてましたが、あの気まずそうな雰囲気は、芝居にしては真に迫りすぎてました。
2008/04/22(火) 00:44:34 | URL | あぶもんもん
シカトのトは
ぷいって横むく「鹿」の札が「10点札」だから,「とぉ」で「しかと」ということらしいです。
ちなみに,最初から最後までのことをピン(1月)からキリ(12月)まで,というのも,花札からきたみたいですよ。
2008/04/22(火) 22:39:52 | URL | いくちゃん
● あぶもんもんさん
シカトするって、当時よく使われました。
談志さんがそんなような事を言った回は見たような。
でも、そんなに切迫した雰囲気にはワタクシは感じなかったと思います。
ただまあ、実際に降板しているわけですから、
やっぱりいろんな憤懣は溜まってたんでしょうね(笑)。

● いくちゃんちゃん
そうですね。
正確には「シカトウ」という事ですね。
2008/04/24(木) 06:58:18 | URL | ごいんきょ
シカト
旭山動物園で撮った写真があったのを思い出しました↓
http://blog.kansai.com/denmomo/451
2008/04/27(日) 17:16:24 | URL | 桃
今度はURL書いてくれましたね(笑)。

シカトウではなくてシカトオの表記が正しいですね。
カリキュラマシーンのオオカミの歌で覚えたのに(苦笑)。
2008/04/29(火) 07:43:17 | URL | ごいんきょ
よき時代
お好み演芸会、ありましたね!
オープニングテーマからして
日曜の昼下がりといった感じの
なんとものんびりしたいいものでした。
笑点とは違って円楽さんは黒い
着物だった気がします。
それがなんとも似合っていました。
他の回答者が正解できずにいて、
おもむろに円楽さんが回答、正解
となると、師は目をつむって三國
一朗さんの賛辞を聞く、という光景が今もありありと思い出されます。
たまに三國さんが駄洒落を言うと、
クールな表情の談志さん、またもや目をつむって微笑する円楽さん、
にやにやする枝雀さん、
あらっ!おやまぁ、といった表情
でうなずく小朝さん、そして、一人
敢然とムキになって(ポーズなのですが)三國さんに抗議する円鏡さん、の図は非常にそれぞれのポジションを表していてほほえましくなった私は小生意気な小学生でした。
いやはや本当に懐かしいですね。
放送ライブラリーあたりにVTRはないのでしょうか。。。
もう一度見てみたいです。
2009/12/28(月) 21:32:44 | URL | ミスターゼペット
あー、そうそう。円楽さん、黒の着物だったですかね。
しかし、一人一人が思い浮かぶような見事な描写(笑)。
NHKアーカイブに残っているようですが、1985年からしか無い感じです。
三平さんは勿論、談志さんも見られなさそう。
2010/01/07(木) 02:18:32 | URL | ごいんきょ
テレビ寄席の方に書いてしまいましたが
 pooh さんが書いてくださったんですが、三國一朗司会の前の時代があったようですね。
 しかし、この番組が始まったのは昭和48年。針すなおの似顔絵コーナーを見ていたのはもっと前だったように思っていたんですが、記憶違いかもしれません。前身にあたる番組があったわけではないですよね・・・

 六人衆の一場面を思い出しました。「汚名を挽回する」という言い方は変だという話題で、枝雀が大きな身振り手振りで「汚名というのは汚ない名前と書いて汚名なんですから。それをわざわざ、わざわざ挽回するというのは・・・おめェは何を考えているんだと」
2013/05/09(木) 15:38:03 | URL | あぶもんもん
伊藤一葉
 この人の手品、どの番組でよく見かけたかな〜と前から気にかかっていたんですが、どうもお好み演芸会じゃなかったかと思うようになりました。なんとなく NHK スタイルにしっくり合うんですが、「この件に関して何かご質問はありませんか?」
2013/05/10(金) 13:58:40 | URL | あぶもんもん
そうなんですよね。
ワタクシも、薄ぼんや~りと、米丸さんの司会姿と、針すなおさんの絵は覚えているのですが、
どちらも他の番組にも出ていましたので、この番組の記憶かどうか、まだ怪しいです。

針さん、いろんな番組で似顔絵を披露していましたからね。
記憶もゴッチャになりますよ。
汚名挽回、たしかによく考えると、おかしな表現ですね。
「汚名」を「挽回」するのではなく、「汚名」を着たのを「挽回」するという表現なんでしょう。
疲労回復も似たような表現ですね。
よく誤用として糾弾されますが、ワタクシは許容できる表現です。通じます。
敢えてわかりやすく書けば、「汚名挽回」ではなく「汚名、挽回」、「疲労回復」ではなく、「疲労、回復」なんでしょう、表現した側にすれば。

伊藤一葉さんは、一時、持て囃されましたので、いろんな番組に出てました。
まあ、その前から演芸番組一通りで見てましたけど。
笑点、テレビ寄席、その他、ほとんど全ての演芸番組に出たと思います。
2013/05/12(日) 21:26:30 | URL | ごいんきょ
伊藤一葉さんネタらしい…
4コマ漫画が植田まさし「フリテン君」にあったのを覚えてます。
竹書房刊の単行本がなぜか3巻だけあったんですが、
あれはやっぱり父が買ったんだろうか?しかし何故に3巻だけ?
当時は「近代麻雀」読者だった、ということなのか。

1979年に亡くなった直後に描かれたものらしく、
焼き場の炉を開けたら「この件について何かご質問は?」と書かれた
張り紙があって居合わせた一堂が唖然とする、というものでした。

読んだ当時は「多分昔の時事ネタなんだろうな」と見当は付けつつもよくわからず、
後で答え合わせ的に伊藤さんの存在を知るという、何とも腸捻転なことに(笑)。
なるほど手品師だから笑える漫画なわけですね。
2017/01/29(日) 00:18:33 | URL | くろねき
時事ネタっていうのは、そういうのが有るんですよね。
コマーシャルの台詞をそのまま書くと、その時には例えば面白くても、
ずっと後に単行本として読み直すと、酷い時にはその元ネタも忘れていて意味不明になったり。
2017/01/29(日) 07:25:35 | URL | ごいんきょ
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