私的 昭和テレビ大全集
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歌のパレード (1957)

該当番組画像募集


提供はレコードからエレクトロニクス製品まで
犬のマークでお馴染みの日本ビクターでございます。


という提供コールの、ビクター歌のパレード。
こうした純粋歌謡番組が夜7時台に流されるなんてのも、
今日では有り得ない光景となりました。
テレビが爆発的に普及した事は、テレビ文化にはハッキリとマイナスで、
視聴世帯が増えた事によって番組単価が異常に高騰し、
それ故に多様なスポンサーによる多様な番組構成が無くなっていきました。
どの局、どの時間を観ても、金太郎飴のような傾向の番組。
一部広告代理店の肥大化は、日本全体をも歪めつつあります。
それだけまあ、1960年代のテレビというのは大らかだったなと。
全体としては大らかだったけど、個々の番組の中身はしっかりしていて、
言って良いこと悪いことの規範は厳然として存在していたし、
番組の作りも、生放送ではあってもしっかり作り込んでました。

この番組も生放送だったので、おそらく残っている映像は皆無でしょうが、
提供紹介が「ございます」となっているように、
番組全体にはそれなりの格があったろうと思います。
それは、冠に企業名を配しているプライドの所以でしょう。
まだ日本人が実以上に名を惜しんでいた時代です。
そうした本格的な歌番組が、夜7時台に、
7年もの長きに渡って放送されていたのですが、
その事を覚えている人がどれだけいるか。
当ブログは、こうした埋もれた名番組も弛まず発掘して参りたいと思います。

俗称として『ビクター歌のパレード』となっているように、
ビクターレコードの宣伝番組とも言えるようなものでしたが、
スポンサーは必ずしもビクターばかりではなく、違う企業の時期もありました。
タイトル部のビクターの冠は、外されたりそのままだったりで、
この辺の細かい事情は謎です(苦笑)。
当時は他にもテイチクやコロムビアなんかも番組を作っており、
レコード会社としては自社のタレントを売り出せるし、
局としては制作費に悩む必要が無いという相互メリットが有りました。
シャボン玉ホリデーも、渡辺プロが手弁当で作り始めたもので、
まだ発達の前段階だったテレビは、そういうアプローチが可能でした。
今もUHFやBS・CSなどでごく稀に見かける形態ですが、
果たしてその中から成功作が出るか、メディア過多の現在では難しそうです。

内容は、ファンファーレが鳴って、ホステスによる挨拶が一言二言あり、
ビクターテーマによるオープニングとなって、例の提供紹介でした。
本編は、次々にゲスト歌手が歌っていくだけで、
その合間に違うゲストとの軽い一言二言が交わされるという、
昔の音楽番組のパターン。NHKなんかは今でもこういう作りが残ってますが。
橋幸夫がデビュー時、潮来笠をこの番組で何度も披露し、その地歩を築きました。
フランク永井、三沢あけみらのレコ大受賞運動にも使われました。
番組末期には三田明が出てきて、歌謡史的には御三家プラス1なんて
括りで売られ出した頃合いですかね。ちなみに、昭和39年2月終了でした。
舟木・西郷は違うレコード会社だったので、この番組での共演は無いでしょう。

番組最後の方では、この当時の番組手法として一般的だった生コマがあり、
「音のビクター!
 ステレオに レコードに 音の世界をリードする日本ビクター!」
と高らかな局アナコールの後、ホステスによるCMが展開されました。
そしてビクターテーマが流れ、エンディングへ。
伊藤アイコ「351回、七年間に渡って、
      沢山の歌と話題をお送りして参りました、
      ビクター歌のパレード。お別れの時が参りました」
渡辺順子 「これまでの皆様のお力添えに、心からお礼を申し上げます」
伊藤アイコ「どうかこれまで以上のご声援で
      私たち一同を励ましてください」
渡辺順子 「それでは皆様、ご機嫌よう」
局アナ  「提供はレコードからエレクトロニクス製品まで
      犬のマークでお馴染みの日本ビクターでございます」
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