私的 昭和テレビ大全集
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明るい農村 (1963)

該当番組画像募集

日本の朝はNHK放送開始と共に明けていた!(笑)
青空の下ハタハタとはためく日章旗を眺めながら荘厳なテーマ曲を聴き、
一礼と共に静かに始まるその日最初のニュースで時事を知る。
そのあとの体操は、一緒にやって一日の準備運動をするも良し、
コーヒー片手に朝刊を眺めながらBGMとするも良し、
女性の躍動美で目の保養をするも良し(笑)。
そして体操の人の挨拶が終わると始まるのがこの番組でありました。
多くの都会人は、体操コーナーに続けて、このテーマだけでなく、
番組そのものも、朝刊を読む時のBGMとしていたと思われます。
しかしさすがに農家では、もう少しきちんと観られていたんじゃないかな。
なにしろ、自分達の仕事と直接関係した情報ばかりが流されるわけですから。

日本が日本である根幹は米。日本人が日本人である根幹は米。
ワタクシもこの年になってきてつくづく思うのは、
米と味噌汁と漬け物と魚というのは本当によく合うし、飽きない。
年取って脂っこいものや肉食を避けたくなって、本当に実感します。
そんな大切な米を作る農業というのは、国家の基幹産業。
だから、こういう番組が天下のNHKで朝から30分も時間を占めても、
他の仕事の人間がクレームをつけるなんて有り得なかったんですね。
ただ、開始から少しして、『明るい漁村』というのも加わりましたが。
誰もが農業の大切さというのを肌身で知っていた時代です。
昭和も30年代までは、米一粒でも残すと説教される時代でした。
高度成長を果たし、そういう意識は少しずつ蔑ろになるんですが。

番組内容は本当に様々で、とにかく農業に関する事はいろいろやってました。
産地からの作物状況とか、農法の講義みたいのとか、時には討論なんかも。
番組で、約100人の農林水産通信員を委嘱したという事で、彼らがそれこそ
日本全国、北海道から九州までの農家から、生の映像と情報を届けてました。
農家の朝は早いので、この番組を観てすぐ野良に出かける家もあったでしょう。
もっとも、7時台からは教育テレビの方で農家・地方向けの番組があって、
そちらも観ていた農家も有るかもしれませんね。

ワタクシは両親とも農家の出ですから、田舎はどちらも農家。
ワタクシの子供時代はまだ機械を使うのは一部の行程だけで、
鎌を使う作業も見てますし、牛を使っている家も普通に有りました。
大概の農家では馬なり牛なりを飼っていて、朝はカイバをザクザク斬って、
連中にやって回る事から始まってましたかね。
野良仕事の合間にはあぜ道で麦茶飲みながら皆でおむすびにパクつく。
日本全体ものんびりしていたし、忘れ得ぬ情景です。

で、たしかに田舎ではこの番組を観ておりました。
まあ、朝からNHKにチャンネル合わせてれば自然と映るんですが。
昭和40年代頃までは、特段農家でなくとも、放送開始から朝のテレビ小説まで、
ずっとNHKを映していたという家も相当数あったのではと推測します。
四季折々の風景や作物が映し出されるという事で、
ちょっとした風土もの、紀行ものみたいな役割もありました。
また、木訥な農家の人たちの語り口も微笑ましたかったです。

しかし時代が進み、日本が工業で強くなるとともに農家の状況は悪化。
若者は農業を嫌がって次々と地方を飛び出し、宗主国アメリカ様からは
農業自由化への圧力を受け続け、まともに農業を営む事は不可能となります。
バブル景気を経て、日本人の意識はいよいよ一層の軽薄化。
より農業は軽んじられ、とても「明るい農村」と言えない時代となり、
この番組もその役割を終えざるを得なくなったのでした。
今、米中二大戦勝大国の利害が一致する事もあり、
農業完全自由化への国際的圧力が不自然なまでに強いです。
農村の未来はいよいよ暗そうで、そしてそれは、
日本の未来にも直結していると、ワタクシは危惧しているのですが。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
これ以上渋いものはない
と断言し得るほどの渋い番選なのではなかろうかなもしかして
次はお達者倶楽部でも選びそうな雰囲気でもあるし

それはさておきつつこの番組は明るいと言いつつ深遠な問題や現実も流していたと記憶しており現在この番組に相当し得る同局の某番組の方が業者の視点に立つものでありつつもこの番組の創り程には深遠な問題には触れてないのでこの番組の特異さというのは際立ちつつあるかも

ちなみに9chの児童向きの番組にもおこめという名の農家に視点を向けた独立した番組が今はある
2006/11/22(水) 22:12:45 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
そうでもおまへんで
ダテに大全集とは銘打ってないんで、もっとシブイのもおいおい出てきますよ。
こころのともしびとか(笑)、たのしい園芸とか(笑)、将棋講座とか(笑)。
お達者くらぶって昭和の番組でしたっけ?
そうであるなら、いつかは扱いますよ、当然(笑)。

減反政策が強まってから、農家の状況はどんどん暗くなるんですね。
だから、当ブログ閲覧層の方々が記憶にあるこの番組では、
そうした問題点などが醸し出されて、「あかるい」とは言えなくなってきてたでしょう。

今回この番組を扱った一番の理由は、MIDIファイル作成したからなんですが、
締めにあるように、完全自由化圧力の謀略性を知らしめたかったのも有ります。
松下幸之助さんとか昭和の財界人なら、そんな亡国の策には絶対に乗らなかったんですが、
今の財界人、奥田某とか、御手洗某などは、
自分達の産業に影響は無いとタカを括って、
平気で農業を切り捨てよという発言を飛ばしていて、
それに対する義憤抑え難きものがありましてね(苦笑)。
目先しか見えない人間ばかりがトップを形成しているのは、子々孫々があまりに哀れに思えて。

現在の番組はよく知りませんけど、徐々に農業を切り捨てようという勢力が強くなってきてますかね。
それは属国化、奴隷国化への道に他ならないんですが。
2006/11/23(木) 00:36:09 | URL | ごいんきょ
あかるくない農村とテーマ曲とこころのともしび
 さすがにこの番組は見てませんでした(^^ゞ

 私の両親の家は農家なので、角栄政権での減反政策は直接目にしておりました。祖父や伯父の嘆きも聞きましたし、休耕田があちこちに増えていく様子も見ました。
 兼業農家が増え農業に専念できず、働きに出る時間を捻出するために農薬の使用を余儀なくされました。また、休耕田を抱えているよりも、その広大な土地を売り払った方が収入に繋がりました。
 農村地帯は大気汚染・水質汚染・地盤沈下といった公害の被害は直接は受けていません。しかし、過度の農薬の使用による生態系の破壊と、休耕田の宅地などへの造成による変化が進んだことが自然破壊へと繋がっていきました。どちらも減反による農家の収入減が引き起こした事態です。
 この国の自然・風物は農業と密接に結びついています。風に波立つ稲穂、田んぼや用水路で生まれるメダカ、タガメ、カエル、トンボ、イナゴ、アメンボ、ミミズ、ザリガニなどの生き物。これらが支えてきた自然の損失の大きさを、今噛み締めるべき時です。
 安倍政権がどんな「美しい国」を創造しようとしているのか、厳しい目で見ていきたいものです。

 ん~、深刻な話を長々と‥‥(苦笑)では、軽い話題を。

 テーマ曲の話題で検索していたら、こんな商品を見つけてしまいました。これもごいんきょさんのお陰です。ありがとうございますm(_ _)m(笑)
http://shop.nhk-sc.or.jp/shop/goods/goods.asp?goods=020215039

 『こころのともしび』!
「『暗い』と不満を言うよりも、進んで灯りをつけましょう」
でしたっけ? 妙に記憶に残っている番組です。まだ続いているんですよネ?
 あの番組のバロック調のテーマ曲も大好きなんですヨ。あれは番組オリジナル曲?
2006/11/23(木) 11:36:17 | URL | 自由人大佐
見るとはなしに
視界に入っている番組というのがありまして、
本文でもそういう感じで記述してますけど、早朝の番組ってそんな感じですね。
例を挙げた3つの番組も、べつに楽しんでみていたわけでもなく(笑)、
空気のように味わってきていたのが、振り返ると、美味しかったなと感じるわけで。

ワタクシの両親の故郷は農家ですが、ワタクシは縁遠く、
あまり農家の生の言葉は聞いた事は有りませんでした。
子供時代は、まったく別世界でしたね。
そもそも農業をお金を稼ぐ手段とは認識しておらず、
農家は自給自足してるものと思ってました(苦笑)。

大佐殿のお話は、そういう農家の実情談としては、
おそらく日本全国共通しているものなんでしょう。
本気で日本の風土を愛している人ほど、やるせない話だったと思います。
今も調整区域が次々と市街化されていますけど、
建物を建ててしまったら、そこに再び田畑を作るのは事実上不可能ですし、
おっしゃるように、自然環境という面からも由々しき事です。
ただ、これまでのように日本の政権を叩くだけでは駄目で、
その背後にある国際的思惑を、きちんと直視する必要があると思います。
相手がなりふり構わぬ所作をする前に、
こちらからパンツを脱ぐような真似ばかりしているんですね、日本人。
それでは和姦ですよ(苦笑)。

テレビ番組の幅は広く、ここはその全てを扱うのですから、
コメントの幅も広くなってきます。
まさかこのスレで、おま…話はやりません(笑)。

そのCDは、ワタクシもかなり前からあちこちで告知してます(苦笑)。
付録のDVDが初回限定だという話なんで、
ここの皆さんが買い逃さないようにと思いまして。
特に大佐殿は気に掛けていたんですが、気が付いて戴けて何よりです(笑)。

うん、まあ、こころのともしびだっていつかやりますよという話で、
特に思い入れがあるってわけではないんですが(笑)。
そうそう。そんな文句でしたね。
ワタクシが覚えているのは… 
ネタが無くなるから、これはまたその時に(笑)。
今でもテレビでやってますか?
ラジオでもかなり昔からやっていて、それはよく聞いてました。
2006/11/23(木) 20:39:09 | URL | ごいんきょ
こころのともしび
 脇道の話題に食いついてしまいます(^^ゞ

 『心のともしび』は、地上波TV放送は終了してしまったようです。ラジオでは続いています。
 それから、OPのセリフは
「暗いと不平を言うよりも、進んで灯りをつけましょう」だそうです。

 ん~、今度はこのOPテーマ曲の曲名が知りたい! 音源が欲しくなってきた~!(^^ゞ
2006/11/24(金) 21:08:11 | URL | 自由人大佐
ラジオ版
やはりあれはラジオ版がいいですね。
声だけで聞いた方が、なんかいい(笑)。

これをCD収録しても喜ぶ人はかなり限られるだろうなあ(苦笑)。
2006/11/25(土) 04:01:52 | URL | ごいんきょ
見てました。
おばあちゃんと一緒に見ておりました。子供の記憶には、テーマソングと、お爺さんおばあさんがいっぱい働いている番組としか写っていませんでしたが・・・
NHKでお気に入りだったのは、
『はたらくおじさん』が好きでした。特に食べ物の工場に行く時が大好きで、中でも飴工場と、パン工場は印象に残っております。
かんちゃんとぺロクンでしたっけ??
2006/12/05(火) 10:45:10 | URL | はずれ
はたらくおじさん
そうそう。かんちゃんと、犬のぺろくんですね。
あれもいつかやらなければいけない定番番組です。
2006/12/06(水) 07:21:54 | URL | ごいんきょ
畦道を行く
ラジオの農業番組では「畦道を行く」というのがありました。
一度だけ、早く目が覚めた時に聴いたことがあります。
まだ小学生のときでしたからおそらく1984年頃でした。
あの頃フトンの中で、夢心地で「榎さんのおはようさん」などを
聴いていたのがとても懐かしいです。

そういえば昔NHKで、船関係のテレビ番組もありました。
モールス信号の音がちょっと怖かったんですよね。
「海難事故を防ぐためのメモ」というタイトルだったらしいです。
ごいんきょさん、いつかこの番組も取り上げてください(笑)

「心のともしび」のテーマ曲がCD化されたら喜んじゃいますよ(笑)
「田園」の方じゃなくて、昔ラジオでもテーマ曲として流れていた方が好きでした。
これ、オリジナル曲なんでしょうか? 私も曲名が知りたいです。
ちなみに「心のともしび」のホームページで、右上の蓄音機のマークを
クリックすると聴くことができます(realプレイヤーが必要です)
自由人大佐さん、ぜひ聴いてみてください~
2008/06/01(日) 00:16:02 | URL | みゅう
そんな近年にそんな農業番組をやるNHK、素晴らしいです(笑)。
海難事故を防ぐためのメモですか。
それはさすがのここでもハードルが高いですね(笑)。

あー。こんなのも有ったかな。
でもワタクシが覚えているのは民放版なのかな?
聖パウロの言葉よりとか言って聖書の言葉を読み上げて、
女の人が「心のともしび」って言って始まるやつなんですが。


ところで本文でも危惧していた農業に関しては、
いよいよその重要さがいや増してきた昨今で、
なんとか政治には頑張って欲しいところです。
アメリカ(及びそのバック)のやり方は非常に狡猾ですので、
政官一体の対応が不可欠なんですが、
どうもくだらん主導権争いが有るようで遺憾です。
2008/06/01(日) 21:40:47 | URL | ごいんきょ
三井農業アワー
 みゅうさんのコメントにあった「畦道をゆく」私も聞いたことがあります。
 NHKではなく、HBCラジオで平日の朝6時30分から放送していました。(ちなみに、この番組の前の時間が「榎さんのおはようさん」だった)
 タイトルにもあるように三井物産の提供で、肥料や飼料(なぜか豚の飼料の生CMが記憶にある)のCMが番組の最後に流れていました。
 番組の内容は忘れましたが、「くるま・だいはち」という人が出演者にいたのを覚えています。
 ちなみに、東京の文化放送が制作していました。
 
2008/06/01(日) 21:50:57 | URL | 北国の人
文化放送 文化放送 JOQR♪ ですか。
それは失礼しました。
三井物産かあ。
いいぞ頑張れ国策企業!(笑)
2008/06/01(日) 22:09:08 | URL | ごいんきょ
村をむすぶ
これに似た番組で村をむすぶという番組もありましたね。
子ども心にものすごいタイトルだなwと思ったものです。
2009/02/23(月) 20:53:48 | URL | 緑のおばさん
村をむすぶですか。覚えてないなあ。
村の時間なら知ってますが(笑)。
2009/02/23(月) 21:42:14 | URL | ごいんきょ
この名の付いた
焼酎があることは御存知だろうかな
リニューアルオープンする大高イオンの東海初出店の某店のサイトを見たらメニューにこの名があったので

ちなみに芋焼酎だそうである
2014/03/01(土) 21:57:45 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
ワタクシは、そういうのあまり好きじゃないんですね。
そういう便乗商法が有るから、なんでもいちいち商標登録しなければならなくなってくるんで。
正式に許可を得ているのなら良いのですが、そうでないなら、
もう少し捻れば良かったのにと思います。
2014/03/02(日) 06:23:42 | URL | ごいんきょ
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