私的 昭和テレビ大全集
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世界の文豪 (1975)

該当番組画像募集

よくワタクシは、エログロの12チャンネルと形容しますけど、
テレビ東京の前身、12チャンネルというのは、
エログロをちらつかせた番組で視聴率を稼いでおりました。
最後発局としてそれだけ必死にやらないと浮き上がれなかったんですな。
しかしながら当ブログでもなぜか既述の(笑)美の美、人に歴史あり
など、クオリティの高いドキュメント系の作品も残しています。
元々の発祥は科学技術教育局ですから、それが本道なんですが(笑)。
エログロ路線で一息ついた70年代半ば、12チャンネルは、
先に触れた美術ドキュメント『美の美』、そして『人に歴史あり』の
外国版と言って良いような『世界の巨人』と、骨太番組を拡充します。
その流れで誕生したのが、この『世界の文豪』でした。
さすがは腐っても…失礼(笑)…元教育放送局。
よその民放ではまず制作しないだろう学術番組を結構残しているのです。
もっとも、同時期に『独占!男の時間』が始まっており、
エログロ路線の拡充もしっかり怠りなかったんですが(笑)。

この番組はドキュメンタリー紀行番組とも呼ぶべきもので、
世界の名だたる文豪にゆかりの地を訪ね、
そこでの映像で文豪たちの足跡を偲ぶというものでした。
扱われた作家は、トルストイ、チェーホフ、ゴーリキー、スチーブンソン
など、まさに錚々たるいずれ劣らぬ文豪中の文豪たち。
誰でも名前だけなら作家名と一つくらいの作品名は知っている人々でした。
そんな彼らのゆかりの地を尋ね歩き、彼らの人生を語りながら、
彼らはどんな境遇でその地で過ごし、何をやり、どんな事を感じ、
それがどのように有名な作品に繋がっていったかを検証するわけです。
いにしえの時代を再現フィルムで検証する時も有れば、
いま現在その地で過ごす人々にマイクを向ける時も有り、
そのようにしてその土地を見聞する紀行番組的性格と、
文豪の人生を誕生から死まで追っていくドキュメンタリー的性格と、
見事に合わさった番組と言えると思います。

当初は、久保田民栄という役者が番組リーダー兼ナレーターでした。
しばらくして、まだ初々しい女優が番組リーダーとなり、
各地を回るようになりました。
このすぐ後にライオン奥様劇場の『私は~』シリーズで顔を売り、
理想の花嫁さんNo.1と持て囃される事になる市毛良枝です。
彼女が本当に文学に精通しているかどうかは知りませんが、
ナレーターの語りをバックに、各地の人々と語らっておりました。
まあ、文学座出身ですから文学に詳しいのかもしれませんね。
そういうもんじゃないんですか?(笑)
市毛はライオン奥様劇場中興の祖とも言える女優で、
初井言栄の姑や河原崎長一郎の夫とのコンビが懐かしいです。
昼ドラを開拓したフジのライオン奥様劇場は、80年代半ばに
小堺一機司会のバラエティ『いただきます』に路線変更、
それが今の『ごきげんよう』となっているわけですけど、
路線変更に伴う最後の奥様劇場作品は、功労者である市毛と初井の、
がっぷり四つの戦争を描いた喜劇で有終の美を飾ったんですね。
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この記事へ寄せられたコメント
下って1985年頃
テレビ東京の大元は、教育局というより科学技術局ですが。
 1985年頃の番組で「ホロニックパス」という番組がありましたが、科学技術のことを専門用語を使わないで分かりやすく説明してくれてファンになったことがありました。余勢をかって「テクノピア」も見たのですが、こちらは専門用語が飛び交ってましてやめました。玄人向け番組だったんですね。
 「ホロニックパス」はエプソンの提供でした(確か放送期間中にセイコーグループになった)ので、「美の巨人たち」のルーツの枠かも。
 この頃のTXらしい番組として「極める」「テレビ私の履歴書」「サラリーマンほんねTV」「経済HOTチャンネル」「ウィークリー経済」といった路線もありましたね。
2007/01/10(水) 00:38:07 | URL | かじか
うんまあ
科学技術局という言葉だとちょっと本質と違った理解になりそうなんで。
開局時の番組表を見ても、科学技術教育局と言った方が分かり易いと思いますね。
2007/01/10(水) 01:04:31 | URL | ごいんきょ
今の番組でもいいのであれば・・・。
昨日はおじゃまいたしました。
「科学技術教育局」という性格を未だにもっているのであれば、それにふさわしい番組の一つに「トコトンハテナ」が挙げられると思います。
※「トコトンハテナ」公式ホームページの番組コンセプトから転載。

 「トコトンハテナ」は、私たちの身近な疑問から社会の大問題に迫っていく番組です。世の中にはいろいろな見方・意見があって、簡単に解決しない問題は、たくさんあります。社会の大問題をズバッ!と解決とはいかないけれど、「どうしたらいいの?」と思ったときの強力なヒントにはきっとなるはず。
 高橋英樹さんとクワバタオハラが、皆さんと一緒に素朴な疑問に迫ります!

最近観ていないのですが、結構ためになる番組だと思います。
関東地方では毎週日曜夜6時30分から放送中。



2007/01/10(水) 20:29:27 | URL | take9296
ねぼけまなこで
ここんとこ睡眠が短いので、ずいぶんおざなりなレスしてるなあ(苦笑)。

● かじかさん
すいません、眠気に負けておざなりで。
科学技術振興という事ですよね。
なかで教育番組も当初多かったんですが、たしかに
ワタクシの書き方も誤解を与えるかと思います。
ただ科学技術と言っても、人文科学や社会科学も徐々に扱うようになって、
それはやはり、経済に強い日経新聞との出来レースが背景に有ったんだろうと思ってます。
後発のテレ朝もテレ東も、当初は教育的な番組で世間を誤魔化しながらじゃないと
新規開局の大義名分にならなかったという事ですね。

ホロニックバスっていうのは知りません。
と言うか、列記されたもので見ていたのは無いですね。
経済ホットチャンネルというのは見たかも。
まあ、そんな程度ですので、今の所あまり絡めないのです。
申し訳ない。

● take9296さん
今の番組を絡めてくださっても勿論OKなんですが、
ワタクシ最近はほとんどテレビを観ない人間なので、
あまりツッコんだ返しができず、
皆さんの話を聞くだけになりますね。
トコトンハテナも知りません(苦笑)。
今のテレ東はとっくに日経支配ですので、
自然科学や人文科学はあまり扱わないですよね。
2007/01/11(木) 01:06:54 | URL | ごいんきょ
教育目的です。すみません。
ごいんきょさん、確かにあれは科学技術振興財団運営といっても教育目的ですから、間違いではないです。申し訳ありません。
 ホロニックパスは1985年頃の番組で、時刻も23:30スタートと遅かったので、知ってる人は少ないと思いますよ。裏番組はスポーツニュースばかりですし。「エプソン・ハイテクワールド」というサブタイトルがついていました。
 「極める」は「美の美」の前身だったように記憶しています。
 takeさん、それって高橋秀樹さんがやってるやつですよね。テレビ東京版「所さんの目がテン!」という気もするのですが、両方とも電力会社がスポンサー(後者は電気事業連合会も)なんですよね。(「所さん~」では、静岡県とせとらんど(香川・岡山県)では電力会社が2社ついてますが。)
2007/01/11(木) 13:53:48 | URL | かじか
習慣回復
少しかつての習慣を取り戻して、4時間睡眠でもさほどは苦にならなくなってきました。
今後は眠気に負けそうな時は、おざなりに書かないで朝に回すようにします(苦笑)。

別に論争をしているわけではないし、
そもそもここは資料的な価値は二の次と公言してますので、
この件も皆さん軽く受け取って欲しいんですけど、
一応書いておきますと、テレビ東京社史の冒頭でも、
「科学教育テレビ局として」との見出しがあります。
正式通称はまた別として、実質そういう性格の局だったという事ですね。

ホロニック・バスはタイトルだけはなんとなく思い出しました。
内容はまだ思い出せないですね。
2007/01/12(金) 00:20:19 | URL | ごいんきょ
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