私的 昭和テレビ大全集
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三人の母 (1968)

該当番組画像募集

NHKのテレビ小説は、朝のお茶の間を席巻したに止まらず、
その日のお昼の再放送も視聴率20%をマークするという有様。
他局にしてみれば、再放送にお昼を牛耳られるだけでも
我慢ならないところでしょうが、ドラマのTBSと自負する
TBSは、これに真っ向からドラマで対抗しようと決めたのでした。
NHKの再放送に対抗して、やはり帯の連ドラとは言え、
こちらは本放送をぶつけようという作戦。のみならず、
時間を向こうより多少早めて、その分放送時間も長く取る。
その再放送は、翌朝に流してそれをNHKの朝ドラにぶつける。
逃げも隠れもせずにぶつかっていきながらも、
搦め手からぶつかるという、なかなか良い作戦でした。
結果から言えば、時間はかかりますが図に当たる事になります。
但し、民放ならではの難関が有りました。勿論、スポンサー。

当時その13時前の時間帯は、ポーラ婦人ニュースという番組で、
ポーラ化粧品が枠を取っておりましたので、
まずはポーラを説得しなければ事は進まないわけです。
しかしポーラとしては、はるかに金がかかるのがミエミエの
ドラマなんぞやってなんの得が有るのかという反応。
まあ、至極もっともなツッコミでは有ります。
が、TBS営業の説得工作が実を結び、なんとか企画は実現。
当初は苦戦しましたが、徐々に視聴率も10%を超え始め、
ついには15%をも超えてNHKを凌駕するまでになりました。
その頃には、各地で訪問販売していたポーラレディ達が、
顧客との話題にテレビ小説の話を持ち出せるようになり、
当初懸念されていた営業効果も存分に発揮されたという話です。
また、ポーラレディ達自身も、ポーラ全国大会会場に招かれる
主演女優達との懇談で英気を養ったりという効果も有りました。

番組は、まず『ポーラテレビ小説』のタイトルが映され、
続いて通常の番組オープニングが終わった後、
『提供 ポーラ化粧品』の案内がされるというスタイルでした。
番組最後は、「ポーラテレビ小説~~。明日をお楽しみに。
提供はポーラ化粧品でした」というナレーションだったと思います。
以前、花王愛の劇場とポーラテレビ小説は、
実は一社提供じゃなかったと書いたのですが、
どうもポーラの方はやはり一社提供だったようですね。
しかし、TBS社史の資料に拠れば、メインのポーラの他に
グリコその他が記載されており、この辺の事情がよくわかりません。
ご存知の方はいらっしゃいますでしょうか。
なお、花王愛の劇場の方は、やはり花王はメインスポンサーという位置で、
実際には他にもスポンサーが連なっていたという事で間違いないようです。

さて、そのポーラテレビ小説の栄えある第一作が、この『三人の母』です。
と言っても当初の視聴率は5%くらいだったと言いますし、
実際に観た方はほとんどいないでしょう。
かく言うワタクシも、もちろん見た事ありません(笑)。
内容は、書家・沖六鵬の自伝を原作として、
あの木下恵介らが脚本を執筆したといいますから、
関係者の意気込みがわかるというものです。
タイトルの三人の母というのは、養母・継母・実母を指すわけで、
それだけ数奇な運命を歩む少年の物語でした。
この少年の日露戦争当時の幼少期を演じたのが高野浩幸。
特撮マニアにはバロム1のチビの方だと言えば通じるでしょう。
長じてからは、これまたマニアックな池田秀一が演じました。

勿論それら俳優はマニアックな存在で(笑)、
大向こうの目を惹いたのは、三人の母を演じた大女優達の競演でした。
実母の加藤治子、継母の馬淵晴子、養母の千之赫子。
いずれもベテランであり、当初は新人育成枠ではありませんでした。
とにかく打倒NHKのために全力を出す事に懸命だったんでしょう。
共演も、伊志井寛、高松英郎、常田富士男、二谷英明という面々に、
更にナレーターとして芦田伸介を配すという、名実伴う顔ぶれ。
半年後の二作目、『パンとあこがれ』のヒロインに
宇都宮雅代を抜擢したのが、この枠の新人発掘という路線の始まりです。
当時NHKのテレビ小説は一年の長丁場でしたから、
半年毎に作品が替わるというのも新機軸でした。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
池田秀一さん。
私もさすがにわかりません(笑)

でも高野浩幸さんと池田秀一さんはわかります。
池田秀一さんってNHKの「路傍の石」に出てませんでしたか?
実は話が暗くて苦手なドラマでした。

確かその時間帯って文学作品のドラマを放送してたと思います。
2007/02/20(火) 23:35:42 | URL | chanan
路傍の石
出ていたようですね、池田さん。
ワタクシはそれも見てませんが(笑)。
原作の方は読んだと思いますが、それも内容は忘れました。
2007/02/20(火) 23:50:19 | URL | ごいんきょ
パンとあこがれ
「パンとあこがれ」ははっきり覚えています。スキャットのようなテーマソングも素敵で、宇都宮雅代さんが匂い立つように綺麗で、東野エイシンさん?も、ぼくとつでとてもよかったですねー。
2007/02/21(水) 22:16:16 | URL | うっかり婦人
新進女優登竜門
パンとあこがれも視聴率そのものは
あまり高くなかったと思いますが、
記憶している人は結構多いドラマですね。
ワタクシもひょっとしたら見ていたかも。
内容は覚えてませんが、タイトルには覚えがあるんですよね、
三作目の安ベエの海も。

宇都宮雅代さんは当時まったくの新人で、
彼女の頑張りが、この枠を新人登竜門としての枠にしたんですよね。
そして、今日アップした記事のように、
県知事前夫人まで輩出したと(笑)。
2007/02/21(水) 23:46:35 | URL | ごいんきょ
幸い私は学校が冬休み、春休み、土曜日とかにある程度この番組見てました。
これは木下プロダクションの製作だったのではなかったでしょうか。木下恵介が脚本を担当していたように思います。
驚いたのはなんとNHKのテレビ小説「信子とおばあちゃん」で新人としてデビュー(?)した大谷直子がこのドラマの後半に出ていました。「3人の母」は1968年10月から1969年3月までの放送で、「信子とおばあちゃん」は1969年4月からの放送なので、大谷直子は新人で掛け持ちしていたのでしょうか?
大谷直子は次のNHKの朝ドラのヒロインとして大きく宣伝されていたので、「三人の母」に出てきたのはビックリしました。
2007/06/04(月) 13:09:26 | URL | Marrrsan
いやあ、しばらく書いてくれなかった人が
久しぶりに来てくれるのも嬉しいものです。
しかし、新人でいきなり両テレビ小説制覇ですか。
なんか凄い事ですけど、当時はそうでもなかったのかな。
2007/06/05(火) 04:42:18 | URL | ごいんきょ
白いオープニング
「ポーラテレビ小説」のオープニング、何か白い彫刻のようなものに光が当たっている映像じゃなかったでしょうか。
そういえば最近、ポーラ製品のパッケージに印刷された、○の中に「POLA」の4文字が配置された顔のようなマークを見たとき、
「昔これテレビで見たかも」と思いました。
さらに、同じオープニングが夜の「ポーラ名作劇場」でも流れていたような気がします。
眠れなかった夜にたまたま見て驚いたのですが、もしかして寝ぼけていたのかも??

こちらのブログにお邪魔するようになってから、脳みその引き出しの奥にあった記憶がどんどん飛び出してくるのですが、あいまいな記憶が多いようです。

ポーラテレビ小説では、「さかなちゃん」と「女かけこみ寺」が印象に残っています。
「女かけこみ寺」では、「このドラマはフィクションです」というお決まりの画面が出る時、「実際の○○寺には駆け込まないでください」みたいな文章もあったような。
「さかなちゃん」は名前が気に入って見てたようなのですが、内容が思い出せません(笑)
2008/02/17(日) 02:08:24 | URL | みゅう
そうですね。
なんか白いテクスチャの高級感あるOPでした。
夜のポーラ名作劇場は覚えてないんですよね。
でも当時ですから、企業OPも当然あっただろうと思います。

なんか女かけこみ寺って、社会的にもピックアップされた時期が有りましたね。
さかなちゃんは、やっちゃば育ちの漁業版みたいな感じなのかな?
2008/02/17(日) 07:30:50 | URL | ごいんきょ
さかなちゃん
私このドラマは、っていうか、ポーラのこの枠のドラマは見たことないんですけど、「さかなちゃん」(五十嵐めぐみさん主演ですよね)のときはNHKの朝ドラ(昼ドラ?)「火の国に」がとんでもなくつまんなくて、「さかなちゃん」の方が評判よかったんですよね。
あと、後日、昭和天皇のエピソードが書かれた本を読んで、このドラマ(タイトル)がずっと印象に残ってます、見たこともないのに(笑)。
昭和天皇がこのドラマが好きでいつも見ていらしたんだけど、あるときオンエアえを見れそうになかったので、侍従に「さかなちゃんを(録画で)とっておいてくれ。」っておっしゃったんだけど、侍従がこのドラマを知らなくて、陛下は植物にお詳しいから「アブラチャン」(こういう植物があるらしい)と「サカナチャン」を言い間違えてしまわれたのだろうと早合点して、「アブラチャン」を採ってきて、陛下に差し出してしまったそうなんです。
昭和天皇は叱りもせず、むしろ面白がって、「○○(侍従の名前ね)は“さかなちゃん”を知らんのか(笑)!」ってお喜びになったということです。
2009/09/22(火) 10:28:27 | URL | ななお
ポーラ テレビ小説 と さかなちゃん と 花王 愛の劇場
 昼の本放送は一社提供だったと思います。朝の再放送はどうだったっけかな?

 私は『文子とはつ』『加奈子』『やっちゃば育ち』、そして『さかなちゃん』が記憶に残っています。

 『さかなちゃん』は目黒祐樹さんが五十嵐さんの相手役で、気仙沼が舞台(この当時は「気仙沼」がトレンドだったのか!?(^o^))でした。私の両親が宮城の出身なので、訛りなどが馴染み深かったです。他には高松英郎さんがお父さん役で出演されていました。
 お父さんが漁に出て行方不明になったり、お姉ちゃんが演歌歌手を目指していたりという断片的なエピソードの記憶があります。基本はコメディ・タッチで、それまでのこの枠のメロドラマとは一線を画していたのが新鮮でした。

 『さかなちゃん』はかなりの高視聴率で、年末にそれまでの総集編みたいのが、土曜日に2回ほど放送されたと記憶しています。

 『加奈子』は戦地から帰還した大門正明さんがモルヒネ中毒になっていた描写や、川津祐介さんが花火工場の爆発で死んでしまうなど、ショッキングなストーリーが印象に残っています。

 「花王愛の劇場」の枠では『母の鈴』が印象に残っています。佐藤オリエさんのお母さんと、松田洋治さんの子どもが涙を誘いました。(松田さんはのちに私の高校の後輩になってビックリ!)
2009/09/25(金) 00:34:03 | URL | 自由人大佐
ポーラ化粧品
ポーラ化粧品は、メナード化粧品と並んで、訪問販売を主力とする化粧品会社です。

ポーラテレビ小説にも、オープニングキャッチはありましたが、ナショナルやライオン、ロート製薬 などのようにハツラツとしたものではなく、重厚で神秘的な感じでした。

番組のイメージと、訪問販売で顧客が限られるということによるとおもいます。

訪問販売で足しげく通って掴んだ顧客だけに、強固なつながりがあるのでしょう。

しかし、

・共かせぎ家庭や、パート、ボランティアなどに出る主婦の増加で、主婦の日中の在宅率が低下したこと
・セキュリティの強化や、個人情報保護の関係で、みだりに他人宅に入れなくなったこと
・訪問販売に拒絶反応を示す人がふえたこと

などの理由で、訪問販売は衰退の一途をたどるばかりです。

ポーラにも、量販店向けのセルフ商品がありますが、やはり慣れてないせいか、資生堂やカネボウに比べたら地味です。

もちろん、男性化粧品もありますが、訪問販売専門では、どうやって買ったらいいかわからないです。

奥さんや家族がポーラの顧客ならともかく、そうじゃなかったら、知り合いに紹介してもらうか、自分で営業所に行くしかないのでしょうか。
2011/10/10(月) 12:54:20 | URL | 10000k
例によって、かなり間が空いてますのをお詫びします。


● ななおさん
先帝陛下のお話、面白いですね。
プレイガールも庶民を知るためにか、ご覧になった事があるとかいう出所不明の噂も?


● 大佐殿
NHKと逆で、朝が前日の再放送だったんですよね。
勿論ポーラの提供でした。TBSは朝枠の販売もチャッカリやり抜いたわけです(笑)。
大佐殿の田舎は宮城でしたか。震災で大変な事でした。
高松さんのお父さんは懐かしいなあ。
朝ドラや昼ドラで本当によく見ましたが一刻者の役が多く、さかなちゃんでは本当にいい笑顔だった。
加奈子はまったく見てなかったかな。
母の鈴ですか。渋すぎです。


● 10000kさん
売っているものが高級化粧品でしたので、やはり重厚感あるオープニングでした。
正に名作劇場といった風情で、おそらくNET夜のポーラ名作劇場でまず作られ、
それを昼にも持ってきたという事なんでしょう。
ポーラの男性化粧品、有りました。CMも勿論やってましたね。
おそらく男一人では買いようが無いはず(笑)。
2011/10/10(月) 19:55:48 | URL | ごいんきょ
どなたか御存知ありませんか?
まさか、「三人の母」の記事があるとはビックリしました。私はこのドラマで、前々から確かめたいことがありましたが、それを明確に出来ず悶々としていました。
このドラマの主人公が新聞配達の仕事をしている時に、配達員の先輩が狂犬病に犯された犬に噛まれ発病したショッキングなシーンがありました。その先輩配達員が私は村田雄浩さんではなかったかと思うのですが、それを確かめる手立てがなく、彼のプロフでもこの作品が記していないのです。
どなたか、御存知の方はいらしゃいませんか?
2013/02/26(火) 10:04:59 | URL | にゃん
まさか、「三人の母」をご覧だった方からコメントがあるとはビックリしました(笑)。
村田雄浩さんだと年齢が合わない感じですが。
2013/03/04(月) 01:39:14 | URL | ごいんきょ
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