私的 昭和テレビ大全集
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浮浪雲 (1978)

該当番組画像募集



浮浪者って、あんまり印象の良い言葉ではないですね。
浮浪雲も、おそらくそんな語感を利用しているんだと思います。
ふろうぐもですよ、ふろうぐも。
嘘です。はぐれぐもですね。日本語って、つくづく素晴らしい(笑)。
はぐれこと主人公の雲は、品川の人足頭。
「にんそく」ってATOKは変換してくれないですね。
最も利口な日本語IMEですが、いわゆる差別用語に少し過剰反応です。
変換候補に入れておいて、付記で注意を促せよと思うんですが。

そんな事はともかく(笑)、そんな雲は金に苦労もせず、それ故か物事にあまり頓着しない質。
しなさ過ぎなくらいで、いつもボ~~~~~ッとして、何を考えているかわからない。
と言うか、常に女の事を考えているのかもしれませんなあ。
そんな人畜無害そうな雲なれど、狼藉者や剣豪と相見えると、
時としてその本性を見せ、えいえいのえいと刀や棒を事も無げに振り回し、
軽く片付けてしまう実は達人という、底知れぬ得体の知れない人物として描かれています。
原作のジョージ秋山って、もんのすごく欲望に執着した人間をよく描くんで、
逆にこんな無欲な人間を描きたくなったのかもしれませんし、それが当たりました。

原作はそんなこんなでもう35年ですか、ビッグコミックオリジナルで続いておりますけど、
テレビドラマにはおそらく2回なっておりまして、もちろんここで扱うのは、
元祖にして本家である、渡哲也版という事になります。
このひょうひょうとした雲のキャラと、渡哲也の一見ミスマッチな配役が、
実は異常にマッチしていた事により、そのハチャメチャ奇想天外な描写に関わらず、
かなりの人気を博し、メディアなどでもわりと騒がれていたと記憶してます。
正に奇想天外のハチャメチャ時代劇。
現代描写やパロディーは当たり前の、時代劇版お荷物小荷物とも言えるこの番組の、
脚本を担当したのはなんと、あの緻密な構成を誇る倉本聰。
彼の作品としてはまず類例を見ない部類なのではないでしょうか。
勿論、自作・前略おふくろ様のパロディも踏まえつつ、
放送当時のヒットソングを登場人物が口ずさみながら、幕末を描写するんですぜ。

渡雲の女房おかめを演じたのが、当時テレビ界では新進気鋭の桃井かおり。
その他にほぼ毎週豪華ゲストが登場。
ハナ肇、加賀まり子、フランキー堺、三益愛子などが花を添えましたが、
圧巻は石原軍団総帥裕次郎御自ら登場で渡雲を殴りつけてしまう最終回でした。
毎週のエンディングは、漫画絵の品川宿に合成画面でそのゲストが登場。
何月何日坂本龍馬通過などとテロップで紹介され、
そのままエンディングテーマが「♪ ギバーッ!」と流れるのでした。
クンタ・キンテならぬキンタ・クンテやピンク・レディー、
演歌チャンチャカチャンなどで喧噪な江戸の町を描いたこの快作、
倉本聰や石原軍団の渋いイメージを汚すからか(笑)、
今に至るまでCSでもソフトでもまったく振り返られない、
幻の名作の一つとなっているのが惜しいところです。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
あんた達にはもうお手上げだよ~
珍しく見てました。
1978年ですか。もっと前かと思ってた。
子供心にも「渡哲也がよく受けたな-」と意外に感じてました。当時、彼が「やりたくなかった」とかいうのを何かで見た(聞いた?)気がするけど、やはりあまりにもイメージとかけ離れてましたからね。で、その後すぐに(?)西部警察が始まったから尚更です。
主題歌が大好きで、カセットに録音して聴いてました。

2回目はビートたけしがやってましたね。見てないけど。
2009/03/06(金) 10:14:00 | URL | naokiman
私しっちゃかめっちゃかちゃー
演歌チャンチャカチャン・・・人足が円を造って歌いながら,ちゃーんからっちゃっちゃっちゃっ,のときに右手を挙げていたように記憶します。
2009/03/06(金) 18:02:11 | URL | いくちゃん
● naokimanさん
どうも渡さんは素はこちらに近いようで、
それが役者として嫌だったようですが。
この番組も会員制の方でスレが有ります。

● いくちゃんちゃん
んー、目に浮かびますね。
2009/03/07(土) 07:04:52 | URL | ごいんきょ
いいんじゃねんすか
高校生の頃、雲さんの生き方に憧れてました。
「よくなくね?」なんて愚劣な言い方に対抗して(これももう下火?)
「いいんじゃねんすか」をぜひ復活させたいです。
雲さんがまれに剣の冴えを見せましたが、これがまたカッコよかったですね。
2009/03/09(月) 20:24:29 | URL | あぶもんもん
渡哲也さん
このころの渡哲也さん好きでしたね~。のほほんと適当そうで・・・・・・。
2009/03/12(木) 13:22:13 | URL | 緑のおばさん
漫画の、あの天真爛漫な感じは憧れますよね。
まあ世知辛い世で、なかなかああはいかないのですが(笑)。
渡さんはあの感じをよく出してましたね。
2009/03/24(火) 07:19:01 | URL | ごいんきょ
カメラ人間
 まばたきするとシャッター音がして、見た物を撮影する特技を持つ男。この男を利用して悪事を企む男と一緒に天井裏の隙間から、入試問題だったか、お上の機密だったかを盗撮する・・・
 そんなトンデモ時代劇のワンシーンが頭に残っていますが、どの番組だったか思い出せません。その手の設定は必殺仕事人IVとかVとかでよく使われましたが、ストーリー展開がユーモラスだったような気がするので、浮浪雲だったかなあと。

 時代劇で怪しい奴をしょっぴくのはたいてい「番屋」と言っていましたが、このドラマでは「自身番」と言って、障子戸にも「自身番」と書いてあったように思います。
2009/05/19(火) 16:42:22 | URL | あぶもんもん
番屋、自身番とは、町人達が自衛のために自営する拘置所みたいなもんですね。
時代劇でよく出てきましたっけ。
奉行所はよく覚えてますが。
番屋にしょっぴくとか言ってたかな。
2009/05/30(土) 06:41:22 | URL | ごいんきょ
是非再放送を!!
確か中学の頃だったと記憶してます。

坂本龍馬が「南国土佐を後にして~」と歌っていたのとか、渋沢老人がプラモを作っていたりしていたのを思い出します。

渡哲也さんもはまり役でした。

番組の冒頭に、この番組は、時代考証等云々とテロップで流れたりして、楽しみに見ていました。
2009/10/20(火) 16:04:35 | URL | てんほう
今ハマってます!
2012年にDVD化されツタヤに置いてたので1巻目を見たのですがこれ、無茶苦茶面白いですね!
浮浪雲と一緒に大都会パート2もレンタルして見てますが渡哲也が意外と器用な役者なのに気付かされました。
一見のほほんな話に見えてなかなか考えさせるテーマが潜んでいて見ごたえがあります。何より見てて楽しいのがサイコーです!
2013/05/28(火) 11:34:16 | URL | パチモン
ここも間が空いて申し訳無い事です。


● てんほうさん
天和さん?
渋沢栄一氏も登場したのですね。
時代考証どうこう、言われんでもわかるわ!って話ですね(笑)。


● パチモンさん
お。やっとソフト化されましたか。
痩せても枯れても役者さんですもんね。
でも、ああしたヌボーッとした雰囲気を出せる人は限られるかも。
御大の裕次郎さんでもこなせた気がします。
2013/12/29(日) 21:37:39 | URL | ごいんきょ
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さて浮浪雲前回の続きです。早速続きをごらんあれ...
2009/08/21(金) 02:20:38 | 馬鹿と煙
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