私的 昭和テレビ大全集
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暴れん坊将軍 (1978)

該当番組画像募集


各局しのぎを削っていた昭和の土日ゴールデンタイム。
土曜は、怪物・全員集合を中核とするTBSラインが強固な軸を築いてました。
昭和40年代のNET時代、8時から特撮とアニメの二階建てという、
ほとんど反則技まで持ちだしたテレビ朝日は、1980年前後、
あばれはっちゃく→暴れん坊将軍という、今度は正当なラインで地道に対抗。
マンネリ気味のTBSラインに飽きが来ていた視聴者層に大きな支持を得ました。
もっとも、こちらも人気を獲得して、長期放送となっていくのですが。

19時からは子供のアニメ、19時半からは親子で楽しめるあばれはっちゃくと来て、
20時からは大人が楽しむ、この暴れん坊将軍。
王道的でわかりやすかった当時のテレ朝編成。
あばれはっちゃくの予告を見てしばらくすると、あの流麗なテーマが聞こえてくる。
まだ不安の少なかった安寧の昭和土曜夜の、最期を彩る景色でした。
ちなみに、その後の9時からは土曜ワイド劇場。
長らく土曜夜を独占してきたTBSラインを少しずつ他局が切り崩していく中で、
テレビ朝日の占めるウエートも大になって行き、その大きな部分を担ったのが本作です。

大体ね、設定が、これ以上はもう無いという設定。
主人公が将軍ですよ、将軍。
将軍様みずからが市中でチャンバラするんすから。
こりゃもう反則中の反則。
誰も勝てない(笑)。
万が一斬られちゃったらその御代そのものが吹っ飛ぶわけで、
幕末の勤王佐幕対立なんて馬鹿馬鹿しくなってしまう(笑)。
まあ有り得ない設定を楽しめるのも娯楽番組ならではですが、
ここまで有り得ない設定を実現させてしまった力業に感服です。
そのうち家康公の漫遊記とか出てくるかもね(笑)。

日本史上初めて皇室に諸法度を下せたほど勢威を誇った徳川の御代。
水戸黄門でも見られるように、その葵の御紋にすら触れられざる威光が有りました。
それが、事も有ろうに将軍様ご本人が眼前にまします状態。
よほど豪の者でも、その時点に於いて万事休すと悟るのですが、
悪の中でも極悪人はおりまして、時々それでも斬りかかったりね。
そんな狼藉者どもを御自ら成敗しまくる。
さすがは武力でのし上がった将軍家の上様、お強い(笑)。
現代版にリメイクしますと、極悪人を成敗する闇のスイーパーとして、
クレー射撃で五輪出場経験のある現役首相が自ら射撃の腕を振るう感じでしょうか。
ターゲットは政治資金規正法を踏みにじる対抗野党の党首だったりして。
ああ。それじゃ仲間や恩のある人も撃っちゃうか(笑)。

この前代未聞の破天荒設定に主役として抜擢されたのは、
その空前ぶりに見合った新進気鋭の人材・松平健。
彼ほど実績の無いほとんど新人が、時代劇をこれだけの長期シリーズへと
展開させた例は、これまた空前、そしてまた絶後でもありましょう。
そして、それまでの時代劇スター達が数多くの役をこなしていったのとも対照的に、
彼はほぼ、この徳川吉宗役に一点集中し続けたのでありました。
松平と言えば吉宗か健か。
後の日本史にそう刻まれること、必定でありましょう(笑)。

脇役として、め組の辰こと北島三郎、サブちゃんも光ってました。
思えば、月影兵庫の主題歌を歌っていたのが、NET時代のこの枠。
そこへ顔出しのメインキャストとして復帰したのも、偶然なのでしょうか。
そして彼も主役と共に長らく親しまれていくのですが、
平成に入って、自ら後継に直弟子の山本譲二を指名して勇退する事になります。
演歌歌手は自分達の公演でも時代劇をよく演じていたり、
そもそもが「日本の歌」というのを前面に出している人たちで、
平素から和服なぞもよく着ていたり、時代劇との親和性はすこぶる高い。
日本が日本で在り続けるためにも、時代劇と演歌がもっと元気になって欲しいです。
時代劇や演歌を当たり前に視聴できて、日常に溶け込んでいた昭和日本。
あの時代の日本の元気はこれらの強さにも裏打ちされていた、
と言ったら、こじつけが過ぎますでしょうか。
いやいや。
派遣問題を始めとする世情の荒廃ぶりは、情や義理が廃れだした事に大きく拠ると
ワタクシは思ってますので、実は確信しているのですがね。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
金妻も冬彦も吹っ飛んだ
この番組、高知では本来TBS系のテレビ高知で毎週金曜の夜10時からの放送でした。
金10枠と言えば、本来のネットワークでは当時「金妻」などのドラマが人気を集めていましたが、やはり高知のような高齢県ではその手のドラマよりも時代劇のほうが受けるだろう、と判断されたのでしょう。 
この自主編成は90年代の半ば頃まで続き、そのために「冬彦さん現象」で話題となった作品さえ高知では遅れ放送でした。
今時はネットワークの締め付けも次第に厳しくなり、この手の自主編成も出来にくくなりましたね。
2009/03/29(日) 15:27:25 | URL | うみがめ
ははあ。さすが四国は局も少ないので事情が違いますね。
高齢県ですか(苦笑)。
2009/04/01(水) 05:21:19 | URL | ごいんきょ
ジキニン
実のところ、この「暴れん坊将軍」はリアルタイムではほとんど見たことがありません。(トホホ……裏のほうを見ていましたので……)
ただ、私の知り合いの中には、土曜の夜は
「はっちゃく」~「暴れん坊」~「土曜ワイド」と続けて見ていた人もいましたね。

そんな中、何故かこの番組で「ジキニン」のCMだけは覚えていたりするんですね。

「ジキニンで、じきに直って!」(by岡江久美子)
「お求めは全薬パワーラインへ」
というフレーズも耳に残っています。
そういえば「全薬工業」のCM自体他ではあまり見なかったような?!

話変わって。

そういえば、つい最近スカパーの「時代劇専門チャンネル」でOAされていた「暴れん坊将軍」の中で
楽太郎さんが「め組」の法被を着て出演していましたが、果たして「楽ちゃん」はレギュラーだったのでしょうか?
2009/05/29(金) 13:54:13 | URL | yig
名古屋人が一番嫌いな番組
何せ豊橋の出のマツケンが芸処名古屋を築いた地元では名君扱いの七代藩主宗春を大悪党扱いしたので
でも何故か名古屋の御園座ではこれの芝居ようやっとるのは何でかな
ナショナルの大岡越前までコレに習う風なストーリーやっとったでかんわ

でも今は右翼の中の右翼的な発言等の都知事と今の名古屋市長と比べたら吉宗の時代と立場が逆転したのかも
2009/09/17(木) 20:57:38 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
● yigさん
じきに治るジキニンって言ってましたけど、タダチニンの方が即効性を感じるのですが(笑)。
樂太郎さんはあまり記憶に無かったのですが、
後期シリーズでレギュラーのようですね。


● ガッツさん
あ。松平さん、豊橋ですか。
将軍・吉宗は倹約派、尾張藩主・宗春は緩和派と、政策が真反対なんですね。
アベノミクスの現時点では、宗春氏が優勢って感じかと(笑)。
しかし、名古屋人が嫌う番組という視点も、ネットならではだなあ。
2013/12/29(日) 22:15:06 | URL | ごいんきょ
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