私的 昭和テレビ大全集
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フジ三太郎 (1968)

該当番組画像募集



原作は、天下の朝日新聞に連載されていた四コマ漫画でした。
朝刊にはサザエさん、夕刊にはフジ三太郎。
思えば朝日新聞の全盛時です。
ワタクシが小学校高学年の時、担任の女教師が朝日をプッシュしていたのを覚えています。
その頃は日教組だの朝日だのソ連だのアカだの知りませんから(笑)、
そんな影響でしばらく、第一級の新聞と言えば朝日と思ってましたね。
ところがサザエさんにせよ、フジ三太郎にせよ、そんな第一級(笑)新聞に
あまりそぐわないような、いささか毒っぽい漫画でありました。
漫画から毒を完全に奪っては死に体ですし、そういう意味では、健全だったんでしょうか。

サザエさん、エプロンおばさん、意地悪ばあさん、せっかちネェヤ等々、
四コマ漫画の実写ドラマ化というのは結構多いんですけど、
なにせ原作が漫画で、しかもたったの四コマのものですので、
原作イメージとの乖離という問題が、常に付きまとっていました。
とは言え、これらはどれもオリジナルの作りや、何より出演者の力量で、
どれも原作とはまったく違った面白さを味わわせてくれていたものです。
このフジ三太郎もそんな感じで、ひとえに九ちゃん、坂本九の魅力を感じるかどうかでしょう。

三太郎は、朝日新聞という媒体に載っていたにしては非常に砕けた存在で、
女性にまつわる話も多かったと思いますし、このドラマも当初は、
けっこう女性によろめいた感じのドジ話が多かったんですが、
時代的にまだインモラルな風情を醸し出したのか、後半はそういう話が減りました。
そんな三太郎に目を光らせるカワイイ奥さんが、故伊丹十三夫人の宮本信子。
いやあ、本当に若い頃はカワイイものです。
後半はなぜか他の女優に交代してますけどね。
そう言えば、白黒作品なのに、途中の二回だけカラーで制作されていて、
鮮やかなカラーアニメの三太郎をOPで見る事ができたりもします。
白黒からカラーへの移行期ではありましたが、こういう形態も珍しい。
まだ当時はカラー受像器を持っている家は少なかったと思いますので、
その事を覚えている人なんてほとんどいないでしょう。

1960年代日本ポップスの象徴であった坂本九を始め、
この年代のドラマの隠された楽しみ、当時の世相・風俗を偲べるという意味でも、
なかなか今日的に貴重な作品となっています。
電車、車、街並みのタイムスリップ感覚、そして時代を感じる出演者達。
第一回ゲストが、当時まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのコント55号。
コントそのままの演技を披露して、坂本九と絡みます。
他にも、後の塩沢ときソックリの関千恵子、当の塩沢とき本人(笑)など、
多士済々のキャスト、ゲストで賑わうのでした。

中でも特筆すべきは菱見百合子。
この番組に関してこんな凄いページが有りましたが、
http://homepage2.nifty.com/ysotake/page494.html
こちらの報告に拠れば、ウルトラセブンのアンヌ役で有名なこの人が、
この番組で共演していた坂本に、柏木由紀子との出会いをセッティングしたと言います。
後におしどり夫婦とも言われるように、最後まで一緒だったこの二人は、
坂本九のこの番組出演を機会に出会ったという、ちょっと知られざるエピソードでした。
それにしても、朝日連載でTBS放映で「フジ」なんて、
当事者達はあんまり抵抗なかったんでしょうかねえ。
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この記事へ寄せられたコメント
「東京三太郎」に改題せよ
そうそう最後の一言、ボクもそれを言いたかったんです。NET制作だからって「朝日の恋人」を「太陽の恋人」に変えるような神経質な放送界なのに、「フジ三太郎」(TBS、テレ朝)とか「風のフジ丸」(NET)とか、「それこそいいのかよ?」という感じですね。
2009/12/19(土) 20:56:43 | URL | 石毛零号
あ。
太陽の恋人ってなったんでしたっけ。
特にフジ三太郎は、フジテレビでやるべき題名だよなあ(笑)。
2013/12/29(日) 23:44:17 | URL | ごいんきょ
ねじれ現象
フジ三太郎のドラマ、ありましたね。でも主演が坂本九というのはほとんど記憶にありませんでした。果たして坂本氏のキャラと合っていたのでしょうか?

いまはテレ朝が朝日系、TBSが毎日系ですが、当時はその逆でした。仮面ライダーなども毎日放送制作でNETの配信だったと思います。
これはねじれ現象と言われていたと聞きます。

漫画のフジ三太郎は、1980年代になると絵だけでは新聞読者に理解しづらいとされたのか、やたらと絵の説明が加えられていたことを記憶します。漫画としてはあまり格好のいいことではないと思いますが。
2014/05/31(土) 22:26:42 | URL | 元朗
ま、原作とは似ても似つかぬドラマでしたし。
チエミさんのサザエさんとか、所詮は4コマしかないものをドラマにすれば、
人物関係以外はまったく別物の内容になるんですよね。

絵の説明? 漫画の?(笑)
きっと、無知蒙昧な大衆を教化せねばという朝日新聞様の有り難いご配慮だったのでしょうね(笑)。
2014/06/01(日) 08:34:19 | URL | ごいんきょ
ビワ子さんを観て
昨年夏にTBSチャンネル2で放送された時には趣味的な部分なども含めて、私が生まれる前でも現在のリーマン世代とは違い放送当時の時代背景が、今の何でも規制やマニュアルなどど違い自由奔放の三太郎の考え方に加えて坂本九さんの演技が観られたのは新鮮に見えました。特にカミさんのビワ子さん演じる宮本信子さんが現在の萌え系アニメなどの声優.悠木碧と髪型と顔の一部分が私の見方ですが瓜二つのように見えてしまうくらいです。本当に綺麗なカミさんって感じですよね。息子の小太郎くんが羨ましいです。人の見方によっては偶然と云うのはこういった事でしょうか?
2014/06/02(月) 23:11:56 | URL | ちーたま
いろいろ新鮮でしょうけど、あれが昭和のサラリーマンとは思わないように(笑)。
植木さんのとかもそうですけど、現実にはあんなサラリーマンいないと思うんですよね。
若い頃の宮本さん、可愛かったなあ。
2014/06/03(火) 00:38:11 | URL | ごいんきょ
マルタイの女
伊丹監督の遺作となった「マルタイの女」、宮本さんの役名が磯野ビワコなんですね。明らかに、フジ三太郎とサザエさんから来てますね。
2015/03/26(木) 15:12:03 | URL | マブゼ
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