私的 昭和テレビ大全集
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スターものまね大合戦 (1967)

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昭和の土日はテレビが楽しみだった。
それでは日曜夜七時半と言えば何を見ていたでしょう。
TBSではポパイやオバQから始まる不二家枠。
フジはムーミン以来の名作アニメ枠。
これらは子供が強い家庭で見ていたでしょう。
NHKではお笑いオンステージ。
こちらは親子妥協の産物でしょうか。
それでは親が強い家庭は何を見ていたか。
それこそ、この番組だったのです。
これら全てを語れてしまうワタクシのような人間は例外的ですか(笑)。

とは言え、この番組は十年も続いていた老舗ですので、
その全期間にわたって見ていたわけではありません。
当初はオバQなどの不二家枠を見、ムーミンが始まるとそちらに移り、
成長してアニメを見なくなった頃に、この番組やNHKを見るようになったわけです。
ですのでワタクシがこの番組を見るようになったのは、後半期という事です。
但し、例外は有りました。
ウチの親父は何度か書いている通り、筋金入りのひばりファン。
だもんで、美空ひばり特集の時は、諦めざるを得ませんでした。
もっとも、そんな豪華な特集は十年に一回か二回だったと思いますが(笑)。
だって、ご本人の前で歌うんですからね。

この番組が凄かったのは、普通の歌手が真剣に物真似をしていたところ。
今の軽量タレントが物真似したってなんとも感じませんが、
当時は新春の隠し芸とか特別な場合でもなければ、他人の物真似は勿論、
他人の持ち歌を歌うような要求すらあまり歓迎されなかった時代です。
歌手は今と違って「歌が上手い人がなる」時代でしたし、
そういう自負、誇りが、大なり小なりそれぞれの歌手に有ったのです。
そんな頃に毎週、出演者を都合し続けられたというのも凄いですが、
実は物真似とは名ばかりで、ただ他人の持ち歌を声色替えて歌っている、
てな感じの、ご愛敬な物真似がやはり多かったのでした。
これは仕方ないところですし、見る側も過剰には期待して見てないわけです。

しかし中には器用な、タレントという言葉通りの芸能人も数人おりました。
男では、ひばり大会で気を吐いた角川博。
デビュー間もなかった頃ですが、この番組でやってたと思うんですよね。
当然、女性歌手ばかりが真似する中の彼ですから、大ウケでした。
彼は男女両方の歌手がレパートリーだったですね。
しかし、男で一番器用だったのは、やはり五木ひろしにとどめをさすでしょうか。
彼は今でもたまに物真似芸を披露します。
女性ではちあきなおみがいい役どころで、真似もよくしたし、されもしました。
そして、この芸達者達で抜きん出ていたのが、森昌子でした。

まだデビュー間もないながらも、既に人気実力ともに抜群だった昌子。
しかしいかんせん子供みたいな年なので、当初は誰も期待してませんでした。
ところが彼女はスター物真似の概念を根底から覆した。
声は勿論、発声から振りからどれもソックリで、まるで物真似芸人(笑)。
しかも、そんなレパートリーが他の歌手に比べて異様に多いのです。
彼女こそこの番組のMVP、最高貢献歌手と言って良いでしょう。
アグネス・チャン、風吹ジュンなど、誰でもできるものは当然としまして、
記憶に残る歌声は、小柳ルミ子の恋の雪別れ。♪ 雪の中を~ ってやつね。
それから、天地真理の恋する夏の日。これは他の人もよくやってました。
都はるみ、島倉千代子、そして美空ひばりという御大連の真似も上手かった。
デビュー間もなくあどけない彼女の物真似を、笑い転げて見入っていた御大連。
とてもいい画でした。

一通り物真似が終わると、CMを挟んで結果発表。
席に着いた出演者一人一人をカメラがなめていき、それぞれの結果を発表するのです。
なんたらかんたらさんと名前を読んでドラムロールの後、
「敢闘賞」とか頭上に表示される具合。
ここで象印が表示されると最大の栄誉(笑)、「象印賞~!!」。
玉置宏が、彼の芸風に無い大絶叫でコールするのです。
「なんのたれべえさん。努力賞」 これまた普通の静かなトーン。
「森昌子さん。 ぞーじるししょう!!」
このコントラストが昭和日曜風物詩の一つであったのです。

勿論スポンサーは、ここまでくれば言わずもがなの、象印マホービン。
間のCMで忘れられないのが、栗原小巻のものです。
「とん平さん、押してくださる?」
「押していいんですか、小巻さん」
なにやら子供心にも妖しい感じのやり取りは、
実はエアーポット、『おすだけ』のコマーシャルだったのです。
まだ電気ポットというのが一般化する前で、
空気圧でシュポー、シュポーと注ぐやつでした。
この「押してくださる」は、かなり流行ったものです。
エロっぽいのは子供にもウケますね(笑)。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
おひさしぶりでございます。

私もこの番組は何度か見た記憶があるのですが・・・
どうやら番組としては最末期だったようですね。
(TB記事の中に“1970年代”と書いてあるのはそのためです)

ちなみにこの「象印賞」という名称は、後番組の
「象印クイズ・ヒントでピント」でも使われていました。

・・・余談なんですけど
「スターものまね大合戦」と「ヒントでピント」の間にもう1本
象印の1社提供番組があったような気がするのは
私だけでしょうか?
2009/04/11(土) 08:57:20 | URL | ファイアー負男EX
これは私も見てたなぁ
北の湖のアグネスチャン,ときどきそういうのありましたね。
西崎みどりがホットパンツで風吹ジュンのまねしてくれたときは,うれしかったなぁ・・・。
審査委員は・・・
正しいお名前が漢字で分からないので間違っていたらすみませんが,
曽根こうめい,猪俣こうしょう,なかにし礼,うーん大御所の大先生名前思い出せんなぁ。
チャーリー石黒指揮
そんな記憶ですが,どなたか追加おねがいします。
2009/04/11(土) 11:22:34 | URL | いくちゃん
みえ~る
確かこちら(静岡県)では日曜日の午前中に見たような覚えがあります。
当時は小学生だったので内容は覚えていませんでしたが、
「玉置宏さんの司会」
「象印賞」
は覚えがあります。

ただそれ以上に記憶があるのが
タイトルにある「みえ~る」のCMでした。

「みえ~る」とは象印で出していた水筒の名前です。
中身の量が一目でわかる窓がついていましたね。

CMは西城秀樹さんと子供たち数人が出演しておりまして、
「あそこへいったら、ここまで飲も~よ~」とというものでした。

この水筒は当時の私にとって憧れで、のちにこれを買ってもらって、実際に使ったときは
「ホントに量が見える!」
「昼でもお茶があったかい!」
というわけで遠足のときはすこしだけ自慢できたかな?というのがあります。

本題に話を戻しますと、森昌子の出演したシーンがつい最近のテレビ朝日の特番で流れていましたね。
2009/04/11(土) 13:36:40 | URL | yig
大げさ過ぎて笑えたw
そうそう、よく憶えているよ。「演技賞」「努力賞」「敢闘賞」などは冷静に発表するのに、「象印賞」の時だけ「ゾージルシショー!!!」とえらく強調するんですよねwww
それでいながら、商品はポットとか炊飯器一個。「ズバリ当てましょう」の「ズバリ賞」(家電一式)とはえらい違いだな(尤もズバリ賞は滅多に出ないけど)。
半年前の「ガリベン」という番組で、この番組の「美空ひばり大会」の模様が流れました。ボクの大好きな岡崎友紀ちゃんも挑戦していましたが、「リンゴ追分」お上手でした。
2009/04/11(土) 17:41:21 | URL | 石毛零号
森昌子さん
の物真似はあまりの上手さに家族で唸って聴いていました。
ごいんきょさんの記事にある他に、園まりさんの「逢いたくて逢いたくて」やあべ静江さんの「みずいろの手紙」が印象に残っています。
森さんは歌が上手いとは感じていましたが、物真似を聴いて澄んだ声の持ち主だと再認識しました。
2009/04/11(土) 19:42:44 | URL | モデラート
追加だにゃ
大御所先生は,大久保れい,じゃなかったかな。
あと,少年キングか少年サンデーによこたとくお作の「たまおきくん」ってのがあって,この番組をパロディー風にしていたと記憶します。
この作品の中でも,美空ひばりを「お嬢」,水原弘のことを「お水」とか表現していたのが印象的でした。
2009/04/11(土) 23:20:50 | URL | いくちゃん
● 負男さん
日暮刑事のように、飛び飛びにコメントをくれる負男さんですが(笑)。
ヒントでピントでも象印賞ありましたね。
この番組ほどありがたみは無かったですが。
ウィキペディアで調べると前番組も後番組も象印ものですよ。

● いくちゃんちゃん
風吹ジュンさんの物真似は簡単だったからなあ(笑)。
ブレスをやたら多く目立つようにするだけという。
そうだ。曽根幸明先生ね。猪俣公章先生もいらしたか。
たまおきくんに関しては、歌のアルバムの稿で書いてます。

● yigさん
なんと、この番組が午前中とは。
有りましたねえ、みえーる。
あれはたしかに画期的だった。
今でこそポットに覗き窓あるのは当たり前ですが、昔は技術的に難しかったんでしょうね。

● 石毛さん
ゴマすりの代名詞みたく言われた玉置さんですもの。
スポンサーさんの有り難みを最大限に表現したんでしょう(笑)。
本文中で頭上と書いてしまいましたが、席の前面パネルに象印が電光で出てたかな。
時代によっても違うのかも。
この番組も結構VTR残ってそうです。
NETも意外と残している番組多かったりするんですよね。

● モデラートさん
うちも一家揃って、「森昌子上手だね-」と感心してました。
ところがあまりにレパートリーが多くて(笑)、そのうち芸人を見る感じになっちゃいましたね。
それで、しばらく物真似をやらなくなった気がします。今もやらないですかね。
五木さんは数年前、初心に返るみたいな感じで、NHKで初期の物真似芸やってました。
2009/04/12(日) 04:43:48 | URL | ごいんきょ
おすだけ?
いつだったか、この番組で五木さんを中心とする物まねユニットが結成されました。
名前を聞かれ、どう答えたかというと、「男ばかり3人のユニットだから『おすだけ』です」
何が言いたかったかは敢えて申しません。
2009/04/12(日) 14:51:17 | URL | うみがめ
うーん、なんかそんなの有ったような。
しかし意外と皆さんこの番組も見てるんですね。
これでハイジとかラスカルとか書いたら、そこにもレス来たりして(笑)。
2009/04/14(火) 00:15:25 | URL | ごいんきょ
この番組のディレクターでした
番組契約ディレクターとして都合5年ほどADからチーフADになりましたが、キャスティングからカット割りから、収録会館の押さえから弁当手配、仕出し要員手配、来ない歌手の音あわせから、番組収録本番の舞台上での進行から、放送当日のQ出しを終え、制作室に戻ってからのクレーム電話対応まで・・・

あ~書いているけどもっと激しい業務でした。

裏話もたくさんありますが)ナイショ)
2009/05/15(金) 15:58:12 | URL | 麺s’ジャーニー
あらー。それはお疲れ様でございました。
裏話が無理でも、表話で覚えてる事も教えて欲しかったですねー。
2009/05/23(土) 07:19:57 | URL | ごいんきょ
玉置宏さんについて
今朝(2月6日)のスポーツ紙で、玉置さん重体の記事がありました。
只々、ご快復をお祈りするばかりです。
2010/02/07(日) 01:00:25 | URL | 甚六
たしかにニュース流れました。
芸と礼節が確かな人には長く頑張って戴きたいですが…
2010/02/11(木) 13:33:01 | URL | ごいんきょ
合掌
残念ながら、祈りは通じませんでした。
「人は、失ってみて初めて、その存在の大きさに気づくものだ」と言われます。まさに今、そんな思いで一杯です。

玉置宏さんが旅立たれました。ごいんきょさんの御指摘通り、芸と礼節が確かな人でした。そしてまた、その語り口は「一代限り」のものでした。

新人時代、アタマの中が真っ白なステージ上で、玉置さんが振ってきた「雑談」に応えているうちに緊張がほどけ、初舞台で熱唱できた…といったエピソードをお持ちの歌手の方は、さぞ多いことと思います。
そういう意味で、玉置さんは「歌手を育てる名司会者」だったと言えましょう。

追悼の意を込めて、「スターものまね」往年の名場面を…。

それでは島倉千代子さんのものまねをした園まりさん、(ドラムロール・ドン:以下同) ゾォージルシショウ(象印賞)!
西郷輝彦くん、敢闘賞。
笹みどりさん、ゾォージルシショウ!
中村晃子さん、努力賞。
そして、美樹克彦くんは、ゾォーージルシショウーー!!

玉置宏さんの御霊が、いく久しく安らかでありますことをお祈り申し上げます。
合掌。
2010/02/13(土) 15:07:21 | URL | 甚六
玉置さんは、ゴマすり司会者と言われるほど、歌手を盛り立ててましたからね。
しかしワタクシに言わせれば、ホスト、ホステスがゲストを盛り立てるのは当然で、
こき下ろしたりするようになったのは外道だと思います。
2010/02/22(月) 23:51:02 | URL | ごいんきょ
盛り立て術の師たち
 文藝春秋1991年2月号に、玉置宏が「高橋圭三『先生』と宮田輝『親分』の好対照」という題で、「アナウンサーの教則本として見続けてきた」二人の思い出を書いています。以下、抜き書きします。ごいんきょさん、まずければ削除してください。(ご面倒おかけしてすみません)

(宮田輝は)お客さんを出演者のように巻き込んでいくわけです。・・・「のど自慢」でカネ一つだった人でも、サカナにして明るく帰す。「うまいなあ、この処理の仕方、いただきだ」と思ったこと、何回もありました。
 圭三さんは、プロ相手ですね。プロと対談させたら圭三さんのほうが上です。・・・番組の流れを実に無理なくつかむ人なんです。「ここは遊びが多いところだから、玉置さんやってよ」とか、ぱっと提案する。番組の構成者というのは、圭三さんを立てなくちゃと思っているから、流れに関係なく、圭三さんの出番を多くするでしょう。その不自然さをクールにとらえて、だれも傷つかない方法で、訂正してくれるんです。

 長くなってしまいましたが、玉置宏の人柄がにじみ出ているようで、好きな文章なんです。少し後のところで、

 有名なキャッチコピーがありますね。圭三さんの「どうも、どうも」。宮田さんの「おばんです」。あれも自然にできたのではない。キャッチコピーは、意識して使わなければ身につかないものですから。

「一週間のごぶさたでした」もそうだったんですね。
2010/02/23(火) 02:38:46 | URL | あぶもんもん
やはり昔時のNHKアナウンサーは、お手本でしたよね。
読んでいると三者の司会ぶりがまざまざ思い起こされます。
わざわざ有り難うございました。
2010/02/24(水) 01:57:16 | URL | ごいんきょ
ヤングおーおーから(いや、5時台からかも)この時間まで毎日放送に入れっぱなしだった我が家
ヤングおー!おー!(関東では東京12同時ネット)→ロートアップダウンクイズ→象印スター物まね大合戦と7時台まで4チャンネル(毎日放送)に入れっぱなしというのが我が家の日曜夜の基本でした。
そこを私がどうにかマジンガーZとかに合わせられないものかと四苦八苦するものの、特にネットチェンジ以前はそんなのも全くと言って良いほど寄せ付けず(涙)。
ネットチェンジでこのラインアップが崩れた事で、チャンネル変更という隙が生じた事でグレートマジンガーと言ったアニメ等の裏番組も比較的頻繁に観る事も出来るようになりました。
東西問わずそういう家庭も多かった様で、この番組はネットチェンジ後、次第次第に視聴率を落とた事で番組終了し、2つの短期間番組を経て、ヒントでピントとなりましたね。

2013/06/01(土) 13:27:10 | URL | TXが無いテレビなんて・・・
ほーほー。
関西視点ではそのようになりますか。
これもまたネットならではの楽しみです。
2013/12/30(月) 00:30:38 | URL | ごいんきょ
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ここ数年「爆笑そっくりものまね紅白歌合戦」(CX系)や「スターものまねバトル」(
2009/04/11(土) 08:48:33 | そんなこんなで3分経過。
象印マホービン株式会社(ぞうじるしマホービン、英: Zojirushi Corporation)は、大阪府大阪市北区天満に本社を置く炊飯器、電気ポット、ホットプレートなどの家庭用調理器具、空気清浄機などを製造する会社である。IH炊飯器、ジャーポットのシェアでは国内トップシェア?...
2010/01/28(木) 16:23:04 | 商品豆知識
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