私的 昭和テレビ大全集
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ローン・レンジャー (1958)

ローンレンジャーTHE LONE RANGER

パララッ パララッ パララッパパパパパパパ ラパパパパパパパ
タンタカタンタンタンタカタンタンタンタカタンタンターン

ウイリアムテル序曲は有名な曲です。
日本ではTV番組で耳馴染んだ人も多いでしょう。
しかし、今ではこの曲から連想するテレビ番組と言って、
一番回答が多いのは『おれたちひょうきん族』になってしまうでしょうね。
だがしかーし。
そもそもはこの番組の主題歌だったのですよ。
ウイリアムテル序曲と言えばローンレンジャーのテーマ。
それが昭和30年代日本の認識だったのです。
その勇猛快活な音楽をバックに、愛馬シルバーに跨って荒野を疾走するローンレンジャー。
このOP画面だけで、たちまち西部劇の世界に引きずり込まれます。
この主役の馬の乗りこなしが半端でなく凄い。
本編中では更に驚かされます。

そもそもはテキサスレンジャー部隊六人組が、悪党どもの罠にかかって全滅。
しかし、ただ一人奇跡的に助かった男は、はいつくばって泉まで行き、
太陽と乾きから逃れて横たわっていた。
そこへ通りかかった一人のインディアン。
彼は男の指輪に見覚えが有った。
それこそ、数年前に彼の事を助けてくれた勇敢な騎兵隊員に彼が授けたもの、
「信頼のおける男」キモサベを表す指輪だったのです。
騎兵隊員は奇跡的に、自分がかつて助けた男からの介護を受け、助かったのでした。
このインディアン青年こそ、生涯の相棒となるトントでした。

騎兵隊員は自分以外の隊員がみな殺された事を知り、
逃げた悪党どもを一人で捕らえる事を決意。
隊長だった兄のベストから黒覆面をトントに作ってもらい、
それを被って正体を隠し、連中を追いかけようとします。
正体を完全に隠すため、トントが葬ってくれた隊員たちの墓の横に、
自分の墓を自分達で作って偽装までし、にっくき悪党共を追いかけると、
その途中、バッファローに襲われて横倒れの馬を発見。
そこを助け、介抱し、起き上がった馬は彼の見込み通り、大層な名馬。
「シルバーホワイトだ」と馬の色に感激したトントの言葉からシルバーと命名。
なんとか手なずけて乗りこなし、自分の馬とするのでした。

また、一緒に銀山を発見した古い知り合いに銀山の管理を委ね、
その見返りに、自分への最低限の拠出と、銀での弾丸製作を依頼。
その銀の弾丸を正義の印として、絶対に人は殺さずに捕らえ、
法に委ねる活動をする事を決意。
ここに、たった一人のレンジャー部隊、ローン・レンジャーが誕生するのです。
こうして誕生したローン・レンジャーは、見事に追いかけていた悪党どもを
一人残らず捕まえるのですが、その後もその活動は続けていくのでした。

こうしてみるとアメリカドラマというのは、意外と細部をきちんと設定してるなと。
日本だったら、こういう正義の味方がその活動費をどうしてるかは曖昧でしょう。
彼がシルバーを駆る時の、「ハイヨー!シルバー!」という掛け声、
トントがローン・レンジャーを呼ぶ時の「キモサベ」という呼称、
そしてトントによる「インディアン、嘘つかない」の言葉。
どれも爆発的に流行しました。
ずっと後年、月賦などの事をローンというのが定着すると、
そういう借金が多い人間をローン・レンジャーと揶揄するようになったり、
なんだかんだと知名度は高い番組だと思います(笑)。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
正しくは「ウィリアムテル序曲」だけど・・・
自分もね、この曲を聴くと「ローンレンジャーだ!」と言いたくなるんですよ。でもイントロクイズでこれが流れたら、「ウィリアムテル序曲」と答えないと不正解になるのかな。この曲を聴く度にいつも考えています(「ひょうきん族」という答では×なのは言うまでもありませんが)。
2009/04/17(金) 05:20:45 | URL | 石毛零号
アニメ版なら観たことあります
モノクロの実写版を観た記憶はありませんが(西部劇ファンの父なら観ていたかもしれないが)、後年作られたカラーアニメ版なら観たことがあります。確か1967年頃のことです。とはいえ当時は白黒テレビで観たのですが。
遠い子供の頃の記憶として、馬乗り遊びをした時に「ハイヨー、シルバー!」などと言っていたのを覚えています。
76年頃にも一度再放送されていて、その時に内容を改めて確認したところ、アメリカンアニメの常道として、3つのエピソードのうち2つめは、本編では脇役のトントを主役に据えたものでした。勿論「ウィリアム・テル」がテーマ音楽でした。
2009/04/17(金) 09:08:54 | URL | うみがめ
流用番組多数
言い忘れましたが、最近の若い人たちなら「おもいっきりイイ!!テレビ」と答えるでしょうねw
2009/04/17(金) 18:38:07 | URL | 石毛零号
ハイヨー!シルバー!
オープニングでローン・レンジャーを乗せたシルバーが切り立った岩のようなところで、ヒヒヒヒーンといなないて前足を高く上げるシーンを覚えています。

子供の頃、よく馬になって弟を背中に乗せ、ハイヨー、シルバー!ヒヒヒーンと言って起き上がり、弟を背中から落としていました。
今考えると、ローン・レンジャーの台詞も馬が喋っていたことになります。

ごいんきょさんの記事を読んで、ローン・レンジャーがどういう人なのか初めて分かりました。ローン・レンジャーは名前だと思っていました(苦笑)。
2009/04/17(金) 19:26:48 | URL | モデラート
● 石毛さん
クイズ番組では「ウイリアム・テル序曲」じゃないとダメでしょう。
おもいっきりもこの曲を使ってたんですか。

● うみがめさん
アニメなんて有ったんですか。
シルバーが主役の中アニメも貴重ですね。
このドラマの方も昭和40年代後半まで再放送されていて、
「ハイヨー!シルバー!」は馬乗りする時の定型句でしたね(笑)。
でもそれなのに、何故かこの番組も吹き替え音声が現存していないようです。

● モデラートさん
弟さんが羨ましい(笑)。
しかし可愛くて微笑ましい光景ですね。
親御さんが見ていたなら、しみじみ幸福を感じていたでしょう。
でも、馬が自分で「ハイヨー、シルバー!」は、おかしいですね(苦笑)。
2009/04/17(金) 23:45:36 | URL | ごいんきょ
これは一世代上の世界です
一周り上の叔父(昭和24年生れ)はこの番組や「拳銃無宿」「ローハイド」「月光仮面」「快傑ハリマオ」などに夢中になり、漫画では「砂漠の魔王」などを愛読していたらしいです。ごいんきょさんの記事のお蔭で、断片的な知識が初めてつながりました。
昭和50年代後半に「キモサベ社中」というグループが「お笑いスター誕生」でコントをやっていて、キモサベってどこかで聞いたなあ、と思っていました。
2009/04/18(土) 00:17:16 | URL | あぶもんもん
オレも!
記事中の「キモサベ」という言葉を見て、「キモサベェー!?」と思いました。あぶもんもんさんと同じで、「キモサベ社中」の事を思い出したんです。(「お笑いスタ誕」放送)当時は深く考えませんでしたが、「キモサベ」って「ローンレンジャー」からの言葉だったんですね。
2009/04/18(土) 08:51:31 | URL | 石毛零号
実際には見たことがないのですが
「トムとジェリー」のいわゆる「真ん中」の話の中に「ローンレンジャー」かも知れないような映像があるのですが、ごいんきょさん、確認していただけるでしょうか?

http://www.youtube.com/watch?v=KL5ZDSUYhFE

続きは「トムとジェリー」のスレで!
2009/04/18(土) 23:03:58 | URL | yig
● あぶさん
ははあ。あぶさんは昭和36年生まれでしたか。
大体その頃だろうなとは思っておりましたが。

● 石毛さん
お笑いスター誕生も半端でなくのめり込んだワタクシ。
勿論キモサベ社中を思い起こしましたが、触れませんでした。
そこまでの存在ではないですからね(笑)。

● yigさん
たしかにウィリアム・テル序曲を使ってますけど、
おそらく別の西部劇映画でしょうね。
2009/04/21(火) 00:04:48 | URL | ごいんきょ
アメリカンネィティヴ、ウソつかない。
そういえば「インディアン、嘘つかない。ホラ吹く」ってなギャグがありましたな。

デパートの屋上に10円入れるとパッカパッカと乗馬の雰囲気が味わえる乗り物がありました。
私これに乗るのが好きでね。
そうしたら、お金持ちの親戚から木馬をいただいたんですよ。
でもこの木馬、パッカパッカという上下運動ではなくてゆりかごのような動きしかしないんですね。
仕方ないのでこの木馬を思いっきり後ろにそらせて「ハイヨー、シルバー」ごっこをしていました。

運動会で騎馬戦の時に「ウイリアム・テル序曲」がかかっていたのはこの「ローンレンジャー」の影響にほかならないと思います。
2009/05/03(日) 16:45:22 | URL | オンデン1970
はいはい、有りましたよねー。
ワタクシらの時代はウルトラマンとか仮面ライダーとかのキャラクターものが主流で。
あれ、正式名称はなんていうんだろう?

揺り木馬も懐かしいというか、たしかにお金持ち周辺でしか見られなかったでしょう(笑)。
奥さまは魔女とかによく出てきたような。
ああ、あれで後ろに体重をかけると、OPのシーンと似ますね(笑)。
おお、そう言えば騎馬戦でかかってたかも。
ワタクシらの頃は、騎馬戦・棒倒しの危険性が問題視され始めたんですよね。
だって棒倒しとか相手蹴りまくりだったもんなー(笑)。
2009/05/04(月) 01:13:17 | URL | ごいんきょ
白黒世界
ローン・レンジャ トント 懐かしいです。 村に1台しかないTVのある家に、子供が大挙して押しかけて見てました。あと白黒のスーパマン。ライフルマン。コンバット(ホワイトロック)。ギヤラントメン(勇敢な兵士?)血わき肉おどる白黒TV活劇でした。
2010/01/22(金) 12:50:52 | URL | おっさん少年
若山弦蔵さん
先日ラジオに若山弦蔵さんが出演されていて、「ローン・レンジャー」の吹き替えは生でやっていたと仰っていました。
凄い、プロの技ですね。

子供の頃、海外ドラマで吹き替えの声が俳優さんのセリフと全くずれてしまうという放送事故(?)が何度かありました。
子供だったので、もう可笑しくて可笑しくて、大笑いしました。
2012/12/17(月) 18:16:15 | URL | モデラート
● おっさん少年さん
いやあ、もっと色々なお話を伺いたかったのに、返信が遅れてしましました。
あの時代の男子に聞くと、大概、西部劇にノメリ込んでますよね。


● モデラートさん
へえ。初代の吹き替えは若山さんでしたか。
まあ昔は、吹き替えに限らず全てが生ですもんね。
多少の失敗も有ったのかもしれませんが、収録が時間通りに終わる良さも有ります(笑)。

声がずれるのね。
奥さまは魔女でそれを逆手にとって、サムの声が遅れて聞こえるという回は大爆笑しながら見たなあ。
ああいうセンスが、いまだに日本人が作るコメディーには無くて。
2012/12/18(火) 23:08:00 | URL | ごいんきょ
ローンレンジャーが使うピストルの弾丸は確か銀であったと記憶がある
勿体ないなあ。って当時思った(笑)。
2014/12/06(土) 23:10:45 | URL | 中年親父
そうです。
純銀は正義の徴なのです。
薬莢とか拾い合いになりそうなんですけどねえ(笑)。
2014/12/07(日) 23:05:05 | URL | ごいんきょ
トントの日本語版の声
あまり言及されていない(と思っていることがある)ので、ちょっとデシャバッテみます。

ローン・レンジャーの日本語版、私の記憶では主役の仮面の男は若山弦蔵(存命)で、後から「スパイ大作戦」だの「バークにまかせろ」だの、ジェームス・ボンド役のショーン・コネリーだの、カッコいい系のシブイ系の重厚系の海外男優の声を一手に引き受けるようになりますね。
ひょうたん島の「海賊ガラクータ」なんてバカっ丁寧なしゃべりでコミカルな好い味のもありますがw

そして、これがあまり知られていない?のかもしれませんが、大事な大事なトントの声です。これはね、事件記者で中央日日のキャップ(山田吾一のガンさんの上司)ウラさんをやってた高城淳一(故人)なんですなぁ。これWikiにも書いてない。あくまでも私の記憶です(私はリアルタイム見聞派)
すごくセリフが少なかったような・・・ようするに私はキモサベしか覚えていないような有様。

このキモサベですが、私ぁ「旦那」とか「ご主人様」などという意味の言葉と思っておりましたね。

それと、主役の仮面の男が馬を発進させるときのかけ声「ハイヨー、シルバー」ですが、後ろにさらに「そぉれー」というのが付いてまして「ハイヨー、シルバー、ソォレー」と言ってたと思います。そぉれーの部分が一段高く叫ばれる。


もぉっと余計なお世話ながらロッシーニのウィリアム・テル序曲は4部構成の楽曲で、ローン・レンジャーで使われてたのは第4部「スイス軍隊の行進(終曲)」です。
この曲(部分)の使用例はWikiに山ほど記載がありますね。

またもかかる長文、失礼しました。
2015/05/07(木) 11:29:27 | URL | AtamiCliff
そうです。若山弦蔵さんでした。
当時はモーガン警部もやってました。
トントも高城淳一さんのようですね。
ウィキペディアは昭和3、40年代のテレビに関する記述が本当におざなりで。
キモサベは、信頼できる者という事らしいですが。

「そぉれーっ!」は、場合によって付いてた事が有るという感じじゃないですか。

なるほどー。あの曲がウイリアムテル序曲の全てではないのですね。
2015/05/09(土) 07:24:23 | URL | ごいんきょ
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