私的 昭和テレビ大全集
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パパは年中苦労する (1988)

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巽耕作、41歳。新進気鋭の作曲家。
10年前に結婚し、四人の子供を設けたが、離婚。
子供達は、別れた妻が引き取り、彼は、優雅な独身生活を送っている。
女には、勿論モテる。が、フラれる事も多い。
実は子煩悩な彼。つい酔って、子供の写真を見せてしまうのだ。
或る日、離婚した妻が、突然蒸発。
彼は、置き去りにされた子供達の、面倒を見なければならなくなってしまった。
このドラマは、噂のプレイボーイ、子育てに悪戦苦闘する、
聞くも涙、語るも涙の…………………喜劇である。


『うちの子にかぎって』で新境地を開いた田村正和。
TBSは、この新開拓した彼のキャラクターをそれこそ何度も何度も、
出汁が枯れるまで使いまくりました(笑)。
そんな路線のうちの一つで、昭和最末期の作品であります。
冒頭のナレーションは、芥川隆行。
時代劇ではお決まりの彼も、現代劇ではなんか耳慣れない感じでした。
但し、このオープニングの前にもう一つ、提供OPが有りました。
ペンギンの被り物をした子供達と田村がボール遊びに興じる姿をバックに、

清潔で美しく、健やかな毎日を目指す花王。
信頼の生活用品、タイガー魔法瓶。
生活に笑顔をお届けする、味の素。
お口の恋人、ロッテがお送りします。

と、スポンサー四社が読み上げられていたのです。
いずれ劣らぬテレビ界を席巻する超一流企業。
田村正和や浅野温子のギャランティなど心配するなという布陣です(笑)。

田村正和は、気鋭の作曲家という設定で、番組中ではよく、
アルフィーの『見つめていたい』を作曲したのは自分と紹介してました。
娘の授業参観で、先生にせがまれてピアノで弾いた事も有ります。
この曲は、アルフィーが歌うこの番組の主題歌のB面に収録されていた曲でした。
そんな田村は、いつも通りプレイボーイ…っぽい役(笑)。
さかんに女性を口説き、いいとこまでいくのですが、
つい酒が進んで酔うと、前妻との間の四人の子供達の写真を見せて自慢し、
そういうムードでなくなった女に逃げられてばかり。
そんな第二の独身貴族生活だった彼に、青天の霹靂ともいうべき事態が。
前妻が子供達を置き去りにして、アメリカへ恋の逃避行をしてしまうのです。
残った子供達は必然、この田村が面倒を見なければならない。
それまで作曲と女性関係以外した事の無い彼が、家事に育児に大わらわ。
渋い田村正和が、そうした日常に振り回されるギャップが楽しいコメディーでした。

相手役は浅野温子。
こちらも離婚して一人で男の子を育てている通訳という設定。
この二人、そもそもは田村の妻の家のそばで偶然ぶつかるという
大昔のラブコメ漫画そのままの出逢いで始まり(笑)、
作曲家と通訳として、しばしば仕事でも一緒になってはいがみ合う関係。
しかもお互いに、自分が子持ちだという事は世に内緒にしている。
子供達同士や彼女の母親などは、もう普通に食事などする間柄にまでなるのですが、
この二人はいつも微妙なタイミングで擦れ違い、お互いの正体を把握していない。
そんなハラハラドキドキ感も、楽しみを添えてました。

しかし、このドラマで最高の名優は、なんと言っても子供達でしょう。
田村の女3人、男一人の子供達も、浅野の子供役の男の子も、
誰も彼も、とても演技とは思えぬ無邪気さ。
おらが子供の頃の子役は、こんなに自然な演技してなかっただよ(笑)。
これはやはり、裾野が広くなったという、この一語に尽きるでしょう。
テレビが巨大になり、そこに出るのが憧れとなり、
それを自分で叶えられぬ親が、自分の子供に夢を託すという構図が、
この頃から非常に肥大化してきたと思います。
昔は劇団ひまわりとか、決まったような名前しか見なかった子役事務所も激増。
それだけ子役と呼ばれる子たちの絶対数も増えた、という事なんでしょう。
そんな流れを決定づけた、チャイドルブームの先導者だった
前田愛ちゃんが、もうご婚約というニュースですよ。
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この記事へ寄せられたコメント
正和、温子コンビというと
やはり、「パパはニュースキャスター」ということになりますかねー

というよりほとんど設定が変わらないですね(苦笑)

でも言われてみるとああ、そんな感じだったですね、といったところです。

「うちの子」「ニュースキャスター」に引き続いて所さんが脇を固めていましたね。

wikiによるとこのドラマでの長女役は「幸楽の長女」吉村涼さんだとか。再見する機会があったら確認確認してみようかな?

「うちの子」も「ニュースキャスター」も当面は無いかな?
でも「オヨビでない奴」や「ママはアイドル」のリクはOKかな?
2009/04/27(月) 22:23:59 | URL | yig
田村さんのパパもの、幾つか有りましたよね。
あと、子供が見てるでしょ!ってのも有ったかな。
長女は「りょう」という名前ですので、ちょっと聞きには男の子みたいでインパクト有ります。
このドラマ中、田村さんが長男のイタズラへの苦情の電話を受けて、
「うちの子に限って!?」と応対するのがおかしいです(笑)。
後ろ2つについては参考にさせて戴きます。
2009/04/29(水) 06:18:55 | URL | ごいんきょ
金9ドラマ
どこに書いたらいいのかわからなかったですが、TBSの金曜9時のドラマということでここに書きます。

このドラマの何クールか後に、斉藤由貴主演の学園ドラマ「はいすくーる落書」がはじまります。

このドラマ、ある意味で記念すべきドラマです。

というのも、このドラマがはじまったのが、1989年1月6日、すなわち、「昭和64年」1月6日です。

つまり、「はいすくーる落書」は、昭和最後の新番組といっていいでしょう。

第2話以後は平成ですが、収録されたのがまだ昭和時代だったことや、ドラマのテイストももろ昭和テイストだったので、ぎりぎり昭和のドラマとしていいとおもいます。
2011/11/06(日) 21:21:10 | URL | 10000k
これは改めてビックリしました。
てっきり平成ドラマとばかり思ってたんですよね。
実は、金曜日のTBSを題材に、ちょっと考えてることが有りまして、
予定では来年正月にでも発表しようかと思ってるんですが、
そちらにも影響のある情報でした。
ですよねえ。たしかに、昭和ドラマの端くれだったんですよね。
ここで扱っても良かったんだ。
2011/11/13(日) 16:20:51 | URL | ごいんきょ
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