私的 昭和テレビ大全集
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今週のヒット速報 (1967)

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昭和時代に絶滅したもの。
アイドルと、歌謡曲。
ワタクシは、ことに流行歌謡というものが大好きでありました。
童謡調から演歌まで、なんでもアリのバーリトゥード。
日本人があれほどジャンル・世代を超越して歌を愛でていた時代も、
当然過去には無いでしょうし、これからも無いはずです。
昭和時代を過ごせた我々は、ただその一つをもってしても、
とっても特別な時代を生きられた僥倖に、感謝すべきでしょう。
ワタクシも、どれだけ歌謡曲に力を貰って生きてきているか。
そんな希有な時代、最新ヒット曲を並べるだけで、
制作側がわざわざ意識せずとも、様々な曲調、年代のヒットが次々生まれました。
ワタクシは、そんな歌謡曲、歌謡番組が好きでした。
なので、昭和4、50年代の有名な歌番組は大抵見ております。

この『今週のヒット速報』は、フジテレビを代表するヒット歌謡番組で、
TBSの『歌のグランプリ』を直接ターゲットとした番組でしょう。
その前番組の『歌謡曲ベストテン』で、テレビ史上おそらく初めて、
データ集計を元にしたランキングで出演歌手・楽曲を決定した、
画期的なTBSの手法でしたが、やや時代の抗いが有ったか改題。
対してフジテレビが、まるでTBSの番組改題を狙ったかのように、
この『今週のヒット速報』を世に出して来たのです。
こちらこそが最新ヒットを聞かせる番組、ってな感じのタイトルで後発。
後年のザ・ベストテンに対するビッグベストテンのような構図がもの悲しい(笑)。

この番組が全盛だった昭和43年から46年あたりまでは、
ワタクシの頭の中で一生奏で続けられるような名曲が続々と出てきました。
グループサウンズの台頭によりロック調の歌もランクイン。
ムード歌謡全盛で大人の歌も数多く有り、加えてフォークも力を持ち出しつつあり、
ワタクシが大好きである歌謡曲の姿が、この頃に出来上がったと言えましょう。
忘れられない歌、いっぱい有ります。

オーソドックスな歌謡曲としては、人形の家・弘田三枝子、恋の奴隷・奥村チヨ、
虹色の湖・中村晃子、花は遅かった・美樹克彦、ゆうべの秘密・小川知子、
天使の誘惑・黛ジュン、今は幸せかい・佐川満男、夜明けのスキャット・由紀さおり、
愛の奇跡・ヒデとロザンナ、ブルーライトヨコハマ・いしだあゆみ、
悲しみは駆け足でやってくる・アン真理子、花と蝶・森進一、星影のワルツ・千昌夫、
恋のメキシカンロック・橋幸夫、恋の季節・ピンキーとキラーズ、
いいじゃないの幸せならば・佐良直美、愛の園・布施明、長崎ブルース・青江美奈、
釧路の夜・美川憲一、仁義・北島三郎、霧にむせぶ夜・黒木憲、
等々、等々。

全盛を迎えたグループサウンズからは、ブルーシャトー・ブルーコメッツ、
シーサイドバウンド・タイガース、いつまでもどこまでも・スパイダース、
神様お願い・テンプターズ、小さなスナック・パープルシャドウズ、スワンの涙・オックス、
そしてブルコメを配下に従えた女王(笑)美空ひばりの真っ赤な太陽、
等々、等々。

台頭し始めたフォーク勢からは、白い色は恋人の色・ベッツィ&クリス、風・シューベルツ、
白いブランコ・ビリーバンバン、ある日突然・トワエモア、真夜中のギター・千賀かほる、
等々、等々。

ムード歌謡からは、夜霧よ今夜も有難う・石原裕次郎、、
たそがれの銀座・ロスプリモス、新宿そだち・大木英夫津山洋子、
昭和ブルース・ブルーベルシンガーズ、小樽のひとよ・東京ロマンチカ、
思案橋ブルース・コロラティーノ、知りすぎたのね・ロスインディオス、
グッドナイトベイビー・キングトーンズ、長崎は今日も雨だった・クールファイブ、
等々、等々。

ああ、いずれ劣らぬ名曲、名歌手たちよ。
列記していると一人カラオケ大会すらやりたくなるほど気分が高揚するぜ(笑)。

こうした曲名、歌手名が、横流れに電光掲示されるのが、
当時としては先進的というか、斬新なイメージを与えてました。
読み上げる司会は大御所・高橋圭三と、アシスタントに松任谷国子。
正隆氏のいとこですね、確か。
そんなランキングはどうやって決めていたかと申しますと、
札幌テレビ、東海テレビ、関西テレビ、テレビ西日本、そしてフジテレビから
番組中盤に発表されるランキングと、各種調査資料を基に、
フジテレビが委託した社外の公正な第三者を含む
「フジテレビ今週のヒット速報制作委員会」が上位十曲を独自に選ぶと発表してました。
要するに、「最終的には俺たちの決めたいように決めるよ」という事だったと思います(笑)。

フジテレビのデータを読み上げていたのが、夜ヒットでもお馴染みの小林大輔アナ。
そうした全国各地からの電話を受ける松任谷国子は記憶に残ってます。
ザ・ベストテンに於ける『もうすぐベストテン』のようなコーナーとして、
『圭三招待席』というコーナーが有ったんじゃないかな。
構成は御大・塚田茂と、アニソン作詞でもお馴染みの保富康午でした。
十週ランクインした曲が出ると、その曲が入ったゴールデンレコードを制作して
歌手に渡していたと言ってたようですが、本当だったんですかね。
フジを代表する音楽番組の一つでしたが、圭三・国子コンビ以外は覚えてません。
二人の降板後も何回か司会者が替わっているようですが、やはりこの番組と言えばあの二人ですね。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
松任谷国子さん
「アシスタントの松任谷国子です」という声が今でも耳に残っています。

ゴールデンレコードを渡していましたね。
高橋圭三さんがグループサウンズに渡すときに、ゴールデンレコードの数が多く必要だから大変ですという感じのことを仰ってたような気がします。

ごいんきょさんの記事にある曲の数々はどれもとても懐かしいです。家でも学校でもよく歌いました。
浅丘ルリ子さんの「愛の化石」のセリフ部分を友達とふざけて言い合ったりしてました。
2009/05/06(水) 22:25:01 | URL | モデラート
ゴールデンレコードの説明を高橋さんがしていたのは思い出しましたが、
ああ、そう言えばそんなやり取り有った気がするなあ。
笑いながら高橋さんがそんなセリフ言って、誰か一人に取り敢えず渡してたんですよね。
あのゴールデンレコード、懐かし番組などで取り扱って欲しいです。
2009/05/08(金) 07:03:05 | URL | ごいんきょ
懐かしい歌番組
松任谷国子さんという方がいましたね。小柄で、目の大きい理知的な感じの人でした。ネット検索しても写真は出てきませんが、'38年生まれということは、結構なお年ですね。画家になられたようですね。
おそらく、この番組の初期の圭三さん時代のビデオは、無いでしょうね。憶えているのは、電光掲示板でしたか今週のベストテンのような形で紹介していたことくらいです。スター誕生が始まる前のいわゆる歌謡曲黄金時代の番組としては、当時のTBSの歌のグランプリともども良く見ていた記憶があります。歌のグランプリのほうは、三木鮎郎、大橋巨泉さんの司会で、鮮明なビデオがかなり残っているようで、以前TV探偵団などで流していましたが、非常にお宝度が高いのですが、何故かTBSは放送してくれません。こまぎれでなく、まとめてCSなどでやってくれないかなあと思っています。
2010/02/03(水) 02:03:09 | URL | ブロンソン
国子さんは画家ですか。
この番組のビデオはどうなんでしょう。
歌は一部残っているような気がしますが、
その他の部分が紹介された事は無いので、無いんでしょうね。
歌のグランプリは、ひばりさん出演の回だけCSで放送してくれましたが、
あれは本当に嬉しかったです。

2010/02/04(木) 06:57:01 | URL | ごいんきょ
モナリザの微笑み
ザ・タイガースのモナリザの微笑みを初めて聴いたのはこの番組だったのかもしれません。
初めの♪雨がしとしと日曜日・・の部分は友達が口ずさんでいるのを聞いてなんとなく知っていたのですが、この番組で高橋圭三さんがモナリザの微笑みを紹介するときに、「涙ポロポロ日曜日」と仰ったので、ふざけているのかななんて思ってしまいました。
その時聴いて初めて歌詞が分かったという思い出があります。
2010/04/23(金) 18:58:25 | URL | モデラート
今週のベストエイト!
以前、いしだあゆみさん関連での
貴重音源ネタ記事を書きましたが
今週のヒット速報モノも
幾つかアップされていますので報告します
まず、高橋圭三 松任谷国子コンビ時代
1969年1月の放送分では
ごいんきょさんの記事にした通り
北海道、名古屋、大阪、福岡、東京の
地区別ベストテン紹介がありました
当時、北海道地区は札幌テレビが
ネットされていたようですね。

5つの地区でのトップに挙げられたのが
ピンキーとキラーズ/涙の季節
恋の季節と入れ替わってトップになったと
説明されていました
そして、この放送分で10週間ランクインして
ゴールデンレコードとして表彰されたのが
森進一/年上の女
その他では
青江三奈/長崎ブルース
オックス/スワンの涙
タイガース/青い鳥
テンプターズ/純愛
いしだあゆみ/ブルーライトヨコハマ
布施明/華麗なる誘惑
チコとビーグルス/帰り道は遠かった
シューベルツ/風
フォーククルセダース/青年は荒野をめざす
ブルーコメッツ/雨の赤坂
ヒデとロザンナ/愛の奇跡
などがランクインしてました

次に二谷英明と白川由美夫妻コンビ時代
和泉雅子と根上淳コンビ時代には
多少、リニューアルして
今週のベストエイトとコールして
その週のヒット曲を紹介
歌手名と曲名の後に何週目のランクインかを
伝えていたようですね。

和泉雅子さんが10週間ランクインされますと
ゴールデンレコードにして
歌手の方に差し上げますと説明されていたので
おそらく、最終回までは
ゴールデンレコード表彰は継続していた模様

1970年10月の招待席コーナーでは
日本の作家楽曲では無いという事で
ベストエイトの選定に外れた為
リクエストが殺到し2度目の招待席登場と
説明されたのが渚ゆう子/京都の恋 でした

なんとも意外で不可解な理由ですね。

2013/01/21(月) 16:14:30 | URL | テレビマニアな30代
● モデラートさん
へえ。
なんとはないやり取りを覚えてる事って有りますよね。
おそらく圭三さんのその間違いを覚えているのは、日本でモデラートさんだけかも(笑)。
タイガースの面々も覚えてないだろうなあ。


● テレビマニアな30代さん
ピンキラの恋の季節から涙の季節への移り方は、この業界、柳の下にどじょうは二匹までいるを地で行ってましたね。
年上の女も有ったなあ。すっかり「女」が「ひと」と読めるようになった時期です(笑)。
二谷夫妻コンビは有った気もするなあ。その他は本当に記憶に残ってません。

「京都の恋」に関しては本当におかしいですね。外国曲とは明らかに違うのに。
まるで偏狭な官僚(笑)。
2013/01/27(日) 23:13:23 | URL | ごいんきょ
ヒットは北から
 まったく関係ありませんが、その その昔「ヒットは北から」と言われていた時期がありまして、北海道で売れた歌は全国的なヒット曲になるというジンクスがありました。
 STVがランキング資料を提供していたのも、ライバルのHBCが「歌のグランプリ」で北海道地区のランキング資料を提供していたからだと思われます。
 ただ、当のSTVでは金曜8時は日テレのプロレスをネットしておりましたので、この番組は流れてなかったようです。(別な日時での放送もしてなかった)
 これらの番組はレコードの売り上げ、有線放送のリクエスト回数などが資料として使われますが、「ザ・ベストテン」のように各地のラジオ局の番組に寄せられたリクエストも資料として使われていたのでしょうか?
 フジテレビはニッポン放送、関西テレビはラジオ大阪、東海テレビは東海ラジオと関係が深いし、STVはテレビとラジオの兼営でしたからね。(いまはTBSのように分社している)
 もしそうならば、テレビ西日本は九州朝日放送から資料提供を受けていたとか?
2013/04/16(火) 23:11:01 | URL | 北国の人
やっぱり、昔は演歌が無視できない強さを持ってたし、
演歌と言えばどうしても、つらい、寒い、心象風景ですからね。
ヒットは北から、となるでしょう。
2013/04/20(土) 07:06:53 | URL | ごいんきょ
歌のグランプリ
今週のアルバムに当選し夜明けのスキャットなど10枚レコードセットを今も持ってます。
2015/08/14(金) 19:26:46 | URL | (ハンドル未記入)
ワタクシもオークションでですが、アルバムだけは入手しました。
中のレコードも有れば一際貴重でしたが。
その10枚の曲名を知りたいですねえ(笑)。
2015/08/24(月) 03:29:39 | URL | ごいんきょ
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