私的 昭和テレビ大全集
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気まぐれ天使 (1976)

該当番組画像募集
♪ そんな午後ならばー そんな午後ならば~

日テレ石立鉄男コメディードラマシリーズ。
どれもこれも、主題歌からしてもう、引き込んでくれていたもんです。
それは、この気まぐれ天使にしても同様でしたが、
それまでの作品は、たしかに曲はどれも秀逸だったものの、
歌詞が無いか、有っても番組と合っているとは思えないものでした。
ところがこの主題歌は、作詞がメインライターの松木ひろし。
音楽はあの名曲の数々を紡ぎ上げた大野雄二のままという事で、
歴代の主題歌以上に、その世界に浸れたものでした。

が。
内容はと言いますと、これがまたどうにも、この枠のいけない癖と言いますか、
と言うか松木ひろしという人が整然とした脚本を好まないのか(苦笑)、
この作品も、どうにも迷走してしまうんですね、例によって(笑)。
そもそもは、女性の下着を扱う会社に勤めるしがないサラリーマンが、
童話作家を夢見て同僚の婚約者と歩み続けるような話だったはずなんです。
主役は当然、石立鉄男で、ヒロインが雑居時代コンビ再現となる大原麗子。
当初はね(苦笑)。

それが1クールほども続いた頃、なぜか婚約者であるところの大原が、
花の都パリへと旅立ってしまい、翌週からは上司として酒井和歌子が登場。
そら和歌子さんもたしかに見目麗しゅうて好きなタイプでしたよ。
んでも、あまりに路線変更が早過ぎるだろと(苦笑)。
これは視聴率が伸びなかったので、雑居時代で見慣れたコンビではなく、
新しいヒロインを起用しようという判断だったのか、
或いは大原の方の事情だったのでしょうか。

まあワタクシの目では、このドラマは今ひとつで、
大原が見限ったのだとしても納得いかない事もないんですけどね。
これまでのこの枠は、多少脚本や演出が劣ってようが、
石立を始めとする役者連の圧倒的な存在感でものともしなかったんですよ。
それがこの作品、演出に妙に凝り出しちゃっていて、どうも没頭できない。
人によってはあの演出にハマッた人もいるんでしょうけど、
ワタクシは素材の良さを楽しみたいタイプで、
懲りすぎた演出はどうもあざとく感じて、その時点でダメなんですな。

石立の後輩で、大原が彼の婚約者と知らずにプロポーズしちゃうのが森田健作。
石立に拾われる手癖の悪い婆さんに悠木千帆。
その婆さんと共に同居する事になる孫娘も、石立とちょっと妖しい雰囲気になったり。
下着会社の描写といい、きちんとやってれば成功したと思うんですが、
石立作品の中ではもう一つ知名度も低いと思いますし、思い入れ度も少なそうです。
やはり、いきなりの路線変更が大きく響いていると思いますし、
ワタクシがあざとく鬱陶しく感じた演出も響いたかもしれないです。

ただ、大原麗子の冴えだけは健在で。
やはり彼女は、気丈で恋人と真っ向からやり合うじゃじゃ馬タイプが合ってたなあ。
だから雑居時代と本作の大原しか思い出せなかったりします。
そんな彼女が出なくなって、一気にドラマが萎んでしまった気になり、
それ以後はほとんど見なくなってしまいました。
意外とそんな男、ワタクシ以外にも多かったのかもしれません。
雑居時代こそが彼女のベストワークとワタクシは思ってますが、
それはやはり、恋愛未満から喧嘩しながら感情が高まり合っていく過程を描いたから、
彼女の持つ可愛さを存分に引き出していたんでしょうね。
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この記事へ寄せられたコメント
たしかに
おいらもこのドラマの主題歌は大好きだったし最初大原麗子と石立鉄男の成り行きをワクワクして見ていて16話から酒井和歌子に変わったのは違和感がありました。

(個人的には大ファンの萩本欽一が酒井和歌子の大ファンだとか言っていたのに対し大人気ない対応をしたりってのがあり嫌いな女優だったのもあるけど…(笑))

それでもずっと見て行くうちに、樹木希林や坪田直子に魅力を感じるようになり、結構毎週楽しみに見ていました。

確かにそれまでのパターンであった予定調和的なドラマの魅力と安心感はなくなりましたが…大原麗子の途中降板は残念でなりません。
2010/04/20(火) 16:45:52 | URL | ジァントン
現在 このドラマはNEKOちゃんで見てますが・・・今までのいわゆる「石立ドラマ」の中では 一番面白く無いな なぜだろう・・・常連の冨士真奈美さんがいないからか・・・いやいや その穴は横山道代さんで埋まっている 大原麗子さんが途中降板が原因か・・・いやいや映画「めぐりあい」のてんこちゃんことワコちゃんの登場は 自分的には嬉しかったし 森田健作さんが石立ドラマのカラーに合わなかったのか・・・いやいや回を追うごとの森田さんはとても馴染んできたし 最初は暴走ぎみだった樹木希林さんの演技も回を追うごとに落ち着き さすがと思わす演技を披露していたし 坪田直子さんはこのドラマが生んだ新しいスターである!(がなぜかその後は大成せず・・・とても不思議でくやしい・・・)と考えてみてもなかなか原因がわからな・・・いえいえ原因は・・・主演の石立鉄男様なのであります・・・第1話から違和感があった こんな感覚は最後の石立ドラマ「パパ合格ママは失格」以来だ いわゆるミスキャスト 役と年齢が合ってないのだ そして妙にハイテンションな演技でなんか西田敏行みたいな感じ・・ 変な裏声の笑い方と連発する「冗談じゃないよぉ」の台詞がいただけない いつもの静と動を使い分けた演技と違うのである まだ最終回まで見ていないのでなんともいえないが 酒井和歌子の存在の意味がいっこうに明確にならない点も面白くない いわゆりユニオン石立ドラマの末期症状ということなのか・・・? しかし 面白い回も何度かあったし ただ単の失敗作とはいえない作品でもある。  
2011/06/06(月) 14:20:24 | URL | 薄汚ねぇ シンデレラの財布
● ジァントンさん
一年以上経っての返信で申し訳ないですが。
ハンドルは馬場さんと猪木さんを合わせてるんでしょうか(笑)。
欽ちゃんが和歌子さんにお熱(笑)だったのは覚えてますが、その対応は覚えてませんね。
まあ、ケンもホロロに扱うのが笑いに繋がると考えたのでは。
お熱に加えて、ケンもホロロってのも昭和語ですが(笑)。
坪田さんもコアなファン多いですね。挿入歌レコードも出していたかと。


● 薄汚ねぇ シンデレラの財布さん
こちらもハンドルの新機軸を感じさせる方で(笑)。
勤続疲労と申しますか、いい加減マンネリ感というのは有るかもしれませんね。
後番組に気まぐれ本格派ってのも有りましたが、それにてジ・エンドって感じでした。
2011/06/11(土) 08:16:30 | URL | ごいんきょ
実は・・・。
石立鉄男。

この人、確か、突然、なくなりましたね。
石立ドラマはよく見ていました。
好きなのは「気になる嫁さん」、「雑居時代」。
「気まぐれ天使」は下着会社が舞台ですが、実は私はながく下着会社のサラリーマンをしていました。
ワコールではありませんが、某下着会社です。

ドラマは宣伝部でしたが、私は総務
・人事の事務畑でした。見ていてうちの会社の広報部とずいぶん違うなあと思いました。
でも本放送時は学生でしたが(笑)

最初、石立鉄男と森田健作?と思いましたね。
当時、森田健作は「男たちの旅路」そして「われは海の子」と「必殺からくり人」と出演していました。

森田健作は喜劇によくでていましたが、石立ドラマは合うのかなあと思いましたが、そこそこ違和感なく見ておりました。

大原麗子や悠木千帆(当時)や若かった岸部一徳など芸達者がいてそれなりにおもしろかったです。

私も大原麗子がパリに行くといって
降板したときはナンデ?と思いました。
そして代わりに酒井和歌子登場かい!

宣伝部部長として来たので、その為に穂積隆信がとばされるハメになり
かわいそうと思いましたね(笑)

最後は森田健作と酒井和歌子が結ばれて、悠木千帆が大金もちの人だったり、意外な展開で終わりました。パリに行った大原麗子はどうなったんでしょうかね。

結局、石立鉄男の童話作家はどうなっのでしたっけ?忘れました。

思い出して探したら松木ひろしさんの原作本?ありました。

オープニング曲、好きです。
「気になる嫁さん」と「雑居時代」
の忘れられないオープニングテーマ
曲ですね。さすが大野雄二ですね。
大野雄二さんといえばやはり「犬神家の一族」を思い出します。

この「気まぐれ天使」は始まった秋に「俺たちの旅」も始まった気がします。

同じ石立ドラマでもごいんきょさんの中では、この「気まぐれ天使」はコネデイドラマで、ちーボーの「パパと呼ばないで」はホームドラマなんですね?
2013/02/09(土) 17:00:23 | URL | Pico
下着会社ですか。
この番組の他に、岡崎友紀さんのラブラブライバルってのも、たしかそうじゃなかったかな。
わりと外見で笑いを取りやすいというのが有るんでしょうね。
ドジな男が女性物の下着に埋もれると、それだけで絵面が可笑しいとか。

この番組は森田さんの非常に良い面を引き出したんじゃないかと思うんですよ。
いまの千葉県知事の森田さんなんか、ほとんどこの番組の路線ですよね(笑)。

カテゴライズはほとんどその時の気分ですが(笑)、パパと呼ばないではホームドラマでしょうね、王道的な。
この番組は、まあコメディー路線なんだろうなという感じです。
忌憚なく言えば、消化不良なために、どれとも言いかねるって感じですが(笑)。
2013/02/09(土) 20:50:56 | URL | ごいんきょ
さらば石立ドラマ
ここまで突っ走ってきた石立ドラマですが、私はこの番組の途中で見るのを止めた記憶があります。理由は、つまらなくなったからだと思います。
石立氏が逝去した時に、ある全国紙の記者が石立ドラマへの強い思いから、関係者に取材した記事がありました。
このシリーズは「パパと呼ばないで」あたりから、松木ひろし氏を筆頭に、葉村彰子(向田邦子氏もいた数人の脚本家グループのペンネーム)などが持ち回りで書いていますが、コメディ性とシリアス演技の両立を求める松木氏らの要求に、新劇出身の石立氏はかなり苦悩したとされます。その結果、私生活で突飛な行動をしたり、現場に行かず姿をくらましたり、座長でありながら共演者との協調ができなかったりと、いろいろなことがあったようです。
大原氏との共演も、結果大原氏が降りたとのいうのが真相のようです。
しかし日テレの石立シリーズが終わったのちも、石立氏に求められたのはコメディ路線であり、果たして仕事を選んだ結果、表舞台から消えざるを得なかったということでした。
「若者たち」の演技とまではいかなくても、ペーソスとシリアスを併せ持つ石立氏らしい芝居を見たかったと、石立シリーズのファンとして思います。
2014/06/01(日) 20:33:43 | URL | 元朗
あ。ワタクシと同じ感じ(笑)。
やはりそういう人、いっぱいいると思うんですよね。
主題歌はわりと好きだったんだけどな。

石立さん、出始めの頃は凄く神経質そうな、山猫のような風貌と演技でしたからね。
『おくさまは18歳』が転機なのかな。
演技が出来る人だったから、コメディーではあっても引き込まれたんですよね。
そこらの人間がこの路線を狙うと、ドラマそのものが陳腐に感じられて興味を失ってしまいます。
テレビにとって本当に貴重な人材でした。
2014/06/02(月) 01:14:47 | URL | ごいんきょ
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