私的 昭和テレビ大全集
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プロ野球ドラフト会議 (1977)

該当番組画像募集
今年は大リーグまで巻き込んでの高校生新人争奪戦が起こりました。
このような騒動は一応は初めてでしたが、野茂の大活躍以来、
いつかは必ず起きるであろう事は、少し考えれば容易に想像がついたでしょう。
なのにこのような大騒ぎとなってしまい、いたいけな高校生が
無垢な不要の涙まで流さなければならなくなったのは、全て日本球界の落ち度です。
いつもいつも後手後手だし、場当たり。
ひとえに、野球無知の老害が球界の主導権を握っている現状に拠るんじゃないのかな。

まあそんな話は置いておいて、此度のドラフトは、ショーアップと称して、
史上初めて観客を入れ、冠スポンサーを付けたのですね。
その事の是非はともかく、テレビ中継という事に限りますと、
今回はTBSが請け負ったようですが、彼らがパイオニアなどではありません。
視聴率番外地と呼ばれ、金も無かった最果ての局、テレビ東京が、
まだ東京12チャンネルというローカル色豊かな社名だった1977年、
昭和52年に中継したのをもって嚆矢とします。

昭和52年のドラフト会議と言えば、作新学院時代以来、
どこにプロ入りするか注目の的であった怪物投手、
江川卓がいよいよ法政大学を卒業、事も有ろうに(笑)、
クラウンライターライオンズに指名されてしまった年です。
読売以外だったら浪人も辞さずとしていた強硬な江川サイドの空気と、
球界の実質ボス面した読売サイドのご勘気を察知し、
およそ両者の仲を裂こうとする者など現れまいというのが事前予想だったと思います。
が、場末のクラウンが読売に弓を引いて、当たり籤を引きました。

初めて放送された時、ここまで面白く見られるものだとは、みな意外だったでしょう。
その大きな役割を担っていたのがパ・リーグ広報部長だった伊東一雄で、
あの素っ頓狂な通りの良い声で高らかに、「第1回選択指名選手。クラウンライター。江川卓」
とか読み上げていたのは、いろんな意味でテレビ的な絵になっていました。
しかし、いくら注目されているドラフト会議といっても、
テレビ中継しようなんて発想した人はそうは多くなかったでしょう。
スポーツニュースで一場面を流せば済むというのが一般認識でしょうし、
そんな需要があると予想できた人も多くないはず。

ところがフタを開けるや、平日昼の放送にもかかわらず、8.6%という高視聴率をマーク。
平日昼だからと言うよりも、12チャンネルの番組全体として考えても大健闘(笑)。
嬉しい誤算だったに違いありません。
そも視聴率番外地12チャンネルは、その持たざる立場故にフットワークを軽くできる。
この辺、人間もテレビ局も同じような事が言えそうです。
有力スポンサーや手堅い番組で埋まっている他局では、
このような実験的というか、他人の先の先を狙った展開はしづらいでしょう。

しかし、同時にこの局は、悲しい宿命も背負っていました。
まだ無名の人を使って成功すれば、その人が有名になってギャラが上がる。
ギャラが上がれば持たざる12チャンネルには払えなくなり、
逆に12チャンネルだけその人間を見る事ができないような時代が有りました。
山城新伍、タモリ、ビートたけし、明石家さんま、所ジョージといった面々は、
みな12チャンネルに貰ったレギュラーを足掛かりの一つにしてビッグになり、
そしてビッグになったらその画面から消えていったのであります。

当ブログスポーツ特集の時に少し触れましたが、スポーツ中継も、
キラーコンテンツのプロ野球が読売に牛耳られていたため、
独自のコンテンツを開拓するために、他局が注目してなかった分野に注目。
サッカー、テニス、ゴルフのような今日は一般的なものから、
女子プロレス、ローラーゲーム、腕相撲といった新ジャンルまで、
様々なプログラムを新規開拓し、それぞれ人気番組に育て上げ、
そのうちの幾つかは他局に美味しいどこ取りもされたものです。
そうした苦渋を味わうのが、非力な持たざる最果ての局、12チャンネルの悲哀でした。

ドラフト会議また然り。
当時はどこも寝耳に水で、その決定におそらく冷笑すら浴びせていたであろう
この会議のテレビ中継も、その後は様々な局の奪い合いとなっており、
初のショーアップと喧しい今回も、テレビ東京の出番ではなかったようです。
しかし昭和テレビの味方である当ブログ、ここにあり(笑)。
テレビ東京と伊東一雄、その功績をここにご紹介するものであります。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
チバテレでも中継
ドラフト会議に早くから注目していたのはテレビ東京だけではありませんでした。やはり首都圏ローカル局の一つ、千葉テレビも70~80年代にドラフト会議の中継放送を行ったことがある、とウィキペディアにも記載されています。
実は、チバテレのほうがテレ東よりも先に手掛けていたという説もあるのですが…
2009/11/06(金) 10:37:41 | URL | うみがめ
ラジオでも中継
ラジオでも放送してましたよね。この年だと思いますが、同級生が学校に携帯ラジオを持ってきて、この「ドラフト会議」を聴いてました。プロ野球ファンにとっては、それほど注目すべきイベントなんでしょうね。
2009/11/30(月) 19:35:08 | URL | 石毛零号
● うみがめさん
千葉テレビの方が先ですか。
UHF局は社史も無いか、有るとしても入手は困難で、判りづらいです。


● 石毛さん
ラジオでもやってましたか。
と言うか、ラジオの方が先だった気も。
水島先生の漫画で、ラジオ放送で指名を知るって描写が有った気がするな。
2014/03/24(月) 07:03:58 | URL | ごいんきょ
ドラフト会議
私はプロ野球ファン(広島とロッテが好き)なのでドラフト会議は本当に注目ですね~(*^_^*)
父がもちろんプロ野球ファンなのでたまたまお仕事が早く終わったりするとテレビにかじりついて12チャンネルで放送されていたドラフト会議を真剣に見ていました・・・(*^_^*)
一番記憶に残るドラフトは何と言っても桑田さんが巨人に指名されて歓喜の渦の中だった一方、清原さんが西武に指名されて涙を流したシーン。
清原さんは西武でスターになって、桑田さんは巨人で一軍に上がれたのが遅かった。
これは私の中で忘れられないですね・・・(。-`ω´-)
今は、スポンサー(東芝→大正製薬リポビタンD)が付いて、抽選で招待されたお客様が観客席に座って見られたり、交渉権カードを引く箱が半透明になったりといろんな工夫を凝らしていますね~(*^_^*)
ここ数年はTBSで放送されていますね~(*^_^*)
2015/01/06(火) 00:33:15 | URL | みけねこ
あれも印象に残りますが、12チャンネルで流してたんですか。
清原さんの目が赤くなってきたのを認めた報道陣の一人が、
「その涙は…」とかいちいち言葉にして聞こうとしていたのが、阿呆丸出しでした。
高校生相手に、本当に下衆な連中です。

清原さんもねー。最初が良すぎてしまった感じですけど。
桑田さんは比べると遅かったですけど、まあ順当に行ったのではないでしょうか。
不動産に走ったのはどうかと思いましたが(笑)。

へー。箱を透かすようにしたのはいいですね。
ただ、高校生とかの一生を左右する事を見世物にするという事はどうなのか、
当事者達の話も聞きながら、慎重に進めて欲しいものです。
2015/01/08(木) 20:46:16 | URL | ごいんきょ
今年もドラフトが近づいて来ました。最近は地上波ではTBSが放送してますが、その為か変なショーアップが施されるように。まずは12球団会議出席者の入場シーンをまるで格闘技の入場シーンの如く実況する局アナ。出席者が籤を引く際に「アー」「キャー」とか言ってる一部観客。その時引く籤が最後の残り籤だったり(笑)。そして指名が重複した選手の当たり籤を引いた出席者にインタビュアーがインタビュー。更にTBSは当日夜に、例えば昔グレていて祖母のおかげで立ち直り野球に打ち込めたとか、小さい頃に母と生き別れたとか、弟が難病とかの境遇にいる指名有力選手たちの再現ドキュメントをOAします。再現VTRを見て必ず泣くスタジオゲスト(例・徳光和夫、泉ピン子)。更には当該選手にマイクを向けるつもりが、そのVTRを見てもらい泣きし話が聞けなくなる地方局のインタビュアーなど。こんな情緒的にならずにサラッとドライに報じてくれませんかねぇ…ってなんだかんだ言いながらドラフトだけは毎年録画して帰宅後見ています(笑)
2015/10/18(日) 20:34:27 | URL | ナベチン
あー駄目だな。
とても見る気にならない(苦笑)。
ナベチンさんは優しい人なんだな(笑)。
2015/10/22(木) 04:26:51 | URL | ごいんきょ
地方局にもメリット?
 ナベチンさんも書かれていましたが、TBS系で流れるようになってから娯楽色の強い内容になってなんだかなぁ、と思うひとりです。
 アナゴさん(サザエさんに出てくる)の声の人と思われる
 「○○、○○(学校名)○○(球団名)」(この順番だったかな?)
選手紹介のナレーションがやけに耳障りです。パリーグの球場に多いホームチームの選手を紹介するスタジアムDJみたいにくどくて。
 それでも視聴率はいいんですよね。昨日の道新(テレビ週間視聴率が毎週日曜朝刊に載る)によると北海道では17.3%だったとか。
 その後に流れる6時台のニュース番組も普段より高い視聴率(Nスタ 15.4 今日ドキッ!(HBCの夕方ワイド番組で6時台のローカルニュース部分)14.3)を獲得しています。
 東名阪はともかく、野球チームのある都市(札幌のほか仙台、広島、福岡)はこういう傾向が出ているんじゃないでしょうか。
 平日の夕方でこれだけ視聴率が取れるんだから、下手に放送時間は変えられない様な気が。
 まぁ、番組内容はともかく・・・。(^_^;)
 
2016/10/31(月) 21:43:30 | URL | 北国の人
最近はアナウンサーも報道ではなくて色物になってますからねえ。
いちいち絶叫するから五月蠅い。
ワタクシは基本、そういう放送は見ないし聞かないのですが、
名場面とかになると報道番組でもそういうのを使うので、
耳障りで仕方無いんですよね。

まず視聴者に伝えるという姿勢が無くなったアナウンサーなんか、もう存在価値無し。
アナウンサーなら、古舘伊知郎さんのようにきちんと「言葉」で見せ物にしないと。

北海道は日ハム人気で余計なんじゃないですか。
本当に日ハムは良い決断しましたね。
ダルが居なくなれば大谷と、運も有るしなあ。
大谷は、老害ご意見番気取りが狂った事を言っても、何も気にしないで欲しいですね。
しないでしょうけど(笑)。
2016/11/03(木) 06:28:00 | URL | ごいんきょ
> パ・リーグ広報部長だった伊東一雄
パンチョさんですね。
後年スポーツニュースのキャスターみたいなこともされ、
しまいには画面に「PANCHO」というご本人のサインまで出てきたっけ…。
2017/01/27(金) 01:15:04 | URL | くろねき
パンチョさんも、どんどんキャラが認知されていきましたね。
2017/01/27(金) 23:42:44 | URL | ごいんきょ
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