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スーパージェッター (1965)

スーパージェッター(1965)
幸せだなァ 僕は君といる時が一番幸せなんだ

鼻をかきかき、照れくさげな演技で歌と歌の間にセリフを挟んだ
加山雄三の『君といつまでも』。
当時としては画期的な、まさに超特大のヒットとなりました。
この影響たるや物凄いものがあり、たちまち巷には、
セリフを挟んだ歌が次から次へと量産される事となります。
しかしながらそれよりほんの一足早く、子供達の間では
セリフ入りの歌マネが流行っていたのでございます。

僕はジェッター。一千年の未来から、時の流れを越えてやって来た。
流星号、応答せよ、流星号。 来たな。よし、行こう!

そのサウンドが広くプロにまで評価されているテレビ音楽の重鎮、
山下毅雄の軽快なイントロに乗って語られる小気味よいモノローグ。
当時としてはスピード感あふれる画面にかぶさる
ジェッター・市川治の印象的ヴォイスが、どうにも格好良かった。
「名番組の多くは、主題歌も名主題歌である」
このワタクシの持論は、当時から確信しておりましたが、
この作品も相当に音楽が良かったですね。
戦闘シーンでかかるカラオケのBGMも良くて、
間奏の口笛もとても好きでした。
山下毅雄は口笛の名手として知られ、自身作曲のテーマでは、
七人の刑事、大岡越前、ルパン三世などなど、
かなりの頻度で口笛をかぶせていますね。

前番組エイトマンは、現在見てもその内容には古さを全く感じぬ名作で、
人気もまるで衰えを知りませんでしたが、様々な事情で一年で終了。
引き続き始まったのが、この未来から来た少年スーパージェッターで、
提供は同じ丸美屋食品工業でした。 ♪ のりたま~ のりたま~
でも、スーパージェッターふりかけってありましたっけ? (~_~;
このジェッターは、全体的に暗いトーンだったエイトマンから一転、
とても明るい、より子供向けを意識した作品になったと思います。
元々はスーパーサンダーとするつもりだったらしいですが、
例によって既に商標登録済み。さんざん考えていた時に、
加納一朗がたまたまジェット機の記事を読んで、ジェッターはどうか?
と提案したという話が、徳間書店のロマンアルバムで語られています。

エイトマン同様、若き日のSF作家の重鎮達が参加しているので、
その内容たるや、どれも子供心を惹きつけるものでした。
でありながら、タイムマシンに過ぎないはずの流星号が、
あたかも有機的に伸縮して動いたりと、いい意味での遊びもあり。
あの動きによって、意志が無い、機械に過ぎぬ流星号にまで、
子供である我々は、なんとなく感情移入してしまいました。

一年間で全52本が制作され、これも好評のウチに終了しますが、
内部では、途中から出来の良い話のカラー化に着手しており、
モノクロ52本終了後、そのままカラーにリメイクした作品で続行します。
内容はモノクロ版とまったく同じ。絵だけカラーにしたものです。
したがって、スーパージェッターの制作本数は52本ではありますが、
細かく言えばモノクロ52本・カラー26本の、78本のジェッターがあります。
再放送では、このうちカラー版しかかかりませんでしたね。
オープニングはなぜか?、あの名オープニングをそのままカラー化せず、
その回のピックアップの様な感じでした。
地方によっては、後年おそらく別会社によって作られたと思わしき、
本家OPのカラー版を流していた場合もあるようです。
こちらは作画レベルがかなり悪いです(苦笑)。

前記の様な事情もあり、このジェッターは終わりがきちんとしませんでした。
だから、いかにも最終回といった形の最終回もありません。
タイムマシンで時の流れを自由自在。
ジェッターくんは、いつでもまた、戻って来てくれる存在であります。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
この作品は
もともとは未来からタイムマシンで脱走してきた犯罪者ジャガーを捕らえる為に過去に来たという出だしではなかったろうか????

そうなら五年前の永井大君の出世作の東映戦隊の「タイムレンジャー」がそのオマージュとなるのだがどうなのであろうか????
dvdにもなっているので興味が御ありなら如何かな???????????

ps『トゥ』と「ツ」の違いでお騒がせしてしまいm(__)m
2005/08/27(土) 14:11:20 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
ジャガー
ですね。
ジャガーを追っかけてきて、帰れなくなってしまったという設定でしたが、
たしか途中で、未来のタイムパトロール隊員と出会ってると思いますよね。
だから、途中からは自分の意志で20世紀に残ったと記憶してます。
タイムレンジャー、わかりません(笑)。すみません。
やはりタイムパトロールなんですかね。

「ツ」と「トゥ」ですか。
まあ、そこら辺はふいんきで。
2005/08/29(月) 20:28:22 | URL | ごいんきょ
タイムストッパー
欠かさず見てましたね。エイトマンより、好きだったかも。ジェッターの武器がいいんですよね。相手をしびれて麻痺させるパラライザー。時を30秒止められる(60秒だったっけ?)タイムストッパー。
確か、35世紀から来た敵が、ジェッターがタイムストッパーを使うその瞬間に同時ストッパーを使って、力を相殺するんですよね。
ジェッターは、デイオや丈太郎よりはスゴイと思うんですが、不思議な少年とは比べて、どうでしょうか。
2014/07/04(金) 23:56:57 | URL | みのモンタナ
エイトマンもなかなか豊富にSF設定を出してましたが、
ジェッターでは更に、湯水の如く新しいSF設定を出してました。
これも今では難しいでしょうね、ほとんど使われちゃっていて。
雰囲気も前作から比べると非常に明るく、より子供向けになった感じです。
2014/07/11(金) 07:06:47 | URL | ごいんきょ
カラー化に少し追加です
 当時のアニメとしてはこの「スーパージェッター」は脚本、作画とも
トップクラスの作品でした。大好きな番組で毎週見ておりました。
 この作品には、ご指摘のとおり完全な形での最終回は無いのですが、
第51話でジェッターは30世紀に戻ることができます。そこで改めて
時間局長官から20世紀担当のタイムパトロールの指令を受け取ります。
そしてジェッターは再び20世紀へもどり、以前と同じようにカホルさんと
西郷長官と共に……。何となく最終回ぽい内容なのです。でも次の第52話は
いたって普通の事件(?)の巻になります。
 …で、私が驚いたのは第51話から突然、この作品がカラーになったのです。
そして、次の第52話が実質的に最終回となります。次の週から第1回から再放送が
始まるのですが、モノクロだったはずなのに、なんとカラーになっていたのです。
つまりモノクロをカラーに作り直しているのです。
 そして以後、飛び飛びの話が、全体として約半分の話がカラーになって
再放送されます。これって再放送なの? それとも新作?その後「魔法使いサリー」
「もーれつア太郎」のように放送途中から白黒からカラーになる作品が出て
きますが、最後のたった2本だけカラーにして、しかもいったん出来上がっている
白黒作品をカラーに作り直してるのはこのジェッターだけでしょう。
 よって「スーパージェッター」はモノクロが50本、カラーが2本の全52話の
作品です。そしてカラーに作り直しが24本と、最初からからカラーだった2本と
合わせてカラー作品は26本となります。う~ん、ややこしい作品です。
 余談ですが、この時期に明確な最終回がない作品に「狼少年ケン」が
あります。ケンは放送開始して1年あたりを過ぎると、新作と再放送が交互に
放送され始めます。今週は新作、そして次の週は再放送…と、
そして次の週は新作…。これが半年近く続きまして、いつの間にか再放送だけに
なります。しばらくの間は、新作があるかもしれないと考え、我慢して見ていたの
ですが、新作がもう無いのだと判断して見るのをやめました。
なので、ケンの放送がどのように終了したのか知りません。
ただ、最後までしつこく見ていた人の話だと、いつものように再放送があり、最後に
「今回をもちまして、狼少年ケン は終了いたします。長い間ご覧いただいて
ありがとうございました」
と、テロップが1枚映し出されて、終わったそうです。なんだかなぁ…。
 でも「スーパージェッター」の終わりも、ほとんど同じような終わりかたで
ありました。なんだかなぁ、ちょっと切なかったなぁ……。なんで余計に切な
かったかと言うと、このころ放送されていた「戦え! オスパー」は新作が
51本放送されて、52回目から再放送になりました。で、約1年初回を除く
(ただし、この時の初回が再放送されなかったという部分は、やや記憶が
あいまいです)50本再放送した後、なんと突然、新作の最終回が放送されたのです。
これには驚かされました。延々と1年近くも再放送していて、最終回だけ
新作なのですから。そして放送は無事終了。
「戦え!オスパー」には再放送の後にちゃんとした最終回があった。
でも、ジェッターには、そんなサービス(?)はなかった。
「スーパージェッター」も「狼少年ケン」も完全な形での最終回が見たかった…。
いえ別に「鉄腕アトム」最終回みたいな、ものすごくドラマチックなものじゃ
なくても、いいんですけどね…!!

2018/04/24(火) 16:35:13 | URL | 0011ソロ
 この頃のテレビ番組って、普通の放送の間に再放送を挟むという事が、かなり一般的に行われていましたからね。
 特にアニメでは多かったかと。
 鉄人28号なんかもそんな感じじゃなかったでしたっけ。
 やはり、制作時間が掛かって単価が安く、しかも人気が有ったテレビ漫画は、繰り返し使って経費を浮かせるという事情が有ったのでしょう。

 ジェッターは、確かに放送51話目の「タイムパトロール」が最終回っぽい話で、実際にカラー版はそれで終わる訳です。
 なんでこれを52話目に持って来なかったのか?
 失策としか思えませんね。

 狼少年ケンやオスパーの話は初耳でした。特にケンに関しては非常に貴重な証言ですね。
 ワタクシは「ひょうたん島」の最後に、そんなような挨拶のフリップが映されたのを覚えています。
2018/04/24(火) 23:58:05 | URL | ごいんきょ
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