私的 昭和テレビ大全集
Google
Web全体から検索 当ブログ内 検索
総計
昨日  本日

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -



鞍馬天狗 (1967)

該当番組画像募集
鞍馬にいる天狗のような強さを持った開国派の味方。
それが鞍馬天狗。
大佛次郎の原作から、映画でもアラカンこと嵐寛寿郎の当たり役として名を馳せ、
日本人でその名を知らない人は、我々の世代まではいなかったと思います。
テレビでは映画ほど大当たりしたというのは無いと思いますが、
それでも映画のように何度も何度もテレビ化され、
これまた映画同様、様々な役者が演じました。
中で、最も成功したと思われるのが、この大瀬康一のものでしょう。
マンチュウさんの以前のコメントに拠れば、原作の大佛も大瀬天狗にぞっこんで、
オリジナル原作をこのドラマのために起こしたといいます。

内容はまあ、基本的には鞍馬天狗の世界そのまま。
まだ幼さの残る杉作とともに、開国派を助け、公武合体派を蹴散らす存在。
中でも仇敵としているのが京都守護職預かりの浪人集団・新選組で、
特に局長である近藤勇は、鞍馬天狗の終生のライバルとも言えます。
ただ、新選組という存在への世間的イメージが少し和らいだ頃で、
その辺がかなりドラマの中にも現れていると思います。

このドラマは夜9時からの大人向け時代劇だと思うのですが、
当時はまだ、夜の30分ドラマというのもチラホラ残っていて、これも30分ドラマでした。
そんな放送時間と、主役がタケダアワーの大瀬康一という事で、
子供でも見ていた人は多いと思われますし、実際の作りも、
完全な大人向けというより、ちょっとわかりやすい、子供も意識したかの如きもので、
そのまま夕方とか夜7時台に子供向けとして放送しても違和感なかったでしょう。

天狗が対峙するのは必ずしも新選組ばかりではなく、
様々な佐幕勢力から、ただのならず者までおりましたが、
中でも白眉が近藤勇との一騎打ちで、両者甲乙つけ難き達人同士故、
常に決着が付かず、そうこうするうち邪魔が入って、
また会おうと近藤がいなくなるというパターンでした。
そして、そんなやり取りを繰り返すうちに、
両者の間には奇妙な連帯感と言いますか、信頼感のようなものが生まれるのでした。

講談、映画などでは、「今宵の虎徹は血に飢えておる」などと、
人斬り剣客集団のように扱われた新選組の、無頼漢的頭目という描かれ方が多かった
近藤と思いますが、この頃にはそうした描かれ方は減って、このドラマでも、
近藤は敵ながら天晴れな大将であると、天狗が感嘆する存在でありました。
たしか、共に敵対する悪人を退治するために、協力し合う回も有ったんじゃないかな。
後の特撮番組やアニメでよく見られるようになるヒーローとライバルの構図の、
先駆けのような両者の描かれ方で、やはりこの辺、子供にもウケたろうと思います。
関連記事


◆◆ 関連記事 ◆◆

Loading...

[猫カフェ]futaha



この記事を読んでくださった方へ

この記事を読んだよ~という方、できれば下のコメント欄からコメント下さい。
ご自身の想い出、この記事への感想、情報、なんでも結構です。
記事や最終コメントの日付は関係ありません。
あなたのコメントがこの記事に再びの息吹を下さるのです。
トラックバック受付アドレスは、コメント欄の下にあります。
コメント
この記事へ寄せられたコメント
大村氏のとんま天狗
この番組はモノクロなのでアラカン時代の元祖のオマージュなのかな
ちなみに御存知の方もおられる通り彼の眼鏡のかけ方は先輩ののり平氏へのこれまたオマージュなのだそうである

俺っちはやはり杉作は伊藤つかさちんが一番インパクトあったかな
2009/11/19(木) 20:45:19 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
↑
コメントを投稿する
HP
アドレス:
コメント:
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL

この記事へのトラックバック
↑
レンタルCGI
管理者用
ブログパーツ