私的 昭和テレビ大全集
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危険信号 (1956)

該当番組画像募集
この番組くらい後々まで何度も企画をパクられながら、
その本家本元である番組名を多くの人に知られずにいる、
不遇な埋もれた往年の名番組も、そうは無いでしょう。
ひとえに、『危険信号』などという、なんの取っ掛かりも無い
平板なタイトルによる不遇なんだろうと思いますね。
加えて番組内容とタイトルが、少し結びつきづらくもあります。
しかしゲーム内容は、昭和時代にテレビを楽しんだ人間であれば、
ほとんどの世代で、ああそういうの見た記憶あると思うでしょう。
そのくらい、いろんな番組のいろんなコーナーで、
後々までこの番組のアイデアが使われました。

スタジオに模型の電車が走り、その先頭部に針が付いていて、
黙って電車を放っておくと、その針で線路上の風船が割れてしまうセット。
出場者は二人一組で、片方が与えられた任務、例えば、
積み木を家の形に組み立てるみたいな事をやりながら、
なおかつ周回する電車にも気を配り、風船を割らないようにしなければいけない。
で、もう一人は電車が踏切に迫ったら大声でそれを知らせ、
その合図で実行者は急いで線路に行き、風船を持ち上げて電車を通過させる。
こんな番組でした。
どうです。絵が思い浮かぶでしょう。

司会は、泣きの木島こと木島則夫。
彼が司会をしていたのはほんの初期だけで、その当時も含めて、
最初の頃はクイズに答えるだけのものだったようです。
という事は、入れ替わりでクイズに答えていたって事でしょうかね?
列車が風船に突っ込む前に答えられないと風船が割れるのは同じで、
採点は減点制だったようです。
出場者は基本的に素人で、親子とか双生児、看護婦、店主と客、外国人など、
いろんな趣向の大会と称してやっていたようです。
問題も一般から募集していて、常連の出題者もいたようですね。

特に昭和32年度は毎回ゲスト一組を呼んでいたようで、
五味康祐、檀一雄、三浦朱門、曾野綾子など数々の文化人が参加したと言います。
あの五味康祐や檀一雄が走り回って風船持ち上げてたんですか?
その回はなんとしても残しておいて欲しかったものです。
テレビ受信者50万突破記念大会もやったらしいですが、
これなどは正にテレビ黎明期からの番組ならではですね。
昭和32年と言えば、あの皇太子(当時)ご成婚前ですから、
テレビを持っていた家庭はまだまだ少なかったわけですが、
にも関わらず、出場希望者は月500を超えていたと言います。

それだけ家族揃って楽しめる、スピード&スリルがウケたんでしょうけど、
テレビが普及してプログラムの種類が増えてくると、大人はさすがに
こうした番組にいい年して参加しづらくなってきたのか、
末期の頃はほとんど子供たち相手の番組として存在していたようで、
出場者は基本的に小学生になり、ゲームの合間には出場者全員による歌や、
小さなバレリーナによるショーアップが有ったようです。
司会は木島の後、小沢一郎、新藤丈夫、金子辰雄といった面々が担当。
末期にパッとしなくなったからか、非常に人気が有った番組であるにも関わらず、
テレビ史的な事でもあまり触れられず、ウィキペディアにもいまだに項目が有りませんし、
NHK自身も回顧番組ですらまず扱わない、
完全に忘れられた存在となってしまっているのがあまりに不憫な、名番組です。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
覚えている場面
ほんの僅かな場面だけが記憶の端に朧気に残っている番組です。
ただ家族でワイワイ言いながら観ていた思い出があります。
題名も忘れていました。

風船は踏み切りというより鉄橋の両側の欄干の間に置いてあったような気がします。
汽車が近づいてハラハラもしましたが、作業中に呼ばれてあわてて風船を持ち上げにくる大人の姿が、子供の私には面白かったです。
呼ぶタイミングが早すぎて、風船を持ち上げて汽車が向こうから近づいてくるのをじっと待たなければならない人もいましたね。

たまに風船の位置が微妙にずれていて汽車が通過すると上に上がってしまい割れないことがあったような気がします。

危険を知らせる人と、作業をする人が交代するルールはなかったでしょうか。交代するタイミングによって随分時間稼ぎができるなぁと思った記憶があるのですが・・。
2009/12/01(火) 19:07:14 | URL | モデラート
記憶にあるのはどうやらパクリ番組かと
 汽車の先に針がついて風船を割るゲーム番組、以前から気になっていて、タイトルがどうしても思い出せなかったんです。
 しかし、私が見ていたのは昭和40年代と思われ、この番組がいつまで続いたかは知りませんが、ごいんきょさんの記事と微妙にイメージが違うので、二番煎じの方を覚えているようです。
 私の記憶にあるのは家族対抗の形式で、三~四人の家族がゲームをやっていたような気がします。風船が割れる前に早く終わった方が勝ち。特にジェリー藤尾一家を思い出します。
 風船の位置は覚えていませんが、モデラートさんのコメントを読んで、どれもたしかにそうだったような気がしました。
2009/12/01(火) 23:04:45 | URL | あぶもんもん
パクられ企画 世界第2位
パクられというか、他番組で企画流用されるネタ第1位といえば「危険信号」かもしれないけど、第2位はさしずめ「フィーリングカップル5 vs 5」だろうか。
「危険信号」に比べれば知名度は高いだろうが、それでも「プロポーズ大作戦」なんてタイトルは若い人では知らない人も多いだろうし、「それ、ドラマでしょ」なんて言う人もいるだろうね。
2009/12/02(水) 01:12:53 | URL | 石毛零号
この番組で使用した模型の裏方さんに話を聞きました
 この電車は、Oゲージという32mm幅の線路を使用していました。初期はアメリカのディーゼル機関車、中期はこだま型、後期は新幹線を使用しました。
 当時は新幹線開業前で、国鉄の要望を取り入れたそうです。
 
 地方の放送局が開局するときは、必ず声が掛かって出張放送をしたとのこと。視聴者参加の生番組で、ミスのないよう、電車は2セット持って行ったそうです。
 3回だけ16ミリ映画に撮って、それを後日放送したことがありました。ビデオのないころの話です。その画質は極端にひどかったようです。ということはそのフィルムがどこかに残っているはずです。
2011/01/12(水) 17:51:14 | URL | dda40x
● モデラートさん
取っ掛かりの無いタイトルと言いますか、忘れている人は多いでしょうね。
欄干の間かもしれないですね。
そうそう。風船が割れない事も稀に有りましたけど、それもアウトにしたと思います。
途中で交代しますよね。そのタイミングも作戦のうちでした。


● あぶさん
おそらく『赤勝て!白勝て!』でしょうね。
ワタクシ含めて、そちらで見た人も多いでしょう。


● 石毛さん
フィーリングカップルってそんなに流用されてましたっけ。
『私の秘密』や『私だけが知っている』など、初期NHK作品はリメイクされる事が多かったです。


● dda40xさん
ディーダフォーティエックスさんとお読みするのでしょうか?(笑)
へー。それは貴重なお話です。
たしかに初期は機関車で、末期は新幹線ですよね、たしか。
フィルム撮りが有ったというのは意外ですが、当時はテレビ放送というのは
放送したら終わりという感覚で、フィルムすら廃棄されるのが普通だったようです。
現存していれば嬉しいですが、望みは薄いでしょう。
2011/02/08(火) 03:04:21 | URL | ごいんきょ
ひとり「危険信号」
司会の方が出場者を紹介するときに、合図は何と言って呼びますかと聞いていたような気がします。

私事ですが、ボールに入れたお米を研ごうと蛇口をひねったときに、水が溜まるまでに冷蔵庫から野菜を出そうと思い立ち野菜室を開けたのですが、目当ての野菜が見つからず、そうこうしているうちにボールに水が一杯になりそうになり、野菜を諦めて蛇口を閉めに行った自分、まるで「危険信号」みたいでした(笑)。
2017/01/15(日) 16:48:54 | URL | モデラート
やりますよねー、あのゲームを覚えている人間は(笑)。

あ、そう言えば、最初に合図を決めてましたねー。
で、名前を呼んだり、早くとかが多かったと思いますが、なんか面白い掛け声を言う人がたまにいたりね。
うーん、ワタクシもやはり見ていたな。
それとも、そこまで決め事が同じ別番組が有ったのかも。
2017/01/22(日) 16:28:36 | URL | ごいんきょ
模型の列車が走る間
小学校頃テレビで皆で見て
あーくるくる、とか喚声発しながら見てました。
列車がスタジオのレールを1周する間に問題の作業をしなければならないが列車が風船に近ずくと風船をどかして列車を通す遅れると列車の先端に付いている針で風船が破裂する
これが見ているものにもスリルをあたえる。内容のルールは仔細は忘れましたがアクション映画並みの緊迫もあってよかった。
 思い出してもタイトルがわからなっかった、テレビでも少なかった頃
でおそらくよその家などで見てたようです。
2017/01/29(日) 21:06:08 | URL | iuenov
この題名、非常に記憶に残りづらいですよね(笑)。
当のNHKが完全に忘れてしまって、全く振り返らないという。
2017/02/02(木) 23:14:02 | URL | ごいんきょ
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