私的 昭和テレビ大全集
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花いちもんめ (1968)

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♪ 勝って嬉しい花一匁 負けて悔しい花一匁

印象的に有名な童歌が流れるモノクロドラマ。
土曜夜九時半から、ズバリ!当てましょうに続けての放送でしたので、
ワタクシも見るとはなしに見ていたと思います。
テレビドラマデータベースを見ると制作がテレビマンユニオンとなってますが、
あそこは1970年設立なのですからおかしいですね。
それに、ドラマは無いわけでもないけど不得手な方で、数少ない社です。
石立ドラマと切っても切れないユニオン映画の方も1970年ですし、
どうもよくわかりません。ワタクシはフジテレビ制作のような気がしますが。

妻に先立たれた佐野周二が構える家は、彼と息子5人暮らしのむさ苦しさ。
料理も洗濯もままならず、その事に皆がホトホト参っており、
女の人を家に入れないといけないという意見が頻発していた。
しかし長兄の川崎敬三は会社の研究に精力を注いでいて、
まだまだ結婚なんか考えたくもないし、
長兄がそうである以上、次男以下もなかなか動きづらい。

息子達は仕方無く交代で料理当番をしたりするが、いかんせん下手糞で、
ロクな物が出来上がらず、女の人に来て欲しいという欲求はいや増すばかり。
そんな時、次男の河原崎長一郎が、興信所調査で異母妹の存在を突き止め、
彼女に住んでもらってはどうかと提案する事から始まる、
家族愛、兄弟愛の行ったり来たりを描いたドラマでした。
その女性が、まだうら若き岩下志麻。
三男がかの石立鉄男で、末弟が荒木一郎と、なかなか豪華なキャスティングでした。

親父が母親以外との女との間に作った娘の存在、
年も近いのに血は繋がっていない部分もある、その女性との同居、
その人が果たして身の回りの世話を引き受けてくれるのか等々、
話を聞いた兄弟達の反応、侃々諤々。
荒木一郎などは若いので、素敵なお姉さんができる事、
身の回りの世話をしてくれる人がとにかく欲しいという事で大賛成派。
一方、大反対派となったのが、まだ一般的な知名度の低い石立鉄男でした。

まだ痩せぎすで神経質な風貌の石立は、若い女が男6人と同居など乱れてる!
と、教師らしい観点から、取り付く島も無い真っ向反対ぶり。
後年のコメディドラマ開眼の頃なら、にやついて大賛成側の役だったろうに(笑)。
研究に没頭したい川崎敬三が石立に同調するも、川崎の方は少し融通の利く感じで、
石立さえなびけば、この家は取り敢えず治まるという感じでした。
言い出しっぺの河原崎は、彼女がこの家に呼んでも問題のない女性かどうか、
興信所に調査してもらっていたのですが、結果、ぜひ彼女を呼ぼうという立場になります。

推進派の河原崎と荒木とで、やり手OLである彼女の会社に直談判に行き、
荒木が切々と、真正面から訴えるんですな。
僕たち、もう限界なんです。料理してくれる人がいてくれないとダメなんです。
だから僕たちと一緒に住んで下さい、ってな事をね。
生まれてからお互い同じ父親の血が繋がっていると知らずに成人した女性に、
いきなりそんな男兄弟五人と一緒に暮らしてくれと言うのも凄いですが、
一緒に暮らしたい理由が、男ばかりで掃除洗濯料理が大変だからというのですな。

ワタクシはこれを放送ライブラリで見ていて、男ながらなんか腹立ちまして(笑)。
片親とは言え血の繋がった姉(妹)に対して、会っていきなり、
家事が大変だからうちに来てくれと頼む神経。
当然、岩下志麻もその辺をやんわりと責めて断るだろうと思いきや、
やり手OLだった彼女がなんと、彼らに同情して一緒に住んであげると言うんですな。
会社をやめてまで。ありえねー(苦笑)。
そんないきなり弟に対する親近感が湧きますかね。
それも、そんな無礼な申し出をいきなりされて。

と思ったんですが、この当時、まだ女性は家事をするのが本道、
という考え方が一般的で、役の女性も、この役を引き受けた岩下志麻も、
そんなに違和感を持たなかったという事なんでしょう。
ひとえに時代の違いと言う他ありません。
でまあ、彼女は家にやってくるのですが、猛烈に嫌悪感を剥き出しにして、
石立鉄男は家を飛び出してしまうんです。
結局、みんなが言うなら嫌々だけど認めるよとなるのですが、
後年の石立とのギャップが激しくて、なんかここにも違和感を覚えますね。

そんな息子達の勝手なやり取りを苦々しく思いながらも、
家事が立ちゆかない現実から、佐野周二も岩下にお願いをし、
彼女がこれからこの家でどう暮らし、どう反対派の兄たちと和解していくか、
が描かれたドラマだったんだろうと思います。
設定や配役から、気になる嫁さんのプロトタイプみたいな感じですが、
こちらもやはり、佐野周二の存在感が光っております。
映画であれだけ名を馳せながら、テレビ演技にもピッタリはまった役者は、
ワタクシの評価ではそう多くないんですが、彼はその筆頭格ですね。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
岩下志麻
このテレビドラマで観た岩下志麻の面影が今も忘れられません。
可憐で可愛くてしかも美しく、ドラマの内容などはまったく覚えておりませんが、彼女のことだけはしっかりと覚えています。

その後映画やドラマで何度も観ていますが、あのドラマほど胸がキュンとすることはありませんでした。もう一遍観たいな。
2015/10/01(木) 17:13:51 | URL | うずまさ
そうですかー。
ドラマの出来自体は、今見ると古い感じだと思いますけどね。
出演者の若い時分を見られる楽しみは凄まじいものが。
放送ライブラリが、日本の各都市に出来ればいいんですがねえ。
このオンライン時代、政治さえ動けばすぐにでも実現できるはずですが。
これを公約にして立候補しても当選しないだろうしなあ(笑)。
2015/10/05(月) 02:01:19 | URL | ごいんきょ
主題歌について
初めまして。この花いちもんめの主題歌を歌っているのは「帰ってきたヨッパライ」のザ・フォーククルセダースでしたね。
作詞が北山修さん、作曲が加藤和彦さん。
「あ~どうしよう」と言う部分の歌詞はやはりお得意の逆再生なんでしょうか?
でもすごくいい。
今度放送ライブラリーに行った時に見てきます。
2016/06/07(火) 05:44:43 | URL | (ハンドル未記入)
初めまして。
いやー、ワタクシ、放送ライブラリで見ましたが、フォークルではなかった気が。
たしか童歌の花一匁ではなかったですか?
うーん。ワタクシも機会が有ったらもう一度見てみます。
2016/07/04(月) 01:46:07 | URL | ごいんきょ
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