私的 昭和テレビ大全集
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アパッチ野球軍 (1971)

アパッチ野球軍(1971)
ワタクシが特に好きだった国産ドラマに『細腕繁盛記』が有ります。
こうした関西商人のど根性立身出世物語を書かせたら
右に出る者も左に出る者もいなかったのが、花登筐でした。
子供の頃は当然読めませんでしたが、(はなと・こばこ)と読むと
親が教えてくれました。それだけ有名な脚本家でしたね。
その由来はバーナード・ショウなんですと。なるほどねー。
なんか変わった名前だなーとは思ってましたが、音が先ですか。
ワタクシは麻雀での氏にもよく楽しませて戴いてました。
関西ブー麻雀あがりの、急所の鳴きが光る打ち筋の人で、
双葉社週刊大衆の麻雀名人戦で、至難の連覇をした人です。
後年、野村サッチーが名人になるくらいで (^▽^;
麻雀の技量は短期戦では必ずしも量れませんが、
この人と、この人の直前にやはり連覇した福地泡介は、
正に名人級の技量を持っていました。
東京スポーツの王座杯というタイトル戦では、花登、福地、
更にアマ雀豪として名高いムツゴロウこと畑正憲らが、
小島武夫、古川凱章、灘麻太郎、田村光昭という
当時のトッププロらと覇権を競う牌譜が連日掲載されており、
プロレスマニヤだったワタクシは、このコーナーも楽しみで
当時は毎日東スポを購読してました。帰りの通学電車の中でね。
オヤジ丸出しだったな (^▽^;

すんげえ前置きが長くなってゴメンナサイ(笑)。
要はこの漫画の原作は、そんな花登筐なんだという事なんです。
そもそもは『エースの条件』という漫画があって、
その主人公・堂島の、高校野球での活躍を描いてました。
本作品はその続編にあたるシリーズです。
エースの条件をアニメ化せずにこちらのアニメ化となったのは、
長期放送が計算できなかったからでしょうか。
堂島は、プロ野球のスカウト達から裏金を提示され(笑)、
父親がそれで人間性を失っていくのに耐えかね、
自らの利き手にナイフを刺して投手生命を絶ちます (~_~;
父はそんな息子に感謝しつつ他界。
天涯孤独となった城島は、恩師の紹介で四国の山奥にある分校に、
野球の普及を目的として赴任する事になります。
ところがそこはアパッチ村と呼ばれる、ほとんど未開の地。
登場する生徒達もみな未開人と大差ない格好で、本当に当時は、
四国の山奥ってこんな感じだったんでしょうか? (^▽^;
しかし時代的には、そういう設定になんら違和感ない時代でした。

ところがさすがは花登筐。話が一向に進みません。
うちの親が『どてらい男』の時にこぼしてましたね。
「花登筐の話はいつまでたっても進まない」
まあ、人気が出て来て話に水増しして延長したりしてたんでしょう。
たしかに、話の内容自体はまったく進まないで
ダラダラ何年も放送は続いているという感じが多かったですね。
以前も書きましたが、単一目的を押し出した作品って、
マンネリ感をより強く感じさせやすいと思います。
このアニメは立身出世物語ではないんで、
単一目的を掲げてるわけでもないんですが、
単純にストーリー展開が遅々としてました。
アパッチ野球軍というタイトルだから、我々視聴者は
野球のシーンを期待してチャンネルを合わせるわけです。
それなのにいつまで経っても、一向に野球部すらできない(笑)。
反発する生徒と堂島とのやり取りが延々1クール続きます。
これじゃあ、誰も見なくなるでしょう(苦笑)。

ようやく野球部が結成され、野球の試合となると、
作画が東京ムービーの『巨人の星』に較べ、見劣りしました。
ま。その後の『ドカベン』とかもそこいらはアレでしたしね。
それはそれでいいんですが、最後の試合のラストはヒドイ。
モンキーっていう身軽さが売り物の選手が懐かしいですが、
このモンキーが、あわや逆転サヨナラホームランという打球を追います。
身軽さがウリのモンキーは、フェンスをよじ登り、つーか越え (^▽^;
スタンド観客席に入り (^▽^; スコアボードのてっぺんに登り (^▽^;
見事ナイスキャッチをします。無邪気に喜ぶモンキー。
ま。最後の最後に意地を見せたモンキーという演出か。
と思いきや、観衆が大喝采して登場人物達も本気で喜びます。
おいおいまさか… (^▽^;
そう。なんと審判は高らかに「アウト」をコール(爆笑)。
呆れ果てて言葉もありません(苦笑)。
観客席に入って捕球すれば、小学生の常識で判断してもホームランです。
花登筐はともかく、スタッフの誰も気付かなかったんでしょうか?
それも最後の最後。大団円でこの失態。
この後、堂島は村を離れ、感動のシーンが流されますが、興醒めです。

まあ、今の目で見るとこんな辛口になってしまいますが、
実は子供の頃は単純に好きだったかな。
何より主題歌が好きだったから、特に違和感もなく見てました。
ただ、再放送ですからね。毎日の放送でしたから。
本放送で、一週間の間を置いて見るのは、きっと辛かったと思います。
EDを、当時「新兵ちゃん」と親しまれていた、ピンポンパンの
坂本新兵が歌っているのも、マニアックなチェックポイントです。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
この作品は
知る限りで東映で唯一の野球アニメなのではなかろうか
でももしかしてプレイポールやアストロ球団みたいに再び注目され得る素材なのかも
2005/07/25(月) 21:56:36 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
野球アニメ
と言われたので調べてみましたが、東映動画はそもそもスポーツもの自体あまりやってないですね。
しかし、剛Q超児イッキマンというのがありました。
正式には野球ではなくて、未来の格闘野球みたいな題材なんでしょうけど。
タイトルから竜の子プロ作品とばかり思ってましたが、東映だったんですね。

キャプテンの項で予言してすぐ、プレイボールのアニメ化が決定しました。
アストロ球団は、絶対に実写でやってはいけない作品でしたね。
あのパフォーマンスを実写で実現できるはずがない。
できれば物凄い事ですが、それはあり得ないです。
なんで実写にしたんだろう? (^▽^;
2005/07/26(火) 06:44:46 | URL | ごいんきょ
あれはアウト!
モンキーのあれはあれでアウトってことでいいじゃん

私は滅多に泣かないけど
野球漫画の名シーンでは簡単に泣きます
2007/04/01(日) 06:04:18 | URL | 45年生まれ
昔の野球漫画
フェンスギリギリによじ登って、あわやのところで掴んだ!
って事なら文句のない終わり方だったんでしょうけどね。
脚本がああなってたのか、読み違えた演出家があんな映像にしてしまったのか。

結構昔の野球漫画ってルール解釈が滅茶苦茶だったりします。
万事鷹揚だった時代という事なんでしょうけど、
ルールに関してはきちんとやって欲しいですね。
間違えて覚えた子供が恥をかきますし(笑)。
今なら編集者やTVスタッフがチェックしてくれるんでしょうけど、
当時は子供相手の作品など結構いい加減だったのがわかります。
2007/04/01(日) 09:15:54 | URL | ごいんきょ
バトルボール
すいません、今になってコメント見たので・・・

「イッキマン」は私もちょこっと見てました(キン肉マンは天邪鬼な私は殆ど見てなかったのに)。あのバトルボールというのは確かに野球と格闘技の合成で、ランナーとボールを持った野手とが格闘してランナーが勝てばアウトにならないんですよね。
 「そんなこと知っとるわい!」ということならスミマセン。そうは読めなかったもので。
2007/04/02(月) 01:19:15 | URL | かじか
いや
もうその頃にはほとんどアニメは見なくなったんで、知りませんでした。
近いうちにやる予定のローラーゲームにヒントを得たんでしょうね。
2007/04/02(月) 07:18:51 | URL | ごいんきょ
そういや
ダイコンの打席で打って3塁に走っていたような・・・。
当時小学生のオレにはとにかく絵が汚いし、ダメな大人が主人公なんて退屈だった。(笑)こんな思いするなら野球なんて絶対やりたくないと思ったし、こんなのはやく終わってチキチキマシンはじまんないかな~と思ってた。テレ東の再々放送かな
2007/04/30(月) 03:37:11 | URL | クロンボ
ルールを知らないんですよね、連中は。
で、最後にはスタッフも知らなかったというオチまでついて(笑)。
2007/04/30(月) 20:24:52 | URL | ごいんきょ
昔はアウトだったのでは?(笑)
モンキーのバックスクリーンよじ登ってのキャッチ・・・あれは当時の常識でアウトだったのかもしれませんよ(笑) 巨人の星でもアニメでは高校野球予選準決勝で伴のホームラン性の打球をキャッチした相手選手がそのままスタンドに落っこちましたが「アウト!」って宣告されてましたし(笑) もちろん間違っていますがね(^^;)
2009/02/17(火) 21:19:44 | URL | ケマ
えー。巨人の星でも有りましたか(苦笑)。
細かい部分はともかく、そのくらいは論議の対象になるってわかりそうなもんですが。
2009/02/18(水) 06:58:22 | URL | ごいんきょ
花登さんは元々放送作家
花登さんは元々放送作家やショーの構成・演出を手掛けていた方でそんな中でコント作家をやりドラマの脚本も書きという方でしたから、どうもサービス精神が全面に出がちな様に見受けられ、それがグダグダ展開の根底にあったように思いますね(笑)。幾つか小説も手掛けていらっしゃいますので綿密なプロットとか話の展開とかが出来ない方とは思いませんが。
放送作家でコント作家と言えば、市川森一さんは元々はかま満緒さんの元で構成作家・コント作家の修業を積んでいらっしゃったそうなんですが、いつも綿密なプロットで複雑な展開の台本ばかり仕上げたがるので、はかまさんから「お前はコント作家や構成作家に向かない。ドラマの脚本書きの方が向いているから脚本家になれ」と言われて脚本家に転じたそうです。
2009/02/20(金) 03:47:32 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
細うで繁盛記とどてらい男のだだ長さは、人気による放送延長の連続だったからです。
本来の回数ならどんな話になっていたか、或いは小気味よいサクセスストーリーになっていたとは思いますが、
どてらい男戦中編はその場合無かったでしょうから、あれでいいんでしょう。

はかま満緒さんの名を見ると、たけしさんが初対面でかけた言葉を思い出します。
漫才ブームで人気を獲得し、ある番組ではかまさんと初共演したたけしさん。
「はかままんちょさんは昔からテレビで見てました」と挨拶し、ワタクシも出演者も爆笑。
ご本人だけが鳩が豆鉄砲くらったような顔してましたっけ(苦笑)。
2009/02/21(土) 02:08:30 | URL | ごいんきょ
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