私的 昭和テレビ大全集
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六法やぶれくん (1969)

該当番組画像募集
昭和44年4月から9月までの半年、11PMの前5分間放送されていたらしい、
5分間のミニアニメ。
らしいというのは、放送期間が中途半端な為、例によってザ・テレビ欄など
その手の新聞転載資料から確認できなかったし、ワタクシは当時まだ子供で、
とてもそんな時間には起きておりませんでしたから、実際はわからないのです。
でも、ほとんどの資料で先のように書いておりますから、間違いないんでしょう。
内容は、さえない独身サラリーマンのやぶれくんが、数々の災難に巻き込まれ、
その度にちょっと身近な法律知識を得ていくというもの。
やぶれくんの声は富山敬で、さえない感じを醸し出していたと思われます(笑)。

弁護士歴30年で推理小説の著作もあるという、佐賀潜の著書、
カッパブックス『民法入門』などがベースとなっているようです。
フィルムそのものは特番などで見た事ありますが、当時のミニ番組とて、
やっつけ感ありありで(笑)、ほとんど動かず、紙芝居然としてました。
最初にサブタイトルが読み上げられ、その日のテーマがいきなりわかります。
サブタイトルの例を挙げてみますね。

「賭けマージャンの借金は払わなくてよい」
違法の事柄を根拠としたものに正当な請求権は無いという事ですか。
しかし、2度となんにも誘ってもらえなくなるでしょうけどね(笑)。
そういうオチだったのかな。

「君の婚約者は処女でないと言ったら名誉毀損になる」
当時は婚前非処女ってまだ結構な抵抗が有った頃で、週刊誌の人生相談などで、
「もうすぐ結婚するのですが処女膜再生手術を受けるべきでしょうか」
という質問を、どれだけの数見たことかわかりません。
今じゃ下手な女子高生に「処女?」とか聞いたら、
「ハア?馬鹿にしないでよ」とか言われそうですが(苦笑)。

「人を呪い殺そうとしても罪にはならない」
こんなんテレビでやるって(苦笑)。
でも、明らかにわかるようにやったら問題あるでしょ、やっぱり。

「賭けマージャンを半年に20回以上やると賭博常習犯になる」
当時は仕事の後のマージャンも、サラリーマンの必須項目でしたからねー。
しかし、判例が有るんだとは思いますが、そんな細かいもんなんすか(苦笑)。

「泥酔した友人を置き去りにすると一年以上の懲役になる」
うーむ。某元俳優がこれを知っていたら…?

「路上で乞食をするには警察の許可がいる」
屋台と同じ見立てなのかな(笑)。
これも時代が出てます。まだ乞食がチラホラおりました。

「いちど借りた家は永久に住むことができる」
最近、追い出し屋というのが社会問題になってますけど、
かと言ってこう開き直るのもどうなんでしょう。
戦後のドサクサを整理するための法律だったんでしょうが、
かなり問題ある法律の一つだと思います。

「20年間無断で使っていれば他人の土地でも自分の物と言える」
これも上と同じような感じですね。
戦直後の焼け野原、持ち主もいなくなってしまった土地も沢山あり、
そういう所は勝手に住み続けられた者が乗っ取ってしまったりしました。
現在都心の土地を元にした成金に、けっこう多かったりすると思います。


この番組終了後すぐ、佐賀は週一で『夜の法律』という30分番組を始めます。
タイトルからして、男女の話が多かったんだろうと思いますけど。
法律というのはあくまで人間の下にあるべきものであって、
法が人間を蹂躙する事が有ってはならないと思いますが、
現実には結構やり得な事例も有ったり、法も決して万能ではありません。
そら、作る人間の側が万能では有り得ないのだから当然です。

だからって、公的立場の人間、というか法を作る立場の者が法を破りまくったり、
自分で作った法律の裏をかきまくって蓄財し、それを追求されても申し開きもせず、
罰せられもしないというのが常態化するのもどうなんだろうかと思いますがねー。
それを党の誰も非難しないどころか、追求する側の記者などを怒鳴り散らすという恐ろしさ。
法と日本文化に挑み続ける六法やぶれな全体主義的政党を、今後も注視し続けたいとこです。
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この記事へ寄せられたコメント
真夜中のアニメ
このアニメは昭和44年4月28日~9月26日の放映なので、「ザ・テレビ欄」の掲載欄からは丁度外れてしまってますね。
でも「ラテ欄図鑑」の方には4回分が載ってました。23時10分からの5分番組です。番組表での見出しは、「夜の営みを拒否する妻」「全財産をはたいて死んだら・・・・」「飼犬の自由な恋愛は高くつく」となっています(もう一つは「六法」としか書かれていませんでした)。
2010/01/19(火) 10:32:49 | URL | 石毛零号
主題曲?
主題曲もしくはクライマックスシーンのバックに有名な曲が流れていましたよね?そしてそこから「たらり~、鼻から牛乳」なんていうギャグも出てきたと記憶しています。
2010/01/19(火) 17:18:51 | URL | 心は少年
このアニメは観ていませんが、BGMで「トッカータとフーガ」が使われていたという事でしょうか?。アニメやドラマ、映画でも、「衝撃的」な場面ではよく使われる曲ですよね。
2010/01/20(水) 17:42:01 | URL | 石毛零号
● 石毛さん
なるほど。きょうの出来事と11PMの間ですが、
11PMを短縮したのか、後ろにずらしたのか。
また、ほんの数ヶ月だけ何故そこまでして放送したのか謎ですね。

トッカータとフーガと言えば、やっぱり死ね死ね団ですね。


● 心は少年さん
そう言えばそうだった気がします。
絵は止まったままね(笑)。
2010/01/21(木) 06:55:48 | URL | ごいんきょ
石毛零号さんへ
石毛さんのおっしゃる通りです。このアニメでは、毎回必ずその曲が流れ、まるでテーマ曲の様な扱われ方だったと思います。ですので、クラッシックには疎い小生は、この曲が流れると真っ先にこのアニメを思い出してしまいます。
2010/01/21(木) 12:02:50 | URL | 心は少年
>>心は少年さん
本当にいろいろな所で使われる名曲ですね。自分も小さい頃、「こっちでも流れた、あっちでも流れた、どうして?」なんて感じてました。
2010/01/26(火) 07:54:33 | URL | 石毛零号
メ~テレが初めて製作したアニメ番組にして在名局初の深夜アニメ
えー、タイトル以上の事は私には殆ど分かりません(なら書くなよ、との天の声(笑))。
只、1969年4月にメ~テレにきょうの出来事と11PMに挟まれた5分枠を与えたというのは、中京テレビ(中京テレビ自身はNET系列入りする積もりだったが)の開局で益々激しくなったメ~テレを巡っての朝日・NET陣営との争いを有利に進める為に読売・日テレ陣営が打った一手だったのでは無いかと思いますね。当時11PMの人気は絶大で完全に深夜番組の王者でしたから。
2010/02/01(月) 17:24:40 | URL | (ハンドル未記入)
ははあ、なるほどね。
中京と名古屋を巡る鞘当てですか。
内情は結構ドロドロしてそうだな(笑)。
2010/02/04(木) 07:27:18 | URL | ごいんきょ
やぶれくんの声
タイガーマスクの直人やヤマトの進とかのヒーローやボカンシリーズのナレーターまるちゃんの初代友蔵とかで活躍された富山敬氏であられた
後者の三枚目系の役はこの仕事で磨かれたのかな

深夜アニメ全盛の今なら美形の弁護士とかでリメイク可能かも
2012/08/12(日) 21:33:51 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
子供達にも人気があった?
この番組は1971か72年頃に
自宅の白黒テレビで観た記憶が
あります、すでにカラーテレビは
世間に普及していたのですが、
なにぶん田舎なもので・・・。
北日本放送で昼1時55分か2時
55分くらいに放送していました。
難しい法律をわかりやすくアニメで
紹介するミニ番組で、ショッキング
な場面でバッハの曲が流れました。
中学2年の頃音楽の時間にこの曲の
レコードをクラス全員で聴きましたが、この曲が流れたとたん大爆笑
でした。
大人向けのアニメ番組でしたが、当時の子供達にも人気があったのだと
思います。
後年「鼻から牛乳」って曲を嘉門達夫が歌っていましたが、この「六法
やぶれくん」を思い出しました。
2012/08/14(火) 18:57:42 | URL | くも
● ガッツさん
富山さんですね。
たしかにこういう題材は番組にし易いとは思いますけど、需要が有るかどうかはねえ。
フジテレビvsライブドアの時なら、やれたと思いますけどね(笑)。


● くもさん
えー!?と思いましたが、そちらでは昼に放送されていたんですね。
なるほど。
2012/08/14(火) 19:16:58 | URL | ごいんきょ
熱血王 ガッツィンガーさんの
書かれている通り、美形の弁護士
と萌え系の美少女が難しい法律を
解説するリメイクだと面白いかも
しれませんね。
「人を呪い殺そうとしても罪に
 ならない」
面白いテーマを番組内でとりあげ
ていますね。
何年か前に呪いで人を殺そうとし
て逮捕された人がいましたが、
殺人罪では無く迷惑防止条例違反
で、罰金と書類送検、厳重注意
みたいでした。
2012/08/16(木) 20:04:03 | URL | くも
でしょうよねえ。
どう考えても恫喝になるますもん、わかるようにやれば。
2012/08/19(日) 14:35:29 | URL | ごいんきょ
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