私的 昭和テレビ大全集
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アーノルド坊やは人気者 (1983)

該当番組画像募集Diff'rent Strokes
少し前に書いた『ソウル・トレイン』は、出演者のほぼ全てが黒人でした。
数回番組を見ると、誰でも気付く事だろうと思います。
一方で、白人しか出ていない番組を見ても、ああ白人しか出てないな、
という感想は、きっと持たれなかったでしょう。
往事のアメリカTV番組は、そのくらい、ほとんど全ての出演者が白人で、
白人だけで構成されている番組を見るというのは、
1960年代までは当たり前の事だったのです。

ワタクシの大好きだった『奥さまは魔女』で、恐らくたった一度だけ、
黒人が重要な役割をした「水玉姉妹」という回が有りましたけど、
それを見た時の画面構成に感じたワタクシの違和感は、半端ではないものでした。
「奥さまは魔女に黒人が出てる! うわー、珍しい! \(◎o◎)/」
よくよく考えてみれば、『奥さまは魔女』に限らず、
当時のアメリカテレビでは、黒人が出る事はほとんど無く、
たまに出てもチョイ役だけというのが多かったです。
『パパは何でも知っている』『うちのママは世界一』『ルーシー・ショー』等々、
有名コメディのほとんどが、白人のみで描かれていた世界でした。

昭和40年代に入ると、それまでの黒人達の死に物狂いの闘争が実を結びだし、
アメリカでアファーマティブ・アクションという格差是正措置が各方面で執られ始めます。
これは実は、逆差別という不満を産み出す過激な政策ですが、その事はさておき、
テレビの世界でもこのような動きは広まって、黒人の出演比率も考慮されるようになります。
『スパイ大作戦』で、有力メンバーに黒人が入っていたのも、その影響でしょう。
それは『奥さまは魔女』のような、「シットコム」と呼ばれる
アメリカ特有の喜劇番組に於いても、非常に強く考慮され出しました。
もっとも、その頃になるとアメリカドラマ、特にシットコムは
日本でのセールス力が落ちていたので、多くの人が記憶するような番組は無いと思います。

この『アーノルド坊やは人気者』は、そうした動きが強かった1979年に本国で始まっており、
故に主人公一家は、白人の父親に黒人の子供達という構成になっています。
ワタクシがこの番組を知ったのは新聞のテレビ欄で、
その頃、日本全国の番組をチェックしていたのですが、各地の地方局で
『アーノルド坊やは人気者』のタイトルを目にして、気になったものでした。
タイトルからして明らかにシットコムであろう。しかし、見た事も聞いた事も無い。
ワタクシが知らない昔の無名喜劇なんだろうか。ならば見てみたい。
そう思っていると、関東の千葉テレビでも放送が始まったのでした。
この番組はシンジケーション・セールスと呼ばれる形態で、
大都市圏での放送を経ず、いきなり地方局に販売されていった番組だったのです。

内容は、ハーレム出身のアーノルドとその兄を引き取った白人の富豪一家の話で、
白人と黒人の問題を含めた各種社会問題も自然と包含したコメディでした。
アーノルドの演技がかなり大袈裟で、やたら目を剥いたり、
ここで笑えという場面での挙動が押しつけがましいものに感じて、
ワタクシの感性にはあまり合わないものと、当時は特に思いましたね。
「冗談は顔だけにしろよ」という決め台詞も、少しキツいものに感じましたし。
アーノルドの声をアテていたのは、ミイで有名な堀絢子でした。
これも、あまり合っていないように感じたしなあ。
ただ、コメディーそのものの出来としては、さすがアメリカという感じです。

本国では人気を博したようで、かなりの長期シリーズとなり、
8歳だったアーノルドも、終盤には中学生になっていたようですが、
日本ではそれほど多くは放送されなかったんじゃないでしょうか。
関東では千葉、それと埼玉、もしかしたら群馬あたりでも放送していたかな。
結局、VHF局では放送されなかったかと思いますので、知っている人は少ないでしょう。
国民的人気番組の子役が成長した後に不幸になる例が多いのは東西同じで、
この番組でも、アーノルド役の子を始め、三人の子役達はみな事件の主役となりました。
アーノルド役のゲーリー・コールマンは、出演料を巡って実の親と金銭の泥沼に落ち、
結局は破産したりと、子供のうちから成功する人生の難しさを象徴してしまいました。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
アーノルド坊や逝く
アーノルドを演じた名子役、ゲーリー・コールマン氏が、昨日(29日)脳内出血のため42歳で亡くなられました。
金銭トラブルで自己破産して以降は、たびたび暴力沙汰を起して警察のご厄介になるなど、正に転落の人生を歩まれたようですが、その結末が自宅で転倒した結果の早世だなんて…
今はただ、彼の御冥福を祈るのみです。
2010/05/29(土) 14:56:26 | URL | うみがめ
よくそのニュースに気付かれましたね。
日本ではほとんど報道されてないので、
ワタクシも見逃しておりました。
ご報告感謝致します。
2010/05/30(日) 07:56:48 | URL | ごいんきょ
懐かしい
子供の頃見てました。春休みに放送されてた記憶があります。キンバリーのその後の人生には驚きましたね。
2010/09/15(水) 16:43:33 | URL | (ハンドル未記入)
アーノルド坊やDVD
今調べたらDVDが発売されてました。吹き替えも収録されてるようで20年ぶりに見てみようかな。
2010/09/15(水) 16:47:35 | URL | 髭ゴジラ
キンバリーは女の子ですね。
この番組の子役は全員に問題が生じたようですが、
キンバリー役の子も色々あったようですね。
DVD出てます。
2010/09/19(日) 08:46:30 | URL | ごいんきょ
子役タレントの悲しい顛末
再放送の時ですが、私も好きでよく見ていた番組でした。
キンバリー役の女の子は、出演中に妊娠が発覚して無理やり降板させられたようですね。
その後、出産をして・・・強盗をしたり薬物とは手を切れなかったりして、結局十数年前に自殺のような死に方で世を去っています。
彼女の息子も色々と問題があったようで・・・25歳で早死にという結末に・・・('_')
2012/08/19(日) 16:57:05 | URL | ぴたぽん
結局、周りの大人に問題が有ったんだと思いますけどね。
2012/08/20(月) 01:08:33 | URL | ごいんきょ
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