私的 昭和テレビ大全集
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巨人の星 (1968)

ある程度このブログとお付き合い戴いている方々にはお馴染みですが、
当ブログは不定期に断り無く中期休暇を戴く事がございます。
コメントを頂いていながらお返事を出来ぬという不義理もものかは、
このような形態に甘んじるにつきましては、
これこそが当ブログを続けていける秘訣なのだとご理解賜りまして、
真にありがとうございます。
このトイレは皆様のご協力で清潔に保たれています式表現で(笑)。

人生とは旅。
それも、どこにいるやも知れぬ強大なる最終の敵を打ち倒すべく、
あてもなく方策も無く、非力な己の修行を兼ねながら歩み続けていく、
ロールプレイな旅と申せましょう。
武器の代わりは誠であったり、愛であったり、ズバリ金であったりもしますし、
一人では不安でパーティーを組んで複数で挑む場合もございましょう。
しかして人生における敵とはなんぞや。
或る人にとって、それは他者に見出せるものでございましょう。
他者とは家族であるところの他人であったりも、人によってはするかもしれません。

が、究極、
他者であるところの敵などは、決してラスボス、
最終最後、最大にして最強の敵ではないのでございます。
勿論、それらの中にも桁外れの強敵は非常に多く、
ラスボスに辿り着くまでもなく、それらに打ち負かされる勇者も多い事でしょう。
反対に、ラスボスと出会う事も無く、表面的には安穏としたままに、
最終目的地に到着してしまう人々も、或いは中にはございましょう。
けれども、ラスボスと闘わざるを得なくなった勇者には、
とてつもなく難儀な戦闘が待ち受けております。

それは大袈裟でなく闘い。
いやさ、抗いと言う方がしっくりとくるものでしょうか。
このラスボスは最終にして最強の敵であるが故に、楽には勝てません。
添い遂げるかの如き相打ちでしか、この強敵を打ち倒す事はできません。
詰まるところ人生とは、この最大にして最強の敵を倒す為の旅であり、
お金を稼いだり、友を増やしたり、子を養ったりというのは、
そのための剣であり鎧であり魔術であったりするのでしょう。

余程の達人でなければ倒せぬこの強敵を見事に打ち負かし、
祝福の音楽が奏でられる中にエンディングを迎える事ができるかどうか。
そこに至るまでは、幾多の難行苦行。
万丈の山、千尋の谷、有象無象や怪物どもを倒しまくらねばなりません。
時折姿を見せるラスボスの恐ろしさに怯えつつ、それでも勇気を振り絞り、
いつ終わるとも知れぬ旅を最後まで挫けず続ける事ができた者のみにしか、
そのエンディングを見る事ができないのでございます。

このブログを始めた当初は、一千番組なぞ五年とかかるまいと高を括っておりました。
正に人生にも似て、若い頃は勢いだけで突っ走り、
楽しい楽しい面白いだけで済んでいたものが、
中年に差し掛かってくると、訳も無く、いや、本当は有るのですが、
そうした感情ばかりではなくなって参ります。
それでもなんとか歩み続け、当座の目標である一千番組を通過させようと思っておりますし、
存在させ続ける為に、こうした、いいかげん魔な運営で開き直らせて戴いております。
なにやらワケわからん話になってしまいましたが、簡単に言うと
「今までと何も変わりありません」(笑)。


さて、今回の再開第一発目は、この超有名作であります。
元々は週刊少年マガジンで連載されていた漫画で、
原作者の梶原一騎と、漫画家の川崎のぼるの両者を一線級に押し上げたのみならず、
日本漫画史上に於ける金字塔的作品とまでになったものです。
途中テレビ化されてからは、およそ少年漫画には縁遠かった層まで惹き付け、
「~~の星」という通称や、「~~養成ギプス」、「消える魔球」などという言葉、
概念までも、遍く世間に浸透させたと言って良い、不朽のテレビ漫画でもあります。

提供は大塚製薬。
テレビ黎明期の伝説的喜劇『頓馬天狗』以来、讀賣テレビ系土曜19時からの30分は、
大塚アワーとも呼ぶべき大塚製薬提供枠で、大塚は関西企業でありますから、
制作は日本テレビではなく、讀賣テレビの枠であったわけです。
前番組の『黄金バット』も既述ですが、そこから始まった讀賣テレビのTVアニメ制作。
天才バカボン、ルパン三世と、東京ムービーという制作会社と組んだ作品にて、
いずれも本放送当時は不遇な存在だったものが、度重なる再放送にて支持を得、
名作中の名作と崇められる作品複数。
中で、やはり東京ムービー制作のこの巨人の星は、例外とも言えるような存在で、
原作が人気漫画という下地を活かし、本放送当時からの大人気と、名作との誉れを恣にしました。

大塚の社長は、一度成果を挙げてくれたタレントは十年以上も使い続けた人情派。
往時の日本人の事とて浪花節も嗜み、滂沱たる涙の青春群像であるこの番組は、
彼の人の性向にも合っていた作品だったのかもしれません。
主題歌を決定する際に、多くは否定的だった寮歌調の主題歌を強く支持したとも言われます。
ワタクシは子供の頃は、この主題歌は嫌いでした。
子供にとっては歌い易く聞き易いものではありませんでしたから。
今では、理解はできます。進んで歌う気には決してなりませんが。
ただ、番組世界には合っていたと思いますし、名選曲だったのではないでしょうか。

我が父は当時の日本の親父らしく、大のプロ野球… と言うよりは、読売の試合中継観戦好き。
しかしこの番組は、ワタクシが見ていなかった事も有ってか、
或いは裏番組の方が見たかったのかはわかりませんが、見ていなかったと思います。
おそらく、裏番組フジの『インスピレーションクイズ』を見ていたのではと思うのですが、
その番組の事がよくわからない事もあって、どうも記憶がハッキリしません。
『黄金バット』はほぼ間違いなく見ていたのですし、読売球団好きの我が家なれば、
見ていてもおかしくない番組だったのですが、やはり幼少のワタクシが拒否反応を示したのでしょう。
絵が漫画チックでなく、なんとなく馴染みづらかったのだと思われます。
うっすらと、そんな感じを抱いて敬遠していた記憶も有ります。

唯一と思われる本放送当時の記憶は、親類の家に遊びに行った時に、
何故だかちょうど発熱してしまい、38度を超える高熱に朦朧としながら、
視界に入っていたテレビにこの番組が映っていたのを確認した思い出です。
たしかオーロラ三人娘だかお京さんだかが出ていた後期の頃で、
本編の間にサラリンのCMが流されていた気がするんですよね。
♪ サラリンサラリン サラサラリン 便秘にスッキリ サラサラリン
という歌に乗って詰まった煙突が膨らんでいるアニメCMで、
最後に大塚タレントの一人、三宅邦子が登場してましたっけ。
ただ、ご飯時にそんなCMするかなと思いますけどね。
他の番組で見た場合と混同している可能性も有りますが。

この当時の大塚CMと言えば、なんと言っても大村崑。
当然、巨人の星の間でもオロナミンCのCMが流され続け、
「うれしいとね、メガネが落ちるんですよ」との一世を風靡したセリフや、
オロナミンセーキなどの飲み方を紹介したシリーズなどが有名でしょうか。
彼はOP主題歌終了直後にも、視聴者に提供挨拶をしていた気もします。
三宅邦子CMだと、本道のオロナインH軟膏も忘れ難いですし、
末期には大塚の商品展開にボンカレーも加わり、
やはり大塚タレントの一人である松山容子も花を添えだしていたかと思います。

本放送での付き合いはその程度でしたが、何度も繰り返し再放送された作品ですから、
ワタクシがやや大きくなり、劇画タッチに拒否反応を持たなくなってから
再放送を見た際には、それはもう、人並みにハマる事になるわけです。
その切っ掛けは、友人達が「へそ打法」という言葉を使っており、
その奇態な語感に妙に惹かれたのを、昨日の事のように思い出します。
しかし、その友人が誰であったかはハッキリ思い出せませんので、
やはり昨日の事のようにと言うのは嘘でした(苦笑)。

「何? へそ打法って?」
「(夕方再放送してる)巨人の星で、今日その説明をすると思う」

そんなような会話でしたでしょうか。
そうして初めて興味を持って視聴した巨人の星は、頗る面白かった。
げに初期巨人の星の白眉は、一徹によるへそ作戦の箇所に他なりますまい。
ノックアウト打法破りもなかなか凄かったですけどね。
しかし、へそ作戦は、人生全般にまで通じる示唆を含んでいたが故に、
きっと多くの視聴者、読者の心を捉えただろうと思うのです。
さて、その「へそ作戦」とはなんぞや。

簡単に言えば、へそのあたり、何も考えずにベルトのラインでスイングせよと、
一徹が青雲高校紅白戦で、相手投手の飛雄馬を打ち崩す策を自軍に与えるのです。
この時、飛雄馬は超高校級の速球を誇っており、捕手は転向したばかりの伴。
審判も紅白戦故に、専門家ではない高校生。
飛雄馬は、にわか捕手の伴にも取りやすく、にわか審判にも判定しやすい、
ど真ん中の直球ばかりを投げ続けていたのです。
それでも程度の低い青雲高校野球部員に通じるという自信が有ったからですし、
事実、途中までヒット一本も与えていなかったわけですが。

しかし、一徹がおもむろに秘策を授けるや、面白いように飛雄馬の球が弾かれる。
飛雄馬は狐につままれたような思いで衝撃を受けるのですが、
飛雄馬側の監督が一本調子に気付き、打たせて取るピッチングを勧めた事により、
へそ打法は神通力を失うという話でした。
試合後、一徹がした種明かしの話は、青雲部員の胸を打ち、
飛雄馬の自惚れを挫き、青雲高校野球部は、初めて一枚岩となったのでした。
この時の一徹の訓話が非常に痛快だったのです。
いや痛快と言うよりも、正直、「俺は今、猛烈に感動している」状態になりましたっけ。

完全に再現してご紹介したいところですが、かなり長くなってしまいますし、
まあ既にかなり長くなってはいるのですが(笑)、とにかく端折って言えば、
一徹は技術が抜きん出ている飛雄馬の思い上がりを木っ端微塵に打ち砕き、
真のチームワークは対等に汗と泥にまみれた時に生まれるものだと、
青雲野球部に諭すのですね。これだけでもかなりアブナイのに、
一徹監督は唐突に、体が悪いからと辞意を表明するのです。
ところが翌日、以前のように日雇い人夫の仕事に出かけようとする一徹。
彼は飛雄馬に、こう説明するのです。

「わしが甲子園に出て活躍すれば、それまでの天野先生の地道な苦労が水の泡となる。
 長い、地味な苦労をわしは尊ぶ」

ああ。
子供の時ですら感動したこの場面、長じて酸いも甘いも噛み分けられるようになれば、
更なるバオー来訪者がやって来そうなのですが(?)。
梶原一騎という作家は、とても立派な人なんだろうと思っていたあの頃(苦笑)。
しかし、この頃の彼は忙しさにかまけて夫人や子供を顧みることなく、
加えて夫人への暴力も一度ならずで、子供にも無体な仕打ちをしばしばしたらしく、
テレビから流れてくるこのような場面を描く梶原と、
実際の彼本人との格差に、夫人は苦悩していたようです。

その後に飛雄馬が読売ジャイアンツに入団してからは、
彼が開発する大リーグボールと、彼のライバル達との激突が華でした。
とりわけ特筆すべきが大リーグボール2号、別名「消える魔球」。
その発想そのものは革新的でも斬新でもなかったと思いますが、
何故消えるのかを、劇中世界の理屈とは言え、理論付けしたところが画期的でした。
中日コーチとなっていた一徹による、「星投手の足が高く上がる時、
青い虫が飛んで青い葉に止まる」という謎めいたヒント。
それを元に魔球の正体に食いつこうとする、花形や左門の鬼気迫る特訓。

これらから球が消える謎に迫ろうという現実の企画も、雑誌などで特集されたり、
番組全体を通して一番盛り上がった時期だったのは間違いないでしょう。
エポック社の野球盤には消える魔球装置が設置されるなど、
漫画、アニメのこの作品を見ていない層にも、「消える魔球」という言葉は浸透しました。
一種の社会現象にまでなった作品と言って、過言ではない作品です。
ワタクシが改めてそれを実感したのは、欽ちゃんの仮装大賞で、
「大リーグボール養成ギプス」が優勝した時。
たしかに爆笑のアイデアでしたが、所詮は漫画・アニメの描写ですよ。
それが会場も審査員も大爆笑。あの認知度には、改めて驚いたものです。

梶原一騎は、ご存知の方も多いでしょうが、その後は暴走・迷走の一途を辿り、
ついには事件沙汰となって拘留され、更には体まで壊してしまいます。
奇跡的に回復してからは暴走時期を反省し、懸命に正気での活動を模索していました。
漫画原作者は引退すると宣言し、その記念作として、『男の星座』という
半自伝的漫画を始めるのですが、その連載中に、志半ばの死を迎えます。
ワタクシはその漫画を尋常ではなく楽しみに購読しており、
彼の死もショックでしたが、何よりもその作品を最後まで読めない悔しさが有りました。

そして、彼の弟でやはり漫画原作もこなす
真樹日佐夫が原作を受け継げば良いのではないか、
梶原のすぐ側で様々な事に関わってきた彼なら、
その役を果たせるのではないかと強く思いました。
そう感じたのはワタクシだけではなかったようで、真樹は身の周りの人たちから、
結構そのような切願や意見をされたようです。
しかし、真樹は引き受けませんでした。やれば銭は稼げたでしょうが。

「絶筆」も一つの完結である。
であれば、作者を尊重すべきだというような事を書いていました。
この言葉を読んだ時、ワタクシは、納得できなかった『男の星座』の未完を、
少しだけ受け入れる事ができるようになったものでした。
それが今、その梶原原作の巨人の星や、手塚治虫のブラックジャック等々、
更にはやはりワタクシが溺愛していたクレヨンしんちゃん(漫画)まで、
他人によって別の作品を作られてしまうという恐ろしい世界。
もはや日本人から「魂」という言葉は死滅してしまったのでしょうか。

魂と言えば、先に書いた日雇い人夫という言葉が放送禁止「用語」とされてしまい、
この番組の再放送ではすっかり音声を消されてしまうようになっております。
また、飛雄馬が金持ち学校である青雲高校の面接で、
「父ちゃんは日本一の日雇い人夫です!」と叫ぶ大事な場面も音が消え、
その回のサブタイトル『日本一の日雇人夫』は、『日本一のお父ちゃん』という、
見るも無惨な語句に改竄されてしまっております。
日雇い人夫という言葉がそんなに差別的でしょうか。
差別「用語」と認定する事によって、この言葉が差別されている気がします。

ワタクシはなんでしょう、子供の頃から不思議に表現への拘りがございまして、
こういう事態を見ると、生物が切り刻まれるのを直視しているのと同等の、
嫌悪感とか、寂寥感とか、数多の複雑な想いが去来する質なのでした。
それにしてもこの例は、飛雄馬が一徹を蔑む金持ち連中に、
正に彼らが差別的に使う言葉を誇りを持って使うところが表現の肝であるのに、
安易にそこの部分の音だけを消すという事が、どれだけ作者や作品を貶めている事か。
まだ売れていない頃から、こう直したらどうでしょうとアドバイスした編集者に、
「だったらアンタが書けばいいだろう」と言って
安易な手直しはさせなかったと言われる梶原一騎の作家魂が、
ここでも踏みにじられているのが残念で、悔しくて、悲しくて、
テレビという媒体に非常に絶望的になります。
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コメント
この記事へ寄せられたコメント
番組と連動したCM
「巨人の星」を語る上で、この作品に登場するキャラがそのまま登場するCMを忘れることは出来ません。
本放送時は勿論大塚グループのCMで、確かオロナインの姉妹品で「大塚のメンタム」という商品だったり、あるいはアースの殺虫剤だったり。
あと、STVでの再放送時にスポンサーだった「よつば牛乳」のCMも忘れられません。予算の関係か、静止画だったのが余計に目立つCMでした。
2010/08/26(木) 13:54:38 | URL | うみがめ
新巨人の星にはがっかりした
新のころにはもう大人でしたからね。
戦後,そして経済成長期,の漫画ですから,今でも支持する層は厚いと思います。おいらは,もちろん白黒テレビでときどき見ていました。大塚食品というと,この番組とアタックNO1が印象的でしょうか。
3号のお京さんの小指,一徹がまねたときの腕の衝撃,終わりのころは相当盛り上がっていて,飛雄馬を死なせるな,とかの投書がテレビ局に多く届いたような。
2010/08/28(土) 09:25:51 | URL | いくちゃん
● うみがめさん
アース製薬も大塚グループだったんですね。
しかし殺虫剤のCMを巨人の星キャラがやっていたとは知りませんでした。
オロナミンCは開発されてまだ数年の頃で、
この番組で読売球団との繋がりができたわけです。
「オロナミンCは小さな巨人です」

● いくちゃんちゃん
新は新でまたいつか扱いますけどね。
死なせるなという投書ですか。
原作では左腕を壊されるという事でしたが、
終盤の切羽詰まった描写で、死ぬと思った人も多かったのかな。
2010/08/29(日) 23:07:48 | URL | ごいんきょ
アニメ版大河ドラマ
三宅邦子さんは、懐かしいですね。確かに、オロナイン軟膏のCMに出ていました。戦前の松竹の美人女優だったとは、当時は全然知らなかったですね。あと浪花千栄子さんの「南口キクノと申します」とかいうCMもありましたよ。今調べたら本名だそうで、びっくりしました。
巨人の星は、次週に期待を持たせる終わり方が印象深かったです。期待を持たせておいて必ずいいところで終わるんですね。
あと、このアニメを際立たせていたのは、渡辺岳夫さんのBGMでしょう。非常に印象深い曲が多く、今その伴奏音楽だけ聴いても、当時の大リーグボールのシーンとか、はっきり思い出されます。
大リーグボールといえば、2号(消える魔球)がなぜ、消えるのかというのは当時我々小学生の話題になりました。本当に奇想天外なことを考えた梶原一騎という人はすごいと思います。
巨人の星については、語りたいことが山ほどある数少ないアニメなのですが、最終回で、父親におんぶされて、飛雄馬が退場していく感動的なシーンで泣いた後に、次週から天才バカボンが始まりますという予告編を見た時は、正直がっかりした覚えがあります。当時は、今のように情報が少なく、本当に知らなかったのです。
2010/08/30(月) 03:03:33 | URL | ブロンソン
在京局にことごとく断られた末に関西の読売テレビにお鉢が回ってきた作品
この人気劇画に目を付けて東京ムービーがアニメ化権を買い取った訳ですが、東京ムービーの設立に深く関わったTBSにまず断られ、巨人との関係は言わずもがなで巨人戦中継が一番のキラーコンテンツとしていた日本テレビに断られ、当時一番アニメに熱心な局として知られていたフジテレビにも断られた末に大阪の読売テレビに話が回ってきてようやく放送決定した等と放送開始までかなりの難産だったアニメなのは、現在ではwikiにも書かれている位有名な話ですね。

既に人気を博していてヒット間違いなしのアニメ作品を断られたのは、当時、巨人軍は集英社(小学館との話も)と使用契約を結んでいた事が引っかかっての事だったのが大きな理由の一つと思われます。
実際TBSとの交渉時には実名を使っている事を断った理由としていますし。
講談社も巨人の星の連載開始時に巨人の球団広報を通して使用許可自体は頂いていたと言われていますけど、いわば口約束な訳で劇画連載はともかく(集英社・小学館側の少年誌の編集長が作品の質の高さを認めて黙認したとされる。)アニメ化となるとさすがに集英社・小学館、さらには巨人軍も黙っていないのでは無いか?、との懸念があったものと思われます。
読売テレビが放送を決定してからも開始までは様々な壁があったり(主題歌選定もその一つでしょうね。)と色々苦労があった様で、最終的には日本テレビに対して「巨人の星はウチで放送しますから。」と半ば一方的な通告という形で全国ネットにこぎ着けた様です。
(ちなみに内容の一部は神戸新聞のweb記事を参考にさせて頂きました。)
2010/08/30(月) 22:03:44 | URL | TXの無いテレビなんて・・・
● ブロンソンさん
H軟膏のCMは、三宅さんがあのホーロー看板の姿で、
「オロナインH軟膏」とコールするものだったかと。
浪花さんの本名には驚きますよね(笑)。

そうでした。まるで週刊漫画のように、次週への引きを溜めるんですよね(笑)。
初期の頃はそうでもなかったんですが、放送延長していくにつれ、
人気が安定している事と、原作に追いつきそうで伸ばす必要が有ったためでしょう。

はいはい。BGMも時々口ずさみますよ。
勿論、音楽集が出ているのを知った時は即買いでした。
アタックNo.1も同時期の東京ムービー&大塚&渡辺岳夫ものですけど、
やはりBGMが非常に忘れ難いですね。

消える魔球に関しては、魔送球を最初に作っておいたのは計算ずくだったのかなと。
そんなはず無いですけどね。
バカボンの予告はどんな感じだったんでしょう。


● TXさん
ほー。そうでしたか。
まあ、まだ劇画の本格アニメ化がされてない頃ですからね。
神戸新聞の記事は面白そうですね。
後で検索してみます。
2010/09/03(金) 07:24:56 | URL | ごいんきょ
登場人物の名前がみんな良かったですね
 BGMでとくに覚えているのは、投球の時の
 ミミミミ ソミミミ (4回)
 みふぁれみー ラーどーファーミー
です。あれではいつもボークだと学校で話していました。
 投球モーションは歌舞伎の「見え」のようですし、古き良き日本の伝統芸能、様式美の世界でしたね。一徹と飛雄馬がお互いの思惑を考えるときも
「父ちゃん、いや、星コーチは一体何を考えているんだ」
「飛雄馬、いや、ジャイアンツの星投手は・・・」
と毎回かならず心の中で訂正していました。
「伴・・・」とくれば「・・・いいヤツ」
 その伴のセリフは
「だぁーう、星も星なら親父さんも親父さんじゃあーぅ」
 親父さんは
「老いたりといえどもこの星一徹、まだまだ飛雄馬、いやさジャイアンツの星投手ごときに遅れは取りませぬわい」
 こういう決まりゼリフのおかげで、登場人物全員の声真似というのをクラスのみんながやることが出来ました。講談みたいな文語調もなんのその。
 義太夫ばりに「うわあっはっはっ」と笑ってサマになるのは、星一徹、加藤精三、海原雄山の三人だけじゃないでしょうか。

 ところで、ミナさんの病気は怖かったです。ときどき自分の爪を見て、黒くなっていたらどうしようと思いました。

 さくらももこがエッセイで、ドリンク剤の「サモン」は左門から来てるのではないかという説を書いていましたが、どうなんでしょうか。
2010/09/06(月) 00:41:14 | URL | あぶもんもん
今からかれこれ20年位前、名古屋の中京テレビが東京ドームからの巨人中日戦を放送した際、中京テレビのみの副音声放送で星飛雄馬役の古谷徹さんと星一徹役の加藤精三さんが出演し、アニメ同様の会話になったとか。
ちなみに加藤精三さんをテレビで拝見したことがありますが何となく星一徹に似てましたo(^-^)o
最近では「巨人の星」がパチンコ台のモデルとなり、テレビCMでハリセンボンの近藤春菜が左門豊作に扮せられ、「つーか、左門じゃねぇーし」のお約束ギャグバージョンの他、最近では相方の箕輪はるかが明子姉ちゃんに扮するバージョンも登場し始めました
(」゜□゜)」
2011/03/01(火) 21:27:31 | URL | ナベチン
サモン
大正製薬のサモンは、1955年の発売で、内服液以前に、'60年代から'70年代にかけては、錠剤のサモン・ゴールドが有名でした。

従って、薬のサモンの方が、巨人の星よりずっと古いので、左門豊作とは関係ないと思います。

しかし、それよりなにより、「サモン」豊作という名前で、スポンサーの大塚製薬から、クレームや人名変更要請がなかったのが不思議です。
2011/03/01(火) 22:43:41 | URL | 10000k
43年も前の作品とは!?
マンガから先に入ったため、アニメの方はどうも好きになれず、あまり見てなかったのですが・・・
マンガの方は大好きで、毎週マガジンを楽しみにしてました。中でも大リーグボール2号編は謎が少しずつ解明されていく過程といい、白黒反転や線画を駆使した圧倒的な筆力といい最高で、ぼくの中ではお気に入りマンガの相当上位に位置しています。
単行本も全巻持っていましたが、最初に手にしたのは7巻。父が6巻を兄に、7巻をぼくに買ってくれたのですが、今と違って本屋さんに通しで置いてあることはまずなく、こういう買い方が常でした。ストーリーマンガなのにね。
2011/05/12(木) 14:35:38 | URL | naokiman
古谷徹氏と馬
これら二つは何故か縁が深い
例えば鋼鉄ジーグではケンタウロス型にパワーアップしたりガンダム関連にもアムロの最後の愛機にユニコーンのエンブレムが有ったりしたし御存知聖闘士星矢はペガサスの化身でしかもこの番組と時間と曜日が同じであったし

偶然なのやら
2011/07/09(土) 21:44:41 | URL | 熱血王 ガッツィンガー
細かい事ですが…
『巨人の星』の裏番組について、ごいんきょさまのお話の中に
「フジのインスピレーションクイズ…」とありましたが、
『インスピレーションクイズ』はNET系で放映されていました。
近畿地区はMBSでしたが、こちらでは番組のアタマで
阪神百貨店のCMが流れておりました。
細かい事ですが、念のため…。

おじゃましました。
2011/07/10(日) 10:08:55 | URL | 甚六
インスピレーションクイズ
関東では西武百貨店の提供でした。当時は単に「明日からの催し物案内」のようなCMでしたよ。
2011/07/10(日) 11:02:43 | URL | うみがめ
● あぶさん
BGMで印象に残るのは、なんと言っても次週へのヒキでしたねえ。
♪ パーパーパー パッパッパー とか ♪ パー パパ パッパッパッパー チャーチャラッチャ~
てな壮大な感じで次回に続くと、楽しみ倍増でしたよ。
伴の「だーぅ」、笑いました(笑)。
梶原さんのセリフって、現実味はまったく無いんですけどね。
この頃はそれでハマったんですけど、新巨人の星の頃になると、
それが一層酷くなってましたので、ただただ空疎に聞こえました。
みんな高卒なのに言葉遣いが難しすぎ(苦笑)。
黒い星は、ワタクシも気にしましたね。難病ものを見たあとではそうなるでしょう。


● ナベチンさん
あー、なんかそんなの有りましたね。
ただ、現実の野球解説やられても面白くはなかったかと(笑)。
左門って、飛雄馬よりも美味しいキャラでしたね。


● 10000kさん
そうですね。サモンは古いです。
たしかに、大塚さんはあまりいい気持ちではなかったでしょうが、
元々あった漫画を後からアニメにとお願いしたわけですからね。
勿論、それでも替えさせた例は幾つか有りますが、
ワンマンでありながら抑制も利いていたという例ではないでしょうか。


● naokimanさん
やはり消える魔球は白眉でしたね。
そう言えば、ワタクシも途中の1巻だけ持っているという漫画ありました。
ワタクシの場合はコレクター気質が強いので、それが面白いと大抵全巻揃えてましたが(苦笑)。


● ガッツさん
そうなんですよ。
飛雄馬の古谷さん、後に雄飛する馬、ペガサス星矢もやるんですよね。
その頃、一人で納得して、誰かに言いたくて仕方ありませんでした。
ようやく胸のつかえが取れました(笑)。


● 甚六さん
あ、そうでしたか。なんで間違えたんだろう。
お世話様でした。


● うみがめさん
ほー。関西では阪神で、関東では西武なんて事が有るんですね。
これは結構珍しい例かも。
2011/07/14(木) 23:32:16 | URL | ごいんきょ
ローカルCM
巨人の星、道徳訓満載のアニメでした。もうかなり影響うけました。「死ぬときは前のめりで死ね」とか「男ならわかっていても敢えて回り道を行け」とか、一徹の声が聞こえてきます。
日高美奈さんとの悲恋。リアルタイムのころは、いやでいやで、「早く闘いモードに入ってくれ」と思っていたのですが、その後、再放送時は、もう好きで好きで、「もっとデートシーンとかやれよ」とか文句たれてました。
ところで、北海道では「よつ葉乳業」提供で、再放送が繰り返されました。そのローカルCMがうけます。いかにも誰かが似せて描いたとわかる静止画に「巨人の星」のテーマ曲がBGM。古谷さんと白石さんにはギャラを払って作ったんですね。
飛雄馬「北海道の皆さん、巨人軍の星飛雄馬です。今年は、調子もよく優勝めざしてがんばってます」
明子「飛雄馬、よつ葉3.4牛乳のおかげてしょ」
飛雄馬「ねえちゃん、それはないぜ。でも皆さん、本当なんです。毎日、よつ葉3.4牛乳を飲んでるから、スタミナもこのとおり。東京で待っている、僕の父にも持って帰るつもりです」
と言って終わるのですが、このCMの飛雄馬のセリフが終わった瞬間、私と友人は、一徹の声真似をして「そんな物はいらん!」といって爆笑するのでしたチャンチャン。
2014/06/20(金) 01:18:57 | URL | みのモンタナ
梶原先生の武士道はね、好みの人には堪らないものが有りました。
日高美奈の場面は、みなさんみなさん言ってるけど、相手は一人だなあとか馬鹿なツッコミを心の中で入れてました(笑)。

よつば牛乳のCM、見たいですねー。
そして最後のオチもいいな(笑)。
2014/06/20(金) 22:16:19 | URL | ごいんきょ
ほんとだったんだ(^_^;)
 STVでの再放送で「よつ葉牛乳」の巨人の星バージョンCMが流れていたという話、本当だったのですね。
 その時間帯(夕方6時)私はNHKの子供番組か、HTBの「ひみつのアッコちゃん」の再放送を見ていたのでまったく知りませんでしたです、ハイ。
 この枠(STV夕方6時)って、ずっとよつ葉牛乳がスポンサーだったと思うのですが、他のアニメの再放送の時は流れなかったのでしょうか?
 某掲示板でこの枠は巨人の星、天才バカボン、タイガーマスク、宇宙戦艦ヤマト、奥さまは魔女が繰り返し繰り返し再放送されていた、という書き込みを見た記憶があります。
 蛇足ですが「よつ葉牛乳」は「農協牛乳」の北海道版と解釈していただければ。
2014/06/22(日) 23:44:36 | URL | 北国の人
さすがにそれは
さすがに、伝説のCMは「巨人の星」の再放送時しか流れてなかったと思います。でも、何回も再放送してましたからね。ずっと流れていた感覚になりますよね。
この時間帯の再放送で次に印象的なのは「宇宙戦艦ヤマト」でしょうか。なにせ、私、本放送のとき、あろうことか「猿の軍団」を見てしまってたんですね。後々まで、まわりから笑いの種にされてました。「宇宙戦艦ヤマト」、再放送でその良さを知りました。次に、この時間の再放送で印象的なのは「エースをねらえ!」でしょか。これも本放送のときは「こんな少女マンガ見てられるか」と言って、まったくみてなかったんですね。再放送でその良さを知り、思わずコミック本を購入してしまいました。
2014/06/24(火) 23:09:18 | URL | みのモンタナ
誰か録画してないんですかね。
でも、見た気もするんだよな。
懐かしもの番組で扱った事が有るのかも。

ヤマトとエースをねらえ!は、関東・日本テレビでの再放送でも20%超の視聴率を弾き、再映像化されたのです。
2014/06/29(日) 09:13:29 | URL | ごいんきょ
過剰な配慮・・・・・かも
久しぶりに覘いたので今更ですが、一つ言わせて下さいm(__)m。

「日雇い人夫」は放送禁止用語ではありません。確かに音声は消されていますし、サブタイトルも変更になっています。しかしそれは言葉自体がいけないのではなく、その職業を見下しているようなストーリーが問題なのです。そのまま放送すると日雇い人夫の人を差別している事になりますが、かといって全体のストーリーの流れの関係があり、そのエピソード自体を封印する事は出来ません。それで「日雇い人夫」という台詞を消し、誤魔化しているんです。

でもね、日雇い労働者の人からの苦情を恐れたのかもしれませんが、ストーリーの真意を考えれば、何の問題もないと思います。どころか、日雇い労働者の人たちからも支持を得られると思うし、個人的には「過剰な配慮」ではと考えています。
2015/02/08(日) 21:03:09 | URL | 石毛零号
放送禁止語に定義は無いんですよね。
言ってみれば自主規制ですから。
で、日雇い人夫というより、人夫とか人足という言葉が対象になっているのでしょう。
だから副題の言葉そのものも、わざわざ画面を書き換えてまで対策されてるんですね。
2015/05/06(水) 10:51:42 | URL | ごいんきょ
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