私的 昭和テレビ大全集
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スペースコブラ (1982)

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星野之宣、諸星大二郎、寺沢武一。
ワタクシの目から週刊少年ジャンプで異才を放っていた三大漫画家。
つまり、コテコテの少年ジャンプ読者だったワタクシには、
どれも面白さがわからず、なんでこれがジャンプに載っているんだろう?
という疑問を持つ作品を書いている人たちであったのです。
どれもストーリーが緻密で子供にはウケづらいというのはなんとなくわかり、
何よりも皆、画に力が有りましたから、尊敬とまではいかないまでも、
一種の風格は感じていました。

中でも寺沢武一の画力は他を引き離すもので、特にカラーの美麗さには目を見張りました。
この絵だけでも相当なファンがいるんだろうなとは思っていましたが、
なにせストーリーを読む気にはなれず(笑)、自分がそんな感じだから、
きっとそんなに人気は無いだろうなと、勝手に決めつけてました(笑)。
でも、コミックスで20巻近くになったのだから、それなりに人気あったんですよね。
まあワタクシは、往年のタツノコアニメ以来の、バタ臭い作風嫌いでありましたから、
絵柄のアメコミ調も台詞回しの洋画調も嫌いなのに、
この漫画は日本漫画史上、最もそれらを兼ね備えた漫画だったのですから、
理解できなくて当然という人種ではありました。

当時のジャンプ人気漫画ですし、テレビ受けしやすいSFヒーロータッチという事で、
当然のようにアニメ化されたのが本作です。
と言うより、あの絵で発表された時からアニメ化は規定みたいな感じでした、読み手も。
漫画では『コブラ』だったタイトルが『スペースコブラ』となっており、
宇宙を舞台にした活劇というのが、番組欄だけで伝わるようにしたんでしょう。
内容は、血生臭いイザコザから逃れる為に整形して記憶も消した宇宙海賊コブラが、
トリップ・ムービーを見て自身の記憶と、本来の興趣に目覚め、
再び、宇宙のマフィアとも言うべきギルドと対決する日々に戻るというものでした。
コブラは宇宙で唯一、腕にサイコガンを仕組んだ海賊で、
左腕を外してガンを構えるのが決めポーズでした。
サイボーグ009の004を思い出しましたね。膝を折るとミサイル発射する。

そういうものも含め、アーマノイドとか、絵面・設定は、見た事あるようなものばかり、
というのもワタクシの興味を激減させる要因でしたが、ただ、表現力はべらぼうに秀でてました。
特に女性のカーブを描かせたら、天下一品てな感じでしょうか。
是非、鳴かず飛ばずで終わって、エロ漫画家として活路を開いて欲しいなどと、
そんな不埒な考えは微塵も過ぎりません事もありませんでしたが。
もっとも、エロ漫画までは行かずとも、男性向けサービス精神には溢れていました。
アニメ版は夜7時台という事で、その辺は少々抑え気味だったようですがね。

そんなアニメ版の声を担当していたのが、既に大御所となっていた野沢那智。
彼の仕事でワタクシが一番好きなのは、既述のチキチキマシン猛レースになりますけど、
洋画のアラン・ドロンの吹き替えで一般的には有名なように、本来の声は二の線のものでした。
コブラは、整形した故か、顔はどちらかと言えば三枚目。
しかし行動はいちいち決まるし、特にセリフがいちいち洋画のようにキザと言うか、
一般的日本人のような単純な表現をしないんですよね。
そんなキザで実力ある三枚目という役柄に、チキチキマシンの調子外れナレーターから
アラン・ドロンまで見事に一体化してしまう、野沢は合致していたのでしょう。
同じようなキャラのルパン三世を演じた、山田康雄も合いそうでしたが。
そんな芸達者声優二人も、スペースに旅立ってしまいました。
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この記事へ寄せられたコメント
大好きでした
1982年は5歳でした。
単行本が家にあり、アニメも再放送で観て大好きでした。
とは言っても、やっぱりあの独特な絵がネックで好きになるまで時間がかかりましたが。
女性のグラマーさは女の私から見てもドキッとします。
コブラの後の作品『ブラックナイトバット』は女性が主人公で、こちらのが好みでした。
相変わらず半裸な格好のキャラクター(笑)

所で、諸星大二郎ってジャンプで連載していたんですね。
それにビックリしました。
2010/11/27(土) 13:20:59 | URL | 犬山パグ子
♪コォ~ブラ~フニャラフニャ~
原作はまさに和製アメコミな感じでしたね
鳥山明先生の初期もそんな感じでしたがキッズとアダルト向けくらいの
差がありますねw

アニメは私の大好きな出崎&杉野コンビでグッドでしたが
劇場版を先に観てたので野沢さんの声に
いささか違和感がありました(劇場版は例の黒い人w)
山田さんではもろルパンになってしまうので私的には
広川太一朗さんが合ってたかなぁなどと思ってました。

クリスタルボーイを見るといまだに
ミクロマンのスケルトンバージョンのおもちゃを
思い出すのは私だけでしょうか(笑)
2010/11/30(火) 00:28:05 | URL | じん
● 犬山パグ子さん
若いなあ(苦笑)。
サービスカットを意識的に使うのも、洋画ドラマっぽい手法でした。
諸星さんが手塚賞からジャンプ出身という事を知らない人が出てきた、
という事にこちらはビックリしますけどね(笑)。


● じんさん
あーそうそう。そう歌っちゃいますよね(笑)。
たしかに鳥山さんの絵はキッド、寺沢さんの絵はアダルトって感じですか。
でも丸味が言われれば近い感じですね。

出崎統さんと杉野昭夫さんのコンビも、幾つも名作を作ってますけどね。
中ではこれは、セールス的には小休止って感じなんですけど。
劇場版が先で、少ししてテレビなんですよね。
劇場版からご覧とは、結構な原作ファンの方ですね。

ミクロマンも似てますけど、ああいうキャラって他にもいっぱい有りますよね。
黄金バットにも似てるなと、ワタクシなんぞは思いますが。
手はナゾーそのまんまだしね。
コブラ世代の方々には通じなさそうですが(笑)。
2010/12/01(水) 03:00:44 | URL | ごいんきょ
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