私的 昭和テレビ大全集
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お姉ちゃん (1973)

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山田洋次50周年という事で、いろんな企画があちこちで見受けられます。
ラジオでも、倍賞千恵子が連日出演して、いろいろやっています。
『下町の太陽』の大ヒットで一躍、売れっ子となった倍賞千恵子。
そのイメージがあまりに強烈なためか、それとも、綺麗ではありながら派手ではない、
その素朴な雰囲気がそうさせるのか、この人の俳優人生は、ほぼ下町人情ものだった気がします(笑)。

映画版・男はつらいよは、そんな彼女の決定版とも言える代表作ですけど、
テレビドラマでは意外に、これぞと言えるような代表作が思い当たりません。
「ねえさん」とか「お姉ちゃん」といった役柄が多かった彼女ですが、
この番組は、タイトルからしてそんな倍賞の代表作を当て込んでいた気もしますが…
結果的には、ほぼ1クールで終了。
金八登場前の金曜8時は、TBSにとって鬼門でした。フジはもっと悲惨でしたが(笑)。

下町の食堂で、両親がいない姉弟の長姉である倍賞が、母親代わりも兼ねて奮闘するという、
彼女を使ったドラマとして考え得る、最も凡庸な設定(笑)。
主題歌を歌うのも勿論彼女で、クレジットではキングレコードから発売されている感じもするのですが、
ネットでいくら検索をしても、現物の情報に触れる事ができません。
おそらく、1クール終了となってしまったため、実際には発売されなかったのでしょう。

出演者はけっこう味がある顔触れなんですよね。
お世辞にも豪華とは言えないまでも(笑)、フォー・リーブスの面々や栗田ひろみ、
宮脇康之、山田隆夫などという、時代の一角に鎮座していた面々がいい並びです。
宮脇はたしか末弟の役だったかな。最も子役演技が充実していた頃で、
ケンちゃんシリーズ以外にも結構レギュラー持ってたんですよね。
最終回、ついに結婚するお姉ちゃんの祝言予行で、新郎の座にいた気が(笑)。

お世辞にも豪華とは言えないと書きましたけど、その最終回でいきなり、
超豪華な人間が登場してきます。
お姉ちゃんのお兄ちゃん(笑)、渥美清。
このドラマでは分校の先生役だったかな。
どういう関係かは忘れましたけど、お姉ちゃんの結婚を祝いに来る感じだったかと。
渥美も昭和50年代始め頃までは、テレビにもちょくちょくと出ておりました。

へえ、さすが人情ものの渥美清。
妹分の主演ドラマに馳せ参じたかあと見ていたら、最終回後半は、
ほとんど渥美清を中心に場面が展開していく。
えーと、これって『お兄ちゃん』だっけ(笑)。
まあ、いくら友情出演とはいえそれなりのギャラは出てるんだろうし、
折角の渥美が一場面の出演じゃ勿体ないという事だったんでしょうけど。

ところが、時間はどんどん進んでいき、とうとう最後の最後、
最終回の本当に最後の場面まで、その渥美の方の描写で終了したのには唖然としました。
舞台もそれまでの食堂とは縁もゆかりもない雪国の分校になり、
そこで渥美がいろんな人たちと交流する様が延々と描写され、渥美の笑顔で終わる…
おいおい。そりゃ低視聴率で見ている人も少ないだろうけどさ。
あまりに投げやりすぎる終わらせ方ではないかい(苦笑)。
主演女優の倍賞も、相手が渥美清では全然OKって感じだったんでしょうけど、それにしても…
最後の数十分だけ見た人には、渥美主演のドラマだったという印象になったはずです(笑)。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
最初にタレントありき
このドラマははじめて知りましたが、まさに、「最初にタレントありき」なドラマですね。

今でこそ、1クールというのは標準ですが、当時としては短命だったんですね。

それだけ、現代人は忙しくなったのか、それとも、飽きっぽくなったのか…。

短命に終わったというのも、ドラマの内容以前に、その事を視聴者が嫌ったのかもしれませんね(倍賞さんのことも含めて)。

よくいわれることですが、渥美清さんは、「何をやらせても寅さん」だったんですね。

そういえば、生前、トーク番組やバラエティではあまり見たことがありません。

コミカルな部分は、せいぜいCMで見たくらいです。

そういう意味では、渥美清さんは、今ではほとんどいなくなった「カリスマスター」だったんですね。
2011/05/08(日) 07:18:21 | URL | 10000k
倍賞千恵子主演のテレビドラマ
私もこちらのドラマは記憶にないのですが、
ほぼ同様の設定の銀河テレビ小説
『ぼくの姉さん』『姉さんの子守唄』『姉さんは腕まくり』
の3部作は見ておりました。
美人なのに何故か嫁ぎ遅れている姉:倍賞千恵子、その弟:太川陽介という配役でした。
3部作も作られたので、当時はそれなりに好評を箔した作品だったと思うのですが、
あまり語られることはないですね。
太川陽介が歌う『ぼくの姉さん』の主題歌もなかなかの良作だったように記憶しております。

> 10000k様
> そういえば、生前、トーク番組やバラエティではあまり見たことがありません。

簡単に言うと、プライバシーを尊重されていたのと、
やはり「寅さん」のイメージを大切にされていたようです。
当時のマスコミには渥美清さんレベルの方には
そういった依頼をまともに遠慮する良識がまだあったように思います。

> よくいわれることですが、渥美清さんは、「何をやらせても寅さん」だったんですね。

ファンとしては大いに反論したいところなのですが、
やはりそうだったのかもしれません。
『八つ墓村』の金田一耕助も結局「寅さん」だったしな(笑)。
ただ、ご本人もイメージが定着し過ぎないように
シリーズ開始当初は「寅さん」以外のいろいろな役に挑戦されてたようですし、
晩年は「渥美清=寅さん」になってしまったことの重圧に耐えかねていたようなところもあったと伺います。
様々な役を演じることこそ役者冥利に尽きるのかも知れませんが、
長期に渡って(当時の)日本人なら誰でも知っていて、大いに愛された「寅さん」に殉じたのも
数少ない役者だけに与えられる役者冥利だったのではないかと思います。
今、その幸福と呪縛を一番実感してるのが
『相棒』シリーズの杉下右京役の水谷豊さんかもしれませんね。
2011/05/13(金) 01:58:10 | URL | にゃも
パンシロンのCM
昭和42~3年頃に放送されたパンシロンのCM(白黒)で、渥美清さんにおんぶされながら、「パーンシローンでパンパンパン」と歌っている子供は、歌手の沢田聖子(しょうこ)さんだと知って驚きました。

後にイルカの妹分(レコード会社が同じ)として、シンガーソングライターで有名になった沢田さんは、子役出身だったんです。

ちなみに、このCMはYouTubeにもありますが、「もう一度観たい日本のCM50年」(avex io IOBD-21064)というDVDにも収録されてます。
2011/07/16(土) 11:48:15 | URL | 10000k
● 10000kさん
バラエティでよく見る人だった渥美さんも、そう言われるようになっていたんですからねえ。
森繁さんとか、喜劇畑出身でそうなっちゃう人もよく見受けます。
最近では鶴太郎さんあたりでしょうか。

あの女の子が後に歌手になるとは、当時は夢にも思わないですけどね(笑)。


● にゃもさん
銀河テレビの姉さん三部作は、地味に人気が有って、Webでもちょくちょく語られています。
一作目の主題歌は太川さんで、二作目は倍賞さん歌唱のようですが、三作目の主題歌がわかりません。
渥美さんがテレビ出演を抑制するようになるのは、寅さん後ですよね。
映画がシリーズになった時点で、役に殉じるくらいの予感ができたんじゃないでしょうか。
12チャンネルの裏の看板番組(?)『金曜スペシャル』第1回は寅さん特集で、
渥美さんや山田監督が寅さんについて語ったりしてますね。
2011/07/17(日) 18:08:50 | URL | ごいんきょ
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