私的 昭和テレビ大全集
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さるとびエッちゃん (1971)

該当番組画像募集

魔法使いサリーに始まった、NET月曜夜7時からの少女アニメ枠。
テレビ漫画そのものが貴重だった当時なれば、勿論、
我々男子だって迷わず視聴の対象にしていたものでした。
もっとも、ナンネル・モーツァルトまで遡るまでもなく、
女性が表現を生業とできる世など、この日本でも1970年代以後の話で、
それ以前はごく一部の例外を除いては、なかなかそうした存在が世に出づらく、
まして後発の漫画界などは、更にその中でもまた後発の少女漫画界などは、
少女漫画を描いている作家たちも、ほとんど男の漫画家だったりしたものです。
つまり、男子が見ても面白い、理解できる漫画ばかりだったと言えましょう。

先の枠に限ってみても、初代のサリーは横山光輝、次のアッコちゃんは赤塚不二夫の原作で、
どちらもギャグセンスというか、子供に受けようと狙っている部分の作りが、
女子専用の感覚ではなかったといいますかね。
もしかすると視聴率を考えた結果なのかもしれませんが。
完璧に女子専用という感覚だったアニメの最初は、ワタクシの判断では
大和和紀原作のモンシェリCoCoあたりになりましょうか。
さすがにあれは男子には付いて行き辛かったと思われます。
もっとも、アッコちゃんの後番組である魔法のマコちゃんこそ、
その位置に相応しい番組という判断も有り得るでしょう。

このエッちゃんはマコちゃんの更に後番組で、サリー → アッコという順調な流れが、
より女子向けを強くしたマコでちょっと挫かれた感じになったためか、
原点回帰と言いますか、また有名男性漫画家である石森章太郎が少女フレンドに描いていた
『おかしなあの子』をアニメ化して、タイトルを『さるとびエッちゃん』としたものです。
ワタクシは途中、まったく脱落せずにこの枠を見続けておりましたが、
実際にマコちゃんは、サリーとかアッコに比べると、親しみ易さでは劣って感じました。
そして、このエッちゃんでは、また親しみ易く感じたと思います。
ただ、年齢的にそろそろアニメをバカにし始めていた頃合いで、
次番組となるバビル二世は一転、男子向けとなったのに、そこで脱落と相成りました。
ですが、このエッちゃんの中頃までは、バリバリに見ておりました。

この番組で一番好きだったのは、エッちゃんの声なんですよね。
決して、アイドルっぽい可愛さの声ではない。
ちょっと霞んでて、訛りもあるし、普通は好きにならないかも。
でも、ワタクシはかなりツボだったんですよね。
それから、エッちゃんは裾広がりのかなり短いスカート姿で、
屋根から屋根へとポンポンポンポン飛び回る。

その名から窺えるように猿飛佐助の末裔という設定だったと思いますが、
それが凄いなというより、あれ、下から見ている人たちにはどう見えてるんだろうという、
ちょっと猥雑な想起に至ったりもしました。
後から考えたらパーマン3号などもそんな存在だったわけですけど、
その頃にはそんな発想は無かったという事で、
このエッちゃんはワタクシがヰタ・セクスアリスを綴る際の端緒たる存在かもしれません。
あっと。
ちょっと前に書いた裏番組をぶっとばせの方が先だったか(笑)。

そんなワタクシは、おそらくかなり異端な存在かと思われます(笑)。
普通の男子であれば、マコちゃんにはときめいてもエッちゃんにはときめかんでしょう。
そんな大好きだったエッちゃんだったのに、途中、何故か知らねど、
あの大好きだった声がまったく違う声になっちゃうんだもの!
単純に比べると、新しい声の方がカワイイという言葉には相応しいかもしれない。
でも、男勝りの不思議なパワーを持つエッちゃんの声には、
逆に可愛すぎてまったく合ってないと感じ、即座に視聴をやめた気がします。
勿論、先に書いた年齢的なものが土台にあったのですが。

次に好きだったのは、制作側の狙い通り(笑)、ブクですかね。
人語を解し、ぺらぺらマセガキのようにナマほざく犬。
けれど、なんか愛嬌あったんですよね。
そんなブクが歌うエンディング曲も好きだったな。
大阪弁でしゃべるように歌う、あの歌は新しかった。
日本語は音楽に乗りづらいという感覚ありますけど、方言はこの限りではなさそうです。

そして次に好きだったのが、そんな音楽。
エッちゃんの仲良し、ミコちゃんとか、クラスメートの天下大平らが往来を歩く時の、
ホンワン ホニャララフニャフニャラ フニャフニャラ フニャフニャラ
てな感じののどかなBGMとか、今でも脳味噌にこびりついてますねー。
ただ、EDやBGMは好きだったんだけど、オープニング曲は特に好きではなくて、
スローな感じがむしろまだるっこしかったですね、子供だった当時は。

ところが、或る程度成長して聴く耳もそれなりにできてくると、
このOPこそが一番好きになっていきました。
男の子はマーチ、女の子はワルツってな判り易い曲調で作られていた当時ですけど、
この曲は最後の部分の副旋律って言うのかな、その美しさがたまらなく好きです。
思えば宇野誠一郎という人の作る主題歌は、副旋律が輝いていた。
特に好きなムーミンでも、最後の部分は透明感が泣ける美しい旋律で、
それらから感じるのは、この音楽の作者の優しさって言いますか、
そういう内面の温もりが伝わってくる感じが、本当に心地良いんですよね、聴いていて。
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[猫カフェ]futaha



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コメント
この記事へ寄せられたコメント
えへ!
ひさびさの女子用アニメですね。おいら,妹がありますんで,チャンネル権が妹にあるときには,一緒にみていました。
ギャグマンガの主人公は,石森(現表示:石ノ森)氏の場合もドンキッコのように2,3頭身のものが多いのですが,エッちゃんそのものが,「ギャグ」の主人公ではなかったのでしょうが,小さくってかわいかった印象です。
2011/05/12(木) 08:05:28 | URL | いくちゃん
浅間山荘事件
全局が、生中継している中、1局のみ通常通り放映していて、
それがこの「さるとびエッちゃん」だったような気がする。
時代的にはあってるけど、記憶違いかなー。
2011/05/12(木) 14:29:59 | URL | naokiman
声はタラちゃんだったような
え~、初恋の君であります(笑)
幼稚園年少組だったと思います。
そのあとの恋は「それ行けカッチン」のカッチンです(笑)

赤旗新聞日曜欄にライパチ君という漫画が掲載されてたんですが、その後にエッちゃんが掲載されたのを覚えてます。

余談ですがエッちゃんといえばやはり
志穂美悦子さんでしょうかw
どちらのエッちゃんもスーパーウーマンです(笑)
2011/05/15(日) 01:21:21 | URL | じん
● いくちゃんちゃん
元はそうでも、アニメはあまり女子用って感じじゃなかったですね。
そうそう。「えへ」って言われるとキュンとしてました。
思い出しました。明らかにときめいてました。


● naokimanさん
凄いですねー。
1972年2月28日は、間違いなく月曜日で、エッちゃんの放送日。
ただ、人質の救出がされたのは午後6時18分でした。
つまり、7時からのエッちゃんが普通に放送されても、それほどはおかしくなかったわけです。
他局も普通に放送していたんじゃないでしょうかね。
その辺はもう少し調べてみないとわかりませんが。


● じんさん
いや、二代目ワカメちゃんですね。
そう考えると非常に不思議な話なのですが、
ワタクシは初代ワカメちゃんの声が物凄く好きだったんですよね。
それがいきなり声が変わってしまった時に、とてもガッカリしたものです。

カッチンって、斉藤こずえさんですよね。
ボーイッシュだったけど、そういう子が良かったんでしょうか。
スーパーウーマン繋がりはその通りですね。
付け焼き刃の空手くらいじゃ長渕さんなんかひと捻りです(笑)。
2011/05/20(金) 21:48:13 | URL | ごいんきょ
なるほど・・・
多少時間差はあったかもしれませんが、
案外そうかもしれませんね。
半分あたっていたようなので満足です。
ありがとうございました。
2011/05/20(金) 22:10:09 | URL | naokiman
おぼろげな記憶から。
『さるとびエッちゃん』や『魔法使いチャッピー』は、月曜7時よりも
夕方の再放送枠で繰り返し視聴した印象が強いです。

たぶん最初の頃だと思いますが、「野球部VSエッちゃん」で、
エースが投げた球をエッちゃんがクリーンヒットする…というシーンがあったはずです。
傑作なのは、そのエースが星飛雄馬似でした。おまけに、花形満似、左門豊作似の選手もいたはずです。

おじゃましました。エヘ!
2011/05/21(土) 01:27:33 | URL | 甚六
そうそう。
あの回は、ギャグ路線の暴走と言いますか(笑)、
当時としては非常にハジケた内容でした。
2011/05/22(日) 00:24:42 | URL | ごいんきょ
失礼しましたワカメちゃんです(笑)

巨人の星パロといえば、おそまつ君だったかバカボンだったか定かでないんですが顔だけニャロメで背景や体が巨人の星というのがありました(笑)

またまた余談ですが
うる星やつらで、つげ義春の「ねじ式」のパロやられた時はひっくり返りました(笑)
2011/05/23(月) 22:56:11 | URL | (ハンドル未記入)
顔がニャロメという事は、もーれつア太郎でしょうね。
同時代ですし。
真面目なものって、切り口で笑う事はできるんですよね。
2011/05/26(木) 02:09:10 | URL | ごいんきょ
♪とんかつのはんぺんは エッちゃん一人に食べさせたい.....好き きらい、いただきまーす!~
「犬のブク」が歌うさるとびエッちゃんのエンディングテーマが脳裏に反射します。
同番組は平日夕方の再放送で当時6歳だった小生(1976年)も見ていました。
2013/02/26(火) 21:31:17 | URL | 真鍋清
♪ とんかつが有ンれンば ですけどね。
とんかつのはんぺんかあ。そりゃ美味そうだ(笑)。

♪ ◯マン◯飛び出せ! スカイヤーズ5
と歌ってた我々から比べると、なんとお上品なと思います(笑)。
2013/03/04(月) 02:11:33 | URL | ごいんきょ
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