私的 昭和テレビ大全集
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ピーター・ガン (1961)

該当番組画像募集PETER GUNN
どう考えても、ピーターパンが由来としか思えないそのタイトル。
後にヘプバーン映画で世界にその名を馳せるヘンリー・マンシーニが、
その才能を存分に発揮し始めた萌芽とも言えるテーマ曲が
 ブンガチャチャブンガチャチャ ブンガチャチャブンガチャチャ
とレイ・アンソニー楽団によって始まると、見る者たちは弥が上にも
そのスリルとサスペンスの世界に引き込まれていくのでした。
およそ、マンシーニ最初のヒット・ナンバーに挙げる人もいるほどウケました。

ピーター・ガンは、あらゆる面でスマートな私立探偵。
後に雨後の筍の如く湧いて出た私立探偵ドラマその他に大きな影響を与えました。
それは、番組ジャンルやキャラクター設定に止まらず。
ピーターは行きつけのマザースというクラブが有って、
そこで情報を仕入れたり、羽を休めたりするのですが、
分けてもそこの人気歌手であるエディとの語らいが彼の安らぎでありました。
加えて、そのクラブで演奏されるダンモの調べ。

ダンモ。
こう書いてもわかる人は、かなり限られましょう(笑)。
このドラマではダンモが大いなる核を為していて、通常のBGMも、
わざわざそのために作られたダンモ楽団によって演奏されております。
こうした全体の雰囲気は、先に述べたように各種ドラマに丸ごとパクられました。
特に内容が被るのが、ローリング20あたりでしょうか。
サンセット77、タイトロープ、アンタッチャブル、バークにまかせろ
なんてとこも、非常に大きく影響されていると思います。

総じて、大人の雰囲気、大人のドラマ。
大人になりたがらないピーターパンにガンを掛けたタイトルは伊達ではないのです。
日本での放送は昭和36年と、まだこうした遊び文化の発展途上であって、
そのような文化格差からか、あまり一般には受けなかったようです。
従って、本国よりも放送回数がかなり少なく、アメリカの第3シーズンでは
エディが独立して店を持つ設定だったようですが、おそらくそこまで放送してないでしょう。
そう言えばエディーって、やっぱりウェンディーと掛かってるんでしょうかね。

とは言え、テレビ初の本格ダンモに触れられたこの作品、
そうした嗜好の人には忘れられない逸品になっているはずです。
勿論、基本は犯罪ドラマですので、謎解きやアクションも楽しめる、
しかもそれが30分に凝縮されているという、非常に贅沢なドラマでありました。
手間暇、金、文化、すべての部分で今の日本のテレビでは逆立ちしても作れない番組ですよね。
こうした大人が楽しめる番組、そして、それを背伸びして子供も楽しめる番組というのが
1970年代から少しずつ姿を消していきました。
べつにダンモなズージャやれとは言いませんけどね。

甘い蜜に吸い寄せられた軍隊蟻が残さずしゃぶり尽くし、
 痩せ細った残り滓を宛てがっておいても視聴者連中には充分、
 俺たちが考えるべきはお客様であるスポンサー様や
 ご主人様である政治家様・官僚様のご機嫌伺いであって、
 それさえ怠らなきゃ何を流そうが免許も取り上げられないし
 競争相手も出て来ないしなんでも流し放題で食うには困らないからね、
 嫌だったら見なければいいじゃん、俺たちには関係ないけど(笑)
ってのが今のテレビ関係者の主たる思考でしょうから、何を言っても無意味ですが、
それでも「美学の無い作家は去ね 哲学の無い媒体は死ね」と引かれ者の小唄を放っておきますけどね。
拝金主義を無上とするなら、堀江貴文氏を入牢させた大義が立ちませんよ。
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